浮気/不倫の調査配偶者の不倫現場を目撃したら?浮気の対処法と正しい対応を徹底解説!

配偶者の不倫を目撃した場合、一見有利に思えるかもしれません。しかし、実際にはそのときの対応によっては、不利になってしまうこともあります。目撃した際にどのような行動を取るかによって、慰謝料や離婚時の条件などに大きく影響することがあるのです。そこで今回は、配偶者の不倫を目の当たりにしてしまったときに取るべき行動や、有利な証拠の集め方などについて解説していきます。
1. 配偶者の不倫を目撃しやすいパターン
配偶者の不倫は、特定のタイミングやシチュエーションで目撃しやすい傾向があります。
この章では、不倫の現場に遭遇しやすいパターンや、不貞行為を目の当たりにする可能性が高い状況について解説します。
1-1. 予定より早く帰宅したとき
予定外に早めに帰宅したタイミングは、不倫の現場を目撃しやすい代表的なシチュエーションです。
普段は不在の時間帯に配偶者が油断して不倫相手と会っているケースが多く、自宅に連れ込んでいることも珍しくありません。
中には、夫婦のベッドや車の中で不貞行為をしているケースもあります。
平日は帰宅時間が一定であることが多いため、配偶者にとっても浮気のしやすいタイミングとなります。
結婚式や旅行などの外出予定
仕事中や長時間の外出
これらのタイミングは、配偶者が堂々と不倫相手に会える時間とも言えるでしょう。
少しでも不信感がある場合は、あえて早く帰宅してみるのも有効です。
1-2. いつもと違う行動をしたとき
不倫をしている配偶者は、普段とは異なる行動パターンを取ることが多く、その中で偶然不倫現場に遭遇することがあります。
たとえば:
サプライズのために訪れたショップ
友人と入ったレストラン
偶然、知人が現場を目撃し教えてくれるケース
このように、予期せぬタイミングで浮気を目撃してしまうこともあるため、普段から行動の変化には注意が必要です。
1-3. 仕事で外回りや外出をしているとき
配偶者が「仕事中」だと思っている時間帯は、不倫を行いやすいタイミングのひとつです。
そのため、営業職や外回りの仕事中に偶然見かけてしまうこともあります。
営業での外出中に偶然発見
研修先や他の事業所・店舗への応援中
勤務先を変えても連絡せずに行動すると油断を誘える
不倫の疑いがある場合は、あえて予定を詳しく伝えないことで、配偶者の油断を引き出しやすくなります。
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2. 不倫を目撃したときの対処法

配偶者の不倫を実際に目撃してしまったとき、冷静でいるのはとても難しいことです。しかし、そこで感情的になってしまうと、自分が不利な立場に立たされてしまうこともあります。離婚や慰謝料請求を有利に進めるためにも、落ち着いた対応が何より重要です。ここでは、不倫を目撃したときに取るべき対処法について解説していきます。
2-1. 冷静になる
不倫現場を目撃した直後こそ、最も冷静な判断が求められるタイミングです。
感情に任せて配偶者や不倫相手を問い詰めるのは避けましょう
まずは深呼吸をして、自分を落ち着かせることが大切です
その場で騒ぐと、不倫の証拠を押さえるチャンスを逃してしまう可能性もあります
不倫の事実は、後に慰謝料請求や離婚の場で証拠として必要になります。誰が見ても明らかな不貞行為だと判断される記録があるかどうかが重要です。いざというときのために、普段から心の準備をしておきましょう。
2-2. 不倫の現場を形に残す
配偶者の不倫を目撃した場合には、現場を証拠として残すことが重要です。ここでいう「証拠」とは、明確に肉体関係があったことがわかる画像や音声などの記録を指します。
不貞行為の証拠は、離婚や慰謝料請求において強力な材料になります
写真や録音等、できるだけ客観的な形で記録を残しましょう
第三者の目撃情報は信憑性が低くなる場合があるため注意が必要です
ただし、証拠を押さえる際には危険な状況になることも考えられます。たとえば、不倫相手が既婚者だった場合、トラブルに発展する可能性もあります。その際はすぐに警察へ通報し、必要であれば診断書なども取得しておきましょう。
2-3. 不倫相手の素性を確認する
慰謝料は、不倫相手にも請求できるケースがあります。そのため、不倫相手の素性はできる限り把握しておくことが大切です。
画像だけでなく、名前・住所などの個人情報を確認する
逃げられた場合は配偶者から聞き出し、記録を残しておく
不倫相手が職場の人間だった場合など、情報収集が困難なこともあります
自分で調べるのが難しい場合は、探偵事務所に依頼するのもひとつの手段です。ただし、個人での情報収集にはプライバシーの問題が伴うため、違法にならないよう注意が必要です
2-4. 不倫相手を帰して夫婦で話し合う
不倫が発覚した後、大切なのは夫婦だけでしっかりと話し合う時間を持つことです。
不倫相手を交えての話し合いは、感情的になりやすく避けるべきです
まずは配偶者から、不倫の経緯や気持ちを冷静に聞くようにしましょう
このとき、会話は必ず録音しておくのがポイントです。慰謝料請求や離婚の際に役立つ証拠となります
配偶者が反省しているのか、言い訳ばかりしているのか。その態度を冷静に観察することで、今後の関係性や再発の可能性も見えてきます。大切なのは、事実と向き合い、冷静に判断することです。
3. 不倫を目撃したときの注意点
配偶者の不倫を目撃することは、大きなショックを伴う出来事です。しかし、そのときの行動が夫婦関係や離婚・慰謝料請求の行方を左右する可能性があります。ここでは、不倫を目撃したときに気をつけておきたいポイントをまとめていきます。
3-1. 何もせずに立ち去るのは得策ではない
不倫現場を目の当たりにした際、ショックのあまり何もせずにその場を離れてしまう人も少なくありません。しかし、何の対応もせずに立ち去ることは、証拠を逃す結果となり、後々不利な立場になる可能性があります。
配偶者が不倫相手と親密な様子でいる場合は、できるだけ証拠を残すことが重要です
日時・場所・状況を記録し、できれば現場の写真や動画を撮影しましょう
不倫相手の姿・服装・話し方など、個人が特定できそうな情報も記録しておくと後で役立ちます
会話が聞こえる場合は、録音を残しておくと信憑性のある証拠になります
「不貞行為の直接的な証拠ではない」場合でも、複数の情報が集まることで状況を裏付ける材料になります。
3-2. 配偶者や不倫相手に暴力を振るわない
怒りのあまり、配偶者や不倫相手に暴力的な行動を取ってしまう人もいますが、それは絶対に避けるべきです。たとえ不倫の加害者であっても、暴力を振るえばこちらが加害者として訴えられる可能性があります。
暴行によってケガをさせた場合、損害賠償や慰謝料の対象になる可能性があります
被害届が出されれば、刑事事件として処罰されることもあります
暴言でも、「脅迫」と判断される場合があるため注意が必要です
また、スマートフォンを奪ったり、強引に証拠を入手しようとする行為も暴力と見なされることがあります。さらに、そうして得た証拠は裁判で認められない場合もあるため、冷静さを失わないよう心がけましょう。
3-3. 証拠が不十分な状態で問いたださない
不倫の定義は人によって異なります。異性と二人きりで食事をしただけでも不倫と考える人もいれば、そうでない人もいます。そのため、誰から見ても「不貞行為」と判断できる証拠を掴むまでは、安易に問いただすのは避けるべきです。
たとえホテルから出てくるところを見たとしても、証拠がなければ相手は言い逃れできてしまいます
感情に任せてその場で詰め寄ると、証拠を隠されたり、相手の警戒心を高める原因にもなります
不倫現場を発見したとしても、その場では配偶者や不倫相手も混乱していることが多く、冷静な話し合いができないこともあります。特に外出先での目撃であれば、その場で追及せず、静かに証拠を押さえることを優先させましょう。
今後も夫婦関係を続けたいと考えている場合、問いただすことで相手に嫌悪感を与え、関係修復が難しくなるリスクもあります。感情を抑え、冷静に情報収集と判断をすることが、不倫問題への賢い向き合い方です。
4. 不倫を目撃したあとに再構築を選ぶ際のポイント

配偶者の不倫が発覚した後、それでもなお夫婦関係を続けたいと考える人もいます。ただし、不倫のショックは大きく、関係修復には時間と努力が必要です。ここでは、夫婦として再出発を目指す際に意識しておきたいポイントを解説します。
4-1. 配偶者を問い詰め続けないことが大切
不倫の事実が明らかになったあと、つい何度もそのことを持ち出してしまうことがあります。特に女性は相手の裏切りに強いショックを受けやすく、感情を整理するのに時間がかかることもあります。しかし、問い詰め続けることは夫婦関係の再構築を難しくする原因になります。
配偶者が不倫を認め、反省している場合は、できるだけ過去を手放す意識が重要です
「なぜ不倫をしたのか」「相手とは今も連絡しているのか」など、過度な追及は控えましょう
冷静な気持ちで、未来に目を向ける姿勢が求められます
4-2. 誓約書の活用を検討する
再構築を選ぶとしても、再発防止のための対策は必要です。必要に応じて、配偶者に不倫を繰り返さない旨の誓約書を書かせることも効果的です。
誓約書には、不倫が再発した場合の慰謝料や離婚条件などを明記しておくと安心です
証拠として残すことで、万が一のときに法的な対応がしやすくなります
これは信頼回復の一環でもあり、パートナーに責任ある行動を促す手段ともなります。
4-3. 穏やかな日常を意識して過ごす
不倫問題が落ち着いたあとは、夫婦でできるだけ穏やかな時間を過ごすことを心がけましょう。
共通の趣味を見つける
一緒に過ごす時間を意識的に増やす
感謝の言葉や小さな気遣いを忘れないようにする
日常の中に少しずつ信頼と安心を積み重ねていくことが、再構築成功の鍵となります。
専門家のサポートを活用する
それでもなお、不安や疑念が拭えないときは、一人で抱え込まずに専門家へ相談することも検討しましょう。
不倫問題に詳しい夫婦カウンセラーや心理カウンセラーを活用する
客観的な視点やアドバイスを受けることで、感情の整理がしやすくなります
お互いの気持ちを言葉にして整理する「対話の場」としても効果的です
5. 不倫を目撃したあとに離婚する際のポイント
配偶者の不倫を目撃した場合、多くの人が夫婦関係の継続に限界を感じ、離婚を選択するケースも少なくありません。ここでは、不倫を理由に離婚する場合の注意点や、慰謝料請求を有利に進めるためのポイントについて解説します。
5-1. 慰謝料請求をしっかりと行う
離婚を決意した際、最初に意識すべきなのが慰謝料の請求です。これは、不倫という行為によって受けた精神的苦痛への賠償金として位置づけられています。
慰謝料は配偶者だけでなく、不倫相手にも請求可能
相場はおおよそ50万円〜300万円程度(状況により変動)
証拠の有無が慰謝料請求の結果を大きく左右します
ただし、配偶者からの慰謝料で十分と判断された場合、不倫相手への重複請求は認められないこともあるため注意が必要です。
5-2. 子どもや不倫内容によって慰謝料は増減する
慰謝料の金額は一律ではなく、以下のような条件によって増減します。
子どもがいる家庭での不倫
長期的・計画的な不貞行為
配偶者に強い悪意や責任がある場合
逆に、不倫の証拠が不十分な場合は慰謝料が認められないこともあります。ただし、証拠がないからといって請求をあきらめる必要はありません。配偶者との間での話し合いによって合意を得られれば、法的に問題なく慰謝料を受け取ることができます。
5-3. 証拠がなくても冷静に話し合う
裁判で争う場合には、不貞行為を証明できる証拠が必要です。しかし、離婚協議を進めるうえでは、話し合いによる合意も非常に有効です。
証拠がない=慰謝料がゼロ、というわけではありません
感情的にならず、冷静な対話で話し合いの場を設けることが重要
記録として残すために、話し合いの内容は文書や録音にしておくと安心です
不倫による離婚は精神的な負担も大きいですが、だからこそ自分の権利を守るために必要な対応をしていきましょう。
6. 第三者から不倫の目撃情報を伝えられたときの対処法

配偶者の不倫は、自分で目撃するだけでなく、友人や知人からの目撃情報によって発覚することもあります。そのようなケースでは、どう対処するかによってその後の展開が大きく変わってきます。ここでは、第三者から不倫情報を得た場合の正しい対応方法を解説します。
6-1. 決定的な証拠をつかむ
たとえ親しい友人や家族など、信頼できる人からの話であっても、第三者の証言だけでは証拠として不十分なことが多いです。特に裁判に進んだ場合、目撃情報だけでは不貞行為の立証が難しいケースもあります。
証言の信憑性や正確性に限界がある(面識のない人の勘違いなど)
すぐに配偶者を問い詰めるのは避け、冷静に事実確認を
可能であれば、自分で画像や動画などの明確な証拠を集める
証拠収集は法律に抵触しない方法で行うよう注意が必要
もし、情報源の知人がすでに写真や録音などを持っている場合は、そのデータを活用しつつ、さらに確実な証拠を補強しておくことが望ましいです。プロの探偵や興信所に相談するのも効果的です。
6-2. 証拠をもとに夫婦で話し合う
自分で配偶者の不倫の事実を確認できたら、証拠を持って冷静に話し合う時間を設けましょう。このときは、相手が落ち着いて話せる環境を選ぶことが重要です。
自宅や静かなカフェなど、プライベートな場所が理想
配偶者によっては、証拠を隠そうとする行動もあるため、データのバックアップを必ず残すこと
この話し合いでは、不倫に至った理由や経緯、配偶者の本音を聞く姿勢も大切です。問題の根本に向き合うことで、今後の選択肢(再構築 or 離婚)についても判断しやすくなります。 また、必要であれば一時的に別居するなど距離を置く対応も検討しましょう。
6-3. 必要に応じて慰謝料請求をする
目撃情報をもとに不倫の事実を確認できた場合、慰謝料の請求も可能になります。このとき、目的は単に金銭の取得ではなく、不倫関係を清算させることにもあります。
証拠が揃っていれば、示談で解決する可能性も高い
ただし、配偶者が「未婚」と偽っていた場合は、不倫相手に慰謝料請求ができないケースもある
不倫相手が既婚者と知りながら関係を持った場合は、裁判に進むことも可能
裁判では、目撃した友人や知人を証人として呼ぶことも可能ですが、証言にプレッシャーを感じて供述を撤回されることもあるため慎重に進めましょう。 最終的に、慰謝料請求を成立させる責任は自分自身の証拠と行動にかかっていることを忘れないようにしましょう。
7. 不倫の目撃証言の有効性
不倫の発覚が第三者の目撃によるものであった場合でも、その証言が裁判で証拠として採用される可能性はあります。ただし、それだけでは十分な裏付けとは言えず、より確実な証拠をそろえることが重要です。
7-1. 第三者の証言だけでは不十分なことも
第三者の証言は、状況を補完するには有効ですが、以下のような理由で証拠としての力が弱まることもあります。
客観的な証拠(画像・動画・音声)とセットであることが望ましい
面識のない人による証言は、誤認や勘違いとされる可能性がある
実際に裁判で不貞行為を立証するためには、確実性の高い物的証拠が求められる
7-2. 有効な不倫の証拠とは
慰謝料請求や離婚訴訟を有利に進めるためには、明らかな不貞行為を示す証拠が必要です。 以下のような証拠は、裁判でも強く評価されます。
ラブホテルに出入りする瞬間の画像や映像 不倫関係が明確に示される音声(会話やメッセージ) 連泊や深夜の滞在など、時間帯も含めた行動記録
なお、シティホテルなどの場合は「仕事での打ち合わせ」「待ち合わせ場所」などと主張される余地もあるため、ラブホテルの利用は不貞行為の証拠として有効性が高いことを覚えておきましょう。
7-3. 行為の線引きに注意
人によっては「キス」「食事」「手をつなぐ」といった行為を不倫と感じることもありますが、法律上の「不貞行為」にはあたりません。
慰謝料が認められるのは、明確な肉体関係があった場合に限られます。
軽いデート程度では慰謝料の請求は難しい
あくまでも法的に「不貞」と認められるかが基準
そのため、気持ちの上では裏切られたと感じたとしても、請求や離婚に進むには明確な証拠が必要である点をよく理解しておきましょう。
8. 目撃証言を証拠とする際の注意点

不倫の事実を証明するために、友人や知人の目撃証言を活用したいと考えることもあるかもしれません。しかし、証言の使い方や証拠の集め方によっては法的な問題が生じる可能性もあるため、注意が必要です。
8-1. 素人に報酬を支払うのはNG
配偶者の不倫が疑われる場合、友人や知人に尾行や証拠集めを依頼する人もいますが、報酬を支払うと違法になるおそれがあります。
報酬を渡すと探偵業法違反に該当する可能性がある
尾行や不倫相手の特定は、原則としてプロの探偵が行うべき業務
知人に協力してもらう場合は、無報酬であることが原則
たとえ善意であっても、金銭が発生するとトラブルの原因になりかねません。
8-2. ラブホテル周辺の目撃だけでは不十分
証拠を集める際に「ラブホテル付近にいた」という目撃情報だけでは、不貞行為を証明するには不十分です。
通過しただけ、あるいは業者として出入りしていた可能性もある
安易に「証拠がある」と判断しないことが大切
実際にホテルに入っている写真や、長時間滞在の証明など、明確な事実を裏付ける物証がなければ反論されやすくなります。
8-3. 証人の関係性にも注意が必要
たとえば親族など近しい人が目撃した場合、証言の信憑性が低く見られることがあります。
家族や親戚などの証言は、偏見や個人的感情が影響していると判断されやすい
配偶者と仲が悪い人物が証言すると、虚偽の可能性を疑われることも
そのため、誰の証言か、どのような状況だったかを客観的に整理し、必要であれば中立的な第三者の視点を加えるよう意識しましょう。
9. 慰謝料請求や離婚訴訟で有効な不倫の証拠
配偶者の不倫が原因で、慰謝料請求や離婚訴訟に進む場合、その根拠となる証拠がとても重要になります。ここでは、実際に裁判で採用されやすい有効な証拠の種類について詳しく解説します。
9-1. SNSやメールの文面
配偶者と不倫相手のやりとりが分かるSNSのメッセージやメールは、有力な証拠となります。
肉体関係が明確に示されている内容が最も有効
それに近い表現や、関係を匂わせるような文面も、他の証拠と組み合わせることで補強可能
画面をスクリーンショットや印刷して保存しておくとよい
ただし、配偶者のスマートフォンを無断で覗く行為はプライバシー侵害となる可能性があるため要注意
9-2. ラブホテルに出入りする二人の写真
ラブホテルへの出入りを確認できる画像や動画は、裁判でも非常に強い証拠とされています。
ホテルの建物や看板、出入りする様子が分かる画像が有効
建物全体が分かるように撮影しておくと、ホテルの種類や用途が明確に判断されやすい
不倫の場所が自宅であった場合も、室内での様子が記録された証拠(写真・動画)が重要
9-3. 不貞行為を認める音声
音声の録音データも、不倫の証拠として非常に有効です。
配偶者が不倫を認める発言、もしくは不倫相手との通話で肉体関係が示唆される発言などが該当
録音対象は、配偶者の音声のみでも証拠として成立
話し合い時の内容も録音しておくと、後に否定された際の対抗材料になります
ただし、音声をネットに公開したり拡散する行為は名誉毀損に該当し、訴訟対象になることがあるので注意が必要です
9-4. 不貞行為について書かれた手紙・日記
意外と見落とされがちですが、手書きの日記やメモ、手紙なども証拠として有効です。
不倫相手との会った日時・場所・関係性の継続性がわかる内容が望ましい
スケジュール帳に記載された定期的な約束や行動パターンも証拠になり得ます
元データは残したまま、コピーを取って保管しておきましょう
9-5. 領収書や利用明細書
クレジットカードの明細やレシートなどの利用履歴も、不倫の状況証拠となる場合があります。
ラブホテルの明細は、企業名で記載されていることが多いため要確認
同じ場所で定期的に支払いをしている記録がある場合、不倫相手との関係を裏付ける材料になる
レストランなどの領収書単体では弱いが、他の証拠と組み合わせて補強できる
キャッシュレス決済の普及により、明細の取得もしやすくなっているため、不審な履歴がないか定期的にチェックしておくことも重要です。
10. 慰謝料請求をする際のポイント

配偶者の不倫が発覚した際、正当に慰謝料を請求する権利があります。ここでは、慰謝料請求を進める上で押さえておくべき基本的なポイントと注意点について解説します。
10-1. 配偶者と不倫相手の両方に請求が可能
慰謝料は、配偶者だけでなく不倫相手にも請求できます。特に不倫相手が既婚者であることを知っていた場合、責任は重くなります。
離婚しない場合でも慰謝料請求は可能
ただし、離婚する場合に比べて金額が低くなる傾向があります
通常、離婚しない場合は不倫相手のみを対象に請求することが多いです
10-2. 慰謝料請求できないケースもある
一部のケースでは、慰謝料を請求できない場合もあるため注意が必要です。
配偶者が結婚している事実を隠していた場合、不倫相手に故意や過失がないとみなされ、請求が難しくなります
すでに夫婦関係が破綻していた(別居中など)場合も、慰謝料の対象外と判断されることがあります
重要なのは、「夫婦としての権利を侵害されたかどうか」がポイントです。不倫によって夫婦の信頼関係が損なわれた場合に、慰謝料の請求が認められると考えてよいでしょう。
10-3. 支払い能力や現実的な回収方法も考慮する
不倫相手に対して慰謝料を請求する場合、相手に支払い能力がない場合もあります。そのため、以下のような工夫が必要です。
分割払いの提案や、公正証書の作成
保証人を立ててもらうことで、支払い確保につなげる
示談書などを作成し、法的に強制執行できる形にすることも検討しましょう
慰謝料は感情の問題だけでなく、現実的な回収と手続きの正確さが求められる場面でもあります。専門家のサポートを受けながら、冷静に対応することが大切です。
11. 慰謝料請求の時効
配偶者の不倫に対して慰謝料を請求する場合、忘れてはならないのが時効の存在です。請求できる期間を過ぎてしまうと、たとえ不倫の事実があっても法的に権利を行使できなくなるため、注意が必要です。
11-1. 不倫相手への請求時効は「3年」
不倫相手に対する慰謝料請求には、3年の消滅時効があります。
時効は、不倫の事実と相手の素性を知った時点からスタート
不倫相手が特定できない場合でも、20年間の除斥期間が設けられており、その間に相手を特定すれば請求は可能です
11-2. 離婚後の慰謝料請求にも時効がある
離婚した場合、慰謝料請求の起算日は離婚が成立した日からとなります。 この場合も、3年以内に請求しなければ時効が成立してしまうため、タイミングを見誤らないようにしましょう。
11-3. 時効のリセット・停止方法
精神的ショックや準備不足などで、すぐに行動できない場合もあります。そういったときは、以下の方法で時効を止めたりリセットすることが可能です。
裁判を起こすことで、時効をゼロに戻す(リセット)
内容証明郵便を送付すれば、時効を最大6か月間停止することができる
この間に交渉や準備を整えることで、時間的猶予を確保できます
11-4. 複雑なケースは専門家への相談を
慰謝料請求の時効には複数の起算点があり、状況によって判断が変わる場合もあります。特に以下のようなケースは専門的な知識が求められます。
不倫の発覚が遅れた場合
相手の素性が不明のまま長期間が経過している場合
離婚後に請求を考えている場合
こうしたケースでは、弁護士など法律の専門家に相談するのが最も確実です。時効を過ぎて後悔しないためにも、早めの対応を心がけましょう。
12. 不倫の目撃を専門家に相談するメリット・デメリット
配偶者の不倫を自分の目で目撃した場合、そのショックは計り知れません。感情的になり、自分や親しい人だけで解決を図ろうとすることもありますが、適切な解決を目指すなら専門家への相談が効果的です。ここでは、探偵や弁護士などの専門家に相談するメリットとデメリットについて解説します。
12-1. 専門家に相談するメリット
探偵や弁護士に相談・依頼することで、素人では難しい対応が可能になるという明確なメリットがあります。
探偵事務所のメリット
気づかれずに確実な証拠を収集できる
法律に抵触するリスクが少なく、プライバシー侵害の心配も低い
尾行や証拠集めに時間を割かずに済むため、精神的負担も軽減
弁護士のメリット
法律に基づいた慰謝料請求や交渉のサポートが可能
離婚訴訟に発展した場合も、代理人として手続きや対応を任せられる
書類作成や交渉の窓口にもなり、トラブルの防止にもつながる
弁護士に正式に依頼しなくても、相談ベースで法的アドバイスを得ることもでき、自分自身が落ち着いて行動するための土台になります。
12-2. 専門家に相談するデメリット
一方で、専門家への依頼には費用が発生するというデメリットもあります。
探偵事務所のデメリット
調査内容や期間によって費用が高額になりやすい
情報が少ないと、結果が出るまで時間がかかることもある
料金体系は事務所ごとに異なるため、事前の確認が必須
弁護士のデメリット
相談料の相場は30分あたり5,000円前後
実際の依頼時には、着手金や成功報酬が発生
出費が心理的・経済的な負担になると感じる人もいる
ただし、金銭的な負担はあるものの、自分では対応が難しい問題を適切に処理できる安心感は大きなメリットです。最近では、初回相談無料やメール相談・電話可能な事務所も増えているため、費用面の不安がある方は比較・検討してみるのもよいでしょう。信頼できる探偵や弁護士を自分で見つけるのが難しい場合は、実績のある事務所を紹介してもらうのも一つの方法です。
まとめ
配偶者の不倫を目撃することは、精神的に大きなショックを伴う出来事です。しかし、そんなときこそ冷静な対応が何よりも重要です。
まずは落ち着いて行動し、事実確認と証拠集めを優先しましょう
感情的にならず、証拠をしっかり残すことで慰謝料請求や離婚の話し合いを有利に進めることが可能です
不倫が発覚したときにどう動くべきかを事前に知っておくことで、その場でも落ち着いた対応ができるようになります
証拠の集め方や慰謝料の請求には、法律やプライバシーに関するルールが絡んできます。間違った行動を取らないためにも、必要に応じて探偵や弁護士など専門家の力を借りることも大切です。
配偶者の不倫という現実に直面したとき、感情に流されるのではなく、自分の未来を守るための冷静な選択と行動を心がけましょう。
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監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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