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その他不倫の関係から始まって略奪婚をしたら幸せになれるか

不倫相手を選んだ男性

不倫や浮気をしたことがある人は意外に少なくない。もちろん、一般的に見て良いこととはいえないが、だからといって、不倫や浮気が完全になくなることはないのではないか。さらに、不倫をするだけでなく、浮気相手を本気に好きになって、浮気相手のパートナーから略奪して結婚しようという人も一定数いる。本コラムでは、「不倫と略奪婚」について語っていく。もしも不倫相手との結婚に少しでも興味を持っているなら、一読してみてほしい。

1.不倫から略奪婚はできるのか

「できる、できない」でいえば、できないこともない。たしかに不可能ではないだろう。実際に、不倫から略奪婚に成功したという事例は、世の中に数多くあるはずだ。だからといって『不倫から略奪婚』は簡単、というわけではない。

「不倫から略奪婚」を実現するには、いくつもの障害が存在する。しかし、人によっては極めて困難な障害を乗り越え、どんなことをしてでも実現したいと思ってしまうこともある。人をそこまで駆り立てる、略奪婚の魅力とは何なのか。そして、略奪婚のリスクとは何なのか。その実態にこれから迫っていく。

ちなみに、厚生労働省が発表している「婚姻に関する統計」というデータによると、平成27(2015)年に結婚したカップルは635,156組いる。その中身を見ると、夫婦のうちの1人または両方が再婚というカップルは約27%。4組に1組以上は夫婦のどちらか、または夫婦2人ともが再婚。再婚はすでに珍しいとはいえないので、略奪婚も一定数いるだろう。

2.略奪婚とは?

離婚届けと夫より不倫相手を選んだ女性

略奪婚とは、『配偶者』や恋人のいる人と恋愛関係になって、その恋愛相手のパートナーと別れさせ、自分がその恋愛相手と結婚すること。その恋愛相手をパートナーと別れさせ、恋愛相手のパートナーから奪い取ることじたいについて、直接、法的な責任が生じることはない。ただし、その恋愛相手が既婚者であったり、恋愛相手がパートナーと婚約していたりする場合、恋愛相手のパートナーから慰謝料を請求される可能性がある。

配偶者というのは婚姻関係にある男女のことで、よりシンプルにいうと、結婚している人ということ。つまり、恋愛相手が結婚していたり、恋愛相手に婚約者がいたりする場合、その恋愛相手とパートナーを別れさせ、恋愛相手と結婚するとなると、慰謝料を請求されるかもしれない、ということだ。

ただし、「慰謝料を請求されるかもしれない」というネガティブ要素があるものの、略奪婚を成功させたい、という人は今も絶えない。では次に、略奪婚について知っておくべき内容を紹介しよう。

3.略奪婚を考えるなら知っておくべき3つのポイント

不倫から略奪婚を成功させるためのポイントを紹介する。このポイントをおさえておくことで成功率がアップする、という内容もあれば、「結婚を考えるならこのタイプの相手は避けたほうがいい」といったポイントもある。不倫から略奪婚をして幸せになりたいと考えているなら、参考になるかもしれない。

3-1.略奪婚をしたいなら子供のいない相手がいい

子供に嫌われ罪悪感を感じる男性

不倫相手に子どもがいるかどうか、これは大きなポイントだ。既婚者である不倫相手が、婚姻関係にあるパートナーとの離婚を考えたとき、子供の存在は大きなネックになってくる可能性が高い。

離婚する際、妻への申し訳なさ以上に、子供への罪の意識を感じることが多いのだ。別れるとき、「パパ(またはママ)がいなくなって、ごめん」と子供に言う瞬間がつらいだけでなく、実際に別れたあとも頻繁に子供を思い出し、その度に子供への罪悪感が胸に押し寄せてくるだろう。

また、子供が成人するまでに数千万円かかるといわれるが、離婚しても基本的に養育費はかかる。当然といえば当然だが、子供といっしょに暮らさなくても、子供のためのお金はかかってくるのだ。不倫相手は「子供への罪悪感」プラス「養育費の負担」がかかってくるのだから、「妻と別れて、じゃあすぐに再婚」というわけには実際、そうもいかない。

現実問題、そのように子供のいる相手は不倫相手にしないほうがいいし、もし不倫相手として交際することになっても、略奪婚など考えないほうがいいだろう。 不倫相手が離婚して、あなたと結婚することになったとしても、相手は子供に対する罪悪感にずっと悩ませられるかもしれないし、養育費が長期にわたってかかる可能性もある。子持ちの既婚者との略奪婚は実現が難しいうえ、仮に略奪婚が実現できたとしても結婚後のことを考えると、はっきりいっておすすめしない。

ちなみに、養育費についてはこちらのコラム離婚したとしたら養育費はもらえるのか、いくらもらえるのか?が参考になるかもしれない。主に、養育費をもらう立場について書かれたものだが、養育費の相場などの目安になるだろう。

3-2.略奪婚をしたいなら相手の家族の話をしない

不倫相手が既婚者だと知っていたとしても、2人の間だけを考えれば、独身どうしのように付き合えばいい。無理に家族の話をすることはない。必要以上に、相手の家族の話を避けることはないが、あなたのほうから相手の家族を話題にするのはやめておこう。

彼が「うちの奥さんは…」と、妻の批判をしてきても、「へえ、そうなの」と軽く合わせるくらいでいい。彼の言葉に同調するだけでなく、「ほんと、あなたの奥さんってひどいね」と批判を重ねるのは良くない。そのような対応をすると、彼は内心「お前に言われたくないよ」と感じるかもしれないし、あなたのことを性格が悪いと思われかねない。

基本的に、彼の家族の話に軽く合わせるだけでいいのが、たまに彼に同情してあげるといい。すると、彼はびっくりしつつも、「あ、わかってくれてるんだ」と感じ、あなたへの好意の度合いが上がるのではないだろうか。そのようなタイミングを見計らって、「早くあなたの家族になりたい」と伝えるのだ。すぐに離婚というわけにはいかなくても、彼はあなたのことを不倫相手以上の存在として意識しはじめるかもしれない。

ただし、焦るのは禁物。略奪婚を考えるなら、彼(または彼女)の家族の話は基本的に軽く合わせる程度にして、たまに共感を見せるくらいでいい。いずれにしても、あなたのほうから彼(または彼女)の家族の話をする必要はないだろう。 家族の話をすることで、彼(または彼女)は家族のことを思い出す機会が増え、家族愛が強まる可能性もあるから。一般に家族愛が強まると、離婚しようという気持ちは弱まりやすいものなのだ。

3-3.略奪婚をしたいなら焦らないこと

じっと待つ女性

前項でも「あせるのは禁物」と記したが、それは本当に大切なこと。彼にとって「まだ離婚してくれないの?」という言葉は、最も聞きたくないセリフといってもいい。彼は離婚するのに最適なタイミングを見計らっているはずだし、妻をはじめ、家族のことなどもあり、彼としても自分の一存だけでことを進めるわけにはいかないのだ。

そのような状況なのに「まだ離婚してくれないの?」と言われると、「この女はなんにもわかっていないのか」や「自分の都合ばかり言いやがって」などと感じ、あなたに幻滅しかねない。「俺だっていろいろ考えているんだよ」と彼は嘆きたくもなるだろう。

「彼を奥さんと別れさせて、絶対に略奪婚をしてやる」とあなたが意気込んでいたとしても、焦るのは絶対に良くない。ことわざの「急(せ)いては事(こと)を仕損じる」は「なにごとも急いでやると失敗しやすい。急ぐときほど落ち着いて行動せよ!」といった意味だが、まさしく「略奪婚」もことわざ通り。略奪婚を成し遂げるには、焦らず落ち着いて、ちょっとずつ事を進めることが大切だ。

4.略奪婚を成功させるための3つのヒント

略奪婚についてあれこれ語ってきた。不倫とはいえ、相手のパートナーから奪って(離婚させて)まで結婚したいと思うからには、相手のことを本気で好きになったということだろう。であれば、前項で述べたように、焦らないことだ。

ただし、それだけでは十分ではない。結婚している相手と結ばれるには、並大抵のことではない。略奪愛をかなえて、略奪婚を実現するにはどのような方法があるのか、3つのヒントを紹介する。略奪婚の成功例のようにとらえて、目を通してみてほしい。

4-1.略奪婚が可能なのは相手の夫婦関係が破綻しているとき

険悪な夫婦

2章「略奪婚とは?」で述べたように、略奪婚とは相手は結婚しているか、婚約している状態であるのが前提。「結婚か、婚約か」ということでいえば、結婚している場合のほうが多いはずだ。なぜなら、婚約中に浮気をする人の数は、結婚していて浮気(不倫)をする人の数よりも少ないだろうから。これから結婚するという時期に浮気をする人も、もちろんいないわけではないが、割合としてはそれほど多いわけではないだろう。

「結婚か、婚約か」については、これくらいにしておこう。それよりも、略奪婚についてだ。略奪婚が成立するには、不倫相手が離婚を前向きに検討してくれる姿勢が欠かせない。では、どういう状況が理想なのか。夫婦関係が破綻(はたん)している状態であれば、不倫相手も離婚を考えることがあるかもしれない。

「夫婦関係が破綻」と書いたが、夫婦間でいっさい口をきかないという状況もあるが、どちらかというとそこまで関係が冷え切っていない場合が多い。たとえば、不倫相手が「奥さん(または旦那さん)と仲が悪いというほどでないにしても、夫婦関係がマンネリ化している」場合が少なくない。夫婦関係がマンネリ化しているというのは、基本的に新婚ホヤホヤではなく、結婚後数年を経ていたり、結婚から十年以上経過していたりするケースが多いのではないだろうか。

いずれにしても略奪婚まで至る場合、既婚者である不倫相手の夫婦仲が極めて良いことは稀(まれ)だろう。夫婦仲が悪くないとしても、夫婦による夜の営みはしばらくないというケースが多いかもしれない。逆にいえば、不倫相手と奥さん(または旦那さん)の仲が悪いなら、略奪婚をかなえられる可能性が高くなるというわけだ。

このことから何が言えるか。もしもあなたが既婚者である誰かを略奪してでも結婚したいと思っているのであれば、夫婦関係がマンネリ化している、といった愚痴をこぼしている男性(または女性)を見つければいいのかもしれない。

いや、ことはそれほど単純ではない。不倫をしているといっても、最初から相手が既婚者と知ったうえで付き合うとは限らない。独身だと思って、あるいは未婚か既婚かわからない状態で付き合ってみたら既婚者だった、というケースもあるだろう。

既婚者だと知らなかった場合でも、知っていた場合でもいい。既婚者を、その既婚者のパートナーから奪い取って結婚しようと思うなら、夫婦関係が破綻したり、マンネリ化したりしている人が狙い目だ。夫婦関係が破綻している男性(または女性)は意識的にしろ、無意識にしろ、刺激を求めていることが少なくない。 それに、夫婦関係が破綻しているときに、妻(または夫)以外の異性と出会い、優しくされたり、気持ちよくさせられたりすると「もしかしたら別れてもいいかな」「離婚してもいいのかな」などと考えてしまうことも珍しくないだろう。

「気持ちよくさせられる」というと、肉体関係に関することをイメージしがちだが、そのような直接的な内容に限らない。相手を認める、相手をほめるなど、精神的に「気持ちよくさせられる」ことも含む。精神的に気持ちよくさせられると、「この人は自分を理解してくれる」「この人は自分を評価してくれる」と思えることがある。といっても最初はほんのちょっと、思えるだけだったのが、しだいに「妻(または旦那)より自分のこともわかってくれる」と思え、ついに「妻(または旦那)と別れて、この人と一緒になるのもいいかもしれない」という気持ちになるのだろう。

4-2.略奪婚が可能なのは自分の存在を隠し通せたとき

これは、誰に対しても自分の存在を隠す、という意味ではない。そんなことをしようとしたら、世の中の誰からも身を隠す、ということになってしまう。そうなったら近所へ買い物にも行けないし、外に出られない。もちろん、そんな極端な話をしているのではない。

では、誰から自分の存在を隠すのか。それは、不倫相手の奥さん(または旦那さん)からだ。不倫や浮気をする人のなかには、不倫相手の奥さん(または旦那さん)にわざと存在を見せつけるような、わざと大胆な行動に出る人もいるが、それは極めて危険な行為だ。

不倫相手と交際していて、それがそれなりに長い期間になっても、不倫相手が自分のものにならないとなると、相手の奥さん(または旦那さん)への嫉妬心が高まり、自分から写真を送ったり、直接電話をしたりして「私はあなたのパートナーとこんなに親密なのよ」と見せつけようとするのだ。これを読んで、「えっ、まさか、そんなこと?」と思ったかもしれないが、そのような大胆な行動に出る人もいないわけではない。これは、はたしてOKか、NO(ノー)か。もちろん、ノー、ダメに決まっている。

ダメどころか、これははっきりいって最悪の方法といってもいい。では、最善の方法は何か。ひとことで言うなら、逆の作戦をとること。つまり、不倫相手の奥さん(または旦那さん)に2人の仲を見せつけるように誇示するのでなく、奥さん(または旦那さん)から徹底的に自分の存在を隠すのだ。

なぜ、徹底的に隠す必要があるのか。略奪婚を成功させるために、必要だからだ。 略奪婚をするには、不倫相手が奥さん(旦那さん)に別れてもらう必要がある。ただ、別れてもらうといっても、もちろん簡単ではない。前項で述べたように、不倫相手の夫婦仲が破綻していたとしても、すぐに離婚してくれることはめったにない。そのような(あなたにとって)幸運なケースはほとんどない、といっていいだろう。

それどころか、あなたの存在を知ったとたん、相手の奥さん(または旦那さん)はあなたへの嫉妬心、対抗心を持つかもしれない。「嫉妬心? いい気味だ」と考えるのは絶対に良くないそのような思い上がりは間違いだ。失敗を招く危険性が高い。

あなたは不倫相手の奥さん(または旦那さん)のことは多少なりとも知っているとしても、奥さん(または旦那さん)はあなたのことを知らない。だから、不倫や浮気が成り立っている。いや、「成り立っている」という表現は適切ではないが、あなたの存在が知られていないという前提があってこそ、不倫の関係を続けられているのだ。

もしあなたの存在を不倫相手の奥さん(または旦那さん)が知ったら、いや、あなたの存在にほんのちょっとでも感づいたら、略奪婚の計画は失敗に向かっていく可能性が高くなる。奥さん(または旦那さん)があなたの存在に気づいたら、離婚を踏みとどまるかもしれない。奥さん(または旦那さん)のほうで、離婚をぼんやり考えていたとしても、だ。あなたの存在を知ったとたん、「絶対に別れない、離婚しない」と思いを強めることだってあるかもしれない。

あなたが不倫相手の奥さん(または旦那さん)に嫉妬心や対抗心を燃やしているかもしれないのと同様、あなたの存在を知った瞬間から、奥さん(または旦那さん)もあなたに対抗心を持つ可能性がある。不倫や浮気というのは、不倫相手の奥さん(または旦那さん)が浮気をうっすら疑っているだけでも、あなたにとっては危険だが、あなたの存在が明らかになったとたん、極めて危険な状態になる。危険というのは、略奪婚を考えているあなたから見て、だが。

前述した、不倫相手の奥さん(または旦那さん)にわざと自分の存在をアピールするのは持ってのほかだが、そうでなくても、奥さん(または旦那さん)にあなたの存在を知られるのは避けたい。特に、顔を見られるのは(顔写真も含めて)まずい。浮気や不倫というのは、その浮気相手の顔がわかったとたん、嫉妬心や対抗心がいっきに燃え上がりやすいのだ。相手のイメージがはっきりすると、憎しみを感じやすくなるのかもしれない。

顔を含め、不倫相手のイメージが明確になったら、不倫相手の奥さん(または旦那さん)は具体的な行動に出るかもしれない。奥さん(または旦那さん)にあなたの存在を知られたら、浮気調査をされて、慰謝料を請求される可能性もある。さらに、慰謝料を支払うだけでなく、「二度と会わないし、連絡も取り合わない」という誓約書を書かされることにもなりかねない。

そこまでいかなかったとしても、浮気しにくいように奥さん(または旦那さん)の行動を見張ったり、外出しにくいようにしたり、別れにくいように急に子作りに励むようなことだってあり得る。愛情うんぬんだけでなく、経済的な意味で旦那さん(または奥さん)と絶対に別れない、と考えはじめるケースも珍しくない。

仮に不倫相手の夫婦仲が破綻して、別居状態にあったとしても、結婚している夫婦という状態は強い。婚姻関係を法的に認められているからだ。たとえば、裁判などで「別居していたので浮気にならないと思った」というような主張をしても、まったく通用しないと考えたほうがいい。婚姻届を役所に提出して正式に結婚していると、法的に認められている夫婦ということになり、基本的に浮気相手より、法的に強い。とにかく、略奪婚を成功させたいなら、不倫相手の奥さん(または旦那さん)から、あなたの存在を徹底的に隠すことだ。

4-3.略奪婚を可能にするのは未来を前向きにイメージする気持ち

迷路と男女

ここまで書いてきたように、略奪婚を実現するのは容易ではない。ハードルは極めて高い、と考えたほうがいいだろう。ただし、不可能というわけではない。不倫相手に子供がいなかったとしても、「離婚してほしい」とお願いして「はい、わかった」とすぐ対応してくれるようなことはまずない。「早く離婚して」と不倫相手をせっつくのでなく、焦らず、落ち着いて待つことが大切だ。

また、仮に略奪婚が実現できたとしても、略奪婚をしたという過去は消えない。不倫相手は離婚という重大な決断をして、あなたと結婚することになるのだ。そのことに感謝するとともに、離婚の痛みをともに背負って生きていく覚悟が必要だろう。

不倫相手の奥さん(または旦那さん)にはいつまでも恨まれることになるかもしれない。不倫相手が離婚し、あなた(または、あなたと不倫相手)が慰謝料を支払ったとしても、「略奪婚」された側からすると、あなたに対する恨みや憎しみは消えないかもしれない。しかし、そこはどうしようもない。恨まれるかもしれないリスクをおかしても、略奪婚を成し遂げたいのであれば、仕方ないではないか。

良いか悪いかでいえば、略奪婚は良いとはいいにくいが、リスクを引き受けたうえで、不倫相手と一緒になりたいのであれば、前向きに取り組むことだろう。焦らず、あわてず、一歩一歩落ち着いて。略奪婚が実現できたしても、「パートナーを奪った」という過去は消せない。それでも、不倫相手を本気で好きになって、この人と結婚したいと思うなら、実現をめざしてゆっくり進めていくことだ。

「早く離婚して」「いつまで待たせるの」などと、彼(または彼女)に必要以上のプレッシャーをかけることのないように気をつけること。前項で述べたように、今は我慢し、自分の存在を徹底的に消して、彼(または彼女)が離婚して一緒になれるように、あなたは前に出ずにサポートしながら、少しずつ歩みを進めていくことだ。

5.略奪婚の末路

何をもって、略奪婚の成功と見るのか。結婚できた時点で成功なのか。結婚がゴールであれば、たしかに成功だろう。しかし、結婚は本当にゴールだろうか。いや、そうではないはずだ。

「パートナーを奪った」という過去は消せないと前項で記したが、結婚後にパートナーに「なんで離婚したの?」と聞いてくる人がいるかもしれない。悪気がなくても、そのような質問をしてくる人もいる。また、あなたとパートナーの出会いについて聞かれることをあるかもしれない。世の中全体が悪意に満ちているわけではないが、心ないひとことが向けられることも絶対ないとはいえない。

略奪婚であることをあえて口にする必要はないが、口がかたく、信用できる相手だと思ってポロッと話したところ、「略奪婚をした人」という噂があっという間に周辺の人たちに広がることもあるかもしれない。

また、言葉によるストレスだけではない。彼(または彼女)に子供がいて、離婚した場合、養育費が発生する可能性は十分にある。原則的に養育費の支払い納期は20歳とされているので、離婚時に子供が小さければ、一般的に養育費の支払い期間は長くなるだろう。その費用負担が略奪婚をした、あなたの家庭に重くのしかかってくるかもしれない。あなたと彼(または彼女)による新しい家庭にも子供ができた場合でも、自分の子供を育てながら、さらに養育費を支払い続けるという状況になる可能性だってあるのだ。

とはいえ、リスクばかりを見ても仕方がない。略奪婚の末路は明るいと言い切るわけにはいかないが、好きな人と一緒になれたら楽しいこともあるはずだ。それに、仮におたがいに初婚どうしの結婚であっても、いいことばかりがあるわけではないだろう。略奪婚をしてまで一緒になったパートナーと力を合わせて、焦らず、ちょっとずつ歩んでいけばいい。結局、結婚前も結婚後も、慌てず落ち着いて、未来へ向かって、マイペースで歩を進めていくしかないのだろう。

6.略奪婚の実現のために探偵事務所などに相談する

写真とボイスレコーダー

これは微妙な方法といえるかもしれないが、紹介しておく。不倫相手と結婚したいと考えている段階で、不倫相手の奥さん(または旦那さん)も浮気をしている場合、探偵事務所や興信所などに相談し、浮気調査を依頼するのだ。

浮気の証拠とは一般に、カップルでラブホテルに入るところや出るところを写真や動画が撮影するなど、肉体関係があることを証明できるもの。つまり、探偵事務所などにお願いし、浮気の証拠をおさえてもらうのだ。

そのあと、どうするか。浮気の証拠写真(または動画)を用い、不倫相手から奥さん(または旦那さん)に離婚を迫ってもらうのだ。この方法は、不倫相手の奥さん(または旦那さん)が浮気をしている可能性が極めて高く、なおかつ、あなたと不倫相手の関係は、不倫相手の奥さん(または旦那さん)に知られていない場合に限り、使えるかもしれない。

ただし、自分も不倫(浮気)をしていて、不倫相手の奥さん(または旦那さん)の浮気調査を依頼するのは気をつかうかもしれない。もちろん、そのような方法を使わず、不倫相手が離婚し、略奪婚ができるなら、それに越したことはないだだろう。

「焦らず、落ち着いて」が略奪婚を進める際の基本だが、長い期間をかけているのに、離婚へ向かう進展が見られないようなら、この方法を検討してみるのもいいかもしれない。ただしこの方法を実行するなら、不倫相手の奥さん(または旦那さん)が浮気していることがほぼ確実、という条件付きだ。

浮気調査を依頼するか、依頼しないかは相談後で大丈夫。探偵事務所や興信所への連絡が初めてで、情報が漏れないか心配に思っている人もいるかもしれない。そう考えているなら、「調査成功率」「解決実績」「お客様満足度」などを頼りに。探偵事務所などを選ぶのがいいのではないか。

ひとつ付け加えると、プロに依頼せずに自分で浮気調査をする人もいないわけではないが、その方法はおすすめしない。なぜなら、前述したように略奪婚を成功させるためには、あなたの存在を徹底的に隠したほうがいいからだ。たとえば、一般人(素人)が尾行に失敗して、相手にバレることは少なくない。当たり前といえば、当たり前だ。訓練を積み、高いスキルを持った探偵と同じことを、一般人がすぐにできるはずがないのだから。

7.「不倫から略奪婚」を防ぐ方法【補足】

この章は、前章までとは少し内容が異なる。というのは、「不倫から略奪婚」を成し遂げたい人向けというより、主に「不倫から略奪婚」を阻止したい人のための内容といってもいい。

前項で「浮気の証拠」について述べたが、略奪婚を防ぐのにも浮気の証拠が役に立つ。あなたのパートナーと浮気(不倫)相手が、ラブホテルに入る瞬間や出る瞬間などを写真(または動画)でおさえることができれば、それを用いて、パートナーと浮気(不倫)相手を別れさせたり、慰謝料を請求できたりする可能性がある。また、浮気の証拠があれば、2人が二度と会ったり、連絡を取り合ったりしないように誓約書を書かせることだって、できるかもしれない。

まとめ

略奪婚について、肯定も否定もしない。なぜなら、夫婦仲が破綻したまま結婚生活を続けている場合もあり、それがはたして良いことなのかどうか、判断が難しいからだ。それに、本当に好きな相手と愛し合うのは悪いことではないだろう。ただし、それが世間でいう不倫や浮気である場合、良いとも言い難い。ただひとつ言えるのは、浮気や不倫うんぬんでなく、このコラムが幸せな家庭をつくったり、楽しい暮らしを増やしたりすることに、ほんのちょっとでも役立つのであれば幸いだ。

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