その他浮気だけじゃない!妻が旦那を嫌いになる理由とは?
「結婚するまではあんなに好きだったのに」「出会ったころはあんなに素敵だったのに」など、旦那について思ったことはないだろうか。そんなふうに感じているのは、あなただけではない。以前は好意を持っていたのに、今では旦那が嫌い、という妻は少なくない。それはなぜなのか。妻が「旦那を嫌い」になる理由などについて説明していく。
1.「旦那嫌い」の妻がどれだけ多いことか
結婚する前は、旦那(夫)への愛情がたっぷりあって、「この人と一生添い遂げたい」と考えていた人もいるのではないだろうか。本心からそう思っていた人も少なくないだろう。仮に「嫌いになりたい」と思ったとしても、「嫌いになれない」くらい好きだったのではないだろうか。
それがいつしか、旦那への愛情がなくなり、それどころか「嫌い」という気持ちが大きくなる。そのような状況は、残念ながら珍しくない。
それもそのはず、インターネットで「旦那」と入力して検索すると『旦那 嫌い』『旦那 デスノート』といったキーワードが現れる。その先をのぞいて見ると、「夫に今すぐいなくなってほしい」と日々考えている、妻たちの切実な声が数多く並ぶ。
さらに続けてインターネットを見ていくと「どこに惚れて結婚したのか思い出せない」「存在するだけで迷惑」「同じ空間にいたくない」など、きつい言葉が次から次へと出てくる。それだけたくさんの女性がネット上に書き込むくらいだから、『旦那が嫌い』という妻が本当に多いのがわかるだろう。
2.「旦那が嫌い」と回答した妻はなんと6割!?
あるアンケートによると、約6割の妻が「旦那を嫌い」と答えている。「えっ、そんなに多い割合なの?」と思った人もいるかもしれない。そう感じても無理はない。 ことわざの「隣の芝生は青い」のように、他人の旦那さんは「やさしそう」「かっこいい」「おしゃれね」など、良く見えやすいものだ。さらに、他の夫婦は自分たちより仲が良さそうな印象を受けやすい、といえるのではないだろうか。
よほど親しくない限り、妻どうしの会話で「旦那とうまくいっていない」「旦那が嫌いになった」「旦那と口もききたくない」といった愚痴や不満は口にしないのではないか。そのため、旦那とうまくいっていなくても、なかなか他人に知られることはない。
つまり、実は夫婦仲がうまくいってなかったり、妻が旦那を嫌っていたりしても、他人には気づかれにくいのだ。思い返してみると、あなたが他人に旦那の文句を言ったりしたことも、周囲の妻(奥様)から旦那の不満を聞かれたりしたこともほとんどないのではないか。そのような状況ゆえ、実は約6割の妻が旦那を嫌っていながら、そのことがあまり知られていないのかもしれない。
3.妻が旦那を嫌いになる22の理由
妻が旦那を嫌いになる理由には、さまざまなものがある。「これが理由!」と1つや2つに絞りにくい場合もあるかもしれないが、「あえて言うならこれ」といったものはあるのではないだろうか。旦那のことを完全に嫌いという状況でなく、「嫌いになりそう」な段階の場合もあるかもしれないが、代表的なものを挙げていこう。
3-1.旦那が「家事を手伝わない」
旦那が家事を手伝ってくれないと、多くの妻はイラッとしたり、ガッカリしたりする。専業主婦にとっても『家事を手伝わない』旦那は歓迎できないだろうが、共働き家庭の妻はなおのこと、許せないのではないか。「大変なのは、あなただけではないのだから」と言いたくもなるだろう。旦那にも「家事を手伝って欲しい」と多くの妻は思うのではないだろうか。
たしかに昔は、家事をまったく手伝わない旦那はもしかしたら当たり前だったかもしれない。もちろん、その頃も「旦那が家事を手伝わない」のは妻から見たら残念なことだったはずだが、それでも多くの妻はガマンをしていたのだろう。
しかし、今は時代が違う。にもかかわらず、家事を手伝わない旦那は、現在でも少なくない。仕事から帰宅すると「疲れているから」と口にし、家事を手伝わないことを旦那は正当化しようとする。それに対し、妻は「私も疲れてるわよ」は言いたくなるだろう。こう書くと、妻に同情する人もいるだろうが、世の多くの男はそう感じていないのではないか。
旦那は全員が全員、そうだとはいわないが、いまだに家事を手伝わない夫がいるのは間違いない。また、そのような夫を、ほとんどの妻が快く思っていないのも間違いないだろう。
3-2.旦那の「収入が良くない」
世の中お金がすべてではないが、お金は大切なもののひとつだろう。お金がないと生活に支障が出やすいし、「あればあるだけいい」と考える人も少なくないのではないか。「ある程度はあったほうがいい」と思っている人がほとんどだろう。 ところが、夫婦がともにフルタイムで働けるかというと、そうとも限らない。
子どもが幼いうちは、妻がフルタイムで働くのは容易ではないので、特に旦那の収入が頼りになる。そのような時期に、旦那の稼ぎが悪いとしたら、妻としてはつらい。そもそも、旦那の給料が低いことを喜ぶ妻は、ほとんどいないのではないか。
生活費はかかるし、それ以外にも子どもの衣服やおもちゃも、まったく買わないわけにはいかないだろう。それだけでなく、妻だっておしゃれがしたい。また、ママになっても、たまにはママ友とランチやお茶を楽しみたいし、カラオケでストレス発散したいと思うこともあるだろう。
お金があれば必ず幸福になれるとはいえないが、お金があると解決できることは少なくないはずだ。家族のために一生懸命働いてくれている、と頭ではわかっていても、日々の暮らしを考えると旦那の収入が低いのは、妻にとってつらい。稼ぎの悪い旦那は、どうしても妻に嫌われやすいのだ。
3-3.旦那が子どものお世話をしない
子ども(子供)の面倒を見たり、相手をしたりしないことも、夫婦仲が悪くなる原因のひとつだ。たとえば、旦那が帰宅したとき、妻は夕食の支度をしているとする。妻は料理をしながら、子どもの相手をするのは難しいので、旦那に「ちょっと見てくれる?」とお願いするかもしれない。
そこで、旦那が子どもの相手をしてくれたらいいのだが、そうしない旦那も少なくないのだ。旦那は「仕事で疲れてるので」と言うかもしれないが、妻として「えっ、何それ。私だって一日中、子どもの相手をして疲れてるわよ」と反論したくもなるだろう。
特に料理の最中に、子どもがおむつを変えなくてはいけなくなったり、子どもがおしっこをしたくなったりすることもある。子どもが急に泣き出したり、ダダをこねたり、ジュースをこぼしたり、子どもが小さいうちは本当に何が起こるかわからないのだ。それなのに「疲れているから」の一点張りで、子どものお世話をしない旦那もいる。いや、残念ながらそういう旦那は少なくない。
専業主婦の妻も子どものお世話でくたくたになっていることが多い。それは、共働きの妻でも同じことだ。自分だって仕事で疲れているのに、育児をすべて自分に押しつけてくる旦那に、腹が立つのは当たり前。よって、子どもの面倒を見ない旦那は、妻から嫌われやすいのだろう。
3-4.都合のいい時だけ「イクメン」になる
これは前項と関係があるといってもいい。『都合のいい時だけ「イクメン」になる』旦那も、妻から嫌われる。普段、「仕事で疲れているから」と育児を手伝わないのに、自分に都合のいい時だけ、イクメンぶりを発揮するタイプだ。
たとえば、同じ保育園や幼稚園に通う友達ファミリーと食事に行った際など、わが子をトイレに連れて行ったり、おむつを変えたりして、ママ友たちにイクメンぶりをアピールするのだ。
そして「旦那さん、イクメンでいいね。素敵!」などとママ友に言われると、デレデレして鼻の下をのばすのだ。あなたの夫はそのようなタイプではないだろうか。要するに見栄っ張りというか、外面(そとづら)がいいのだろう。
家ではほとんど育児をしないのに、ママ友の前など、目立つ場面でだけイクメンぶりをアピールするのは、妻としては腹立たしい。しかも、ママ友がいる前で「普段はまったく、子育てを手伝ってくれないんだけどね」と本音を言いにくい。そんなことを口にしたら、本当のことを言っているのに、(妻である)自分の性格が悪いと、思われかねない。「イクメンの旦那をまったくホメない妻」なのだと誤解されたらイヤなので、旦那のイクメンぶりをママ友にホメられたら「ありがとう」などと返してしまうのだ。
ときには「うん、助かってる」と、まったく心にも無いことを言ってしまい、そんな返答をしてしまった自分をイヤになる。そして、後から怒りが込み上げてくる。ママ友たちの前など、都合のいい時だけイクメンになろうとする旦那が、妻から嫌われやすいのは、理解できるのではないだろうか。
3-5.自分が悪くても謝らない
女より男が偉いと思っているわけではないだろうが、「謝ったら負け」と考えているのか、妻に謝らない夫もいる。
たとえば、妻が夕食を用意しているのに、外で飲んで帰ってきたり、ある程度遅い時間になってから「きょう、食べて帰るので」とLINE(ライン)で連絡してきたりする。帰宅後、妻が「食べて帰るなら、早めに言ってよね」と伝えると、「仕方ないだろ、仕事なんだから」などと反論し、謝罪しようとしない。
さらに、妻から「仕事なのはわかるけど、連絡くらいできるよね?」と聞かれると、「だから、取引先の部長さんに誘われたから」や、「メシ行こう、と上司に言われたら断れないだろ」などと反論する。
妻としては「仕事うんぬんなのは仕方ないけど、こっちは食事を用意してるんだから、まずは謝ってよね」と思うのでないだろうか。また、妻は健康のことを考えて料理を作っているのに、野菜にはいっさい手をつけない旦那もいる。
食事のことだけではない。子どものお世話にしても、家事の手伝いにしても、そうだ。妻がやってくれたことに感謝しないどころか、少しでも「これをやってほしい」や「こうしてほしい」と言われると、すぐキレたり、すねたりする。
そして自分(旦那)からは絶対に謝らず、妻はいつもガマンしている。そんなことが何度も繰り返されると、以前はどれだけ好きだったとしても、旦那のことがイヤになるのは無理もない。謝らない旦那は、妻に嫌われやすいのだ。
3-6.亭主関白でいつも上から目線
前項の最初に「男は女よりも偉いと思っているわけではないだろうが」と書いたが、実際にそう考えていそうな男性も存在する。いや、もしかしたら「存在する」どころか、そのような男性はまだまだ少なくないのだろうか。
通称「男女雇用機会均等法」が施行されたのは1972(昭和47)年なので、すでに長い年月が経過しているのに、世の中すべてはなかなか変わらないのかもしれない。いや、世の中全体のことでなく、今ここで問題にすべきなのは、旦那の頭の中の価値観だろうか。
前時代的といわれてもおかしくないのだが、『亭主関白』がかっこいい、男らしい、そう思っている旦那はまだまだいるのだろう。男尊女卑の考え方を胸の内に持っていて、女性である妻を常に下に見ている。つまり、「夫である俺は、妻であるお前よりも偉い」と考えているのだ。
今の時代、この考えはどの女性にも歓迎されないだろうが、共働きの女性はより納得できないだろう。男女がほぼ平等に評価される職業に就いている女性は、特に不満を感じるかもしれない。
この手の問題がややこしいのは、男尊女卑の考え方を持っているのが、結婚前にはわからないことがあるからだ。結婚するまでの交際中は、男女平等の思想を持っている素敵な男性だと思っていたのに、いざ結婚してみたら、実は「亭主関白」を絵に描いたような男だった、というケースもある。
この項の話が、ただの一般論と感じられるならまだいい。そうではなく、「これは、うちの旦那とほぼ同じだ」と思えるなら、まったく笑えないだろう。亭主関白、上から目線の旦那は、妻に嫌われやすい。そのことに異論を持つ人は、ほとんどいないのではないだろうか。
3-7.妻に感謝しない
毎日の食事はもちろんのこと、炊事、洗濯、掃除など、ほとんど何も手伝わない。それだけでも十分に腹が立つことだが、さらに許せないのは、旦那から感謝のひとことが一切ないことだ。
前項の「亭主関白」ともつながってくるかもしれないが、「妻がやるのが当たり前」「やってもらって当然」と考えているのか。このようなことは夫婦や家族に限らない。感謝をしないことは、どのような場面であれ、相手にあまり良い印象を与えないのではないだろうか。
もしかしたら心の中では感謝をしているのかもしれないが、その気持ちが相手に伝わらなかったら意味がない。洗濯をしてくれたら「ありがとう」、ごはんを作ってくれたら「おいしかったよ」など、感謝や感想を本来、きちんと伝えるべきだろう。感謝を伝えない旦那は、妻に嫌われるはずだ。
3-8.旦那の言葉づかいが悪い
「バーカ」「うっせえ」「ウザ!」をはじめ、言葉づかいの悪い若者は少なくない。それが中高生くらいまでならまだしも、大人になってもほとんど変わらないとしたらどうか。
言葉づかいを気にしない人もいるが、気になる女性もいるだろう。特に、子どもが生まれ、言葉を覚えるくらいの年齢になってくると、「子どもがマネするから、やめてほしい」と思う妻もいる。「旦那の話し方が嫌い」と感じていたとしても、母親であれば不思議ではない。
子を思わない母親はほとんどいないだろう。悪い言葉づかいは子どもに良くないから気をつけたい、と思っても親(ちか)しい間柄の人の言葉づかいが悪いと、対応に困る。それが同居したり、近くに暮らしていたりする祖父や祖母などであっても気になるが、旦那であればなおさらだ。子どもにあたえる影響が大きいだろうから。
言葉づかいの悪さについて、妻が注意したことで、直そうとしてくれるならまだいい。そうでなく、「生まれつき、言葉づかいが悪いんだから、しょうがねえだろ」と開き直ったり、妻の話に共感するどころか「うっせー、バーカ」などと返したりする旦那もいる。子どもの教育に力を入れたい妻に、言葉づかいの悪い旦那は嫌われやすいだろう。口調がきつい旦那、声が大きすぎてうるさい旦那とともに、言葉づかいが悪い旦那は、妻に嫌われやすいのだ。
3-9.休みの日に寝てばかりいる
平日の仕事をして疲れているから、と休日は一日中ゴロゴロしている旦那もいる。家族をどこかに連れていってくれるわけでもなし、子どもを遊びに連れ出すわけでもない。たしかに、家族のために一生懸命働いてくれているのはありがたいが、だとしても、だろう。これも、妻に歓迎されないパターンのひとつだ。
結婚前はデートに連れていってくれたのに、結婚したらほとんどどこにも行かない。子どもが生まれても、遊園地にも動物園にも連れていってくれない。それどころか、近所の公園にさえ、子どもを連れていこうとしない。そんな旦那、思い当たらないだろうか。
レジャーだけではない。子どもの衣類や日用品、食料品などを買いに行こうと誘っても、「俺は疲れているので、自分たちで行ってきて」とまったく協力する気がないのだ。その態度が非協力的であることにさえ、旦那は気がついていない。
そのような姿勢が続けば、ほとんどの妻は「疲れているのは、あなただけじゃないわよ」と怒りたくもなるはずだ。あるいは、愛情を感じなくなっても不思議はない。休みの日にゴロゴロ寝てばかりいる旦那は、妻に嫌われやすいのではないだろうか。
3-10.仕事のイライラを妻や家族にぶつける
これも良くないことながら、なくはないことだろう。朝元気に出かけたのに、帰宅したら機嫌が悪い。理由は「会社で上司から無茶な仕事を振られた」だったり、「取引先から失礼なことを言われた」だったり、さまざまだ。
たしかに、外で仕事をしているとイヤなことに遭遇するだろうし、それでイライラする気持ちもわからなくはない。しかし、だからといって、そのイライラを妻や家族にぶつけるのはどうだろう。
一度や二度なら、まだわかる。家族のためにがんばってくれているのだから、イライラをぶつけたくなる気持ちじたいは理解できる。でも、毎度毎度はどうだろう。ストレス発散のために、不愉快な気持ちをしょっちゅう、ぶつけられる家族はたまったもんじゃないのだ。
一生懸命に仕事をしていることに感謝はしていても、頻繁に仕事のイライラをぶつけてくる旦那には「ノー」と言いたくもなるだろう。特に、そのイライラを子どもにぶつけられたとしたら。仕事のイライラを家族や妻にぶつける旦那は嫌われる。これも、ほとんど間違いのない真実だろう。
3-11.妻をまったくホメない
女性は基本的にホメられたいものではないだろうか。もちろん、なにがなんでもホメよう、ということではない。具体的にホメることが大切だ。
たとえば、妻が美容院に行って帰ってきたら、「いいね、その髪型」でもいいし、「似合ってるね」でもいい。普段と違う料理作りに妻がチャレンジしたら、「うまいね。これ、なんていう料理?」という言葉でもいい。その場面に合った具体的なホメ言葉というのは、うれしいものだ。
その逆で、何をやってもホメない旦那もいる。そういうのは最悪だ。味噌汁を作ったら「なんか違うな、この味」、パスタを出したら「いや、実家で食べてたパスタのほうがうまかったな」など、とにかくホメない旦那もいる。
そのようなホメない旦那が、妻に嫌われるのは当然だ。「自分だったら、ホメられたらどう思うだろう」と、逆の立場になって、相手の気持ちが考えられないのだろう。
3-12.お願いしても何もやってくれない
家事を手伝わない、育児の協力をしないだけでなく、何をお願いしてもやってくれない旦那もいる。たとえば、「お風呂を沸かしてね」とお願いしてもやってくれない。お風呂のスイッチを押すだけであっても、である。
また、「蛍光灯が切れたから取り替えてくれる?」とお願いしてもやってくれない。「会社の帰りに牛乳を買ってきて」と頼んでもイヤそうにされる。どれも、難しかったり面倒くさかったりする頼み事でもないにもかかわらず、だ。
1回や2回ならまだしも、何度お願いしても、何を依頼してもやってくれないとなると、「これだったら、一人暮らしのときと同じだわ」「いや、一人暮らしのほうが気楽でいい」という気持ちになるのではないだろうか。
高い位置にある蛍光灯が切れたとき、新しいものに取り替える。そんなちょっとしたことでも、やってくれるのとやってくれないのとでは、妻から見たら実は大違いかもしれない。何をお願いしてもやってくれない旦那は、妻に嫌われる可能性が高いだろう。
3-13.お祝いごとやイベントをしない
食事をはじめ、家事全般もいつもほぼ一人でやっているのだから、ときにはいい思いをしたい。そう考えるのは、当然のことではないだろうか。特に、旦那の誕生日にバースデーケーキを買ってきている妻なら、「自分もたまには」と願ってもいいはずだ。また、子どもの誕生日に無関心な旦那もいる。それも、多くの妻にとっては許せないことではないだろうか。
誕生日だけでなく、節分、ひなまつり、子どもの日、七夕、盆踊り、運動会、ハロウィン、クリスマスなど、子どもがいる家庭はイベントが盛りだくさん。それらの行事や記念日のたびに、家族や子どもを喜ばせようと張りきるパパ(父親)と、そうでないパパは大違いだろう。妻はもちろん、子どもにとっての感動も大きく変わってくるのではないだろうか。
また、妻にとっては旦那の関わりはわが家だけの問題でなく、幼稚園や保育園、小学校など周囲のファミリーとの違いも気がかりかもしれない。他の家庭がお祝いごとやイベントに積極的に取り組んでいたら、否が応でも気になるのではないだろうか。
妻にとって、特に子どものいる家庭の妻にとって、お祝いごとやイベントに旦那が無関心だとしたら、それはとても残念なことかもしれない。
3-14.自慢話ばかりする旦那がうっとうしい
旦那を嫌いになる理由のひとつに「偉そうに自慢話ばかりされるのでうざい」というものがある。旦那がする自慢話というのは、結婚する前や新婚当初などは良かったが、そのうちに不愉快になる場合があるのだ。
自慢話の内容が、子どもの頃の運動会やスポーツのこと、学生時代の武勇伝などならまだいい。何度も聞かされていてその意味では飽き飽きしているかもしれないが、それはまだ許せるのではないだろうか。
それよりも、妻から見てうっとうしいのは「会社で若い女子からかっこいいと言われた」や「部下から頼りにされていて、俺がいないと仕事が進まないんだ」というようなこと。会社の女子の話を聞いてやきもちを焼くならまだしも、嫉妬うんぬんというより、旦那の自慢話が本当にうっとうしいと感じるなら、旦那のことを嫌いになっているといえるのではないか。
以前は不愉快に感じなかった、旦那の自慢話。心の底から「うざい」としか思わなくなったら、かなりの度合いで旦那を嫌いになっているといえるだろう。また、自慢話ばかりする旦那とは、長いこと「会話なし」という妻も少なくない。旦那の匂い(臭い)が嫌い、という妻もいるだろうが、旦那をうっとうしいと感じるようになると、余計に匂いが気になってくるのかもしれない。
3-15.妻の帰りが遅くなるとキレる
自分は残業だけでなく、飲みに行って帰りが遅くなることもちょくちょくあるのに、妻の帰りがちょっと遅くなると激怒する。それも、ごくたまに、なのに。
当然のことだが、今の時代、夫婦共働きは珍しくない。妻も仕事をしていれば、ときには残業をすることも、部署の歓迎会や送別会、新年会や忘年会などで、帰りが遅くなる日もあるだろう。そんなとき、妻の帰りを玄関で仁王立ちしながら待っていて、帰宅するなり「女がこんな時間まで何してるんだ!」と怒鳴り散らす。
子どもがいない夫婦でも、そうやって怒り出す旦那はいるが、子どもがいる場合は「いま何時だと思ってるんだ。母親だろ!」と激怒する旦那もいるのだ。
専業主婦で子どもがいる場合は、さらにひどい言い方をする旦那もいる。「こんな時間まで飲み歩いている母親が、一体どこにいる。お前、母親失格だな」というように。自分(旦那)は頻繁に飲みに行っているのに、だ。
不公平であり、「男尊女卑」以外のなにものでもない。旦那からこのような仕打ちを受け、旦那を嫌いになった妻は少なくないのではないだろうか。
3-16.妻に対して「見た目が劣化した」と言う
女性に対し、「見た目が劣化した」と言うのは言語道断、どう考えてもダメだろう。失礼極まりない。身内なら何を言ってもいい、と考えている旦那もいるかもしれないが、それは誤りだ。ことわざの「親しき仲にも礼儀あり」のように、誰に対しても言っていいことと、いけないことがあるはずだ。
また、「出会った頃はかわいかったのに」「お前、昔は細かったのにな」「太ったよなぁ、お前」といった無神経な発言もNGだ。誰だって、時が経てば、歳を取る。それは仕方がないことで、その部分を取り立てて言うのはフェアじゃない。いや、人としてどうか、といってもいい問題だ。殴ったり、蹴ったりする『DV』(ドメスティック・バイオレンス)でなくても、妻をバカにしたり、無視したりするなど、精神的な苦痛をあたえる『モラハラ』(モラル・ハラスメント)といえるだろう。
それに妻にしてみれば「そんなこと言うなら、あなただって、昔は良かったのに今は…」と口にしたくもなるのではないか。いずれにしても、妻の容姿を昔と比べてどうのこうのと言うべきではない。妻に対して「劣化した」という旦那がいたら、間違いなく妻に嫌われるといっていいだろう。
3-17.夫婦や家庭の財布のひもを握りたがる
「俺は一家の大黒柱だ」と責任感を持つのは悪いことではない。家族を引っ張っていくという意気込みを持ち、一生懸命に仕事をし、しっかり稼ぐ。ここまでは素晴らしい、といっていいだろう。
ただし、その思いが悪いほうに出ることもある。旦那が「夫婦や家庭の財布のひもを握りたがる」状態だ。旦那が財布のひもを握ると、実際の収入がわからなくなるので、妻は家計のやりくりが難しくなる。
特に専業主婦の場合、旦那から月に1回もらう生活費で1カ月やりくりするというケースもあり、その金額が十分でないと、何を買うにも窮屈な思いをする可能性が出てくる。極端な話、妻はコーヒーや紅茶の1杯も、自分のために注文できないことにもなりかねない。それは、ママ友との付き合いをするうえでも、妻にとってありがたくない話だろう。
本当に生活費がギリギリでそうなっているのならある意味、仕方がないともいえるかもしれない。しかし、旦那は頻繁に飲みに行ったり、腕時計やバッグなど自分の持ち物については贅沢をしたりしているのに、妻や家族に対しては「1円の無駄遣いもさせない」と、ただたんにケチケチしている場合もある。
そのような状況だと、妻は子どもや自分のものであってもなかなか買えないし、旦那にお願いしないと何も手に入れられない。旦那に相談すればなんとかなるならまだしも、旦那に聞いても「そんなもの、いらないだろ」と却下されるだけなら、相談もできなくなってしまう。
旦那が財布のひもを握っていて、妻は旦那の収入を把握できないとしたら、旦那は妻を信用していないともいえる。また、そのような扱いを受けている妻も、旦那を信じられないだろう。
つまり、旦那が家庭の財布のひもを握りたがると、夫婦の信頼関係は生まれにくく、妻は旦那を嫌いになりやすいといえる。
3-18.妻の身だしなみをけなす
「お前、女だろ。もうちょっとオシャレしたらどうだ」「出かけるなら化粧ぐらいしろよ」など、妻をけなす旦那もいる。「髪の毛ボサボサで、みっともないなあ」などと言いながら、美容院に行くお金を渡すでもなく、洋服代を出すでもない。そんな旦那をどう思うだろう。
また、「たまにはスカート履いたらどう?」と気軽に口にする旦那は、幼い子を連れて出るのにスカートはじゃまになることを理解していない。要するに、妻の身だしなみを一方的にけなす旦那は、育児を手伝わない夫である可能性が高いというわけだ。
育児の協力をせず、妻がおしゃれをするためのお金も出さず、妻の身だしなみをけなすだけの旦那。妻から嫌われるのも無理はないだろう。
3-19.親や親戚を大切にしない
人にもよるが、自分の親や親戚と旦那が仲良くしてほしいと思っている妻も少なくない。それなのに、自分(妻)の親と会うことを極力避けたり、親戚と接触する場に顔を出さないようにしたりする旦那もいる。
今の時代、昔に比べれば、一般的に親戚付き合いは減っているだろうが、だとしても、「最低限の付き合いはしてほしい」と考えている妻も少なくない。特に、妻が長女である場合は、そうではないだろうか。
親や親戚を必要以上に避けようとする旦那はカッコ悪いし、頼りない。人付き合いの「得意・苦手」はあるだろうが、お正月や冠婚葬祭など、最低限のことは旦那にやってほしいと思っている妻も少なくないはずだ。人にもよるが、親や親戚を大事にしない旦那は、妻に嫌われることもあるだろう。
また、妻の親や親戚は大切にしないのに、旦那の親や親戚、旦那の兄弟などは大事にするといった不公平を行う夫もいる。そのような場合、妻は「私の実家のことも気にしてよね」と思うだろうし、辛い気持ちにもなるだろう。
旦那の母親である「姑」と妻の折り合いが悪い場合、その姑の息子であることから、旦那が嫌いになることもある。
3-20.夜の営みがなくなった
新婚当初は頻繁に夜の営みがあったのに、結婚して何年も経過したり、子どもが生まれたりすると、旦那に誘われなくなり、いつからかセックスレスになった。そんな悩みを持っている妻も少なくない。
もちろん人によって、セックスが好きかどうかの度合いはさまざまだが、性欲というのはなかなか無くならない、とされている。結婚後何年も経ったり、出産を経験したりした妻が、旦那を求めるのは自然なことだろう。
妻のほうから勇気を出して誘っても「仕事で疲れているから」「あした朝早いから」のように何度か続けて拒否されると、正直いって誘いにくくなるかもしれない。以前はあんなに愛し合っていたのに、旦那にお願いしないとできないのか。そう考えると虚しくなってきて、「もういいや」と諦めてしまう妻もいる。そして、旦那への愛情もどこかへ行ってしまうのだ。
旦那としても深い意味があって、拒んだわけではないかもしれない。ただ、夜の営みを断られたことで、旦那を嫌いになる妻もいるのだろう。 旦那の母親である「姑」と妻の折り合いが悪い場合、その姑の息子であることから、旦那が嫌いになることもある。
3-21.旦那が妻を女性として見なくなった
前項の「夜の営みがなくなった」こととも少し関係があるかもしれない。人によるが、結婚して何年か経つと妻に対して「ごめん。もう、君のことは女性や妻というより、家族として見ているから」といった発言をする旦那もいる。
このような発言にショックを受ける妻も少なくないだろう。特に子どもを生んだ妻に対しては「もう、君のことは母親として見ているから」という発言をする旦那もいる。これは何も、その男性が「マザコン」という意味ではない。良いことではないだろうが、妻を一人の女性として見なくなる旦那がいるのは事実だ。
自分を女性として見てくれなくなった旦那を、妻が嫌いになったとしても、妻を責めることはできないのではないだろうか。
ただし、この項については、逆のパターンもある。子どもを生んだことで母性本能が強まるからなのか、「私はあなたの妻というより、この子の母親です」というような主張を妻がする場合もある。
3-22.旦那に浮気された
旦那が浮気をしたことで、妻が旦那を気持ち悪く思えるようになったり、嫌いになったりすることもある。特に、妻からの夜の誘いを断っておきながら、旦那が浮気をしていた場合、妻のショックは大きい。旦那のことを「気持ち悪い」と感じる場合もあるだろう。
また、「君のことはもう妻でなく、家族として見ているから」などと発言した直後に、旦那が浮気をしていたというケースもある。妻の妊娠中や産後すぐのタイミングに、旦那が浮気をしていたという事例もある。そのようなとき、妻はただたんに衝撃を受けるだけでなく、旦那を信じられなくなったり、極端な話、男性不信になったりすることもある。
旦那の浮気を喜ぶ妻はほとんどいないだろう。その一方、浮気されたことで旦那を嫌いになる妻は少なくないだろう。旦那が悪いのに「なぜ?」と悩み続け、鬱(うつ)などの病気になってしまう妻もいるので、そうならないように気をつけるべきだ。
4.嫌いな旦那との関係修復をめざすのか、離婚を検討するのか
妻が旦那を嫌いになる理由などを述べた。どう感じただろうか。あなたが旦那を嫌いになっているとしたら、どの理由が当てはまるだろうか。どの理由が近いだろうか。旦那を大嫌い、嫌いすぎるという場合、もしかしたら複数の理由が該当するかもしれない。
いずれかの理由が当てはまるとして、あなたはどうしたいのか。割り切るのも選択肢のひとつなので、旦那を嫌いなままガマンして結婚生活を続けるのか。旦那と仲直りし、関係修復をめざすのか。あるいは、嫌いな旦那と暮らすのでなく、離婚して新たな生活へ一歩を踏み出すのか。「旦那を嫌いすぎて一緒に暮らすのが辛い」「老後まで旦那と一緒にいたくない」と思うなら、この機会にじっくり検討してみてはどうだろう。また、嫌いじゃないけど離婚を考える人もいるくらい、結婚や離婚に対する考え方は人によってさまざまだ。
もしも、離婚を考え始めたきっかけが、「浮気が原因で旦那を嫌いになったこと」にあるのだとしたら、浮気調査を考えてみるのもいいかもしれない。なぜなら、「仕返し」ではないが、浮気の証拠をつかむことで、慰謝料や養育費など、あなたに有利な条件が手に入る可能性が高まるからだ。
「浮気調査をするならいつまでに?」という話を念のため、しておこう。浮気・不倫があったことと、浮気・不倫相手を知ったときから3年が経過すると、慰謝料を請求できる権利がなくなるので、あまりのんきに考えずに行動を起こしたほうがいいかもしれない。
また、旦那のことを「優しいけど嫌い」という場合もなくはない。男と女は「どうしても合わない」「別れたい」というケースもある。子どもがいて経済的な理由から「離婚できない」ということもあるが、「子なし」であっても離婚について迷っている場合もあるだろうが、将来についてあらためて考える機会にしてはどうか。
まとめ
妻が旦那を嫌いになる理由、嫌いになりやすい理由などを本コラム(ブログ)で説明してきた。自分のケースもどれかに当てはまると感じただろうか。「離婚したい」と考えるにしろ、「離婚しない」と思うにしろ、探偵事務所や興信所などに一度相談してみるのもいいだろう。無料でカウンセリングを受けられる探偵事務所などもある。また、浮気調査をしたとしても、すべての夫婦が離婚するわけではない。それどころか、浮気調査をしたことで二人の仲を見つめ直し、新たな生活をスタートさせた夫婦や家族も少なくないのだ。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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