浮気/不倫の調査車から浮気の痕跡を発見!決定的証拠をつかむには?
浮気をするためには、何らかの移動手段を使って浮気相手と密会しなければならない。その密会場所が、電車などで行ける所なら問題ないが、交通の不便な郊外にしかラブホテルがなかったり、誰かに目撃されるかもしれないので町中のホテルやレストランは使いたくないという場合は、車で移動することを考えるだろう。また、車であれば、終電の時間を気にせず、浮気を楽しむこともできる。 しかし、その際に毎回タクシーを使っていたのでは、費用がかさんでしまうため、家に車があるのなら当然それを使おうとするだろう。自分の車であれば、人目をはばからず車内でイチャつくことができるし、ドライブデートや浮気旅行にも出かけられる。一見、メリットしかないように思えるが、そこには浮気の痕跡を残してしまうという落とし穴もある。車内の証拠の見つけ方や様々なツールを使った浮気の暴き方、浮気の兆候を見抜く方法を紹介する。
車内のチェックポイント
キャンピングカーなどを見てもわかるように、車は単なる移動手段ではなく、生活空間にもなり得る。自分の車を浮気に使えば、誰にも邪魔されずに2人きりの時間を過ごせる反面、食べたり飲んだり、化粧直しをしたりと様々な行動をするので、その痕跡が残る。さらには、日常にはない刺激を求めて、カーセックスをしようとする者もいるだろう。家族も使う車でそんなことをされたらたまったものではないが、その分証拠もたくさん残ることになる。
もちろん、当人も証拠隠滅を図るだろうが、毎回車内の隅々まで点検・清掃するのは簡単ではなく、思わぬ見落としも出てくる。そのため、パートナーの浮気を疑った時に、まず車内を調べる人も少なくない。浮気の痕跡を探す際のチェックポイントを見ていこう。
オドメーター
通常、車にはトリップメーター(TRIP)とオドメーター(ODO)という2種類の走行距離メーターがついている。トリップメーターは、区間走行距離を表示する計器で、出発前にリセットしておけば目的地までの距離を測定することができる。一方、オドメーターは総走行距離を表示する計器で、リセットはできない。そのため、帰宅時の走行距離から出発前の走行距離を引き算すれば、その日にどれだけの距離を走ったのかがわかる。
パートナーが車通勤している場合、毎日の走行距離は基本的に同じで、残業や休日出勤をしてもそれが変わることはないはずだ。もし、残業や休日出勤があった日の走行距離が今までとは大きく違うようなら、どこかに立ち寄っていることになり、浮気相手と密会している可能性も考えられる。
カーナビ
カーナビには、車で移動した際の様々なデータが記録される。その中で、特にチェックしておきたいのが、目的地の検索履歴と走行軌跡だ。目的地の検索履歴には、検索した日付や時間も表示される。履歴を調べてみて、1人で行くはずのないデートスポットやラブホテルの名前が出てきたら、浮気の線は濃厚だろう。また、走行軌跡の機能をONにしていれば、その日に車で走ったルートが記録されるので、どこを目指して走ったのかが推測できる。検索履歴や走行軌跡は消去することもできるが、普段はそんな操作をしないパートナーが、1人で出かけた時だけデータを消去しているのであれば、何かやましいことをしているのではないかと疑われても仕方がない。
ETCの履歴
高速道路の料金の支払いに使われるETCも、車の走行ルートを知るための情報源になる。会社や近場の店などに行っているはずの日に、遠くの高速料金所などを通っていたとしたら、明らかに不自然だ。ETCの利用履歴を確認する方法はいくつかあるが、その1つが「ETC利用照会サービス」で、ETCカードを登録しておけば、過去15ヶ月分の利用明細が記録され、利用料金はもちろん、通行区間や通過日時のデータも参照できる。
一方、ETCカード自体にも、最大100件ほどの利用履歴が記録されるため、カードリーダーを購入してパソコンやプリンターに接続すれば、その情報を読み取ることができる。また、自分がパートナーのクレジットカードの家族会員なら、カード会社のサイトで利用履歴を確認することも可能だ。
ゴミ箱やドアポケット
車内で何か飲んだり食べたりすればゴミが出る。普段から車内のゴミ箱がいっぱいになっているのであれば、そこに浮気した際のゴミを紛れ込ませても大丈夫だと思っている者もいるだろうし、うっかりゴミを処分し忘れるケースもある。また、ドアポケットや運転席から見えにくい位置にあるドリンクホルダーに押し込まれたゴミを見落とすこともあるだろう。その中に、パートナーや家族が食べないような食べ物のゴミや、2人分と思われる量のゴミがあったら要注意だ。また、ラブホテルの近くにあるコンビニのレシートや、口紅のついたストロー、化粧直しをしたティッシュなども浮気の重要な手がかりとなる。
グローブボックス
グローブボックスとは、助手席の前に設置されている蓋つきの収納スペースだ。通常は、車検証やカー用品などを入れるのに使われるが、助手席に座った人が、自分の持ち物を置く場所がなくてグローブボックスを使うことも多い。グローブボックスは、普段は蓋が閉まった状態なので、浮気相手が一時的に私物をそこに入れておこうと思い、ボックスを開け忘れたまま車を降りてしまうこともある。また、「浮気を疑われることなどないだろう」と過信しているパートナーであれば、グローブボックスの中にひそかに避妊具などを隠しているかもしれない。
足元やシートの隙間
リビングのソファなども同様だが、椅子の下や座面と背もたれの隙間を掃除したら、探していた失くし物が出てきたという経験をしたことがあるだろう。車は狭い空間に座席が設置されているため、リビングより点検・清掃するのが難しく、イヤリングや髪留めなど浮気相手の忘れ物がそのまま残ってしまうことがある。これらの小物は、うっかり落として気が付かなかった場合もあるが、浮気相手が自分の存在を匂わせるためにわざと置いていっている可能性もある。中には、浮気に気づかせて夫婦の間に亀裂を作り、パートナーを自分のものにしようと考える者もいるので、忘れ物を見つけても冷静に対処しなければならない。
灰皿
パートナーも家族もタバコを吸わないのに、灰皿に吸い殻があったとしたら、誰かを車に乗せていたことになる。その吸い殻に口紅やリップがついていれば、女性であることは確定だ。また、パートナーが喫煙者だったとしても、いつも吸っているものとは違う銘柄のタバコだったり、女性が好みそうなメンソールのタバコなどだったりしたら、浮気相手のものである可能性が高くなる。パートナーが浮気相手に同じ銘柄のタバコを渡していることも考えられるが、その場合もタバコの消し方などがパートナーとは違うかもしれない。怪しい吸い殻があったら、捨てずに保管しておこう。
トランク
浮気相手からもらったプレゼントなどを家に持ち込むと怪しまれるため、一時的に車のトランクに隠しているケースもあるし、着替えをトランクに置いていることもあるかも知れない。トランクの中に見慣れないカバンや紙袋があったらチェックした方がいいだろう。また、普段車内に置いているぬいぐるみや子供のグッズなどが、トランクの中に押し込まれていたような場合も、浮気が疑われる。浮気相手が家族の存在を感じるのを嫌がることがあるため、パートナーがその気配を消そうとするからだ。
シートの位置
助手席を見るたびに、シートの位置や角度が前とは違っているということが繰り返し起きるようなら要注意だ。荷物を載せたり、落とし物を探すためにシートを動かすことはあるかもしれないが、毎回位置が違うという場合は、誰かを助手席に乗せている可能性が高い。助手席に座ったのが男性であれば、スペースを広げるために後ろにシートを動かすことが多いだろうし、女性なら前に動かしていることが考えられる。出かける前にスマホなどで助手席を撮影し、帰ってきた時にどのように変化しているかをチェックしてみるのもいいだろう。
毛髪
浮気相手が女性の場合、長い髪の毛やカラーリングした髪の毛が車内に落ちている可能性がある。いくら丁寧に掃除しても、髪の毛は布地の繊維に絡まりやすいため、掃除機をかけても取りきれないケースが多い。そこで、コロコロクリーナーを車内のシートやマットに転がしてみるのだ。もし、クリーナーの粘着シートに、家族のものとは違う長さや色の髪の毛がついてくれば、別の女性を車に乗せていたことがわかる。逆に、クリーナーをかけた時に髪の毛1本取れないようなら、それもかなり不自然な話だ。
サンバイザー
運転席と助手席の天井部分に取り付けられているサンバイザーは、日よけのために手前に開いて使用するが、ここに駐車料金のレシートなどを挟んでおくことも珍しくない。普段の行動範囲とは明らかに異なる場所の駐車場のレシートが出てきたら、とっておこう。また、サンバイザーには、裏にスライド式の鏡がついているタイプのものもある。運転しているパートナーが助手席のサンバイザーの鏡を使うはずはないので、その鏡のスライドが閉まりきっていなかったとしたら、浮気相手が化粧直しのために鏡を使ったのかもしれない。
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浮気を暴く方法
パートナーが非常に用心深い性格で、車内をくまなく調べてもなかなか手がかりが見つからない場合、もう一歩踏み込んだやり方をしてみるという手もある。最近では、浮気調査にも使えるような高機能のツールも、数多く販売されている。特に、有力な武器になるのが、GPSやボイスレコーダー、ドライブレコーダーなどのデジタル機器で、それらを上手く活用できれば、パートナーに気づかれることなく、浮気の手がかりをつかめるかもしれない。この3つのツールの機能や使用方法について詳しく解説する。
車にGPSを仕掛ける
GPSは、人工衛星からの電波によって現在地や移動経路の情報を取得するシステムで、浮気調査にGPSを利用すれば、パートナーが浮気相手とどこへ行ったのか調べることができる。車に仕掛けることができる発信機型のGPS装置には大きく分けて「ロガータイプ」と「リアルタイプ」がある。ロガータイプは、位置情報を記録することができ、パートナーがラブホテルや浮気相手の自宅に行ったことが記録されていれば、重要な手がかりとなる。一方、リアルタイプは、GPS発信機が「今どこにあるのか」というリアルタイムの位置情報がわかるため、尾行・張り込みをして浮気の現場を押さえることも可能だ。
GPSは、パートナーの持ち物や個人所有の車に取り付けるのは違法行為になるが、夫婦共有の車に取り付けるのは違法ではない。設置場所は、工具などが揃っていれば、車体の下に取り付けるのがいいだろう。それができないのであれば、トランクの荷物の中や座席シートの下、グローブボックスの中に仕掛けることになるが、これらの場所はパートナーの目にも触れるため、発見されてしまうリスクがある。
車にボイスレコーダーを設置する
車内で交わされるパートナーと浮気相手の会話を聴きとることができれば、浮気の手がかりをつかめる可能性が高くなる。しかし、電波を発信するタイプの盗聴器を取り付けても、車が離れたところを移動していたら、その電波を傍受することはできない。そこで、車内の会話を録音するためには、ボイスレコーダーが必要になる。ボイスレコーダーは、誰でも手軽に購入することができ、使い方も簡単なので仕掛けやすいツールと言えるが、設置場所には気を付けなければならない。なぜなら、GPSと違って、パートナーと浮気相手の声をきちんと拾うためには、なるべく2人の近くに設置しなければならず、その分発見されるリスクも高くなるからだ。
設置場所の1番の候補は助手席のグローブボックスで、普段から中に物が入っていれば、そこにレコーダーを紛れ込ませることができる。また、小物入れやドリンクホルダーがある運転席と助手席の間のスペースにも、レコーダーを上手く偽装して設置できるかもしれない。もう1つの候補は車内の天井部分だが、車内灯を分解して超小型のレコーダーを仕掛けるなどの工夫をしなければならない。
ドライブレコーダーをつけさせる
ドライブレコーダーはかなり普及してきているが、まだ家の車についていないのなら、つけさせるようにしよう。ドライブレコーダーがあれば、車外の映像が記録されるので、車でラブホテルなどに入れば、そのシーンも映っているはずだ。また、車内の音声も録音されるため、パートナーと同乗者が交わす親密な会話から浮気の手がかりをつかめるかもしれない。中には、車内が撮影できるドライブレコーダーもあり、2人がイチャついたりカーセックスでもしようものなら、すべて丸わかりになってしまう。
ドライブレコーダーの映像や音声は、SDカードに記録されるが、本体に記録できる機種もある。パートナーがそのことを知らずに、密会の間だけSDカードを抜いて後から戻しても、本体の録画を見れば何があったかすぐにバレる。最近は、あおり運転による事故がたびたび話題に上るので、そのようなニュースを見た時に、「うちもそろそろドライブレコーダーをつけなきゃね」などと、自然な流れで設置を促すのがいいだろう。
浮気の兆候の見抜き方
GPSやドライブレコーダーは、浮気を暴くための武器にはなるが、パートナーに見つけられてしまうリスクもあるし、それを駆使しても決め手になるような証拠がつかめない場合もある。しかし、浮気を決定づけることはできなくても、パートナーの日ごろの様子を細かく観察していれば、浮気をしている可能性がどれぐらい高いかを判断する材料は得られるはずだ。浮気を始めた人間は、いつかバレるのではないかという恐怖心や罪悪感を抱いていて、浮気相手と密会していることを悟られないようにカモフラージュしようとしたりするので、それが態度や行動の変化として表れてくるのだ。浮気をしている人が見せる特有の兆候をピックアップする。
スマホの扱い方がおかしい
浮気を始めると、相手からいつ連絡が来てもいいようにスマホを常に持ち歩くようになる。LINEやメールが届くとポップアップ通知が表示される設定になっていると、それを家族に読まれてしまう可能性がある。そのため、今までスマホをその辺に置きっぱなしにしていたパートナーが、トイレにまでスマホを持ち込んだり、スマホを伏せて置くようになったりするのだ。さらに、急にスマホのパスワードを変えて、それを家族に絶対に教えないような場合も、何か隠し事をしていることが考えられる。
また、電話がかかってきた時の行動も変化する可能性が高い。それまでは、そばに誰がいても平気で電話に出ていたパートナーが、表示された発信者の名前を見て切ってしまったり、別の部屋に行って電話に出るようになる。仕事相手にテレビの音や家族の声を聞かれたくないという時もあるだろうが、そういうことが頻繁に起きるようなら、電話の相手は浮気相手かも知れない。
遅く帰宅するようになる
浮気をするとなれば、当然浮気相手と密会する時間を作らなければならない。お互い働いているのであれば、真昼間からラブホテルに行くわけにもいかないので、会社が終わった後に会うことになるだろう。浮気相手と食事でもしてからホテルに行くとなると、帰宅時間も遅くなってしまう。その際に、最も使われる口実が「残業」で、仕事にかこつけておけば、疑いを持たれるリスクも少ない。しかし、今までほとんど残業がなかった職場なのに、突然残業が増えたのだとしたら不自然だ。
また、「職場の飲み会」も浮気のカモフラージュに使われやすい。「飲んで盛り上がって2次会まで行った」とでも言っておけば、深夜に帰宅してもおかしくないからだが、これもそれまで飲み会が多い職場ではなく、歓送迎会や忘年会シーズンでもないのに頻繁に飲み会が入るようなら怪しい兆候と言えるだろう。
外出が増える
会社や仕事を口実にするケースは他にもある。休日出勤や出張がそれで、浮気相手と日中にデートしたり、浮気旅行に出かけたりするのに都合がいい。パートナーの仕事や職場があまり出張の必要がないのにもかかわらず、急に出張が増えるようなら浮気を疑う余地がある。また、今まで休日は家でゴロゴロしていたり、家族と一緒に出かけたりすることが多かったパートナーが、あれこれ用事を作って1人で出かけるようになるというケースもある。その際にパートナーが車を使っているのなら、浮気の手がかりをつかむいいチャンスになるので、帰宅した後、ひそかに車内を調べてみよう。
オシャレに気を遣う
愛人ができれば、相手に好かれようとしてオシャレに気を遣うようにもなるだろう。これまでファッションには無関心で妻が選んだ服をそのまま着ていた夫が、突然自分で服を買ってきたり、妻が若い子の着るような可愛らしい服を着込んで出かけるようになったら要注意だし、化粧が派手になったり、今まで身に着けたこともないセクシーな下着がタンスに入っているのも不審な話だ。また、外出の際に、いつ買ったのかわからない高級なブランドバックや靴をパートナーが身に着けているというケースもある。これらの品は、浮気相手からプレゼントされたものかも知れないのだ。
趣味が変わる
趣味がガラッと変わったり、新しい趣味を始めたりするといった場合も、用心した方がいいかも知れない。浮気相手に影響されている可能性があるからだ。例えば、出不精で休日も家にいることが多かったパートナーが、急にアウトドアに目覚めて1人でゴルフに行ったり、ソロキャンプに出掛けたりするケースもある。もちろん、最近のブームに乗っているだけということもあり得るが、ゴルフやキャンプは不倫デートの格好の隠れ蓑にもなる。また、浮気相手の聴いている音楽が気に入ったり、相手の好みに合わせるために、今までの趣味とはまったく違うジャンルやアーティストの曲をドライブデートで聴くようになることも考えられる。そして、そういうCDを車に何枚も置いていることもあるので、グローブボックスなどをチェックしておこう。
お金の使い方が変わる
浮気を始めるといろいろ物入りになる。特に男性は、デート代やホテル代を自分で持つことが多く、プレゼント代もかかるので大変だ。そこで、その費用を捻出するために、クレジットカードの利用回数が増えたり、ボーナスを切り崩したりしなければならなくなる。さらには「最近職場の飲み会が多いから」などと言って、小遣いを増額させようとするかもしれない。浮気相手にお金を注ぎ込ませないようにするためにも、通帳をしっかりチェックして、使途不明のお金が引き出されていないか、クレジットカードの支払額が増えていないかなどを確認しよう。
クレジットカードについては、先ほどお伝えしたように、家族会員であれば利用明細を見ることができるので、利用したレストランやラブホテルを経営している会社の社名を調べられるはずだ。
家族への態度が変わる
浮気をしているパートナーの態度が変わってくることもある。浮気を始めると、後ろめたさや罪の意識に責められるようになることも多い。そのため、家族に対して急に優しく振舞うようになるケースがあるのだ。今まで家事を妻任せにしていた夫が進んで手伝いをしたり、記念日でもないのに突然妻にプレゼントを買ってきたりした場合、何か隠し事をしているのかもしれない。また、それとは逆に、パートナーが家族に対して急に冷たい態度を取り始めるケースもある。その原因が浮気だとしたら、パートナーが浮気相手にのめり込んで、家族を捨てる気になっていることも考えられる。そのような状況を放置すると、家庭崩壊につながりかねないので、早急に手を打つ必要がある。
浮気に気づいたらどうするか
運よく浮気の手がかりをつかんでも、慌てて行動を起こさず、その後どうするのかを冷静に考えなければならない。その手がかりが決定的なものでなければ、パートナーに上手く言い逃れされて、うやむやになってしまうかも知れないからだ。では、どうすればパートナーに浮気を認めさせられるのだろう? どんな証拠があれば、浮気相手を懲らしめることができるのだろうか? その答えを知るには、法律の基礎知識とそれを有利に活用するための方法を身に着けなければならない。浮気の証拠能力や慰謝料などの請求手続きについて解説する。
車内の手がかりは証拠になるのか?
車内で家族のものとは違う毛髪や口紅のついたタバコの吸い殻が見つかったとしても、車に他の人を乗せたことは確かだが、それが浮気相手だという証拠にはならない。「会社の同僚を駅まで送った」とでも言い訳されれば、それ以上パートナーを追及するのは難しいだろう。
一方、ドライブレコーダーに同乗者との親密な会話が記録されていたり、クレジットカードの明細にラブホテルを利用した履歴が残っていた場合は、パートナーの浮気はほぼ確定する。しかし、浮気の事実の確認だけでなく、浮気相手に慰謝料の請求などをして関係を清算させたいのなら、それらの証拠だけでは不十分だ。慰謝料について交渉したり、裁判で争ったりする際に、相手から確実に慰謝料を勝ち取るためには、さらに法的効力の高い証拠が必要になるからだ。
本当に効力のある証拠とは?
では、法的効力の高い証拠とは何か? 浮気に対する慰謝料請求の際に、裁判所がその請求を認めてくれるのは、パートナーと浮気相手が肉体関係を持っていたという確実な証拠がある時だけだ。たとえ2人が恋愛感情を抱いて交際したり、キスをしている現場などを押さえたとしても、肉体関係があることを立証できなければ、裁判に勝つことは難しくなる。そこで必要になるのが、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りするシーンをとらえた写真や動画だ。ラブホテルは性行為をするための場所であり、そこを利用したということは、肉体関係を持ったということになる。そのため、2人がラブホテルに一定時間滞在したことが証明できれば、裁判になっても有利な立場に立てるのだ。
探偵に調査を依頼する
しかし、専門的なスキルのない人が、毎日顔を合わせているパートナーに気づかれることなく、尾行や張り込みをして密会現場を押さえるのはまず不可能だ。GPSをパートナーの車に取り付けて、ラブホテルに向かっていることがわかったとしても、浮気相手とホテルに入るシーン、出てくるシーンを確実に撮らなければならない。その点、探偵は車やバイクでターゲットを逃さず追い続ける運転技術を身に着けているし、高度な撮影スキルと高性能の機材を駆使して、夜間でもターゲットの顔や動きを鮮明にとらえることができる。また、調査の際には、車内で発見した手がかりやドライブレコーダーの走行履歴などが役に立つ。それを探偵に提供すれば、短期間で調査を成功させることができるだろう。
夫婦関係の修復を図る
決定的な証拠をつかんだら、パートナーももう言い逃れはできない。夫婦関係の修復を望むのであれば、パートナーから浮気の原因や経緯を聞くとともに、今後どのようにして信頼関係を築き直していくのかを冷静に話し合おう。また、浮気相手を2度とパートナーに近づかせないようにするためには、慰謝料の請求も有効な手立てとなる。まずは、いつ・誰に・どんな内容の書面を送ったのかを郵便局が証明してくれる「内容証明郵便」を浮気相手に送って、慰謝料を請求しよう。書面に、要求に応じなかった場合に法的処置を取ることなども記載すれば、相手がショックを受け、慌てて支払いに応じる可能性が高い。
離婚する
離婚の道を選ぶのであれば、パートナーから慰謝料を取って別れよう。パートナーが離婚や慰謝料の支払いを拒否しようとするかもしれないが、その際にも、浮気調査でつかんだ証拠が物を言う。配偶者以外の異性と肉体関係を持つことは不法行為であり、離婚が認められる法的理由になるため、裁判でそれを立証すれば、ほとんどの場合、勝訴することができる。そして、判決が下れば、パートナーがいくら拒んでも、従わざるを得なくなるのだ。
まとめ
浮気をしている者にとって、マイカーはとても便利な道具だ。車の中なら人目を気にせず浮気相手と過ごせるし、そのままラブホテルに入ったり浮気旅行に出かけたりすることもできる。また、終電時間に縛られることもなく、タクシーを使うコストもかからない。しかし、浮気相手と車で過ごす時間が長ければ長いほど、車内に残される痕跡も多くなる上、GPSやドライブレコーダーを上手く活用すれば、重要な手がかりをつかむチャンスも生まれる。 ただし、車から見つかった手がかりだけでは、2人の間に肉体関係があったという証拠にはならないことも多く、慰謝料の請求などが認められないケースもある。さらに、浮気を疑っていることがパートナーにバレたら、すべて水の泡だ。そのような事態を避けるためにも、浮気の手がかりをつかんだら探偵社を利用するなどしてパートナーの行動をもっと詳しく調査し、決定的な証拠を手に入れるようにしよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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