浮気/不倫の調査不倫デートの場所はどこ?決定的な証拠を掴むには?
以前は夫婦や家族で出かけることが多かったパートナーが、最近1人でよく出かけるようになった。おまけに、出かける時はおめかしをして、帰ってくるとすぐにシャワーを浴びたりしている。本人は「1人カラオケに行ってきた」などと言っているが、どうも怪しい。本当はどこで何をしているのだろう? そのような不審感を抱いている人はいないだろうか? もちろん、パートナーが新しい趣味を始めたり、新しい友達ができて一緒に遊びに行っていることも考えられる。しかし、中には、そういう口実をつけて、実際は不倫相手と会っている場合もあるのだ。もし、その密会場所がわかれば、先回りしてそこに行き、不倫相手とデートしているところを確認できるかもしれない。不倫デートに使われやすい場所や不倫相手との出会いの場所を紹介するとともに、不倫を暴く手がかりや対処策などをお伝えする。
不倫デートに使われる場所
不倫カップルの大きな悩みの1つが、「どこでデートすればいいのかわからない」ということだろう。好きな相手と会うのだから、デートを思い切り楽しめる場所に行きたいと思うのは当然だ。しかし、不倫カップルは、普通のカップルのようにどこでもデートできるわけではない。相手と一緒にいるところを誰かに見られて、不倫がバレてしまうようなことになってはいけないという絶対条件があるからだ。そこで、不倫相手との密会を楽しめ、なおかつ知り合いに目撃される危険性の少ないところをデートの場所に選ぶことになる。不倫デートに使われやすい場所とともに、意外なデートスポットも紹介しよう。
ホテル
不倫カップルの密会に1番よく使われるのが、ラブホテルだ。ラブホテルは性行為をするための場所だが、最近はサウナや岩盤浴、プール、カラオケなどの設備がついているラブホテルも増えていて、2人きりのデートを楽しむことができる。
一方、ラブホテルではなく、高級なシティホテルを選ぶカップルもいる。高級ホテルは宿泊するだけの場所ではなく、レストランやバー、カフェはもちろん、プールやスパ、フィットネスジムを備えているところもあり、1日ゆっくり過ごすことができる。さらに、レンタル会議室などもあり、ビジネス目的で利用する人も多いのが、不倫カップルにとっては大きなメリットになる。ラブホテルを利用した場合、そこに出入りするところを知り合いに目撃されたりすると、言い逃れができなくなるが、シティホテルでビジネスウェアを着ていれば、2人で一緒にいるところを見られても、職場の同僚や取引先の人だとごまかすことができるからだ。
自宅
不倫相手が独身なら、相手の自宅で密会するパターンが多くなるだろう。家の中に入ってしまえば、人目を気にすることなく2人きりの時間を楽しめる。一緒にテレビを観たりゲームをしたりして、スキンシップをしたくなったらベッドという具合に、自由気ままに過ごすことができる。さらに、自宅であればキッチンがついているので、手作り料理を振る舞うこともできるし、2人で餃子を作ったり鍋を囲んだりと、新婚カップルのように食事を楽しめる。
一方、既婚者でありながら、パートナーがいないタイミングを見計らって、不倫相手を自宅に招き入れるパターンもある。これは、急に予定が変わって、不倫相手と密会している最中にパートナーが帰宅することもあるので、非常にリスクが高いが、普段夫婦で使っているベッドで不倫するという背徳感を味わうために、わざと自宅を使う者もいるのだ。
個室のある飲食店
美味しい食事を楽しみたいという不倫カップルもたくさんいるだろう。だが、仕切りがない飲食店で食事をしていれば、知り合いに目撃されてしまうリスクがある。そこで、個室タイプの飲食店が、密会場所として選ばれることになる。個室であれば、料理を運ぶスタッフ以外の人と顔を合わせることはないので、周囲を気にせず食事ができるし、2人だけの密室空間になるので、軽いスキンシップなども楽しめる。
また、万一知り合いと遭遇したとしても、ラブホテルのケースとは違い、食事をしていただけならどうにでも取り繕うことができる。不倫相手を職場の上司・部下だと紹介し、「食事をしながら仕事の打ち合わせをしていた」などと言っておけば、それ以上詮索されることもないはずだ。
映画館
映画館も、不倫カップルには定番のデートスポットと言えるだろう。映画館は照明が暗いため、周囲の目をあまり気にしなくて済む。さらに、映画が始まれば、観客は全員スクリーンに集中するのでますます好都合だ。シアタールームの1番後ろの席に座れば、2人で手をつないで映画を鑑賞することもできるし、周りにバレることなくキスをすることだってできる。最近は、全席座席指定の映画館も多く、事前にネット予約もできるので、並ぶことなく好きな席に座ることができる。不倫カップルが、それぞれ最後列の隣通しの席を予約しておき、そこで待ち合わせれば、人にバレるリスクも一層少なくなるだろう。
レジャー施設
カラオケ、水族館、テーマパークなどのレジャー施設も、不倫カップルのデートによく使われるスポットだ。特に、カラオケボックスは、手軽に低料金で利用できるし、ボックスに出入りする際に知り合いに遭遇しても「1人カラオケに来た」とごまかすことができる。カラオケボックスは半個室で、照明を暗めにすれば外からも見えにくくなるので、2人でイチャイチャしても気づかれにくい。
水族館も、館内全体が薄暗い上に、みんな水槽の方を見ているので、不倫カップルがいても気に留める人は少ない。平日なら空いているので、ゆっくりデートを楽しめるだろう。テーマパークは、不倫がバレるリスクが高いと思われがちだが、ディズニーリゾートやUSJなどは入場者も多いため、知人に遭う確率は低い。加えて、中で販売されているサングラスなどをつけて仮装していても不自然ではないので、思い切り“やらかす”ことができるのだ。
アウトドアスポット
「アウトドアで不倫デート?」と意外に思うかもしれないが、最近のブームに乗ってキャンプデートに出かける不倫カップルも増えている。郊外のキャンプ場に行けば、知り合いに遭遇する確率も低いし、テントの中では2人きりになれる。バンガローなどを利用すれば、人に覗かれる心配もなく、スキンシップを楽しむことができるだろう。さらに、「ソロキャンプに行ってくる」と言って出かければ、追及もされにくい。
一方、大きな公園をデート場所に選ぶ不倫カップルもいる。園内を2人で散歩しながら楽しくおしゃべりし、人の少ないところにある公園のベンチでたっぷりイチャつこうという算段だ。公園デートも「ランニングしてくる」などと口実を作って出かければ、家族に怪しまれることもないはずだ。
ドライブ
車を持っているなら、ドライブデートをする不倫カップルも多いだろう。電車やバスとは違い、車を使えば移動中に2人でいるところを知人に見られることはないし、車内はほぼプライベート空間なので、どんな話をしても人に聞かれる心配はない。また、その日の気分で行き先を自由に決めることができ、ドライブを楽しみながら県外のレジャー施設やショッピングモールに行くことができるのも、ドライブデートのメリットだ。そして、最後は、道沿いのラブホテルにそのまま車でゴールイン。中には、スリルや刺激を求めてカーセックスをする者もいるが、家族も乗る車でそんなことをされたらたまったものではないだろう。
温泉旅館
泊りがけの不倫デートの定番ともいえるのが、温泉旅館だ。ひなびた温泉に行けば、知り合いに遭うこともまずないし、個室風呂がついている宿で、食事も部屋食にすれば、周りの目を気にする必要もなくなる。2人で温泉に入って浴衣に着替え、非日常的空間の中でゆっくり羽を伸ばせるのだ。「出張が入った」などと言って出かけたパートナーは、もしかすると不倫相手と温泉デートを楽しんでいるのかもしれない。また、温泉旅館や温泉施設の中には、個室付きの日帰りプランを用意しているところもあるので、泊りがけではなくても温泉デートに行っていることも考えられる。
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不倫相手と出会う場所
不倫は、どこで相手と出会い、どんな形で始まるのだろう? もちろん、最初から不倫するつもりで、街で相手をナンパするというケースもなくはないだろうが、通常は男女が集まる場所で、気になる異性と何度か顔を合わせているうちに浮気心が湧いて、その異性と関係を持ってしまうというパターンが多いはずだ。そのため、不倫が始まる場所はある程度限定されるし、パートナーがそういう場によく行っているようなら、あらかじめ釘を刺したり、パートナーの様子をよく観察するなどして、不倫に走るのを予防することもできるだろう。不倫相手と出会う可能性が高い場所をピックアップしてみた。
職場
不倫相手に出会う場所として最も多いのが、会社やパート先などの職場だ。会社勤めをしていれば、家族と一緒にいるより、職場にいる時間の方が長くなる。また、職場の仲間とは毎日顔を合わせるため、気になる異性が職場にいると、その相手に好意を感じやすくなる。その相手と上司と部下の関係だった場合、仕事が上手くいかない時に、相談に乗ったり乗ってもらったりするうちに、ますます親近感がわくだろう。
同僚の場合も、同じプロジェクトのメンバーになれば、連帯感が高まるはずだし、お互いにサポートし合う中で距離感もどんどん縮まっていく。そういう相手と2人きりで残業などをしていると、仕事の話だけでなくプライベートの話もするだろうし、残業終わりに2人で食事や飲みに行くこともあるかもしれない。そういう機会が重なるうちに、職場の仲間という枠を超えて、男女の関係になってしまうのだ。
趣味のサークルや教室
男女が参加する趣味のサークルや教室も出会いの場となる。このような場所は、同じ志向や目的を持ったメンバーが集まっているため、話も弾むし、お互いに親近感を抱きやすい。そこに気の合う異性がいて、毎回顔を合わせていれば、自然に親しくなっていくはずだ。特に、社交ダンスやテニス、ゴルフなどは、体が触れ合う機会があるのでドキドキするような気分も味わうだろう。また、趣味の教室では、講師やコーチと生徒が不倫関係になることもある。テニスなどは、若くてカッコいいコーチもいるので、優しく教えてもらっているうちに恋愛感情が生まれてしまうのだ。
同様に、スポーツジムでも不倫が始まる可能性がある。よく顔を合わせる会員がいれば、トレーニングのやり方などの情報交換をしているうちに親しくなることもあるだろうし、マンツーマンで指導してくれるトレーナーと親密になり、一線を越えてしまうケースも少なくない。
行きつけの店
パートナーに行きつけの店がある場合は、その店のママや店員、常連客との間で不倫が始まることも考えられる。同じ店に長く通っていれば、世間話だけでなく、ママや常連客とお互いに悩み事を話したりすることもあるだろう。そして、話を聞いている間に、相手に情が湧くようになり、酒の勢いも手伝って深い仲になってしまうのだ。一方、最初から浮気する目的で、クラブやバーに通う者もいる。クラブの中には、音楽やダンスを楽しむためではなく、ナンパを目的とした「ナンパ箱」と呼ばれるクラブもある。そういうクラブには、男女ともに出会いを求めてやってくる人が集まるので、不倫相手と出会う確率も非常に高い。
学校行事や地域活動
子供が学校に通っていれば、先生や親同士が会う機会も多くなる。子育ての悩みやクラスについての情報交換など、あれこれ話しているうちに意気投合することもあるだろう。それに加えて、運動会や文化祭などの学校行事の手伝いに親たちが借りだされる時もあり、一緒に作業をしたり打ち上げをしているうちに好意を抱いてしまう相手が現れるかも知れない。また、町内会や自治会などの地域活動にも、多くの男女が集まり、地元のお祭りやスポーツイベントのサポートなどを一緒に手伝う機会がある。そういう時に、自ら進んでテキパキと作業をこなす姿や、来客をかいがいしくお世話する姿を目にして、好意を抱いてしまう人がいてもおかしくはない。
同窓会
同窓会に行けば、懐かしい顔に出会い、学生の頃の思い出や感情が一気によみがえり、積もる話に花が咲く。同窓会には、昔付き合っていた彼氏や彼女が出席していることも少なくない。その相手と久しぶりに再会し、盛り上がって話をしているうちに当時の気持ちを思い出し、焼け木杭に火が付いてしまうというケースもよくあるのだ。また、学生時代に片思いをしていて告白できなかった相手と同窓会で会って話してみたら、実は片思いではなく、相手も自分のことが好きだったとわかり、恋の炎が再び燃え上がるということもあり得る。同窓会は、不倫の火種がたくさん転がっている場所だと言えるだろう。
ネット
最近増えているのが、ネットを通じた不倫相手との出会いだ。SNSの発達により、日常生活では出会わない人とも手軽に交流できるようになっている。SNSでは、同じ趣味を持つ人たちが集まるコミュニティができやすく、オフ会が開かれることもある。趣味が合う者同士が顔を合わせれば、当然話も盛り上がるし、特に気の合う異性がいれば、友達以上の関係になってしまうことも考えられる。一方、最初から不倫するつもりの人間は、出会い系サイトなどを利用するだろう。出会い系サイトでは、年齢や趣味、居住地などの条件を設定すれば、自分の好みの相手を簡単に探し出せるので、手軽に不倫を始めてしまうのだ。
不倫を暴く手がかり
パートナーが不倫を始めた時、その痕跡がいろいろな形で残される可能性がある。不倫をするには、相手とデートする時間を捻出する必要があるし、男性の場合は、不倫相手とのデート代や飲食代、ホテルの利用料も自分が払うことになるだろう。そこで、不倫相手と密会する機会を作るためのカモフラージュをしたり、代金を支払った証拠を隠滅したりといった工作をしなければならなくなる。しかし、人間は誰しもミスや見落としをするものなので、どんなに用心深く立ち回っても、痕跡が残ってしまう時もある。また、デジタル機器やSNSの発達によって、以前にはなかった形で不倫が発覚するケースも増えてきた。パートナーの不倫を暴く手がかりになるものをピックアップする。
外出頻度・帰宅時間
休日は家でゴロゴロしていたり、家族と出かけることが多かったパートナーが、「1人カラオケで歌の練習をしてくる」「ソロキャンプに行ってくる」などと言って、毎週のように1人で出かけるようになったとしたら、どこか不自然さを感じるだろう。もちろん、パートナーも1人で遊びたい時はあるだろうが、その頻度が急に増えた場合は、家族に知られたくない隠し事をしていることも考えられる。
また、会社勤めをしているパートナーが、平日に不倫しているのであれば、当然退勤後に不倫相手と会うことになるから、家に帰ってくる時間は遅くなるはずだ。その際に、よく使われるのが仕事がらみの口実で、「残業になった」「急な飲み会が入った」などと密会をカモフラージュするパターンが非常に多い。しかし、それまで特に忙しそうにもしていなかったパートナーの残業が急に増えたり、宴会シーズンでもないのに頻繁に飲み会に行くようになったのなら、不倫をしている可能性も出てくるだろう。
レシート類
映画館や水族館、テーマパークなどでデートすれば、チケットの半券やパンフレットが手元に残る。さらに、それらのレジャー施設の利用料や食事代、ホテル代などを自分で払っていれば、そのレシートも受け取ることになる。不倫している者は用心深く振舞うから、それらの証拠を処分しようとするだろうが、人間誰しもうっかりミスはするので、服のポケットやバッグを調べれば、処分し忘れた証拠品が出てこないとも限らない。
また、支払いをクレジットカードでしているなら、月ごとの利用明細も記録される。紙の明細書が発行されなくても、カード会社の会員サイトに利用明細が保存されているので、自分がパートナーのカードの家族会員であれば、その情報を見ることができる。明細に載っている会社名をネットで検索すれば、どこで何にカードを使ったのか、明らかになるはずだ。
LINE・メール
不倫を始めれば、LINEやメールで不倫相手と頻繁にやり取りすることになるだろう。そうなると、パートナーは不倫相手からいつ連絡が来てもいいように、スマホを肌身離さず持ち歩くようになるかもしれない。また、家族にスマホの情報を見られないように、急にロック解除のパスワードを変えたり、スマホをどこかに置く際には必ず画面を伏せて置くようになることも考えられる。スマホにロックがかかっていても、新しいメッセージが届くと、ポップアップ通知でそれが画面に表示されるため、送信者の名前やメッセージ内容を見られてしまう恐れがあるからだ。
しかし、スマホのロックを突破する方法がないわけではない。パートナーがパスワードを変える前なら、「注視」の設定などをオフにしておくことができ、それによって寝顔で顔認証をクリアできるので、いくらパスワードを変えても、LINEやメールが簡単に読めてしまう。
スケジュール帳
不倫デートの予定日や場所を、普段使っている手帳やスマホのスケジュール管理アプリに書き込んでいる者もいる。そういう場合、それを誰かに見られた時のことを考えて、自分にしか解読できないような暗号やカモフラージュを使うだろう。例えば、不倫相手の本名は書かずに、偽名やニックネームを使い、デート場所がわかってしまうような言葉も避けて、レストランやレジャー施設名のイニシャル、謎のマークなどを書き込むのだ。
しかし、同じニックネームの相手と、「〇日〇時、D・Sで」などと、頻繁に会っていることがスケジュール帳からわかれば、不倫している可能性が高くなる。会社の同僚や取引先とそんなに何度も社外で会わなければならない理由はないはずだし、わざわざイニシャルを使う必要もないからだ。
交通系カード
パートナーの移動履歴から、不倫の手がかりをつかめることもある。SuicaやPASMOなどのICカードで電車やバスに乗れば、その履歴がデータとして残される。駅の券売機にカードを挿入して履歴表示ボタンを押せば、直近の数十件の利用履歴が表示され、印字することも可能だ。
車を利用している場合も、高速や有料道路を使えば履歴が残る。「ETC利用照会サービス」にETCカードを登録すれば、過去15ヶ月分の通行区間や通過日時のデータを確認することができる。加えて、ETCカード自体にも、利用履歴が記録されるので、カードリーダーを購入すれば、その情報を読み取れる。「今日は休日出勤」などと言っていたパートナーが、会社から遠く離れたところを移動していたことがわかれば、嘘を吐いたことがすぐにバレる。
車内の痕跡
パートナーが不倫に家の車を使っている場合は、グローブボックスやドアポケットにレジャー施設のパンフレットやレシート、灰皿に口紅のついた吸い殻などが残されているかもしれない。また、カーナビやドライブレコーダーからは、さらに重要な手がかりが得られる可能性もある。カーナビでデートスポットやラブホテルを検索すれば、その履歴が残るし、走行軌跡を調べれば、どんなところに行ったのかがわかる。一方、ドラレコには、パートナーと不倫相手の親密な会話が録音されているかも知れないし、車でラブホテルに入っていく様子が映っていることも考えられる。
SNS
SNSにアップした写真などから不倫がバレるケースが増えている。例えば、ソロキャンプに行ったはずの写真に2人分の食器が写っていたり、カフェで撮った写真を画像検索してみたら、他の異性が同じ時間に同じ席の写真をアップしていたり。また、不倫相手が、パートナーの体の一部が映り込んでいる写真や、パートナーの車の助手席から撮った写真などを、「匂わせ」のためにわざと自分のSNSに上げるケースも少なくない。パートナーのSNSのフォロアーの中に不倫相手がいる可能性もあるので、やたらに「いいね!」をしているフォロアーがいたら要チェックだ。
不倫を阻止するためにやるべきこと
不倫の手がかりがつかめたとしても、そこで慌てて行動してはならない。不倫を決定づけるようなもっと確実な証拠を突きつけなければ、パートナーは不倫の事実を認めないかも知れないし、自分が疑われていることを知って、不倫相手と距離を置くなど、いろいろ画策することも考えられるからだ。そうなったら、パートナーに対する不信感を抱いたまま、夫婦仲が冷え切ってしまう恐れもある。また、そもそもパートナーを不倫に走らせないためには、居心地のいい家庭環境を作るといった、常日頃からの心がけも求められる。パートナーに不倫の疑惑がある時に、どのような行動を取ればいいのか、対処策をお伝えする。
調査をする
パートナーに不倫疑惑がある場合は、探偵などを使って密かに調査をしよう。不倫デートの場所の見当がついていたとしても、自分で調査をするのはお勧めしない。一般の人が、ターゲットを見失わないように長時間にわたって尾行や張り込みをするのは、技術的にも体力的にも難しい。また、尾行しているのが、毎日顔を合わせている妻・夫であれば、パートナーに気づかれるリスクも高くなる。
その点、プロの探偵なら、気づかれることも見失うこともなくターゲットを追跡し、ラブホテルなどに出入りする決定的な場面を押さえられる。そうなれば、パートナーも不倫の事実を認めるしかなくなる。調査依頼の際に、デートの場所や日時の情報など、自分がつかんだ手がかりを提供すれば、効率的に調査を進めることができ、費用も抑えることができるだろう。
慰謝料を請求する
相手からのアプローチで不倫が始まったのなら、相手に慰謝料を請求し、関係を清算させよう。相手が要求を拒否した場合、交渉や訴訟をしなければならなくなるが、その際にも不倫調査で押さえた証拠が役に立つ。法的手段に訴えて慰謝料を請求するには、パートナーと不倫相手の間に肉体関係があったことを裏付ける証拠を提出しなければならない。その証拠として最も有力なものが、2人がラブホテルに出入りするシーンを写した画像だ。ラブホテルは性行為をするための場所なので、そこを利用したということは、2人に肉体関係があったという証しになる。プロの探偵であれば、暗闇の中でも鮮明な写真や動画が撮れるので、裁判になっても勝訴できるだろう。
夫婦の会話を増やす
不倫させない・再発させないためには、日頃からの心がけも大切だ。パートナーが家庭に不満を持っていたり、夫婦仲が悪かったりすると、不倫に走る危険性も高まってくる。そういう状況にならないようにするためには、忙しくて暇がない時もあるだろうが、少しでも時間を作って、世間話でも何でもいいので夫婦で会話するようにしたい。日々何か話していれば、そのうちにお互いの悩みや不満も見えてくるかもしれない。また、毎日頑張って働いてくれている夫や、家事・育児を担ってくれている妻に、折に触れて感謝の気持ちも伝えよう。
共通の趣味を持つ
夫婦のコミュニケーションを増やしたいと思うなら、共通の趣味を探して、2人でそれを楽しむのもいい。スポーツやキャンプ、絵画や音楽の教室など、一緒に同じ体験をすれば、夫婦の距離も縮まるし、共通の話題や思い出ができるので、話も弾むに違いない。また、たまには2人で有給休暇を取って、旅行に出かけたり、おしゃれなレストランでディナーを取ったりするのも、夫婦の絆を深めるのに役に立つだろう。夫婦や家族で過ごす時間が幸せだと感じるようになれば、他の異性との不倫に貴重な時間を浪費しようと思わなくなるのではないだろうか?
まとめ
不倫相手と会う場合、2人でデートを楽しめるのと同時に、知り合いに見つかりにくい場所を選ばなければならない。そのため、デートの場所がある程度限定され、レシートやカード明細などから密会現場を特定できるケースもある。しかし、そのような手がかりをつかんだとしても、そこで慌てて行動すると、すべてが台無しになってしまう恐れがある。2人に気づかれないように不倫の決定的な証拠を押さえるには、調査のプロである探偵などに依頼するのが一番だ。 また、パートナーの不倫を防ぐには、日頃からのケアも大切だ。パートナーとコミュニケーションをよく取って、夫婦の絆を深めるようにするとともに、不倫が始まりやすい場所にパートナーがよく行っているのであれば、あらかじめ釘を刺すなどして、リスク回避に努めよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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