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浮気/不倫の疑い自宅不倫はゲスの極み!証拠をつかんで懲らしめよう

自宅不倫をする男女

外出先から帰宅したら、パートナーと愛人がベッドの中で抱き合っていた――悪夢のような光景だが、これは決してあり得ないことではない。夫が会社に行っている間に妻が不倫相手を家に招き入れたり、妻が出産などで里帰りしている時に夫が不倫相手を連れ込んだりする話はよく聞くし、リモートワークが増えてからは夫婦の一方が出勤、もう一方がリモートワークになったのを利用して自宅不倫をするケースも増えているという。 しかし、パートナーが不倫をしているというだけでもショックなのに、家族の城であるはずの自宅に不倫相手を呼び寄せて、夫婦のベッドで情事に及んでいたとなれば、想像しただけでも寒気がするだろう。さらに、自宅不倫が許されないのは、感情の問題だけでなく、近所の人にバレる危険性が高いという点にもあり、そのような事態を避けるためにも早く手を打たなければならない。 不倫をする際に自宅を選ぶ理由や、自宅不倫の痕跡の見つけ方、不倫をしている人に見られる兆候とそれに気づいた時にやるべきことなどを紹介する。

自宅不倫のメリットとリスク

人が不倫をする時に、まず考えるのがラブホテルなどを利用することだろう。会社や自宅から離れたところにあるホテルを使えば、知り合いに見つかる心配はまずないし、シャワーでも浴びて何食わぬ顔で帰宅すればパートナーに気づかれることもない。

それに比べ、自宅で不倫相手と密会していれば、バレる確率は圧倒的に高くなるし、パートナーに不倫の現場を目撃されたら、もうどんな言い訳も通用しない。その危険性を知っていながら、あえて自宅で不倫をする理由は何だろう? 不倫カップルにとっての自宅不倫のメリットと、それが招くリスクについて見ていこう。

メリット①お金がかからない

自宅不倫の第1のメリットは、お金を節約できるということだ。ラブホテルなどを使って不倫をする場合、ホテル代に加えて交通費もかかる。また、することだけして「ハイさようなら」というわけにもいかないので、レストランなどで一緒に食事もしたりするだろう。そうなると、不倫相手と密会するたびに、それなりの費用が必要になる。

経済的に余裕があって、自分で家のお金を管理しているのであれば問題はないだろうが、小遣い制でやりくりしているような男性の場合、毎週のように不倫を重ねていると資金的にかなり厳しくなってくるはずだ。また、クレジットカードを使って費用を賄うとしても、引き落とし金額が急に増えたことが家族に知られると、疑いの目を向けられることにもなりかねない。そこで、チャンスがあれば自宅で不倫しようと考えるのだ。

メリット②ゆったり過ごせる

ラブホテルの料金を節約しようと思えば、滞在時間を短くせざるを得ず、慌ただしく事を済まさなければならないが、自宅で不倫をすれば、時間を気にせずゆったり過ごせるし、移動などにかかる時間も短縮できる。また、味気ないラブホテルや車の中とは違って、開放的で居心地のいい自宅での密会は快適そのものだろう。

家のソファや冷蔵庫も使い放題だから、好きなものを食べて飲んで、一緒に映画でも見ながらずっとイチャイチャできる。パートナーが長期出張や里帰りをしている隙に、2人は別荘に来ているような気分で泊りがけのデートを楽しんでいるかもしれない。

メリット③夫婦感覚が味わえる

不倫相手のことを好きになればなるほど、長い時間一緒にいたいと思うようになるだろうし、人目をはばからずにキスやハグもしてみたいだろう。しかし、外で会っていれば、いつ誰に目撃されるかもわからないので、あまり大っぴらに振る舞うことはできず、いつも周りの様子を気にしながら付き合わなければならない。

その点、自宅不倫であれば、人の目を気にすることもなく、まるで夫婦にでもなったように不倫相手と水入らずで過ごすことができる。特にポイントが高いのが、料理を作れることだ。男性は、好きな女性に手料理を振る舞ってもらいたいし、女性も自分の料理をほめてもらいたい。その望みが叶う自宅不倫は、2人にとって最高のひと時になるだろう。

メリット④背徳感で興奮する

不倫をする人の中には、夫婦生活が長くなるにつれてマンネリ感を抱くようになり、新たな刺激を求めて別の異性と関係を持つという者も少なくない。不倫には、職場や家族にバレないように関係を持ち続けなければならないというスリルがあるし、パートナーを裏切っているという背徳感が強烈なスパイスとなる場合もある

その上、普段夫婦で使っているベッドで不倫するとなれば、背徳感はますます高まり、今まで味わったことのない興奮を覚える者も出てくるかも知れない。そして、1度そういう経験をすると、強い刺激を求めて何度も自宅不倫を繰り返すようになる危険性がある。

リスク①パートナーと鉢合わせする

自宅不倫の最大のリスクは、不倫相手を家に連れ込んだ時に、外出先にいるはずのパートナーが帰ってきて、鉢合わせしてしまうことだ。例えば、飲み会になるとパートナーがいつも終電ぎりぎりにしか帰ってこないので、飲み会予定日に不倫相手を呼び寄せたところ、飲み会がドタキャンになって帰ってきてしまったというケースもある。

また、出張に行っていたパートナーが予定日より早く帰ってくることも考えられる。商談が予想以上にスムーズに進んだり、会社の都合で呼び戻されたりして、出張が予定より早く終わるのはよくある話だ。そういう場合、パートナーはメールなどで帰宅が早まったことを連絡してくるかもしれないが、不倫に夢中になりすぎてスマホのチェックを怠ると、修羅場に突入する事態となってしまう。

リスク②相手がなかなか帰らない

ラブホテルでの休憩なら利用時間が決まっているので、その時刻になれば退室することになるが、自宅不倫の場合は制限時間もないので、切り上げ時が定まらないことがある。特に、不倫相手が時間にルーズな性格だったり、いつも誰かにかまっていてもらいたい甘えたがりの性格だったりすると、家の用事もあるのでそろそろ帰ってほしいと思っていても、なかなか腰を上げてくれないかも知れない。かと言って、「帰ってくれ」と強く言うこともできず、ズルズル過ごしているうちに、早めに帰宅したパートナーと鉢合わせする可能性もあるので非常にリスキーだ。

リスク③近所の噂になる

ご近所の人たちは思っている以上に目ざとく、いくら用心深く行動しても、誰かに密会の現場を見られてしまう危険性がある。見知らぬ異性を自宅に招き入れたところを2階のベランダなどから目撃され、何時間も家から出てこなかったりしたら完全にアウトだし、最寄り駅の改札から2人で連れ立って出てきただけでも、不倫ではないかと勘ぐる人がいるのは間違いない。

「人の口に戸は立てられぬ」というが、いったん不倫を疑われたら、噂は瞬く間に近所中に広がる。そうなれば、家族まで白い目で見られ、まともな近所付き合いもできなくなってしまう恐れがある。

不倫の痕跡の探し方

不倫の痕跡の探す人

自宅で不倫をする場合、パートナーに絶対にバレないように徹底的に痕跡を消そうとするはずだ。しかし、何事にも「絶対」はない。うっかりミスで残してしまった痕跡を掃除している時に発見されることもあるし、勘のいい女性ならちょっとした部屋の様子の変化から不倫を察知することもある。また、不倫相手が「匂わせ」のために、わざと痕跡を残していく可能性も考えられる。

一方、妻が自宅不倫をしている場合は、痕跡を見つけにくいかもしれないが、最近ではIT機器やインターネットの発展もあって、思わぬところから不倫の手がかりが得られるケースも少なくない。自宅不倫の痕跡を探すためのポイントをピックアップする。

ゴミ箱

家で長時間過ごせば、何らかのゴミは出る。それを不倫相手に全部持ち帰らせるわけにもいかないとなれば、自分で処理するしかなくなる。もちろん、不倫の手がかりになるようなゴミをそのままクズ籠に放り込む人はいないだろうが、ティッシュなどに包んでゴミ箱に押し込み、上から別のゴミでもかぶせておけば大丈夫と考える人もいるはずだ。

ゴミを漁るのは気が進まないかも知れないが、調べてみれば使用済みのコンドームや使用済みのつけまつげ、使い切りタイプの化粧水のパッケージ、口紅のついたストローなど、言い逃れのできない品々が出てくる可能性がある。その他、夫が絶対に食べないスイーツや、使うはずのないコンタクトレンズが出てきた時も、自宅不倫が疑われる。

寝室

自宅不倫で夫婦のベッドを使用した場合、パートナーはその痕跡を消すために細心の注意を払うはずだ。しかし、どんなに注意していても、痕跡が残ってしまう時もある。ベッドの周りのカーペットに、妻のものとは違う長さ・色の髪の毛が1本でも落ちていれば、コロコロを使って掃除するだけで不倫が発覚する。

また、ベッドには不倫相手の残り香もつくので、妻がそこに寝た時に、自分が使っているものとは違う香水やヘアフレグランスの匂いがすれば、すぐに気づくだろう。残り香を消すために消臭スプレーをかけるケースもあるが、今まで匂いを気にしなかった夫が急にそんなことをすれば、怪しまれるのは必至だ。

キッチン

キッチン周りにも、痕跡が残っていることがある。最初のチェックポイントは冷蔵庫だ。不倫相手のために買ったものが、うっかり飲み忘れ・食べ忘れをして、冷蔵庫に入ったままになっていることも考えられる。夫はいつもビールしか飲まないのに、カクテルなどが入っていたり、女性が好むスイーツが入っていたりしたら、明らかに不自然だ。

不倫相手が手料理を振る舞った場合は、生ゴミも処理しなければならない。普段から料理をしている夫なら話は別だが、排水口はもちろん、ゴミ箱の奥などに妻が使った覚えのない野菜の切れ端が押し込まれていたら、言い訳するのも一苦労だろう。

浴室・洗面所

浴室や洗面所の排水口もチェックしておきたい。寝室とは違い、不倫相手の髪の毛が浴室や洗面所に落ちても、水で流してしまえば気づかれないだろうと、処理を怠るケースも少なくないからだ。しかし、排水口の掃除をする時に気を付けていれば、不倫相手のものとわかる髪の毛が見つかることもある。また、浴室のボディシャンプーの位置なども要チェックだ。不倫相手が入浴の際に使ったボディシャンプーを、元の場所とは違うところに置いてしまうこともあり得る。そのような浴室の微妙な変化から不倫の匂いを嗅ぎ取る女性もいるのだ。

クローゼット

不倫相手がうっかり忘れていった私物や、不倫の手がかりになるものを、そのまま放っておくわけにはいかず、ゴミ箱に捨てるのも危険だという場合、慌てて自分のクローゼットに突っ込むというケースもある。自分のクローゼットであれば、パートナーもおいそれと開けることはない。とりあえずそこに証拠品をしまっておいて、次に密会する時に相手に返したり、ゴミ出しの日に他のゴミと一緒に捨ててしまおうという魂胆だ。

しかし、それは少々甘い考えかもしれない。本人が寝ている時や外出している時に、クローゼットを調べれば、すぐにわかってしまうことだ。

リビング

寝室と同様に、リビングのソファなどでイチャついていれば、不倫相手の髪の毛がどこかに落ちている可能性がある。また、ピアスやヘアピンなどをなくすこともよくある話で、すぐに見つかればいいが、リビングが片付いていないと、どこに入り込んだかわからず、探しているうちに時間切れになることも。

また、「匂わせ」のために、わざと私物を置いていく者もいる。その場合、揉め事の種をまいて別れ話に発展させ、パートナーを自分のものにしようと狙っている可能性もあるので、気を付けなければいけない。

ドアホン

最新型のモニター付きドアホンの中には、自宅への訪問者を室内のモニターに映すだけでなく、その静止画をスマホートフォンにメール通知できるものもある。さらに、センサーカメラなどと組み合わせれば、インターホンを鳴らさなくても、不倫相手が玄関先に立っただけで画像付きメールを送ってくれる。

もちろん、パートナーがそれを知っていて、メール転送機能をオフにしてしまうと、スマホで訪問者をチェックできなくなる。そのため、この方法を使う時は、「空き巣が怖い」などと適当な理由をつけて自分でドアホンを購入し、取扱説明書などはパートナーに見せないようにすることだ。

車の中

パートナーが車で不倫相手を送り迎えしている疑いがある時は、車内のチェックも有効だ。自分と背丈の違う女性が助手席に乗っていたとすれば、シートの位置や角度が変わっているかもしれないし、自分のものとは違う髪の毛がついていたり、車内にうっかりアクセサリーなどを落としていることも考えられる。

また、車にドライブレコーダーがついているなら、車で出かけたパートナーが帰ってきた後に、記録されている映像・音声を確認してみよう。不倫を決定づけるような生々しい会話が残されているかもしれない。パートナーがわざとドラレコをオフにしている可能性もあるが、そのような不自然な操作も不倫が疑われる行動と言える。

SNS

最近では、SNSの投稿から不倫が発覚するケースも少なくない。パートナーのTwitterやInstagramにやたらに「いいね」をしているフォロアーは、不倫相手の可能性もあるので、そのフォロアーの投稿をチェックしてみるのもいいだろう。もしかすると、そのフォロアーがアップした写真に、パートナーの持ち物や身体の一部が写り込んでいるかもしれない。

また、不倫相手がパートナーと参加したイベントの集合写真を投稿したり、わざと匂わせ投稿をしているケースもある。それが、パートナーが「今日は休日出勤」などと言って出かけた日に撮られたものだったら、クロだと見てまず間違いないだろう。

不倫の兆候

急に帰宅が遅くなる夫

不倫のサインは、態度や行動にも表れる。不倫を始めた人は、罪悪感を抱いたり、不倫がバレるのではないかと不安を感じたりしてそれをカモフラージュしようとするし、不倫相手に影響を受けて今までになかった行動を取るようになることもあるからだ。

不倫の物的証拠が見つからなくても、パートナーの態度や行動の変化を細かくチェックしていけば、相手の心理状態がわかり、不倫しているかどうかも見抜くことができるかも知れない。不倫をしている時に表れやすい兆候を見ていこう。

スマホを常に持ち歩く

不倫相手との連絡手段として、一般的なのがLINEやメールだ。そのため、パートナーが不倫を始めると、相手からいつ連絡が入ってもいいように、常にスマホを持ち歩くようになる。スマホをリビングなどに置きっぱなしにしていたパートナーが、トイレにまでスマホを持ち込むようになったり、暗証番号を変えて家族が見られないようにしたりしたら、怪しい兆候と言える。また、LINEなどは、メッセージが届くとポップアップ通知が表示されるため、それを読まれないようにいつもスマホを伏せて置くようになることもある。

不倫をしていると、電話がかかってきた時の行動にも変化が表れる。今までそばに誰がいても構わず電話に出ていたパートナーが、表示された発信者の名前を見た途端に電話を切ったり、別の場所に移動してから電話に出るようになるのは、会話を人に聞かれたくないからで、電話の相手が不倫相手であることも十分考えられる。

スケジュールを細かく聞いてくる

自宅不倫をしている者が一番恐れるのは、パートナーとの鉢合わせだ。不倫相手が家にいる時にパートナーが帰ってきて、現場に踏み込まれたらもう逃げ場がない。そこで、パートナーのスケジュールを詳細に把握しようとするようになる。出張や飲み会の予定日はもちろんのこと、帰宅予定時間まで聞いてくることも少なくないだろう。

時には1カ月後などかなり先の予定を聞いてくる場合もあるので、その際は、逆に「何か用事でもあるの」と、さりげなく尋ねてみてもいいだろう。また、出張や飲み会から帰る時に必ず「これから帰る」とメールするよう、しつこく念押ししてくる場合も要注意だ。

残業や出張が増えた

自宅不倫はリスクも高いので、毎回家で不倫相手と会うというわけにはいかないだろう。そうなると、外でのデートやラブホテルで過ごすための時間を捻出しなければならない。平日は仕事もあり、白昼堂々不倫をすることもできないので、密会するのは退勤後ということになる。当然帰宅時間も遅くなるはずだが、その時によく使われるのが、残業や飲み会など、会社がらみの口実だ。

また、不倫相手と泊りがけの旅行に行くために、ありもしない出張をでっちあげて出かけていく可能性もある。これまで残業や飲み会が少なかったのに、突然その回数が増えたり、出張にはあまり縁のない部署なのに頻繁に出張するようになったのなら十分に注意しなければならない。

オシャレになった

新しい恋人ができた時、自分の外見を気にするようになるのは自然な心理だ。ファッションにはまったく無頓着だった夫が、突然オシャレになったのなら、その陰に女性がいることも考えられる。夫がブランド物や若見えするような服を着るようになったり、カバンやベルト、靴などにこだわりだしたり、今までつけたことのなかった香水をつけるようになったら気を付けた方がいい。

さらに、妻が買った下着をそのまま身に着けていた夫が、自らオシャレな下着を買い込んでくる場合もあるし、逆に妻がひそかにセクシーな下着を買っていたりする場合もある。家族にしか見せないはずのものにこだわるのは、かなり不自然なので、不倫を疑われても仕方がない。

趣味が変わった

愛人ができたために、趣味がガラッと変わったり、新しい趣味を始めたりすることもある。特に注意すべきなのは、今までインドアタイプで休日も家にいることが多かったパートナーが、突然アウトドア派になって1人で出かけていくようなパターンだ。もちろん、最近のアウトドアブームに影響されただけかも知れないが、不倫相手の趣味に合わせている可能性もあるし、アウトドアの趣味は密会の隠れ蓑にもなる。音楽などの趣味が変わるのも同様で、自分の音楽プレーヤーに今まで好みではなかったジャンルやアーティストの曲を入れるようになったら、不倫相手に勧められて聴き始めたのかもしれない。

パートナーへの態度が変わった

不倫を始めたことで、パートナーに対する態度が変わる者もいる。後ろめたさを感じている場合は、罪の意識を消そうとして、パートナーや家族に急に優しくなることもあるだろう。今まで家のことはすべて妻任せだった夫が、突然家事を手伝おうと言い出したり、記念日でもないのにプレゼントを買ってきたりしたら、裏で何かやましいことをしているのかもしれない。また、それとは逆に、パートナーや家族に対して急に冷たい態度を取るようになるケースもある。その場合、不倫相手にかなり本気になっていて、家族を邪魔な存在だと思い始めていることも考えられるので、早急に手を打たなければならない。

不倫に気づいた時に何をすべき?

夫の不倫に気づいた妻

パートナーの不倫に気づいた人は、大きなショックを受け、激しい怒りや悲しみ、不安に襲われるだろう。しかし、ここはあくまで冷静に振る舞わなければならない。感情に任せてパートナーを責め立てると、ますます気持ちが離れていってしまうかもしれないし、確証もなく不倫を白状させようとしても、パートナーが事実を認めないばかりか、不倫の証拠を揉み消そうと画策する恐れもある。

そうなってしまったら、もう真相は突き止められず、モヤモヤした気持ちを抱いたまま、夫婦生活を続けなければならなくなる。そのような事態を避けるためには、事前にしっかり準備をした上でパートナーとの話し合いに臨むことが重要だ。パートナーの不倫に気づいた時にやるべきことについて解説する。

抜き打ちで帰宅する

出張や飲み会のある日に、パートナーが帰宅時間を細かく聞いてくるなど、怪しい素振りがある時は、わざと予定時間より早く帰宅して不倫していないかどうか確かめるという手もある。家に踏み込んだ時に、2人がベッドに入っていたりしたら、もうごまかしや弁解もできない。しかし、このやり方にはリスクも伴う。追い詰められたパートナーや不倫相手が逆上して暴れたり、離婚を切り出したりするケースもあるからだ。

また、自分自身も冷静ではいられない可能性も十分にある。不倫していることがうすうすわかっていても、実際にその現場を目の当たりにすると、思わずカッとなって激しく相手を責め立てたり、暴力を振るったりしてしまうかもしれない。そうなったら、夫婦関係を修復することも難しくなり、離婚に突き進むしかなくなる。また、抜き打ちで帰宅して空振りするようなことが続くと、パートナーが警戒しだす恐れもある。

隠しカメラや盗聴器を設置する

自宅不倫を暴く手段として、家に隠しカメラや盗聴器を設置することを考える人もいるだろう。確かに、最近は高性能の小型カメラも販売されているし、自分で自宅内を撮影する限りにおいては、プライバシーの侵害や罪に問われる可能性も少ない。しかし、いくら巧妙に隠したつもりでも、何かの拍子にカメラを見つけられてしまうことはあるし、調査のプロでもない人がカメラを設置すれば、その危険性はますます高くなる。

一方、盗聴器はカメラより隠しやすいものの、やはり発見されるリスクがある上に、不倫を裏付けるような音声が録音できるとは限らない。決定的な証拠が得られないうちに、隠しカメラや盗聴器が見つかってしまったら、相手が用心深く立ち回るようになり、2度と尻尾をつかめなくなる恐れもある。

調査を依頼する

不倫の決定的な証拠を突きつければ、パートナーも事実を認めざるを得なくなるし、その証拠を使って慰謝料を請求することもできる。不倫の証拠にはいろいろなものがあるが、裁判などになった時にも有効なのが、パートナーと不倫相手がラブホテルや自宅に出入りしているシーンを写真や動画に収めたものだ。

ラブホテルは性行為を行うための場所なので、そこに出入りしていれば決定的な証拠となる。一方、自宅への出入りは、「親しい友人を家に招いただけ」と言い逃れされる可能性もあるので、1度だけの撮影では証拠としては弱い。しかし、家族にも告げずに相手を複数回連れ込んでいたり、家の明かりを消して何時間も一緒に過ごしていたことがわかれば不倫の証明になるし、相手を泊まらせていたりしたら言い逃れもできない。探偵社などの不倫調査のプロに依頼すれば、相手に気づかれることなく、証拠映像を撮影できるだろう。

夫婦で話し合う

不倫の決定的な証拠をつかんだら、夫婦できちんと話し合う時間を持とう。自宅に相手を連れ込んで不倫していたのが事実なら、頭に血が上るのも無理はないが、一時的な感情で行動すると、後から悔やむことにもなりかねない。不倫は絶対にしてはならない身勝手な行為であるとはいえ、パートナーが不倫に走った一因が、それまでの夫婦関係や家庭環境に対するストレスからきている場合もある。まずは不倫に至った原因や経緯について、冷静にパートナーの話を聴きとるとともに、深く傷ついた自分の気持ちを伝え、夫婦の今後のことを話し合おう。

慰謝料を請求する

夫婦関係を修復するつもりなら、不倫相手に慰謝料を請求し、パートナーとの関係を清算させよう。相手が慰謝料の支払いを拒否する可能性もあるが、その時は裁判に持ち込めばいい。裁判で慰謝料を請求するためには、請求する側が不倫が行われた事実を立証しなければならないが、その際に事前に集めた証拠が役に立つ。不倫相手がパートナーとラブホテルや自宅に出入りする映像を提出すれば、裁判に勝てる見込みが高くなるのだ。また、そのような証拠を不倫相手に突きつけることによって、裁判になっても勝ち目はないと観念し、素直に支払い請求に応じるケースも少なくない。

離婚する

慰謝料は、パートナーに対しても請求することができる。不倫したパートナーをどうしても許せない時は、慰謝料を取って別れよう。パートナーが、離婚を拒否することもあるが、そういう場合も裁判に持ち込むことができる。不倫は法律で定められている離婚理由に該当するので、パートナーの不倫の事実を立証する証拠を法廷に提出すれば、離婚の請求が認められやすい。そして、裁判で勝訴すれば、パートナーがいくら離婚を拒んでも、判決に従うしかなくなるのだ。

まとめ

パートナーが不倫をしているというだけでも許せないのに、不倫相手を自宅に連れ込んで夫婦のように枕を重ねているのだとしたら言語道断だ。自宅不倫は、夫婦の信頼関係を踏みにじるばかりでなく、近所の人に知られる危険性も高く、そうなれば家庭が崩壊してしまうことにもなりかねない。しかし、そんなリスクを冒してまで、手軽さや刺激を求めて自宅不倫をする者もいるため、一刻も早く手を打つことが必要だ。 自宅不倫をしていれば、上手くカモフラージュしたつもりでも、家の中にさまざまな痕跡が残る場合がある。また、パートナーの日ごろの態度や行動の中に、不倫の兆候が表れることも少なくない。ただし、それらの痕跡や兆候から不倫に気づいた時、慌てて行動を起こすと、夫婦関係がさらに悪化したり、自分が不利な立場に立たされる恐れもある。まずは不倫の決定的な証拠を手に入れ、それを活用して迅速に問題解決を図ろう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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