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浮気/不倫の疑い精力剤を使っていたらクロ?浮気を暴く証拠をつかめ

精力剤

精力剤と言うと、精力に衰えを感じた男性が下半身に活力をみなぎらせるために飲むもの、というイメージがある。最近夜の営みがないのに、もし自分の夫のカバンや引き出しに精力剤が入っているのを見つけたら、「誰かと浮気しているのではないか」と疑いたくもなるだろう。 もう少し詳しく説明すると、精力剤というのは、主に更年期以降における男性を対象とした、性機能などの増強のための薬剤及び一般食品の俗称だ。男性の更年期障害は、男性ホルモンの急激な低下によって不安が強くなり、やる気や記憶力、性欲などが減退する症状で、40歳以上の男性なら誰にでも起こる可能性がある。 そのため、実際に夫が浮気をしていたとしても、精力剤を使っていることを理由に夫を追及すると、「最近仕事が忙しいから」などと言い逃れされてしまうかも知れない。では、精力剤の使用は、浮気の証拠にはならないのだろうか? 夫が精力剤を使う理由や精力剤の種類・用途、浮気の事実を明らかにするために必要な証拠などについて解説する。

精力剤の種類

精力剤には、加齢・ストレス・喫煙習慣などによって血流が停滞した時、末梢血管、とりわけ陰部に血流を促進させるためのものや、ストレスやミネラル不足によって精力が減退した時に性ホルモン分泌を促進させるもの、滋養強壮や疲労回復のための精力促進・増強を謳ったものなどがある。

精力剤の分類については、医薬品に属するものと、それ以外の食品とに大別される。医薬品には、西洋薬と漢方薬があり、食品にはサプリメント、健康食品や清涼飲料水などが含まれる。また、精力剤とは違うが、性行為の際に十分な勃起が得られない勃起障害(ED)を治療するためのED治療薬もある。ED治療薬を使うには、医師の処方せんが必要になるが、浮気目的のために個人輸入で密かに入手する男性もいるので要注意だ。

主な精力剤とED治療薬の種類を見ていこう。

医薬品

テストステロンは、男性ホルモンの代表格であり、加齢やストレスによってこのホルモンが減少するとやる気や精力が衰え、男性更年期障害の原因になるとも言われている。薬剤師がいる薬局薬店で購入できる第1類医薬品には、テストステロンの補給を目的とするものが多く、局部に塗り込む軟膏タイプのものとしては、ヴィタリス製薬から発売されている「オットピン-S」、大東製薬工業の「グローミン」や「トノス」、原沢製薬工業の「プリズマホルモン軟膏」などがあるほか、摩耶堂製薬の「金蛇精」という糖衣錠もある。

また、処方箋医薬品では、あすか製薬のエナルモンデポー筋注(筋肉注射)があり、男子性腺機能不全や男子不妊症の治療にも使われている。なお、テストステロンとは関係ないが、リポビタンDなどに含まれている疲労回復や肝機能改善作用のあるタウリンも、医薬品成分だ。

漢方

漢方薬も、医薬品(医薬部外品)と食品に分類される。例えば、精力増強効果があるとされる「ムイラプアマ」は、根の部分は特定の成分を含むため医薬品に分類されるが、根以外の部分は食品として使用することができる。

東洋医学でED 治療に使われる漢方薬としては、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などがある。八味地黄丸は、「腎虚」を改善する漢方薬と言われ、特に疲れやすさやだるさを伴うEDに効果があると考えられている。一方、柴胡加竜骨牡蛎湯は、不安感や抑うつなど精神的な不調からEDになった人、補中益気湯は、エネルギー不足によって性欲が減退している人に処方されることが多い。

また、滋養強壮を目的とする精力剤としては、マムシ、スッポン、高麗人参などの成分を使った漢方薬が数多く売られている。

サプリ

精力剤として売られているサプリメントにはさまざまなものがあるが、男性機能の改善に効くと謳っている製品によく使われているのが、マカ、亜鉛、シトルリンなどの成分だ。マカは、南米ペルーの多年草で、その根・茎の成分が、性欲増加やEDの改善、疲労回復に効果があると言われている。亜鉛は、精子形成や性欲に関わる成分で、亜鉛不足は男性機能不全の原因にもなるが、逆に亜鉛を摂取しすぎると健康障害が起きる可能性もあるので注意が必要だ。シトルリンは、スイカに含まれるアミノ酸の1種で、末梢血管の血流増加や疲労回復に効果があると言われている。

また、ビタミンB群をはじめとするビタミン類やミネラル類、アミノ酸などを配合したサプリメントも各種販売されており、有名なものとしてはアサヒのディアナチュラ、DHCのマルチビタミン、大塚製薬のネイチャーメイドなどがある。

ED治療薬

ED治療薬は、勃起障害(ED)を治療するための薬だ。勃起障害とは、性行為において十分な勃起が得られない、または維持できないために満足な性行為を行えない状態のことで、ED治療薬は海綿体の血管を拡張させ勃起を促す作用を持つ。ただし、これを飲んでも性欲が増すわけではなく、あくまでも性的な刺激や興奮が高まった時にしっかりと勃起できるようにサポートする薬だ。

現在、国内の医療機関で処方されているED治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類。バイアグラは世界で初めて発売された薬で、ED治療薬の代名詞ともなっている。後発のレビトラは、「硬さ」と「即効性」に優れ、シアリスは「効果の持続性」に勝っている。

ED治療薬を購入するには医師の処方せんが必要だが、海外から個人輸入して使用している者もいる。しかし、模造品や粗悪品も出回っており、服用すると重篤な健康障害が起きる恐れもある。

女性用精力剤

女性用精力剤として販売されているものには、女性向け栄養ドリンクや女性向け栄養サプリメント、ビタミン剤などがある。女性の場合、月経によって鉄分が欠乏し、慢性的な疲れや疲労感、やる気の低下を招くケースもあるため、女性向けの精力剤・栄養剤の多くに鉄分が配合されている。

また、40代を過ぎると女性ホルモンが急激に減って、のぼせやほてり、やる気の低下、性行為に対する嫌悪など、更年期障害の緒症状が起きる人もおり、処方箋用医薬品を用いて女性ホルモンを補充する治療も行われている。なお、2015年に米国で女性の性的欲求低下障害の改善薬「アディ」が認可されたが、副作用が大きく、普及には至っていないようだ。

精力剤を使う理由

夜の営みを頑張れない男性

以前からセックスレスの状態が続いている、あるいは最近夫婦の夜の営みが減っているのに、夫が精力剤を隠し持っていたのだとしたら、何か秘密があるのではないかと思うのも当然だ。精力剤の減り具合を時々チェックしてみて、もし夫が頻繁に精力剤を使っている様子があったら、浮気をしていることも十分に考えられる。

しかし、冒頭でも述べたように、夫が更年期障害からくる精力減退に悩んでいる可能性もあるし、またセックスレスになってきたと感じた時に夫がED治療薬を使いだしたのだとすれば、もう1度夫婦の営みを復活させようとして治療を受け始めたのかも知れない。

どんな時に夫が精力剤を使おうとするのか、さまざまなケース・原因をピックアップする。

仕事で頑張れない

日本人の残業時間は、先進国の中でも特に長く、日頃から疲労が蓄積している人も少なくないだろう。また、IT化の加速や終身雇用の崩壊などに伴い、会社生活に対する不安やストレスも増している。そうした心身の疲れを癒すことができず、さらに更年期障害などの症状も加わると、10代や20代の頃のように積極的に行動できない、やる気が出ないと感じてしまう人もいるはずだ。

かと言って、与えられたノルマや目標を達成することができなければ、家族の暮らしもおぼつかなくなる。そこで、精力剤の力を借りて、何とか仕事を頑張ろうと考えるのだ。

しかし、仕事を頑張るために精力剤を使っているのなら、それを家族に隠す必要はないし、ED治療薬を持っていたりしたら、明らかに仕事以外の目的で使っていると考えられる。パートナーが本当に仕事で疲れているのかどうか、普段の様子をよく観察しておこう。

夜の営みで頑張れない

ストレスや加齢によって男性ホルモンが減少すると、「性欲がわかない」「性行為が面倒」といった状態になることがある。また、夫婦の営みをしたいのに、慢性的な疲労によってその気力・体力が出ないという人もいるだろう。そこで、精力剤を用いて気力・体力を補おうと考える人が出てくる。

一方、EDに悩んでいることをパートナーに言えずに、密かにED治療をしているというケースもある。国内のED患者数は推計1千万人以上と言われており、自分のパートナーがEDになっている可能性は十分にある。夫婦の営みをしている時に、勃起が維持できない「中折れ」の状態になったことがあれば、パートナーのEDを疑ってもいいかもしれない。

しかし、ED治療をしている様子がないのに、個人輸入などでED治療薬を購入しているような場合は、浮気をしているか、風俗店に通っていることも考えられるので要注意だ。

EDの原因1(器質性ED)

EDの主なタイプとして、「器質性」「心因性」「薬剤性」「混合型」の4つがある。さらに、器質性EDの原因は、「神経系障害」と「血管系障害」に大別される。神経系の障害とは、神経が傷つくなどして、脳が興奮を感じても勃起命令が伝達されないという障害で、糖尿病による末梢神経障害がその代表格だ。

一方、血管系障害は、血管が細くなり、血流が悪くなることによって海綿体に十分な血液が流れ込まなくなってしまうために起きる。動脈硬化による陰部への血流低下の事例が多く見られるほか、高脂血症や高コレステロール血症も血流低下の原因になる。

#EDの原因2(心因性ED)

心因性のEDは、ストレスや不安、うつ病など、心理的な原因によって起こる。心因性EDには、セックスの相手や状況とはかかわりなく発生する「一般型」と、相手や状況に左右される「状況型」がある。一般型は、そもそも性的興奮を覚えないタイプや、人間関係のトラブルが元でセックスを嫌悪するようになるタイプがある。

一方、状況型は、パートナーなど特定の相手に性的興奮を覚えないケース、過去のセックスの失敗がトラウマになってEDを発症するケース、身内の不幸や社会生活でのストレスが原因で気分が落ち込み、性欲がわかなくなるケースなどがある。

EDの原因3(薬剤性ED)

薬剤性EDは、普段使用している薬の副作用によって発症するもので、副作用を起こす可能性がある薬剤には、抗うつ薬、降圧剤、前立腺肥大症治療薬、AGA(男性型脱毛症)治療薬などがある。特に、抗うつ薬の副作用による勃起不全は非常に多く見られるので、もし抗うつ薬を服用し始めてから中折れになる回数が増えたのなら薬剤性のEDを疑った方がいいだろう。

ただし、EDを改善するためだからといって、これまで服用していた薬を勝手に止めたり減らしたりすると重大な健康障害を起こす危険性があるので、必ず医師に相談しよう。

EDの原因4(混合型ED)

混合型EDは、「器質性ED」「心因性ED」「薬剤性ED」がさまざまに組み合わさって発症するEDだ。例えば、医薬品の副作用で中折れを経験し、それがトラウマとなってセックスのたびに不安が高まり、行為に集中できなくなるというケースもある。

このように、EDの発症には複数の要因が関わっている場合もあるので、適切にED治療薬を使用するとともに、普段から生活習慣の改善やストレス原因を取り除くことも心掛けなければならない。

浮気の証拠となるもの

浮気の証拠

パートナーが浮気しているのではないかという疑いを抱いた時、先走って相手を問い詰めても、証拠がなければ水掛け論に終わってしまう恐れがある。そうなると問題が何も解決されず、モヤモヤした気持ちのまま夫婦生活を続けなければならない。しかし、浮気の決定的な証拠があれば、パートナーももうはぐらかすことはできず、事実を直視し、今後の夫婦関係について真摯に話し合うしかなくなるだろう。

また、浮気を裏づける確実な証拠があれば、慰謝料請求や離婚訴訟になった時も、有利な立場に立つことができる。では、浮気の確実な証拠とは、どのようなものだろう? また、パートナーが精力剤を使っていたことは、確実な証拠になるのだろうか? 浮気を立証するためのさまざまな証拠について解説する。

なぜ法的に有効な証拠が必要なのか?

法律用語には、浮気や不倫という言葉はなく、代わりに「不貞行為」という言葉が使われる。不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の異性と自分の意志で性的関係を持つことだ。夫婦には、お互いに貞操を守らなければならないという義務があるため、不貞行為はその義務に違反するものであり、パートナーや浮気相手に慰謝料を請求したり、離婚を請求したりすることが認められる。そして、相手がそれを拒否した場合でも、裁判に持ち込んで勝訴すれば、慰謝料の支払いや離婚を受け入れざるを得なくなる。

ただし、そのためには慰謝料や離婚を請求する側が証拠を提出し、パートナーが不貞行為を行っていたことを立証しなければならない。裁判所では、詐欺や詐称行為を防ぐため、信ぴょう性の低い証拠は採用しない。法的に有効な証拠を提出できなければ、憶測や推測ととらえられ、慰謝料請求や離婚請求が認められない可能性があるのだ。

精力剤は浮気の証拠になるか?

パートナーが密かに精力剤を使っていた場合、法的に有効な不貞行為の証拠となるのだろうか? 結論から言うと、それだけでは不貞行為を裏づける証拠とは見なされないだろう。先ほど述べた通り、疲労回復のために精力剤を使うケースも多いので、実際は浮気に使っているのだとしても言い逃れできてしまう。

バイアグラなどのED治療薬についても、不貞行為の証拠として認められる可能性は低い。世の中には、自分がEDであることを妻に知られたくなくて、密かにバイアグラなどを購入している夫もいる。夫婦の営みがあるなら、それを維持するために治療薬を使っているかもしれないし、セックスレスであっても、夫婦の営みを復活させるためという言い分が成り立つ。

精力剤やED治療薬の使用の事実は、浮気の補助証拠として役立てることはできるが、裁判に勝つための決め手にはならない。では、裁判でも使える法的に有効な証拠には、どんなものがあるのだろうか?

写真や動画

浮気を立証できる最も有力な証拠は、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りしているようなシーンを撮影した写真だ。そもそもラブホテルは、性行為を行うための場所であり、2人がそこを利用していることが明らかになれば、不貞行為があったという証明になる。しかし、1度だけの利用では、「相手の体調が悪くなったから休ませた」と言い逃れされることもあるため、複数回利用している場面を写真に収めなくてはならない。

動画は写真よりさらに有力な証拠となる。写真は瞬間的なシーンをとらえたものなので、前後関係がはっきりしないケースがあるが、動画ならラブホテルなどに2人で入っていく動きを途切れることなく撮影できる。加えて、撮影時間も記録されるため、2人がホテルに滞在した時間についても確認できるのだ。

通話記録

ラブホテルでの密会シーンを撮影した写真・動画とともに、パートナーと浮気相手との通話記録や音声記録を提出すれば、有力な証拠として認められる可能性が高い。ただし、その録音内容が、浮気相手と一般的な会話をしているだけのものだと、証拠としての力はあまりない。

例えば、その会話が仕事に関するものだったり、みんなで遊びに行こうというようなものだったりしたら、不倫関係ではなく、ただの友人関係だとごまかされてしまう恐れがあるからだ。しかし、会話内容が、「××ホテルにまた一緒に泊まろう」といったようなものであれば、2人が肉体関係をもっていることが明らかになるだろう。

LINEやメール

浮気相手との連絡手段として、電話以上に使われているのがLINEやメールであるため、そのやり取りを見ることができれば、浮気の証拠として使えるものが出てくる可能がある。しかし、これも通話記録と同様、友人同士の会話だとごまかせる内容だと、浮気の証拠とは認められにくいだろう。

また、LINEやメールの文面に「愛している」などと書いてあっても、それだけでは不貞行為を行っていることは証明できないし、肉体関係を示唆するようなやり取りがあったとしても、その部分だけ切り取ったのでは、「あれはふざけて書いただけ」と言い逃れされるかもしれない。

SNS

LINEやメールと同じく、ツイッターやフェイスブックなどのSNSでやり取りしたDM(ダイレクトメッセージ)も、浮気の証拠となり得る。また、パートナーと親密な関係であることがわかるようなツーショットを、浮気相手が不用意にインスタグラムなどにアップしてしまうケースもある。

しかし、それだけでは不貞行為が行われたことを証明できないので、写真が投稿された日にホテルなどに宿泊した記録を一緒に提出する必要がある。なお、フェイスブック以外のSNSでは、実名を使っていない可能性が高いので、本人のアカウントであることも証明しなければならない。

レシートや利用明細

パートナーが処分し忘れたレシートやクレジットカードの利用履歴が、他の証拠を補強してくれる場合がある。例えば、ホテルや旅館などの宿泊施設で使ったクレジットカードの利用明細、ホテル街にあるコンビニやレストランを利用した際のレシートなどだ。それを、パートナーが浮気相手とラブホテルに出入りするシーンを撮影した写真とともに提出すれば、2人が不貞行為を行ったことを証明できる。

自分がクレジットカードの家族会員であれば、パートナーのWEB明細を確認することも可能で、ラブホテルを何度も利用していることがわかれば、もう言い逃れはできないだろう。

電車や高速の利用記録

電車や車を使って、繰り返し浮気相手に会いに行っていたことがわかる移動履歴も、浮気の事実を裏づける補強証拠になる。例えば、ラブホテルや不倫相手の自宅に何度も通っていることを示す交通系ICカードの利用履歴、ETCの利用履歴などだ。

SuicaやPASMOなら、駅の券売機にカードを挿入して履歴表示ボタンを押すと利用履歴が表示され、印字することもできる。ETCも、パスワードさえわかっていれば、ネットの「ETC利用照会サービス」にログインして高速の利用履歴の明細を確認・印刷できるので、「その日は遅くまで残業していた」などという嘘は通用しなくなる。

GPS

最近、妻が夫にGPSを付けて、行動を監視しているといった話もよく聞く。発信機型のGPS装置には、大きく分けて「ロガータイプ」と「リアルタイプ」があり、ロガータイプは発信機を取り付けた相手の移動履歴を記録することができる。そのため、夫がラブホテルや浮気相手の自宅に行ったことが記録されていれば、裁判で証拠として認められるケースもある。

一方、リアルタイプは、調査対象者が「今どこにいるのか」というリアルタイムの位置情報がわかるため、パートナーが浮気相手とラブホテルなどに入るところを撮影する時にも使うことができる。

探偵社の調査報告書

ラブホテルなどでの密会シーンを撮影した写真・動画は、非常に有力な証拠となるが、その作業を一般の人が行うのは至難の業だ。パートナーと浮気相手を追跡し、ラブホテルに入るところから出てくるところまで確認するには、長時間にわたる尾行・張り込みが必要で、その間トイレにも行けない。

しかし、探偵社では、通常2人1組で交代しながら尾行・張り込みを行うため、決定的瞬間を逃さずに済む。また、経験のない人が尾行や張り込みをすると、ターゲットに気づかれるリスクがあるが、経験を積んだ調査のプロならその心配もない。

探偵は浮気調査を完了すると、その結果を「調査報告書」にまとめ、依頼人に提出する。この報告書には、ターゲットの行動が詳しく記されているのに加え、写真・動画も添付されているので証拠能力が高く、交渉や裁判を有利に運ぶことができるのだ。

証拠として使えないもの

ボイスレコーダー

これまで見てきたように、浮気相手との密会現場を押さえた写真や動画は、裁判でも認められる決定的な証拠となり、レシートやメールのやり取りもそれを補強する証拠として効力を持つことがわかった。慰謝料請求や離婚請求に使える証拠は、いたるところにあるように思えるだろう。

しかし、一見確実な証拠だと思えるようなものであっても、証拠の集め方や品質に不備があると、裁判で証拠として認められなかったり、逆に自分が不利な立場になってしまう場合もある。使えない証拠や、やってはいけない証拠集めの方法を紹介する。

第三者の目撃談

友人・知人など第三者が密会現場を目撃したことから、パートナーの浮気が発覚するケースは少なくない。しかし、パートナーが浮気相手と手をつないだりハグしたりしていたというだけでは、不貞行為があったことまでは証明できないし、たとえ2人がラブホテルに入るところを見たとしても「人違いだ」と言われれば、水掛け論で終わってしまう。

ただし、パートナーが「仕事で出張」などと言って出かけた日に、そのホテルに泊まっていたことがわかる利用明細などがあれば、第三者の目撃談が役に立つ場合もある。

口頭での自白

本人の自白ほど確実な証拠はないと思うかも知れないが、口頭だけの自白では安心できない。妻に問い詰められて、つい浮気を認めてしまったものの、離婚協議などで不利になることを知って自白を撤回する場合もあるからだ。自白を証拠にしたいのであれば、録音機やビデオを使って音声や動画を記録する必要がある。また、浮気の事実関係を本人が記述し、署名・押印した謝罪文も証拠として使える。

ただし、あとから「自白を強要された」などと主張されると、これらの証拠も無効になってしまう可能性がある。だからこそ、パートナーの浮気に気づいたら、相手を問い詰める前に、確実な証拠をつかんでおかなければならないのだ。

不鮮明な証拠

パートナーと浮気相手の密会シーンを撮影できたとしても、その画質が悪ければ、証拠としての価値は下がってしまう。浮気相手と会うのは夜間であることが多いため、暗い中でも2人の顔がはっきりわかるように撮影しなければならない。

暗視カメラなどの高性能機材や高度な撮影テクニックを備えている探偵社であれば、それも可能だが、一般の人が密会現場を撮影しても、裁判で通用するレベルの画像にはならないかも知れない。なお、録音データなども同様に、音声が不鮮明で誰が話しているのか特定できなかったり、話が聴き取りにくかったりすると、証拠として認められない可能性が高い。

加工できるデータ

加工可能なデジタルデータは、改ざんされる恐れがあるため、証拠として認められないケースもある。例えばスマホやデジカメで撮影した写真・動画、ICレコーダーの音声データなどだ。また、LINEやメールのやり取りも、スクリーンショットやコピー&ペーストで保存したものは、加工することができるので、証拠としての価値は下がってしまう。LINEなどを証拠にしたいのなら、浮気相手とのやり取りが表示されている画面を、アナログカメラでスマホの本体ごと撮影するのがいいだろう。

違法な手段で集めた証拠

有力な証拠であっても、違法な手段で集めると、裁判で使えないばかりか、罪に問われる可能性もある。例えば、盗撮や盗聴自体は違法ではないが、浮気相手の敷地に侵入してカメラや盗聴器を設置するのは違法行為だ。また、スマホをチェックする際に、パートナーのIDとパスワードを使ってSNSなどにログインすると不正アクセス禁止法に抵触する。

GPSも、夫婦共有の車に設置するのはいいが、本人の承諾なくカバンや服に取り付けるとプライバシーの侵害になるし、スマホに勝手に居場所チェックアプリなどをインストールすると不正アクセス禁止法違反に問われる。このように、合法・違法の線引きは難しく、独断で調査するのはリスクが高い。

まとめ

ストレスの多い現代、日々の仕事を乗り切るために精力剤を使う人もいるだろう。しかし、そのことをパートナーに告げず、密かに精力剤を隠し持っていた場合、浮気するために精力剤を使っていることも考えられる。性機能を増強させる薬剤には、医薬品やサプリメントなどの精力剤のほかに、バイアグラなどのED(勃起障害)治療薬があり、浮気目的でバイアグラを個人輸入しているケースもある。 精力剤やED治療薬の使用は、浮気の決定的な証拠にはならないかも知れないが、重要な手がかりになるし、バイアグラなどの減り具合を見れば、浮気をしている頻度も推測できる。そして、それをきっかけにして、さらにパートナーの身辺を詳しく調べれば、浮気の事実を裏づけるさまざまな証拠が得られ、慰謝料請求や離婚請求に役立てられるだろう。 ただし、有力そうに思える証拠でも、入手方法や品質に問題があると、裁判では使えない可能性も出てくる。浮気問題をきちんと解決したいのであれば、調査のプロに依頼することも考えよう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場

※2021年10月25日現在

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