浮気/不倫の調査ツイッターの浮気はなぜバレない? 見破る方法は?
Twitter(ツイッター)は、140文字以内の「ツイート」を投稿するだけで世界中の人たちとコミュニケーションを取ることができる。さらに、興味を持った相手に直接DM(ダイレクトメッセージ)を送ることもできるため、最近ではツイッターで浮気相手を探したり、浮気相手との連絡手段としてツイッターを利用したりする者も増えているようだ。 もし、ツイッターを始めたパートナーが、自分のアカウントを教えようとせず、投稿したツイートを人に見られるのを避けようとする素振りがあるなら、浮気を疑いたくもなるだろう。しかし、パートナーが本アカウントだけを使っていれば、メールアドレスなどからアカウントを割り出せるが、浮気している場合は裏アカウントを使うケースが多く、そうなると浮気の証拠をつかむのが難しくなる。 とは言え、打つ手が何もないわけではなく、さまざまな裏技を組み合わせれば、浮気の事実を突き止めることも十分に可能だ。パートナーのアカウントの探し方や、アカウントがわかった時にやるべきこと、さらに浮気の証拠をより確実につかむための方法などを紹介する。
ツイッターがなぜ浮気に使われるのか?
なぜツイッターを使って浮気をするパターンが増えてきたのか? そこには、匿名性を保ったまま、誰でも気軽にコメントすることができるというツイッターの仕組みが関わっている。従って、パートナーの浮気を暴くためには、まずツイッターの仕組みを理解し、対策を練る必要がある。
ツイッターの特徴や機能、ツイッターで浮気をするメリットや浮気の手口を解説するとともに、ツイッターを安易に利用するデメリット・リスクなども見ていこう。
ツイッターの特徴
日本のツイッター・ユーザーは4500万人を超え、Instagramの3300万人、Facebookの2600万人を大きく上回っている。ツイッターがこれほど多くの人に利用されている理由は、その自由度と匿名性の高さにある。ツイッターでは、「お腹すいた」「可愛いもの見つけた」といった日々のつぶやきから、企業のプロモーションまで、「ツイート」と呼ばれる140字以内のメッセージを手軽に投稿することができる。
ツイッターを利用するためには、他のSNSと同様にアカウントと呼ばれる個人識別用の情報を登録することが必要だが、ツイッターでは複数のアカウントを持つことが認められている。メールアドレス1つにつき、1個のアカウントしか作成できないが、GmailやYahooメールなどのフリーメールを使えば、アカウントを増やすことができるし、1つの電話番号で最大10個のアカウントを作成できるため、スマホ1台につき10個のアカウントを使い分けられる。
しかも、ツイッターに表示するユーザー名が実名である必要はなく、性別や年齢も他人に知られることがない。そのため、匿名性が高いのをいいことに、誹謗中傷やデマなど無責任なツイートをする者も少なくない。
ツイッターの機能
ツイッターでは、自分でツイートするだけでなく、他の人のツイートを見て気に入ったものがあれば、それを投稿した人のアカウントをフォローすることができる。フォローとは、他の人のアカウントと自分のアカウントを連携させることで継続的に相手のツイートが見られるようにする機能。自分が誰かのフォロワーになると、ツイッターを開いた時に、自分がフォローしている人のツイートが時系列的に表示されるようになる。これがタイムラインだ。
ツイートには、いくつかの種類がある。「リツイート」は、誰かがツイートした投稿を再びツイートし、自分のタイムラインに掲載することで、引用文と一緒に自分のコメントをつけてリツイートすることもできる。「リプライ」は、他の人のツイートに直接返信することで、リプライした内容は自分のタイムラインだけでなく、自分のフォロワーのタイムラインにも表示される。
「いいね」は他の人のツイートに共感を覚えたり応援したい時に、その気持ちを伝えるための機能で、ツイートの下にあるハートマークを押すだけで完了する。「ハッシュタグ」は、「#ワールドカップ」などのように、#のあとに単語やキーワードを入れるもの。ハッシュタグをタップすることで、同じハッシュタグをつけている投稿を見つけることができる。
「DM(ダイレクトメッセージ)」は、その名の通り、相手に直接メッセージを送る機能で、メッセージ内容は送った相手しか見ることができないので、他の人に見られたくない時などに使う。なお、ツイッターでは、1つの投稿に画像を4枚までつけることができる。
裏アカウントと鍵付きアカウント
裏アカウント(「裏垢」とも言う)は、メインで使っている本アカウント(本垢)とは別に、自分が誰であるかわからないように名前を変えて作ったアカウントのことだ。本アカウントは、リアルな知り合いがフォローしてくれている場合も多いので、不用意な発言はできない。しかし、裏アカウントを使えば、正体を知られることがないので、気兼ねなく自分の気持ちをさらけ出すことができる。会社の愚痴を言ったり、誰かの悪口をツイートする者も珍しくない。
一方、鍵付きアカウント(鍵垢)は、非公開アカウントのことで、ツイートをしてもフォロワーしか見ることができなくなるし、検索もできなくなる。また、フォローする時も承認制になるので、望まない相手から勝手にフォローされることもない。
鍵付きアカウントの設定にすれば、個人のプライバシーを守ることができ、仲の良い特定の友人だけと気兼ねなく交流できるというメリットもあるが、他の人にツイートを見られず、検索もできないという特徴を盾に、浮気相手とのやり取りに利用しているケースもある。
ツイッターで浮気するメリット
ツイッターが浮気に利用される大きな理由が、ユーザー数の多さだ。ツイッターには、さまざまな人が集まるため、投稿されたツイートや写真を見ながら、好みの相手を探すことができる。また、無料で使用することができるため、お金をかけずに出会い系サイトと同じことができる。
匿名性の高さも、浮気にはうってつけだ。裏アカウントや鍵付きアカウントを使えば、個人の特定がされにくく、膨大なユーザーの中から本人のアカウントを探し出すのも難しい。さらに、目をつけた相手をフォローする際も、自分の素性を明かす必要がないので、年齢や既婚者であることも隠して相手の気を引くようなツイートをすることができる。
また、相手と親密な関係になったら、DMでやり取りすればいい。メッセージ内容は、送った相手しか見ることができないので、人に知られることなく、浮気相手とどんな話でもできるのだ。
浮気の手口
ツイッターは、他のSNSとは違って、気に入ったユーザーがいたら相手の承認がなくても一方的にフォローすることができる。そのため、浮気目的でたくさんの相手を片っ端からフォローする者もいるが、あまりガツガツしているとフォローを解除されることにもなりかねない。
浮気に成功するパターンとしては、まず相手のツイートを見て、相手が関心を持っている趣味や話題に触れながらリツイートする。さらに、その趣味や話題に関するツイートを自分からも投稿し、相手との距離を縮めていく。そして、手応えをつかんだら、相手にDMを送ってイベントや食事に誘い、関係を深めるのだ。
このパターンは、意図しなくても起きる時がある。自分の趣味などについてツイートをしているうちに、同じ趣味を持つ人がフォロワーとなり、意気投合して深い仲になってしまうこともあるので要注意だ。
ツイッターのリスク
ツイッターは、素性のわからない相手と交流するだけに、トラブルに巻き込まれる恐れもある。例えば、「#出会い」などのハッシュタグをつけているのは、ほぼ出会い系業者が使っていると見て間違いない。悪質な業者に引っかかるとお金をだまし取られることもあるし、個人情報を抜き取られて大量の迷惑メールを送り付けられたり、LINEのアカウントを乗っ取られたりする危険もある。
また、相手の求めに応じて自撮りの裸画像などを送っていると、関係がこじれた時に、自分の名前や住所とともにその画像を拡散されることも考えられる。そんなことになったら、本人ばかりでなく、家族も大変な目に遭うので、浮気目的でのツイッター利用は絶対に止めさせなければならない。
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アカウントを探す技
実名登録のFacebookや、写真投稿から行動パターンや居場所がバレやすいInstagramに比べ、簡単に複数アカウントが作れ、匿名性も高いツイッターが浮気に向いていることがわかった。パートナーのアカウントを特定するのが困難なのであれば、このまま浮気を放置して泣き寝入りするしかないのかと、途方に暮れる人もいるかも知れない。
だが、あきらめるのはまだ早い。ツイッターは閉ざされたメディアではなく、世界中の人とオープンにさまざまな情報をやり取りできるメディアだ。そのため、パートナーが発信した情報や人とのつながりをたどることで、アカウントを突き止める手がかりも見つかるはずだ。
パートナーと浮気相手のアカウントを探し出すテクニックをお伝えしよう。
まず自分のアカウントを作る
パートナーのアカウントを調べるためには、自分のアカウントを作る必要がある。やり方は簡単だ。まずは、事前の準備としてGmailやYahooメールなどのフリーメールのアプリをダウンロードし、メールアドレスを取得する。続いて、ツイッターのアプリをダウンロードして、アカウント作成を開始。先ほど取得したフリーメールのアドレスを使って登録を行う。
この時、プロフィール画像や自己紹介文、ツイッターのユーザー名の入力などを求められるが、写真と自己紹介の登録はスキップし、パートナーのアカウントを探すのに都合のよさそうな内容を後で考えるのもいいだろう。なお、ユーザー名は、パートナーに正体がバレないようなものにしなければならない。
本アカウントを調べる場合は
アカウントができたら、まずパートナーの本アカウントを調べよう。浮気相手とのやり取りに本アカウントを使っている者はまずいないだろうが、フォロワーの中に浮気相手や、裏アカウントでもパートナーとつながっているユーザーがいるかも知れないし、投稿されたツイートの中に浮気の手がかりがある可能性もあるので、しっかりチェックしておきたい。
本アカウントを調べるには、連絡先の同期を行う。同期設定をすると、自分の電話帳に電話番号を登録している他のユーザーのアカウントが、ツイッターに「おすすめユーザー」として表示される。電話帳にパートナーの電話番号やメールアドレスを登録していれば、パートナーの本アカウントが表示される可能性があるのだ。
ただし、連絡先を同期していると、パートナーのツイッターにも、自分のアカウントがおすすめユーザーとして表示されてしまうので、バレるリスクがある場合は、その都度同期の解除をしておこう。
ユーザー検索
パートナーが連絡先の同期をオフにしている場合や、裏アカウントを使っている時は、プロフィール検索をしよう。ツイッターのホーム画面の検索アイコンをタップして、検索窓にパートナーの名前やあだ名、LINEなどで使っているハンドルネーム、パートナーがプロフィールに載せそうなキーワードを入力してみるのだ。
そして、検索結果画面の上のタブから「ユーザー」をタップすれば、キーワードに関連するアカウントが表示されるので、そのプロフィールやツイートからパートナーを特定できるかもしれない。また、「ツイプロ」という検索サービス(https://twpro.jp/)を使うと、連絡先を同期することなく、地域・年齢・職業などの条件からアカウントを探すことができる。
ニッチなワードから検索
パートナーがニッチな趣味を持っている場合は、特定のワードからアカウントを探し出すというやり方もある。例えば、パートナーが無名の地下アイドルのファンだったり、マイナーなブランドやゲームにはまったりしているようなケースだ。世間の認知度が低ければ低いほど、フォロワー数も少ないので、その中にパートナーが入っていれば、アカウントも見つけやすくなる。
この場合も、ツイッターの検索機能を使い、検索窓にキーワードを入力すれば、関連するユーザーのアカウントやプロフィールを表示できる。
友人・知り合いのフォロワーから探す
もし、パートナーの友人でツイッターをしている人がいれば、その友人をフォローしている人の中からパートナーを探し出すことも可能だ。例えば、パートナーに仲のいい友人がいたとして、その友人とだけはツイッターでつながっていたいと思ったとする。しかし、パートナー自身は裏アカウントを持っているのに、友人は本アカウントしか持っていない場合、そのアカウントをフォローせざるを得なくなる。
そのため、自分の電話帳にもその友人の電話番号が登録されていれば、おすすめユーザーで友人のアカウントを調べ、そのフォロワーの中からパートナーのアカウントを特定することができるのだ。
アプリを使って浮気相手を特定する
首尾よくパートナーのアカウントを見つけることができたら、今度はそこから浮気相手の可能性がある人物のアカウントも調べよう。その際、役に立つのが、「twiRy」「whotwi」「Chirpty」「Mentionmapp」などのツイッターアカウント分析ツールだ。
「twiRy」は、ダウンロードが不要で、パートナーのアカウントIDを入力するだけで直近400件のツイートからリプライを抽出できる。誰とよく会話しているかがわかるので、浮気相手を絞り込むのに役立つ。「whotwi」も、フォロー相手ややり取りの頻度を分析でき、さらにツイートの中でどんな言葉をよく使っているかも知ることができる。
「Chirpty」は、リプライやリツイートなどで交流したアカウントのアイコンがサークル状に並んだ画像を作成してくれるツールだ。パートナーのアカウントを入力すれば、本人のアイコンの周囲に他の人のアイコンが表示され、交流頻度の高い相手ほど円の内側に配置される。「Mentionmapp」も、パートナーとつながっているアカウントを、相関図にして可視化してくれる。やり取りした回数が多いほど太い線で結ばれ、発言時のハッシュタグも表示されるので、どんな話題でやり取りしたのかも把握できる。
投稿内容から浮気相手を特定する
リプライやリツイートの内容を詳しく見ていけば、浮気相手を推測することもできるだろう。仕事仲間や昔からの友人でもなさそうな異性が、やけに親密な感じで会話をしていたり、「いいね」を頻繁に送り合ったりしているようなら怪しいサインだと言える。
また、パートナーと同じ場所に行ったことがツイートに書かれていたり、その場所の写真が投稿されている場合も要チェックだ。特に、その場所が友達同士なら行かないようなデートスポットだったりしたら、2人が親密な関係である可能性が濃厚になる。
パートナーのスマホを見るのは違法か?
パートナーの浮気を疑っている人の中には、パートナーのスマホのロックを勝手に解除して、メールやSNSをチェックするという強引な手を使う人もいる。しかし、夫婦の間であってもプライバシーを守る権利があり、無断でスマホを見ることはプライバシーの侵害に当たる。
また、パートナーがツイッターでパスワードを設定している場合、勝手にパスワードと電話番号を入力してログインすると「不正アクセス禁止法」に違反したことになり、3年以下の懲役または300万円以下の罰金を科せられる可能性もある。たとえ罪に問われなくても、スマホの覗き見がパートナーにバレたら、夫婦仲が険悪になる恐れがあるので、やめておいた方がいいだろう。
アカウントがわかったら
アカウントが見つかったら、次はパートナーが浮気しているという証拠を探さなければならない。もちろん、DMでない限り、パートナーも浮気していると分かるようなあからさまなやり取りはしないだろう。しかし、浮気をしていれば、きっとどこかにその痕跡が残されている。
特に、ツイッターは個人が特定されにくいと過信しているのであれば、不用意に浮気相手との関係を示唆するような投稿をしてしまっている可能性も高いだろう。投稿内容や投稿に紐づいた情報から、パートナーの浮気を見破る方法を紹介する。
フォローして投稿をチェックする
パートナーのアカウントがわかったら、そのアカウントをフォローしよう。フォローすることによって、パートナーのツイートが自分のタイムラインに自動的に表示されるようになる。ただし、見知らぬアカウントから突然フォローされることに、パートナーが警戒心を抱く可能性もないとは言えないので、まずパートナーのフォロワーなど、いくつかのアカウントをフォローしてからパートナーをフォローする方がいいだろう。
パートナーをフォローした後は、リプライやリツイートなど、浮気相手と思われるフォロワーとのやり取りを詳しくチェックしよう。2人が「エアリプ」をしているケースもある。エアリプとは、他のフォロワーがいる中で、特定の相手だけに伝わるようなニュアンスを込めて返信することだ。また、「このイベントに行きたい」などというツイートがあれば、実際に2人でそのイベントに出かけることも考えられる。
鍵付きアカウントのフォロワーになる
鍵付きアカウントは、許可した相手しかコメントを見ることができないため、かなり遠慮のない話をしている可能性も高い。しかし、パートナーにいきなり鍵付きアカウントのフォロー申請をしても、警戒させるだけだろう。そのため、パートナーが興味を持ちそうな人物になりすまし、気を引くようなツイートをしながら、相手の反応やタイミングを見て申請するしかない。当然手間暇がかかるし、自分の正体がバレる恐れもあるので、ハードルは高いと言えるだろう。
写真・動画をチェック
写真や動画もしっかりチェックしよう。浮気相手とのツーショット写真を投稿することはまずないだろうが、大勢でバーベキューなどをした時に、その参加者の中に浮気相手が混ざっていることも考えられる。また、浮気相手が不用意に、あるいは「匂わせ」のために、パートナーとの関係がわかるような画像を投稿している可能性もある。
写真・動画が撮影された場所・日時のチェックも重要だ。もし、パートナーが「今日は休日出勤」などと言って出かけた日に、デートスポットなどにいる写真が撮影されていたとしたら、完全にアウトだし、後々その写真を浮気の証拠として使うこともできる。
位置情報をチェック
スマホとツイッターアプリの位置情報がONになっている場合、パートナーがツイートした時点での居場所の情報が残されているかもしれない。ツイッターの初期設定では、位置情報はOFFになっているが、パートナーが何かの機会にONにして、そのまま放置していれば、投稿したエリアがツイートに表示される。
この場合も、当日のパートナーの行動予定と照らし合わせることで、嘘を見破る手掛かりが得られるはずだ。
浮気相手のネットストーキングにも注意
自分がすでにアカウントを持っている場合、浮気相手が自分のアカウントを調べてネットストーキングしていることも考えられる。パートナーの連れ合いがどんな人なのかを確認したり、パートナーを奪い取るために情報収集しようとしている場合もあるからだ。
フォローもしてないのに自分のツイートを何度も見に来ていて、パートナーと相互フォローしているようなら、それが浮気相手だろう。そういう場合は、浮気を疑っていることがバレないように、言動には十分気を付けなければならない。
裁判でも使える浮気の証拠
夫婦にはお互い「貞操を守る義務」があり、それに違反すれば法的な責任を問われることになる。例えば、パートナーの浮気によって精神的苦痛を受ければ、パートナーや浮気相手に慰謝料を請求できるし、浮気を許せず、離婚を望めば、パートナーが拒否しても裁判に訴えて、離婚を勝ち取ることができる。
ただし、慰謝料や離婚を請求するには、パートナーが浮気した事実を立証しなければならず、その立証責任は請求者側にある。そのため、浮気問題で争う前に、法的に有効な証拠を手に入れなければならない。また、夫婦関係を修復したい場合にも、そのような証拠をパートナーに突きつければ、浮気の事実を認めるしかなくなり、過ちを反省して前向きな話し合いに入ることができるのだ。
裁判でも使える有効な証拠とは何か、具体例をピックアップしよう。
ツイッターは証拠になるか?
ツイッターに投稿された浮気相手とのやり取りなどは、法的に有効な証拠になるのだろうか――残念ながら、それだけでは浮気の決定的な証拠にはならない可能性が高い。裁判で慰謝料や離婚の請求が認められるのは、パートナーと浮気相手が肉体関係を持っていた場合だ。しかし、ツイートや投稿写真から友人以上の関係であることは想像できても、肉体関係があるかどうかまでは断定できないだろうし、違法にログインして調べたDMなどは証拠として認められない。
ただし、他の証拠と併せて提出することで、ツイッターの投稿も浮気の事実を証明する補強証拠として役に立ってくれるだろう。
写真・動画
浮気の事実を立証するのに最も有力な証拠となるのが、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りするシーンを撮影した写真だ。ラブホテルは性行為を行うための場所であり、そこを利用したということは、2人が肉体関係にあるという証明になるからだ。
動画は、写真よりさらに効果的だ。写真は瞬間的なシーンの撮影なので、前後関係がはっきりしないケースがあるが、動画ならラブホテルに2人で入っていく動きを途切れることなく撮影できる。加えて、撮影時間も記録されるので、ホテルに滞在した時間も計算できる。
しかし、2人に気づかれないように尾行・張り込みを行い、暗闇の中で鮮明な画像を撮影するのは一般の人には難しいので、探偵社などの浮気調査のプロを利用した方がいいだろう。
音声
浮気相手と電話でやり取りした通話記録や音声記録も、裁判で使える証拠になり得る。ただし、その会話が世間話をしているだけの内容では、浮気の証拠とは認められにくいし、たとえ「愛している」などと親密な言葉を交わしていたとしても、後から「あれは、ふざけて恋人ごっこをしていただけ」と言い逃れされる恐れもある。
浮気の証拠として提出するためには、「〇〇ホテルにまた2人で泊まろう」といったような、肉体関係を持っていることがはっきりわかる会話が録音されているかどうかがカギになる。
レシートや利用明細
パートナーがうっかり処分し忘れたレシートが、浮気の証拠になることもある。浮気相手と利用したホテルのレシートはもちろんのこと、残業だと言っていた日のレストランのレシートや、休日出勤をしていたはずの日のレジャー施設のレシートが見つかれば、当日のツイートと照らし合わせてパートナーの行動を明らかにすることができるだろう。
クレジットカードは、紙の利用明細書が発行されないように手続きしているケースもあるが、自分がパートナーのカードの家族会員であれば、ネットの会員サイトで利用履歴が見られるはずだ。
ドラレコ・カーナビ
車を使っているのであれば、ドライブレコーダーからも浮気の証拠が得られる。ドライブレコーダーは、周囲の映像だけでなく、車内の映像・音声も記録する。パートナーが浮気相手と親密な会話をしたり、車を降りてからキスしたりして、その録画が残ったままになっていると、もう弁解はできなくなる。
また、カーナビの多くは、一定期間、検索履歴や走行軌跡が残るようになっている。そのため、パートナーがカーナビでラブホテルなどを検索し、そこに車で行っていれば、浮気していたことはほぼ確定だ。
探偵社や興信所の調査報告書
探偵社などでは、通常、調査員が2人1組となり、ターゲットを見失うことなく尾行し続け、ラブホテルなどで張り込みを行ってパートナーと浮気相手が出入りする決定的瞬間を写真や動画に収める。そして、浮気調査が完了すると、その結果を「調査報告書」にまとめ、依頼人に提出する。
この報告書には、ターゲットの行動が詳しく記載されているのに加え、高性能カメラで撮影した鮮明な画像も添付されている。信頼できる探偵社に依頼すれば、質の高い報告書ができるので、証拠としての価値も高くなり、交渉や裁判を有利に運ぶことができるのだ。
まとめ
ツイッターは利用者が非常に多いため、浮気相手との出会いの場にもなる。また、匿名性が高く、DMなどで直接やり取りができる上に、アカウントも複数作れるので、浮気をしていてもバレにくい。パートナーの裏アカウントがわからなければ、浮気の尻尾をつかむことも難しくなる。 しかし、ツイッターの機能をよく理解し、アプリなども駆使して投稿やフォロワーを調べれば、パートナーと浮気相手のアカウントを突き止めるのも不可能ではない。そして、2人のやり取りを詳しくチェックすれば、浮気の手がかりを見つけ出すこともできるだろう。 ただし、それだけではパートナーの浮気を確定させることはできないし、慰謝料などを請求する際には、請求者自身が浮気の事実を立証する決定的な証拠を用意しなければならない。交渉や裁判になった時にも有利な立場に立てるよう、浮気調査を行って密会現場を押さえよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
HAL探偵社の浮気チェック
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