浮気/不倫の疑いご近所不倫はハイリスク! 即刻対処し食い止めよう
近くに住んでいる者同士が不倫関係になる「ご近所不倫」が、意外にたくさん起きていることをご存知だろうか? PTAの付き合いや地域の活動などを通じて知り合ったパパ・ママが、次第に親密になり、一線を越えてしまうケースは珍しくないのだ。 もちろん、近所同士が仲良くするのは悪いことではない。お互い困ったことがあれば助け合えるし、子供も含めて家族ぐるみの付き合いになれば、一緒にホームパーティをしたり、遊びに出かけたりして楽しい時間を過ごせるだろう。 しかし、そうしたいい付き合いができるのは、あくまで「仲良し」の関係でいる間で、そこを超えて男女の関係になってしまうと、途端に大きなリスクが生まれ、最終的に取り返しのつかないトラブルに発展する恐れも十分にある。ご近所不倫が起きやすい理由や具体的なきっかけ、ご近所不倫に潜むリスクと、それを防ぐ方法などを解説する。
ご近所不倫にハマる理由は?
愛し合って結婚し、夫婦円満で幸せそうに見える人でも、ご近所不倫にハマってしまうことがあるのはどうしてだろう? それも、マッチングアプリで不倫相手を見つけたり、職場の同僚と不倫をするならまだわかるが、近くに住む相手となぜ不倫するのか?
相手が近所の人なら、恐らく自分のパートナーとも顔見知りだろうし、相手と会っているところをパートナーに目撃される危険性も高い。勘が鋭いパートナーなら、2人の様子を見て疑いを抱かないとも限らない。そして、不倫がバレたら大ごとになるのは目に見えている。そんなリスクを冒してまで、あえて近所の相手と関係を持ってしまう理由を探る。
すぐに会うことができる
不倫をする際に、大きなネックになるのが、相手と会う時間がなかなか取れないということだ。相手の住まいや仕事場が離れている場合は、落ち合うまでに時間がかかるし、帰宅する時間も遅くなる。そのため、お互いにある程度時間に余裕がある日か、残業や職場の飲み会といった口実を設けて密会しなくてはならない。
その点、相手とご近所同士なら、自宅の最寄り駅から少し離れた駅で会社帰りに待ち合わせることもできるし、家の近くのカフェなどでも短いデートぐらいなら楽しめる。また、パートナーが仕事やショッピングに出かけて遅くなる日などに、不倫相手を自宅に呼んで一緒に過ごしたりする者もいる。ちょっとした空き時間があれば、すぐに相手に会える手軽さから、不倫が続いてしまうケースがあるのだ。
毎日のように自然に会える
パートナーが見知らぬ異性と楽しそうに歩いたりしているのを近所の人が見かけたら、不審に思うかも知れないが、近くに住む顔見知りの異性と一緒にいるのを1、2回見かけた程度であれば、不倫を疑われることはないだろう。近所同士なら生活範囲が同じであるだけに、偶然顔を合わせることもよくある。それを利用して、偶然を装ってカフェで待ち合わせたり、早朝の散歩でデートをしていたりする可能性もある。
さらに、通勤に使う電車の時間と乗る車両を決めておけば、毎朝車内で会うことができるし、仕事帰りに同じジムに寄って汗を流すといった取り決めをしておけば、近所の目を気にせずに密会を楽しめる。ちょっとした工夫次第で、不自然さを感じさせずに毎日のように相手と接触できるのが、ご近所不倫の特徴と言える。
プライベートも含めて相手のことがよくわかる
マッチングアプリでの出会いや職場不倫の場合は、相手の表面的な部分やオフィシャルな顔しか見ていないことも多い。そのため、付き合い始めてから相手の内面を知って期待を裏切られ、気持ちが冷めるというケースもあるだろう。
一方、近所付き合いで出会った場合は、相手のプライベートの部分や性格もよくわかる。「子供好きで人の子供のことも可愛がってくれる」「地元の行事でみんなが嫌がることも進んでやる」といった姿を見て、好感を抱くこともあるだろう。
また、ご近所の噂で「最近あの人、夫婦仲が上手くいっていなくて悩んでいるみたい」などという話が聞こえてくるかもしれないし、行事などでたびたび会っていると、本人が悩みを打ち明けるかも知れない。そして、相手の相談に乗っているうちに情が移り、関係を結んでしまうことも珍しくないのだ。
いつも近くにいる安心感
遠距離恋愛のカップルの5割は、半年以内に破局するとも言われている。「会えない間に気持ちが冷めた」「相手の気持ちが確かめられず不安だった」といった理由からだそうだが、カップルの間の物理的な距離が広がれば、心も離れてしまいやすいのかも知れない。
その点、不倫相手が近くにいれば、いつでも気持ちを確かめ合えるし、トラブルが起きた時や気分が落ち込んでいる時には、話を聞いて励ましてくれる。自分が辛い時に、そばにいてくれる人がいるというのは心強いものだ。また、毎日のように会って一緒に過ごすことで、相手の良いところがたくさん見えてきて、恋愛感情が一層高まっていくという傾向も見られる。
仕事や家庭のストレスを発散できる
現代人は、さまざまなストレスを抱えている。仕事面では、年功序列の人事評価から成果主義の人事評価に切り替える会社も増え、期待された成果が上がらなければ評価が下がる。大きなミスなどすれば、この先自分はどうなるのかと、不安に駆られるだろう。そんな時でも、家に帰ればくつろげるというのならまだいいが、夫婦仲が悪いと家でもストレスが溜まるばかりだ。
一方、妻の方は、共働きで夫と同じくらい疲れているのに、家事はすべて妻に任せっきりで夫が何も手伝ってくれないとストレスを溜めているかもしれない。そんな時、自分の愚痴を聞いてくれ、慰めてもらえるような相手に出会ったら、救われたような気持ちになるだろう。
特に相手が近所の人であれば、子供の学校の悩みなども理解してくれるので、ますます親近感が高まるはずだ。やがて、その気持ちが好意以上のものとなり、不倫関係に発展してしまうことも考えられる。
家に自分の居場所がない
仕事人間の男性にありがちなケースだが、残業も厭わず熱心に働き、会社では能力を認められているのに、家では妻や子供にうとんじられ、見下されているという場合がある。仕事に追われ、家族サービスが後回しになっているため、家では「よき夫」「よき父親」とは見てもらえないのだ。
本人としては、不自由なく生活が送れるようにと頑張って働いているのに、家族からいつも邪魔者扱いされていると、家に自分の居場所がないように感じてしまうかも知れない。そんな時、自分のことを認め、尊敬してくれる女性に出会うと、失った自信を取り戻せたように感じるはずだ。そして、文句ばかり言われる家にいるより、承認欲求を満たしてくれる不倫相手と過ごす方を選ぶようになっていくのだ。
寂しさを埋めてくれる
寂しさを紛らわすために不倫に走ってしまう夫もいる。例えば、新婚の頃は夫にだけ愛情を向けていた妻が、子供が生まれて「母」になってからは、すべてが子供優先で夫のことは後回し、というのはよくあることだ。妻にかまってもらいたい夫が、そういう状態に置かれたままだとどんどん孤独感が募り、その寂しさを埋めてくれる相手を求めるようになるかも知れない。
一方、寂しさや不安を抱えている妻も少なくない。夫が仕事にかまけて家を顧みない。同僚や友人と飲み歩いていつも夜遅く帰宅し、悩みがあるのに話も聞いてくれない。そんな状況が続けば、「自分は夫に嫌われているのではないか」と孤独に襲われるだろう。そんな妻の前に、いつもそばにいて自分のことを気にかけてくれるような男性が現れれば、心が動いてしまうのも当然の話だ。
スリルが味わえる
家庭生活に不満はないものの、どこかマンネリ感を抱いている者もいるだろう。新婚時代は目新しいことばかりだったのが、結婚生活が長くなるにつれて新鮮さを感じなくなり、何事もなく過ぎていく日々が物足りなくなる。そういう不満を趣味などで解消できず、日常では得られない刺激を求め始めるようになると、不倫に走ってしまう恐れも出てくる。
不倫は人に隠れてするものであり、誰にも知られてはいけないというスリルを味わうことができる。特に、ご近所不倫の場合は、「いい旦那さん」「いい奥さん」と見ている周りの目を欺き、普段パートナーが仲良くしている相手と密かに関係を持っているという背徳感が、強い刺激にもなる。そのスリルが病みつきになって、不倫がバレたら大変なことになるとわかっていながら、関係を持ち続けてしまうのだ。
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不倫が始まるきっかけは?
ご近所不倫のきっかけは、いたるところにあるはずだ。ご近所さんとは日常的に声をかけ合うし、地域の行事などを一緒に手伝う機会も多いだろう。そして、その中に魅力的な異性がいれば、何度も顔を合わせるうちに2人の距離がどんどん接近していくことも考えられる。気をつけていないと、いつ不倫が始まってしまうかわからないのだ。
具体的にどんなきっかけでご近所不倫が始まるのか、よくあるケースを見ていこう。
PTA活動
子供の話になると、どんな親でも話が弾むものだ。子育ての悩みや先生・クラスについての情報交換、学校への不満など、親同士であれこれ話しているうちに意気投合してしまうことも多いだろう。また、同じクラスであれば、連絡網があって、相手の電話番号やメアドがわかっているため連絡も取りやすい。
PTA役員なら、会議などで定期的に顔を合わせるので、気の合う者同士で話す機会も増える。役員でなくても、運動会などの学校行事の手伝いに借りだされる時があり、一緒に作業をしているうちに相手に好意を抱くことも考えられる。さらに、親だけでなく、クラスの先生に相談に乗ってもらったりしたのがきっかけで、深い仲になってしまうというのも珍しい話ではない。
地域活動
町内会や自治会などの地域活動やボランティア活動も、不倫が始まるきっかけになることがある。これらの活動には、地元のお祭りやスポーツイベントのサポート、防災活動、清掃ボランティア、学習支援など、さまざまな種類があり、それ自体は健全で有益なものだ。
しかし、このような場に多くの男女が集まれば、恋愛感情が生まれないとも限らない。特に、地域の活動に積極的に参加しようという人には、思いやりがあってフレンドリーな人も多いだろう。そういう人が、自ら進んでテキパキと作業をこなす姿を目にすれば、魅力的に感じ、好意を抱くのも不思議ではない。
子供のスポーツや習い事
部活をはじめ、少年野球やサッカークラブ、バレエ教室、スイミングクラブなどなど。子供が参加しているスポーツチームや習い事の教室でも、親同士が顔を合わせる機会は多い。自分の子供たちが頑張る姿や成長していく姿を見るのは親の喜びでもあり、話は尽きないだろう。
また、試合や発表会ともなれば、送り迎えや応援、差し入れなど、子供を懸命にサポートし、試合に勝てば盛り上がり、負ければ励まし合う。当然、連帯感や親近感も生まれるはずだ。そして、打ち上げなどでさらに親密になり、深い仲になってしまう可能性もある。また、親同士だけでなく、子供を指導するコーチの姿がカッコよく思え、不倫に走るケースも多いので要注意だ。
地元のサークル
地元のスポーツサークルやカルチャーセンターの趣味の教室に参加している人も少なくないだろう。こうしたサークルも、不倫の入口になる。カルチャーセンターなら絵画や写真、ピアノ、料理など、男女を問わず参加できる教室はたくさんあるので、不倫相手を見つけやすい。
女性中心のサークルでも、油断はできない。例えば、ママさんバレーにしても、監督やコーチは男性という場合があるし、スポーツ好きのパパたちが助っ人に来ることもあるだろう。スポーツの試合は、子供の部活と同じく、勝っても負けても連帯感が深まる。試合や練習後の飲み会で気分が高揚し、その勢いで関係を結んでしまうリスクもあるのだ。
マンションの役員業務
分譲マンションを購入した場合、物件の所有者は管理組合の組合員となり、他の組合員と共同でマンションを管理していくことになる。そして、組合員の中から理事が選任され、理事長や副理事長、会計などの役職が決められる。マンションの管理には、日常的な清掃や保守点検から大規模メンテナンスまでさまざまなものがあり、役員はそのやり方について協議したり、管理会社と交渉したりしなければならない。
役員は月1回程度、理事会を開いて話し合うが、大規模メンテナンスや突発的な設備トラブルがあれば、理事会の頻度が増えるし、役員が個別に話し合うケースも出てきてお互いの距離が縮まっていく。マンションを守るという共通の問題に取り組むだけに、同志的な意識も芽生えやすく、それが恋愛感情に発展することもある。
通勤で毎日会う
会社勤めをしていれば、近くに住む人たちは同じ駅を利用することになるだろうし、出勤時間はだいたい決まっているので、毎朝顔を合わせる可能性が高くなる。会社が同方向の人たちなら、それなりの時間、同じ電車の中で過ごす場合もあるはずだ。
たまたま同じ車両に近所の顔見知りが乗り合わせれば、挨拶ぐらいはするだろうし、ちょっとした会話を交わすかもしれない。そういうことが重なれば、だんだん話も弾むようになり、お互い相手に興味を持ち始めることも考えられる。そして、仕事帰りに一緒に食事をしたりし出すと、不倫のリスクがさらに高くなっていく。
ご近所不倫のデメリット
不倫相手との出会いの場はさまざまあり、不倫が安易に始まってしまうケースもあることがわかった。しかし、一時の出来心で始めた不倫であっても、罪は同じ。バレれば大きな問題になるだろうし、見知らぬ相手と不倫するより、むしろ近所に知られている者同士の不倫の方が、発覚した時に厳しい制裁を受けさせられることになるはずだ。
ご近所不倫がいかにハイリスクなものなのか、そしてそれが本人や家族にどんなダメージをもたらすのかを紹介する。
目撃されやすい
近所の人は、不倫している2人の顔を知っているし、同じ生活圏で暮らしている。そのため、2人が手をつないで歩いたりイチャついたりしているところを偶然目撃されてしまう可能性は高い。
もちろん、不倫している方も用心するだろうから、デートをする際は、家の近くではなく、数駅離れた繁華街などで落ち合うようにするはずだ。しかし、住んでいる町が同じなら、その住人たちがショッピングや外食をする時も、やはり数駅離れた同じ繁華街に行くケースが多くなる。
そして、そこで近所の知り合いとすれ違えば、すぐに目が行くだろう。その時、2人が親密に話していたら疑惑を抱くだろうし、もしホテル街などを歩いているのを見つけられたら完全にアウトだ。
近所に噂が広がる
例えイチャついたり手をつないだりしていなくても、2人がたびたび一緒にいるところを見た近所の人が不審に思う可能性がある。勘が非常に鋭い人もいるし、体の関係があれば、隠そうとしても親密さが態度や表情に表れやすくなる。また、ドライブデートの帰りなどに、家から少し離れた場所で不倫相手を降ろすようなところを目撃したら、2人の間に何かあるのではないかと勘ぐるかも知れない。
実際に不倫の確実な証拠はなくても、疑わしい行動を見た人は、話に尾ひれをつけて誰かに伝えたくなるものだ。悪い噂が近所に広まるスピードは恐ろしく速い。不倫を疑われたら、あっという間に話が知れ渡り、逃げ場がなくなってしまうだろう。
自宅で鉢合わせする
ご近所不倫の場合、相手が近くに住んでいるという便利さから、パートナーが出かけている間に相手を自宅に呼び込むケースがある。そういう時は、帰宅する時間をパートナーに確かめておくなどして、スケジュールをあらかじめ立てておくものだが、いつも計算通りにいくとは限らない。
ショッピングに行った店が閉まっていたとか、用事が早く済んでしまったとか、急に予定が変わって帰宅が早まることも少なくない。そして、そのことをパートナーがメールなどで知らせてこなかった時は万事休す。パートナーならチャイムを鳴らさずにドアを開けるだろうし、玄関先に女性の靴があればすべてを悟り、修羅場になること必至だ。
子供が辛い目に合う
子供つながりで不倫相手と知り合った場合、不倫がバレると当事者だけでなく、子供まで大変な思いをすることになる。子供が同じスポーツチームや習い事に行っていたのであれば、親は顔を出しづらくなるし、子供もそこを辞めなければならなくなるかもしれない。
また、ませた子供もいるので、両親が噂話をしているのを盗み聞きし、それを学校で言いふらすといったこともあり得る。そうなれば、近所の噂と同様、すぐに話が学校中に広まる。その結果、自分の子供がいじめに遭い、心に深い傷を負うという最悪の事態になってしまう恐れもある。
友人の信頼を失う
芸能人の不倫騒ぎを見てもわかる通り、不倫問題を起こした人間への世間の目は厳しい。パートナーや自分の不倫が近所に知られれば、風当たりが強くなるのは間違いない。たとえ昔からのサークル仲間や仲のいいママ友であっても、普段の付き合いでは見せない裏の顔があることを知って、そばから離れていくかもしれない。
また、不倫をした本人も、そういう集まりに顔を出すのは気が引けるだろうから、友人との関係がだんだん疎遠になっていく。先々近くに引っ越してくる人がいても、不倫の話を聞かされれば、積極的に友達になろうとは思わなくなるため、近所づきあいも簡単にはできなくなる。
不倫相手の家族とトラブルになる
不倫が近所にバレれば、不倫をした双方の家族に被害が及ぶことになる。もし、自分のパートナーが強引に相手を不倫関係に引きずり込んだのだとしたら、それを知った相手の家族がパートナーに罰を与えたいと思うかも知れない。不倫によって相手の家庭が崩壊した場合などは、相手家族がパートナーに慰謝料を請求してくる可能性もある。
また、相手家族がパートナーの職場に不倫をバラすと脅してきたり、実際に不倫を告発する文書やメールを職場に送り付けてくることも考えられる。もちろん、これは恐喝罪や名誉棄損罪に問われる行為だが、職場に不倫のことを知られたら、パートナーの会社での立場がなくなってしまう。
引越ししなければならなくなる
近所の人から白い目で見られ、サークルの仲間やママ友からも敬遠されるようになると、孤立無援で知りたい情報も入ってこなくなり、子供も肩身の狭い想いをしながら生活しなければならなくなる。そういう状態では、地元で居心地よく住み続けることなど、できるものではないだろう。
そうなると、近所の目に耐えながらじっと暮らしていくか、引っ越しするしかなくなる。引っ越しを選ぶ場合、アパートや賃貸マンションならまだ気が楽だが、持ち家の場合は家の売却や買い替えで大変な労力とコストがかかる。また、子供も転校しなければならず、家族にとっては悲劇以外の何物でもない。
不倫を防ぐ手立て
周囲の目を欺きながら密会を重ねるご近所不倫は、非常に刺激的なものである上、いつでも簡単に相手に会えることから、なかなか抜け出せなくなってしまう人もいる。その反面、誰かに目撃される危険性も高いため、ズルズルと不倫を続けていると、やがて近所中の噂になってしまうだろう。
そうなったらもう取り返しがつかず、家族は大変なダメージを受けることになる。そのような事態を避けるためには、手遅れになる前に不倫を察知し、素早く手を打たなければならない。不倫を防ぐためにやるべきことをピックアップする。
夫婦のコミュニケーションを増やす
仕事や家庭でのストレスや、家族に相手にされない寂しさから、パートナーが不倫に走るケースもある。それを防ぐためには、日ごろから夫婦のコミュニケーションを取るようにすることが必要だ。最近読んだ本や人気ドラマ、趣味の話など、どんな話題でも構わない。毎日いろいろ話しているうちに、お互いのストレスや不満に感じていることも見えてくるだろう。それがわかれば、問題点を改善し、居心地のいい夫婦関係や家庭環境を作る努力ができる。
また、感謝の気持ちを言葉にして伝えることも大事だ。仕事や家事で頑張っている相手をねぎらい、小さなことでも何かしてもらったら感謝の言葉を口にしよう。
不倫の証拠を集める
もし、パートナーが不倫しているかも知れないと気づいたら、周りに知られる前に不倫の事実を裏づける証拠をつかまなければならない。証拠もなしに感情的にパートナーを問い詰めても、上手く言い逃れされてしまうかも知れないし、さらに巧妙なやり方で不倫を続けようとするかも知れない。
しかし、確実な証拠があれば、パートナーも不倫を認めざるを得ないし、その証拠が法的にも有効なものなら、慰謝料などを請求する時にも力を発揮してくれる。法的に有効な証拠とは、パートナーと不倫相手がラブホテルなどに出入りしている場面を写真や動画に収めたものだ。
そのような証拠を得るには、長時間の尾行や張り込みを行い、決定的瞬間を逃さないようにしなければならない。一般の人には手に余る作業なので、一刻も早く証拠を押さえたいなら、探偵社など不倫調査のプロに任せた方がいいだろう。
パートナーに不倫のリスクを認識させる
確実な証拠をつかんだら、パートナーと話し合おう。前の章でお伝えしたように、近所同士の不倫が発覚すれば、家族全員が苦しみ、引っ越しも考えなければならなくなる。また、不倫によって離婚することになれば、慰謝料や財産分与など金銭問題が発生するし、自分が子供の親権を取れば、パートナーは養育費も払い続けなければならない。
そのような大変なリスクがあることを詳しく説明し、パートナーに現実の厳しさを認識させよう。そうすれば、ご近所不倫でのぼせ上っている頭も冷えるはずだ。
不倫相手に慰謝料を請求する
不倫によって自分が精神的ダメージを受けた場合、不倫相手に慰謝料を請求することができる。相手の経済状態にもよるが、慰謝料の相場は数十万〜300万円と安くはないので、それを支払うとなればダメージは大きいはずだ。相手が支払いを拒んでも、不倫を裏づける証拠があるなら、裁判に持ち込んで慰謝料を勝ち取ればいい。
また、実際に慰謝料を取らなくても、支払いの請求をするだけで不倫防止の効果がある。慰謝料請求の通知を受け取った不倫相手が、裁判に訴えられる可能性もあることを知って驚き、慌てて不倫関係を解消するケースも多いのだ。
誓約書を書かせる
不倫の証拠を突きつけ、パートナーと不倫相手を別れさせることができたとしても、それですべてが終わったわけではない。口では「別れた」と言いながら、しばらくしてよりを戻すケースもあるからだ。それを防ぐために、誓約書を書かせるのも一つの方法だ。
もちろん、誓約書を書いたからといって、絶対に不倫が再燃しないとは限らない。しかし、誓約書に違約金の条項を入れておけば、約束を破った時に相手は違約金を支払わなければならなくなる。2人が連絡を取り合っただけでも違約金数十万円といった取り決めをすれば、プレッシャーを与えることができるだろう。
離婚請求する
不倫によって家庭が崩壊したり、どうしてもパートナーを許せないというような場合は、パートナーから慰謝料を取って離婚するという選択も考えられる。それに対して、パートナーが離婚を拒否する場合もあるが、そうなったら家庭裁判所での調停や裁判を通じて離婚を請求していくことになる。
その際も、不倫を証明する法的に有効な証拠があれば役に立つ。不倫は法律上「不貞行為」と呼ばれ、不貞行為は離婚の正当な理由として認められているからだ。最終的に裁判に勝ち、判決が下れば、パートナーがいくら拒否しようとも離婚を受け入れざるを得なくなる。
まとめ
特に利害関係が絡んでいなければ、顔見知りのご近所さんとは気軽に付き合えるし、一緒に遊んだりするのも楽しいものだ。しかし、その気安さがアダとなり、安易に不倫を始めてしまう者もいる。仕事や家庭でストレスを溜めていたり、夫婦関係に物足りなさを感じていたり、新しい刺激を求めていたりすれば、なおさら罠に陥りやすい。 不倫の入口は、PTAや地域活動、子供の習い事など、日常生活のいたるところにあり、不倫が始まれば、相手に毎日会える便利さから関係が長く続く場合もある。しかし、周囲の目がある以上、遅かれ早かれ不倫がバレるのは確実だ。噂が広まれば、不倫の当事者ばかりが家族も白い目で見られ、引っ越さなければならないこともあるし、家庭が崩壊してしまう恐れもある。 そうしたリスクを避けるためには、パートナーに不倫させないようにしなければならないし、万一不倫を始めてしまったら、周りに知られる前に動かぬ証拠をつかみ、一刻も早く関係を清算させなければならない。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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