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浮気/不倫の疑い愛妻家なのになぜ不倫? 妻を裏切る夫の本音を探る

妻子の朝食を準備する愛妻家の男性

「亭主関白」という言葉が通用したのは昔の話。夫婦共働きが当たり前となった今では、「イクメン」などがもてはやされ、妻や家族を大事にする愛妻家の夫たちが増えてきた。もし自分の夫がそんな愛妻家だったとしたら、夫婦円満な生活がずっと続くように思うかも知れない。 ところが、「愛妻家」を名乗る夫が、実は別の女性と不倫しているというケースは少なくない。日ごろ妻に優しい顔しか見せない夫が、妻を裏切っていたとしたら、そのショックは計り知れない。なぜ、愛妻家であるはずの夫が不倫をするのだろうか? その理由を探るとともに、不倫している夫に見られる兆候や、不倫発覚後の対処法などを紹介する。

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愛妻家とは

そもそも、「愛妻家」とは何だろう? 辞書を見ると「妻を熱烈に愛してやまない男性(夫)のこと」などと記載されている。しかし、妻に「愛している」と言い続けているだけでは、愛妻家とは認められないだろう。世間が考える愛妻家とはどんなものか、見ていこう。

妻を優先する

愛妻家の夫は、妻を優先した行動をする。例えば、2人で食事に行く時に妻が食べたいものを聞いて、その店に行くとか、休日にデートをする時には妻が出かけたい場所に行くといったことだ。愛妻家の夫がこのような妻優先の行動をするのは、「妻が喜ぶ顔を見るのが幸せ」という理由からだ。

また、妻優先の行動をするためには、まず妻としっかりコミュニケーションを取る必要がある。妻の話にきちんと耳を傾け、感謝やねぎらいの言葉を欠かさない。妻に悩みや不満があるようなら、2人で話し合ってそれを解消する方法を考える。常日頃このような行動ができる夫なら、愛妻家としての評価も高いだろう。

家事・育児を進んで手伝う

家事・育児を積極的にやるのも、愛妻家の条件だ。最近は共働き夫婦も多く、仕事と家事・育児を両立させなければならないため、少しでも妻の負担を減らそうと、進んで協力する姿勢が必要になる。

また、妻が専業主婦であっても、愛妻家の夫は家事・育児を任せっぱなしにはしない。会社と違って、家事・育児には休みがないため、何も手伝わなければ妻の疲労が蓄積してしまうと考えるからだ。特に子供がまだ小さい頃は、1日中子供から目を離すことができず、肉体的にも精神的にも疲れ切ってしまう場合がある。

愛妻家の夫は、妻がそういう状態にならないように、積極的に子供の面倒を見るのはもちろん、休日には妻に代わって台所に立ったり、友人などに会って気分転換することを勧めたりといった気遣いをすることができる。

記念日を大事にする

女性には、誕生日や結婚記念日、クリスマスなどを大事にする傾向がある。そういう女心がわかっている愛妻家であれば、同じように記念日を重視するだろうし、妻を大切に思っているのだから妻との記念日を忘れることはない。

記念日には、妻を喜ばせるためにプレゼントを贈ったり、おしゃれなレストランを予約して2人でディナーを楽しんだりするという夫も多い。恋愛中の頃や新婚時代だけでなく、結婚して何年経っても、そのような妻へのサービスを続ける夫が、本物の愛妻家と言われるようになるのだろう。

妻の味方をする

妻が一番頼りにしているのは、夫のはずだ。妻が何かのトラブルに巻き込まれた時、いつも妻をかばって問題解決に当ってくれるような夫であれば、どれほど心強いだろう。特に、結婚するとよく起こりがちなのが「嫁姑問題」だ。

嫁・姑それぞれに生まれ育った家の流儀があり、家事や育児のやり方の違いなどで意見が対立する場合もある。そんな時、夫がマザコン気味でいつも姑の肩を持ったり、「姑と上手くやっていくのが嫁の務めだ」などと突き放したりするようであれば、愛妻家を名乗る資格はない。

2人の間に立って争いを収めるのが夫の役目だし、母親が間違っているのであれば母親を諭し、妻を守らなければならない。夫婦の信頼関係を第1に考え、家庭のことに余計な口出しをさせないようにするのが、愛妻家のあるべき姿だろう。

妻の両親や友人も大切にする

妻本人だけでなく、妻の両親や友人を大切にするのも愛妻家の特徴だ。親想い、友人想いの妻であれば、夫がいくら自分に優しくても、自分の両親や友人との仲が上手くいっていないと悲しい気分になるだろう。愛妻家は、妻にそういう思いをさせないために、妻の両親や友人との付き合いにも気を配る。

例えば、妻の実家を定期的に訪れたり、義父母の誕生日にプレゼントを贈ったりして、いつもコミュニケーションを絶やさないようにする。愛妻家は、自分の親と同じように妻の両親にも孝行して、妻を安心させようとするものなのだ。

愛妻家なのに不倫をする理由

不貞行為を行う愛妻家の男性

愛妻家を名乗りながら、他の女性と関係を持つ夫がいるのはなぜだろう? 本当に愛妻家であるなら、妻以外の女性に心を奪われることはないはずだ。それとも、夫は愛妻家のふりをしているだけなのだろうか?

一見誠実そうな夫の心の奥では、さまざまな葛藤や欲求が渦巻いている場合もある。愛妻家が不倫に走る原因を探っていく。

愛妻家を演じている

実際に、外面的には愛妻家であるような顔をしながら、実はそう見せかけているだけという夫もいるだろう。そういう夫には、八方美人的な性格の男性も多く、他人から良く思われたくて「いい人」を演じていることがある。自分の妻はもちろん、周りの人が「あなたの旦那さん、愛妻家だからうらやましいわ」などと持ち上げてくれるのにも優越感を感じるのだ。

このタイプの夫が、妻をまったく愛していないのかと言えばそうではなく、愛情を感じている部分もあるのだが、愛妻家であり続ける1番の理由は、「人から愛妻家だと見られたい」ということだ。そのためには、妻に多少不満があっても文句は言わず、自分のやりたいことがあっても妻の要望を優先しなければならない。

そのため、次第にストレスが溜まっていき、ある日何かのきっかけで爆発することがある。それが、妻との口げんか程度で済めばいいが、ストレスのはけ口を外に求めるようになると危険だ。自分の心を癒してくれる女性に出会い、不倫を始めてしまうことも十分に考えられる。

実は恐妻家

妻を大事にする様子から愛妻家だと思われているが、実は「恐妻家」だったというケースはよくある。いつも妻に気を遣っているのは、妻が大事だからなのではなく、妻の言うことに逆らえないからなのだ。このような夫婦の場合、給料などはすべて妻が管理しているため、夫は好きなことにお金を使うこともできないし、妻の同意がなければ何一つ決められない。

また、妻に理不尽なことを言われても、口答えすると百言ぐらい返ってくるので、何も言えなくなってしまう。中には、DVやモラハラをする妻もいて、機嫌を損ねると夫だけでなく、家族にも被害が及ぶこともある。そうなると、家の中はいつも緊張状態に置かれ、妻の顔色をうかがいながら暮らさなくてはならないようになる。

もちろん、夫が家に帰れば、あれこれ用事を言いつけられたり、何をやっても文句を言われるので、だんだん家に寄り付きたくなくなってくる。そして、自分に優しく接し、満たされない心を埋めてくれる女性を求めるようになるのだ。

情が深い

愛妻家になる男性には、基本的に女性に優しいという一面がある。女性の気持ちを大切にするため、困っていることがあれば放ってはおけないし、相手のことを気遣ううちに、どんどん情が移っていく。それが妻に対してだけならいいが、誰にでも優しく振舞うようだと、不倫にハマってしまうリスクが高くなる。

例えば、会社の部下が仕事や人間関係で悩んでいるのを見て放っておくことができず、たびたび相談に乗っていたらお互いに好意を持つようになり、不倫に発展してしまうようなケースだ。いったんそうなると、情が深いだけになかなか関係を断ち切れず、最悪の場合、相手に本気になって妻に離婚を切り出すことも考えられる。夫がこういうタイプの男性だとしたら、不倫の兆候に気づいた時にすぐに手を打ち、相手と別れさせなければならない。

愛情と性欲は別物

人によっては、愛情と性欲は別物だと考えていることもある。そういう男性は、妻のことは愛しているが、性の対象とは見ず、性欲の処理は別ですればいいと割り切っているかも知れない。風俗通いをする男性が多いのを見てもわかるように、男性は相手に愛情を持っていなくても、肉体的な快楽が得られれば満足できるのだ。

もちろん、風俗店通いも褒められるものではないが、性欲を処理するために、特定の異性と不倫を続けるようなことになれば、リスクはさらに高くなる。不倫が発覚したら、いくら「愛しているのは妻だけ」と弁解しても通用するはずもなく、夫婦の信頼関係は崩壊してしまうだろう。

また、妻が淡白で、夫が求めてもいつも拒否しているような場合も、不倫の動機になり得る。満たされない欲求を、夫がどこかで処理しようとするかもしれないので、注意が必要だ。

女性にモテる

情が深くて女性に優しい愛妻家には、モテる人も多い。浮気性の男性に比べれば、奥さんや家庭を大事にしている男性はしっかり者に見えるし、困った時には助けてくれて頼りにもなる。女性が心を惹かれるのも当然だろう。また、細かな配慮もできるし、口が軽くないので、不倫しても簡単にバレることはないという安心感もある。

さらに、「愛妻家であれば浮気が本気になることもないので、別れ話になった時に泥沼化しなくて済む」と考えて、火遊び程度のつもりで言い寄る女性もいるだろう。中には、愛妻家の夫の気持ちを自分に向かせることで優越感を感じる女性もいるので、油断できない。

NOと言えない

妻の言うことを何でも聞いてくれる夫は、頼まれ事をされると「NO」と言えない優柔不断なタイプなのかも知れない。そういうタイプが女性に強引に迫られると、相手の気持ちを傷つけることを恐れ、「1度だけなら」と関係を結んでしまうことがある。

相手が本気なら、もちろん1度だけで済むはずがなく、その後も関係を続けようとするだろう。優柔不断な夫であれば、それをきっぱり断ることもできず、「別れるなら不倫していることを奥さんにバラす」などと言われて身動きできなくなるかもしれない。

しかし、いつまでもズルズルと不倫を続けていれば、いずれ周囲に知られ、大きなトラブルに陥ることになるだろう。夫がNOと言えないタイプだとわかっているのなら、周りに女の影がないかどうか、さりげなくチェックしておくことだ。

不倫している夫に見られる兆候

夫の不倫を疑う妻

不倫をし始めた時、その兆候がどこかに表れることがある。最近、夫の態度や行動がいつもとは違うと感じたことはないだろうか? もし、あったとすれば、その変化には何らかの原因があるはずだ。もちろん、仕事が忙しかったり体調の問題だったりする場合もあるだろうが、もっと重大な原因が潜んでいるのかもしれない。疑わしい夫の行動をピックアップする。

スマホを手放さなくなる

不倫し始めた夫は、不倫相手とLINEやメールで頻繁にやり取りするようになる。そのため、不倫相手からいつ連絡が入ってもいいように、スマホを肌身離さず持ち歩くようになる。これまではスマホをリビングに置きっぱなしにしていた夫が、トイレにまでスマホを持ち込むようになったり、ロックをかけて他人に見られないようにし出したら、怪しい兆候と言えるだろう。

また、電話がかかってきた時の対応にも、変化が表れる。例えば、今までそばに誰がいても構わず電話に出ていた夫が、スマホに表示された発信者の名前を見た途端に電話を切ったり、他の部屋に移動してから電話に出るようになったりするケースだ。

これは、電話のやり取りを人に聞かれたくないという気持ちの表れかもしれず、電話の相手が不倫相手であることも十分に考えられる。

帰宅が遅くなる

不倫をするには、不倫相手と会う時間を作らなければならない。そのため、会社からの退勤後に密会する日が多くなり、帰宅が遅くなるのだ。その際、口実としてよく使われるのが「残業で遅くなった」。もちろん、本当に仕事が多忙な場合もあるだろうが、部署や立場が変わったわけでもなく、今まで残業が少なかった職場なのに突然残業が増えたのだとしたら不自然だ。

残業と同じように、「飲み会で遅くなった」という口実もよく使われる。この場合も、今まで特に職場の飲み会が多かったわけでもなく、歓送迎会や忘年会のシーズンでもないのに急に飲み会が増えたのであれば、不審に思っても不思議ではない。

また、仕事だけではなく、友人との飲み会が急に増えるパターンもある。中には、架空の友達をでっち上げて隠れ蓑に使う夫もいるので、聞いたこともない友達の名前が出てきたら、どういう人物なのか、さりげなく質問してみてもいいだろう。

外出が増える

残業と同様に、休日出勤や出張が急に多くなるというのも、不倫の兆候になり得るケースだ。夫は、仕事にかこつけて、不倫相手とのデートや泊りがけの旅行を楽しんでいるのかも知れない。特に、夫の仕事や部署があまり出張に縁がなかったにもかかわらず、たびたび出張に行くようになったのだとしたら、何か特別な事情があるはずだ。

夫が「休日出勤だ」と言って出かけた日などに、職場に電話して夫の所在を確認してみるのも一つの方法かもしれない。ただし、職場の人に怪しまれたり、夫の不倫が知られてしまったりすることのないように、もっともらしい理由を考えておく必要がある。

また、今まで休日は家族と一緒に過ごすのが普通だった夫が、「友達と会ってくる」などと何かと用事を作って1人で出かけるようになるというケースもある。この場合も、架空の友人をダシに使うことがあるので、自分が会ったことのない新しい友達の名前が次々に出てくるようなら、気をつけた方がいいだろう。

妻に対する態度が変わる

不倫を始めると、夫の態度が変わることもある。人は、不倫などやましいことをしていると、それを悟られないようにしたり、罪の意識を消そうとしたりする。もともと妻や家族に優しい夫だったとしても、妙にそわそわして、必要以上に機嫌を取ろうとしてくるかもしれない。夫が、記念日でもないのにプレゼントやお土産を買ってくるようになったとしたら要注意だ。

また、それとは逆に、愛妻家の夫が妻や家族に対して急に冷たい態度を取るようになったら、事態はさらに深刻だ。不倫が原因でそういう態度を取るようになったのであれば、不倫相手に対して夫が本気になっていて、妻や家族の存在が邪魔になってきている可能性が考えられる。そのような場合、不倫を放置すると家庭崩壊につながるリスクがあるので、早急に手を打たなければならない。

オシャレに気を遣い始める

服装にはまったく無頓着だった夫が、突然ファッションにこだわるようになったという場合も注意しなければならない。新しい恋人ができれば、誰でも外見に気を遣うようになるからだ。

知らないうちに買い込んだ、若見えのする服を着るようになることもあるだろうし、不倫相手がプレゼントしたブランド物のシャツやネクタイを身につけることもあるだろう。また、今までつける習慣がなかった香水をつけるようになったり、消臭グッズを使ったりと、匂いについても気にしだす夫もいる。

さらに、下着の購入などはすべて妻任せにしていた夫が、自分でオシャレな下着を買い込んだり、急に体を鍛え始めたりしたら、ますます疑いは濃くなる。最近のブームに乗って筋トレに目覚めたという人もいるだろうが、家族にしか見せないものに強くこだわるのは不自然さを感じさせる。

趣味が変わる

不倫相手ができると、服装や外見だけでなく、趣味が変わったり、新しい趣味を始めたりすることもある。不倫相手に合わせて、同じ趣味を楽しもうとする場合があるからだ。

例えば、今までインドアタイプで休日も家で過ごすことが多かったのに、突然アウトドア派になって1人で出かけるようになる夫もいる。これもアウトドアブームの影響かも知れないが、「ゴルフを始めた」「ソロキャンプにハマった」といった口実は、不倫相手とデートを楽しむためのいいカモフラージュになるはずだ。

また、ドライブデートなどで不倫相手が聴いていた音楽が気に入って、今までの好みとは違うアーティストやジャンルの音楽を家でもよく聴くようになるというケースもある。さらに、流行りのものには興味のなかった夫が、新しくできたオシャレなカフェやデートスポットの情報に急に詳しくなったりするのも、怪しい兆候だろう。

お金の使い方が変わる

不倫をするにも資金が必要だ。ホテル代やデート代、不倫相手へのプレゼント代など、いろいろ出費がかさむようになる。その資金を捻出するために、もっともらしい理由をつけてボーナスを使ったり、貯金を下ろすなど、夫の金遣いが荒くなることがある。

逆に、小遣い制の夫の場合は、急に節約を始めるかも知れない。今まで外食していたのを止めて、自分で弁当を作りだしたり、ポケットマネーで買っていた消耗品などを家計費から出したりするようになるのだ。また、会社の飲み会が増えたように見せかけて、臨時の小遣いを出してもらい、それを不倫相手とのデートに使う夫もいるので、金の使い道をしっかりチェックしなければならない。

車の中の様子がおかしい

夫がマイカーに乗っているのなら、不倫相手とのデートや送り迎えにその車を使っている可能性がある。その場合は、不倫相手を車に乗せたことによって、車内の様子が変化していることが考えられる。例えば、普段は妻が座っている助手席のシートの位置や角度が、妻の背格好に合わないものに変わっているかもしれない。

車内の匂いが、いつもとは違うことに気づくこともあるだろう。不倫相手の香水の匂い消そうとして、消臭スプレーなどを使う夫もいるだろうが、車で出かけて帰ってくるたびに消臭スプレーをかけているようであれば、それも怪しい行動と言える。

また、カーナビやドライブレコーダーも、不倫発覚のきっかけとなる。カーナビの走行履歴にラブホテルに立ち寄った形跡が残っていたり、ドライブレコーダーに不倫相手との会話が記録されていたりすれば、重要な手がかりになるはずだ。

不倫に気づいたら何をすべきか

不倫の証拠

愛妻家だと思っていた夫が自分を裏切り、不倫していたと知ったら大きなショックを受け、何も考えられなくなってしまう人もいるだろう。しかし、そのまま何の手も打たないと、夫はさらに深みにはまっていくかもしれないし、後先考えずに行動すれば問題がこじれて状況が一層悪化する恐れもある。

そのような事態を避けるためには、いったん冷静になり、不倫の事実関係を明らかにしてから対処策を考えなければならない。夫の不倫に気づいた時にやるべきことを紹介する。

証拠を集める

夫の不倫に気づいたとしても、すぐに夫を問い詰めてはいけない。不倫の証拠がないのに、簡単にその事実を認める夫は少ないだろうし、言い逃れされるとわだかまりが残ったまま、夫婦の間に亀裂が入ってしまう恐れもある。

その点、不倫の事実を裏づける確実な証拠があれば、夫も言い逃れができず、問題の解決に向けて妻と誠実に話し合うしかなくなるだろう。また、法的に有効な証拠を手に入れれば、それを使って不倫相手や夫に慰謝料を請求したり、離婚の請求をしたりすることもでき、訴訟になっても裁判を有利に運ぶことができるのだ。

不倫の証拠となるものはさまざまあるが、特に有効なのは、夫と不倫相手がラブホテルに出入りする様子を写真や動画に収めたものだ。ただし、調査のプロでもない人が、長時間にわたる尾行や張り込みをして、暗がりで夫と不倫相手の顔を鮮明に撮影するのは至難の業と言える。相手に気づかれずに決定的な証拠をつかみたいのであれば、浮気調査の専門家を利用する方がいいだろう。

これからのことを考える

証拠を手に入れ、浮気が事実であることが確定したら、これから夫婦関係をどうするのか、冷静になって考えなければならない。自分の気持ちをノートなどに書き出して、整理してみるのもいいだろう。

その結果、この先ずっと夫を許すことができないと思うなら、離婚すべきかもしれないし、まだ夫への気持ちが残っているなら、夫婦関係をやり直す道もある。いずれにしても、怒りに任せてすぐに結論を出してしまうと、先々後悔することも少なくない。離婚となれば、財産分与や子供の養育など、さまざまな問題が絡んでくるので、すべてを考慮して最善の選択をしよう。

夫婦で話し合う

最終的な結論を出す前に、夫婦で話し合うことも大切だ。不倫は許されない裏切り行為であるとはいえ、夫が不倫をした原因の一端が、夫婦関係や家庭環境にある可能性も否定できないからだ。例えば、夫はいつも「いい夫」「いい父親」でいなければならないことに大きなストレスを感じていたのかも知れない。

夫が、愛妻家ではなく恐妻家だったのだとしたら、妻にいつも叱られてばかりいて言いたいことも言えず、家にいることが苦痛で、他の女性に安らぎを求めたのかも知れない。夫婦をやり直すにしても離婚するにしても、まず2人できちんと話し合って、不倫に至った原因や経緯を明らかにすることが、お互いの将来にとってプラスになるはずだ。

関係修復を図る

夫婦の関係を修復したいのなら、まずコミュニケーションを増やすことが重要だ。お互いの想いや悩みをきちんと相手に言わなかったために、いつの間にか心がすれ違い、離婚に至ってしまうケースも多い。自分の気持ちや、相手にしてほしいこと・してほしくないことなどを素直に伝えよう。

また、結婚生活が長くなると、パートナーがいつも自分や家族のためにしていることを、「やってくれて当たり前」と感じるにようになっている場合があるし、感謝の気持ちがあったとしても「言わなくても気持ちは伝わっているはずだ」と思い込んでいる場合もある。

しかし、気持ちは言葉にしなければ伝わらない。小さな気遣いに対しても「ありがとう」と感謝し、反省すべきことは「ごめんなさい」と謝り、相手に自分の理想を無理に押し付けたりせず、お互いにとって居心地のいい家庭環境を作っていくことが大切だ。

不倫相手に慰謝料を請求する

離婚しないことを決めた時は、不倫関係を早急に解消させなければならない。その目的を果たすには、不倫相手に慰謝料を請求して、夫と別れさせるのも有効な方法だ。慰謝料は、被害者が受けた精神的苦痛に対する賠償金であり、不倫が行われていたことを立証できる証拠があれば、相手が拒否しても裁判を通じて支払いを命じることができる。

相手に直接会うのは嫌だという場合は、夫との関係解消の要求と慰謝料の請求を通知書として取りまとめ、内容証明郵便で送るというやり方もある。内容証明郵便とは、郵便物の文書の内容や、受取人に配達された事実・日付などを日本郵便に証明してもらう一般書留だ。

内容証明郵便を受け取った相手は、妻に自分の存在が知られていることや、裁判になるかも知れないという事実を突きつけられてショックを受け、慌てて不倫関係を解消しようとするケースが多い。不倫相手に慰謝料を請求し、2度と夫に近づかせないようにしよう。

離婚する

慰謝料は、不倫によって妻に精神的苦痛を与えた夫にも請求することができる。離婚することを決めた時は、夫から慰謝料を取って別れよう。一般的な離婚は、夫婦の話し合いによって合意に至る協議離婚という形を取るが、夫が離婚を拒否したり、離婚条件に同意しない時は、家庭裁判所の調停委員の仲介による調停離婚や、法廷で決着をつける裁判離婚に持ち込まれることになる。

裁判所に離婚請求を申し立てた際、夫の不倫が原因で夫婦関係が破たんしたことを立証できれば、有利な立場に立てる。そして判決が下れば、夫がいくら拒んでも離婚するしかなくなるのだ。

まとめ

人間は、矛盾の多い生き物だと言われる。それは夫婦関係においても例外ではなく、「妻だけを愛している」と言いながら、他の女性との不倫に走る夫もいる。しかし、その理由は、単に夫が嘘つきだったという場合だけでなく、本当に妻を愛しているのにもかかわらず、日々愛妻家でい続けることへのストレスや満たされない欲求など、さまざまな心理的要素が絡んで道を踏み誤るケースも多い。 もちろん、不倫は許される行為ではないが、その原因や経緯がわかれば、夫婦関係を修復する余地もあるだろう。そのためにもまず、不倫の事実関係を明らかにする証拠をつかまなければならない。浮気調査のプロなどを利用して早期に証拠を集め、問題解決に向かおう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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