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その他スピード婚は離婚率が高い? その原因と離婚予防策

結婚指輪を外そうとする既婚女性

スピード結婚、スピード婚というワードを、芸能ニュースなどでよく聞くようになったが、実際のところ短期間の交際でゴールインするカップルは増加傾向にある。その背景には、晩婚化や就活アプリの普及で豊富な就活経験を持つ人が増え、自分に合った相手を選ぶのに迷いがなくなっているという事情もあるようだ。 しかし、スピード婚が珍しくなくなった一方、「スピード婚カップルは離婚率が高い」とも言われ、結婚生活が上手くいかないのではないかと心配する親もいる。本当にスピード婚の離婚率は高いのか? そう思われる理由は何なのか? さらに、スピード婚で上手くいく人・いかない人の特徴や、結婚を長続きさせるためのポイントなどを紹介する。

スピード婚とは

どれぐらいの交際期間で結婚することが「スピード婚」なのかと言えば、はっきりした定義はなく、3ヵ月、半年、1年未満など、人によって解釈もまちまちだ。しかし、国立社会保障・人口問題研究所などの調査によると、日本の夫婦の平均交際期間は4年強となっているので、1年未満の交際であれば、スピード婚の範囲に入ると言っていいだろう。

では、どんなカップルがスピード結婚し、どのような結婚生活を送っているのだろう? スピード婚の特徴やメリット、離婚率について見ていこう。

スピード婚のパターン

スピード婚をする人たちの事情はさまざまだ。もっともポジティブなのは、最初に出会った時のお互いの印象がとてもよく、フィーリングも合ったのでトントン拍子に結婚話が進むというケースだ。しかし、そういう「運命的な出会い」が誰にも訪れるわけではない。

例えば、周りから「まだ結婚しないの?」とプレッシャーをかけられて焦りを感じている時に、「付き合ってほしい」と言う人が現れ、とりあえず付き合いだしたという人もいる。そして、その相手が熱烈なプロポーズで押しまくり、「これほど自分を想ってくれているのだから」と結婚を承諾するパターン。

また、お見合い結婚をする人は、今も珍しくはない。お見合いでは仲人のお世話になるため、そうそう何度も断るのも気まずく、いったん話が進みだせば、結婚までの期間は短くなる。一方、古風なお見合いとは逆に、ワンナイトラブから恋愛に発展するパターンもある。そして、すぐに妊娠したりすると、子供が生まれる前に籍を入れなければならなくなり、いわゆる「できちゃった婚」となるのだ。

スピード婚のメリット(1)婚期を逃さない

スピード婚には、メリットもたくさんある。その1つが、婚期を逃さない、ということだ。長く付き合っているカップルの中には、なかなか結婚のきっかけがつかめないという人もいる。仮に、一方がそろそろ結婚しようと思っても、もう一方は「結婚はまだ早い」と考えるかもしれない。2人のタイミングが合わないうちに、だんだん気持ちがすれ違い始め、別れ話になってしまうケースは多いのだ。

また、優柔不断な性格で、好きな相手であっても「本当にこの人と結婚していいのか」と、いつも二の足を踏み、婚期を逃してしまう人もいる。その点、「結婚してもいいと思う相手が現れたら、1年以内に結婚しよう」というように決めておけば、あれこれ迷わずに済むだろう。

スピード婚のメリット(2)新婚気分を長く味わえる

交際期間が長くなると、最初はすごく好きな相手だったのに、だんだんマンネリ化してきて新鮮味を感じなくなったり、相手のアラが見えてきたりして、結婚することが魅力的に思えなくなることもある。

しかし、交際期間が短ければ、付き合い始めた頃の高揚感を保ったまま結婚できるので、マンネリ化することなく、新鮮な気持ちを味わえる。2人で何をしても楽しいといった、甘い新婚生活を長く送れるのも、スピード婚のメリットだ。

スピード婚のメリット(3)相手をさらに好きになれる

短い交際期間では、相手の魅力が十分にわからない場合もある。しかし、その分、結婚後、一緒に生活を始めると、自分が知らなかった相手の意外な一面を発見する機会も増えていく。例えば、「ピンチになった時も冷静で頼りになる」とか、「しっかり者に見えるけど、天然なところがあって可愛い」など、相手の長所がたくさん見えてきて、さらに愛情が深まるケースも少なくない。

スピード婚の離婚率は?

世間的には、「スピード結婚をしたカップルは離婚しやすい」というイメージがあるが、実際のところはどうなのだろう。実は、交際期間と離婚率の関係を調べたアメリカのデータがある。2014年に、エモリー大学の研究者が3,000人の夫婦を対象に行った調査の結果、「離婚率と結婚前の交際期間には反比例の関係がある」ことがわかったのだ。

この調査によると、交際期間1年未満だった夫婦に比べ、交際期間1~2年の夫婦や、3年以上の交際期間がある夫婦の方が、離婚率は低かった。具体的には、交際期間1~2年の夫婦は、交際期間1年未満の夫婦より離婚率が20%低く、交際期間3年以上の夫婦は、交際期間1年未満の夫婦より39%離婚率が低いという数字が出た。

これはあくまでアメリカでの調査なので、そのデータが日本の夫婦にそのまま当てはまるわけではないが、「スピード婚カップルの離婚率は高い」というのは、事実なのかも知れない。

スピード婚で上手くいく人・いかない人

スピード結婚したカップル

スピード結婚したカップルの離婚率が高い可能性があることはわかった。しかし、皆が皆、結婚に失敗しているわけではない。結婚生活をしっかりと軌道に乗せ、円満な家庭を築いているカップルも多いのだ。スピード婚で上手くいく人と上手くいかない人の特徴を、それぞれピックアップする。

上手くいく人(1)知り合ってからの期間が長い

スピード婚で上手くいくカップルの特徴の一つに、知り合ってからの期間が長いというものがある。例えば、学生時代からの知り合いで、学校ではただの友達としてグループで一緒に遊んでいたが、社会人になって会ううちに、お互いの魅力に改めて気づき、交際から結婚に発展したようなパターンだ。

この場合は、結婚するまでの交際期間は短くても、一緒に過ごしている期間は長いので、お互いに相手の人柄もよくわかっており、結婚してからイメージギャップに悩むことも少ない。また、元カレや元カノと復縁したというパターンも、一緒にいた時間自体は長いので、スピード婚でも上手くいきやすい傾向にある。

上手くいく人(2)ありのままの自分を出せる

外見を取り繕わず、ありのままで付き合えるカップルも、上手くいく可能性が高い。もし、交際期間中に自分をよく見せようと、お互い無理し合っていたのだとしたら、結婚してからもなかなか「素の自分」を出すことができず、結婚生活が長くなるにつれてストレスが溜まっていくだろう。

また、秘密や隠し事があり、それを相手に伝えないまま結婚するのも、トラブルの元だ。常に後ろめたさを感じ続けることになるし、隠し事が発覚した場合は、夫婦の信頼関係が崩れることになる。お互いに、素の自分を出して、良いことも悪いことも何でも話し合える関係であればこそ、どんな困難に出会っても2人で乗り越えて行くことができるのだ。

上手くいく人(3)冷静な判断ができる

恋愛中は、気分が盛り上がるのは当然のことだが、「あばたもエクボ」でお互い相手の良いところしか見えなくなることも多い。しかし、そのままの状態で結婚に突入してしまうのはリスキーだ。恋愛と違って結婚は、2人が共同で生活を営むものであり、お互いの長所・短所もよく理解した上で、協力し合っていかなければならないからだ。

結婚すれば、どこで暮らすかに始まって、夫婦の働き方や家事の分担などで意見が対立することもあるだろうし、そもそも相手が家事や育児をちゃんとやれるかどうかも問題になる。相手の良いところだけでなく、弱点や、夫婦としての相性も冷静に見極めて、結婚の判断を下せる人の方が、結婚生活を長続きさせられるだろう。

上手くいく人(4)物事を柔軟に考えられる

結婚生活は甘いだけではなく、思わぬ事態も起きるため、物事を柔軟に考え、対応する姿勢が必要になる。そのため、独身時代からやたらに理想が高く、ハイスペックな相手でないと付き合わなかったり、結婚生活に対して完璧さを求め過ぎたりすると、結婚後に理想と現実のギャップを知って、幻滅してしまうこともある。

一方、結婚生活や、夫・妻に対する自分の理想はあっても、理想主義を貫き通すのではなく、状況に応じて妥協もし、相手の意見も尊重しながらベストな選択ができる人は、トラブルに対しても強い。スピード婚でも上手くやっていくことができるはずだ。

上手くいかない人(1)飽きっぽい

スピード婚をして、結婚生活が上手くいかなくなる人にも、いくつかのタイプがある。例えば、飽きっぽい性格の人だ。このタイプは、何事にも熱しやすく冷めやすいという特徴を持っている。そのため、恋愛に関しても、最初は気分が一気に盛り上がって相手にのめり込むが、交際が長くなるにつれて熱が冷め、他の異性に目移りするようになるケースもある。

こういうタイプが、スピード婚をすると危険だ。結婚すれば、相手との関係は恋人から家族へと変化するため、恋愛中の新鮮さはいつまでも続かず、次第に物足りなさを感じるようになる。そして、新たな刺激を求めて、浮気に走ってしまう恐れもあるのだ。

上手くいかない人(2)焦って結婚した

年齢的な問題や出産リスクへの焦りからスピード婚をした場合も、離婚につながりやすいパターンだ。周りがどんどん結婚していき、自分だけが婚期を逃すのではないかと不安になったり、「今を逃すと子供が産めなくなる」と切羽詰まった気持ちになると、相手のことをしっかり観察せず、とにかく結婚することだけを優先してしまう場合もある。

もちろん、子供がほしいという願望を持つのは当然のことだが、結婚の決断は一生を決める重大事だ。相手の人柄や、結婚して本当に上手くやっていけるのかもしっかり考慮し、決断を下さなければならない。

上手くいかない人(3)無計画

先ほどの例とは逆に、赤ちゃんを望んでいたわけではないのに、ちゃんと避妊しなかったために妊娠してしまい、入籍したというパターンも離婚しやすいと言われる。この場合、女性は何の準備もなく母になり、男性もいきなり扶養義務という重荷を背負わされることになる。結婚への心構えができていない若い2人であれば、離婚率が高くなるのも当然だろう。

また、「生計の目途が立っているのか」というのも重要な問題だ。学生カップルであれば就職の問題があるし、すでに働いていても給料が安く、貯金もない状態だと安定した結婚生活を営むのが難しくなる。不安な毎日を送るうちに、互いに不満が溜まっていき、破局してしまうカップルも珍しくない。

離婚の原因は?

離婚届を突きつける夫

もともと結婚は、生い立ちや性格、価値観の違う他人同士がするものなのだから、意見や感情のぶつかり合いも当然起きる。特に、交際歴が浅い場合は、結婚して初めて2人の違いの大きさが明らかになり、夫婦関係に亀裂が生じる可能性がある。

また、結婚後にパートナーの隠し事が発覚し、それがもとで離婚に発展することもあり得る。スピード婚カップルにありがちな、離婚原因を見ていこう。

相手のことがよくわかっていない

スピード婚カップルが離婚する原因として、第1に考えられるのが「相手に対する理解不足」だろう。付き合って数カ月ほどで結婚したのであれば、相手の性格や考え方について、十分に把握できていないこともある。特に、相手の見た目や肩書だけで結婚を決めたような場合は、結婚後に初めて相手の欠点や、お互いの価値観の違いがわかり、戸惑うことにもなりかねない。

結婚して毎日一緒にいると、相手の性格の嫌な部分や、不快に感じる行動の癖が目に付きだし、それが次第に我慢できなくなってくることもある。また、結婚生活は、住まい選び、家事の分担、子供の教育方針など、さまざまな選択・決断をしなければならないだけに、夫婦の価値観がかけ離れていれば、ことごとく意見が対立することも考えられる。その時、お互いに歩み寄ることができなければ、離婚の道を選ぶことになるかも知れない。

勢いで結婚して、気持ちが冷めた

好きな相手と付き合いだした頃は、気分が高揚し、2人で何をしても楽しく感じるものだ。特に、感情に流されがちな若いカップルは、結婚すればこういう楽しい毎日が続くバラ色の生活が待っていると夢見て、一気に結婚になだれ込むこともある。

しかし、もちろん結婚生活は楽しいことばかりではなく、我慢しなければならないことも大変なこともいろいろある。また、結婚して時間が経つうちに最初の頃の高揚感もだんだん冷めていき、パートナーは良いところばかりの「恋人」から、短所や欠点もある「配偶者」に変わる。そういう現実に直面して、夫婦の関係を上手く築くことができなくなり、離婚してしまうケースもあるのだ。

親や親せきと上手くいかない

パートナーの親や親せきとの付き合いが、大きな障害になることもある。そもそも、スピード婚に対してあまりいいイメージを持っていない親や親せきがいることもあるため、周りから結婚に反対される場合も少なくない。それを押し切って結婚してしまうと、関係が悪くなってしまう恐れがある。

また、親や親せきに面倒な性格の人がいて、2人の生活に関してあれこれ口出ししてくるといったケースも考えられる。例えば、「嫁姑問題」という言葉があるように、姑が、嫁のやることなすことにケチをつける人だったことが、結婚して初めてわかるということもあるだろう。そんな時、夫が間に入ってうまく取りなしてくれればいいが、一方的に姑の肩を持つようだとストレスが溜まり、離婚につながる可能性もある。

結婚の覚悟や準備ができていなかった

スピード婚をする人は、結婚について気楽に考えていることも少なくない。結婚後の生活や家族の将来について真剣に考えている人ももちろんいるが、中には結婚に対する心構えがまったくできていない人もいる。そういう人は、結婚生活で何か嫌なことがあったり、独身の頃のように自由気ままに振る舞えないのが苦痛になったりすると、すぐに離婚を考えてしまう。

また、家事が不得意なのに、努力して上手くなろうという気がなく、パートナーに任せっきりにする人もいるし、どのようにして生計を立てるのか、きちんとした生活設計を考えずに結婚してしまう人もいる。そうなると、結婚後に生活が成り立たなくなり、早期に離婚する結果になる。

家族計画で意見が割れる

子供を作るか作らないか、作るとしたら何人かというのは、夫婦にとって大きな問題だ。結婚前は、「大家族がいい」と言っていたのに、まだ若くて収入が少ないために子供を作る余裕がなかったり、結婚後にパートナーの考えが変わって「子供はいらない」と言い出すこともある。

一方が欲しくないと言っている状況では、子供を産んでもちゃんと面倒を見てくれるかどうかわからないが、かといって、子供が欲しいと強く思っている人にすれば、簡単に諦められるものではないだろう。特に女性は、高齢になると出産リスクが高まるので、どうしても子供をあきらめきれない人なら、離婚を決断するのも無理はない。

借金が発覚

秘密や隠し事を抱えたまま結婚するのはトラブルの元だが、中でも、借金があることをパートナーに伝えずにいて、結婚後にそれが発覚したら、パートナーはショックを受けるだろう。それでも、借金の理由が、奨学金などのやむを得ないものであれば納得もできるが、ギャンブルで借金を作ったりしていた場合、夫婦の信頼関係にもひびが入る。

しかもその借金が、収入の範囲内で返済を続けるのが難しいほどの額だったり、パートナーがギャンブル依存症でさらに借金を重ねたりするようだと、生活基盤が崩壊しかねない。そのような状況に陥ったら、夫婦関係を維持するのは困難になるだろう。

DV・モラハラが発覚

交際中、パートナーが、DVやモラハラを行う性格であることを隠していることもある。結婚後、その性格が前面に出てきて、暴力や暴言を繰り返すようになると、家庭内に常に緊張感が漂い、落ち着いた生活が送れないばかりか、被害者が肉体的・精神的に深い傷を負うこともある。また、子供がいる家庭では、子供の精神にも深刻な影響を及ぼす。

モラハラも、加害者が自分の考えを一方的に押し付け、相手の言葉に一切耳を貸そうとしなくなるため、被害者側は「自分は価値のない人間だ」と精神的に追い詰められ、無気力状態や抑うつ状態に陥る恐れがある。そして、そのような生活に耐えかねて、離婚を選ぶしかなくなるのだ。

浮気が発覚

結婚後の浮気発覚も、深刻なトラブルになる可能性が高い。浮気はどんな夫婦にも起こり得る問題だが、特にスピード婚の場合は、結婚前にパートナーが二股交際をしていて、その彼女・彼氏との関係が切れないまま、結婚後も交際を続けるというケースがある。

お互いにラブラブだと信じて結婚したパートナーが、ずっと浮気を続けていたと知れば、誰しも大きな衝撃を受けるはずだ。それでも、パートナーのことがまだ好きなので1回までは許す、という人もいる一方、1回だけであっても信頼を裏切ったパートナーを許すことができず、そのまま離婚に突き進む人もいる。

スピード婚に失敗しないための心得

手を繋ぐ夫婦

スピード婚によるトラブルは、結婚に至るまでの覚悟や準備不足が原因であることがわかった。しかし、さまざまなトラブルを乗り越えて、関係を改善している夫婦は、スピード婚カップルに限らずたくさんいる。結婚はゴールではなく、スタートラインだと考えれば、円満家庭を築くための方法はいくらでもあるはずだ。

スピード婚を失敗させないための心得を、いくつか紹介する。

相手のスペックだけでなく、人柄を大事にする

スピード婚で失敗しないためには、相手のスペックだけで結婚を決めるのではなく、人柄もよく見ておくことが大切だ。結婚すれば、想定外のこともたくさん起きる。たとえ望み通りのスペックの相手と出会い、バラ色の未来を思い描いていても、結婚後に相手が病気になったり、リストラにあったりして思い通りの生活が送れなくなることもあるだろう。

それでもなお理想の結婚生活にこだわり続ければ、やがて現実とのギャップに耐えきれなくなってしまうかも知れない。また、理想を押し付けられた相手の方も、それをプレッシャーに感じて結婚生活を続けるのがだんだん苦痛になり、他の相手を求めるようになってしまう恐れもある。

その点、相手の人柄を好ましく思っているのであれば、想定外の困難に遭っても、愛情が消えることはないだろう。また、そうした困難を2人で乗り越えることによって、夫婦の絆は一層深まるに違いない。

結婚に対する心構えを持つ

恋愛とは違い、結婚は「上手くいかないようなら別れればいい」と言えるような気軽なものではない。結婚は、当人たちだけでなく、親兄弟にもかかわる出来事だし、子供ができれば、なおさら簡単に離婚することはできなくなる。結婚する前に、結婚後の生活のことや家族計画についてきちんと話し合っておくべきだし、相手に関して不安に感じている点や、自分の短所なども伝えてお互いに理解し合うことが大切だ。

また、料理をはじめ基本的な家事がどちらもできないまま結婚生活に入ると、毎日ストレスが溜まり、夫婦関係が悪化する原因にもなる。できれば、結婚する前にある程度、家事に関する知識やスキルを身につけておきたいが、たとえそれが間に合わなくても、向上心だけは失わないようにしたい。誰でも最初から家事が上手にできるわけではなく、努力を続けるうちにだんだん上達していくものだからだ。

親族や友人との関係に気を遣う

スピード婚の場合、パートナーの親兄弟や友人などとの交流が少ないまま、結婚することになりがちだが、なるべく会う機会を作っておきたい。親兄弟や友人と話せば、パートナーの性格や価値観が一層よく理解できるようになるだろう。また、結婚してからでも、お互いの親や友人と交流を深めることで、自分の視野や人脈を広げるきっかけにもなる。

「嫁姑問題」については、ケースバイケースで解決が難しい場合もあるが、少なくとも夫とは話し合って、一方的に姑の肩を持つのだけは止めてもらうようにしよう。あとは姑との距離をほどよく保つとともに、親の実家が遠くないのなら「2週間に一度、夫婦で実家を訪れる」といったサイクルを決めて、付き合う方法もある。さらに、小さなことでもいいので何か悩み事ができた時は、実家に頼るようにすれば、嫁への親近感が増す可能性もある。

夫婦のコミュニケーションを深める

日頃から夫婦でよくコミュニケーションを取っておくことも重要だ。お互いに自分の想いや相手に言いたいことをきちんと伝えなかったために、不満がどんどん溜まっていき、それが爆発して離婚したという夫婦も少なくない。特に不満はなくても、その日にあったことや自分が感じたことなど、何でも話す習慣をつけておけば、気持ちのすれ違いも起きにくいはずだ。

また、感謝の気持ちを言葉で伝えよう。「わざわざ口で言わなくても、自分が感謝していることは相手もわかっているはずだ」と思っている人もいるだろうが、言葉にしなければ気持ちは相手に伝わらない。小さなことでも「ありがとう」と口に出し、悪いと思ったら「ごめんなさい」と謝ろう。

性格の不一致を乗り越える

交際期間が短いと、結婚後に自分と相手の性格や考え方にギャップがあることがわかり、悩むことになるかも知れない。しかし、元々個性や生い立ちも違う人間同士が一緒になれば、ギャップが生まれるのは当然のことだ。まずは、人間それぞれ違うものだということを前提に、「こういう考え方もある」と寛大に相手を受け入れる姿勢を持ちたい。

また、相手の性格や振る舞いがどうしても不快に感じられるなら、具体的に何が嫌なのか、なぜ嫌なのかを自分自身に問いかけて、気持ちを整理してみよう。それによってネガティブな感情を抱く原因がわかり、自分の考え方を改められるかもしれない。また、自分の想いに相手が気づいていない場合もあるので、それを素直に伝えることで、相手も変えられる部分は変えようと努力してくれる場合もあるだろう。

それでもだめなら離婚を有利に進める

円満な家庭を築くために努力したにもかかわらず、パートナーの浮気やDV、ギャンブル依存症などの問題を解決することができず、夫婦関係が維持できなくなってしまうこともある。そういう場合は、離婚を有利に進められるような準備をしなければならない。

離婚の準備にあたって、まず必要なのは、浮気やDVなどの証拠を集めることだ。浮気やDVを裏づける確実な証拠があれば、離婚協議や離婚裁判の際に、パートナーや浮気相手から慰謝料を請求することができる。ただし、証拠が簡単に手に入らない時もある。

特に、浮気の証拠をつかもうとした場合、長時間にわたる尾行や張り込みを行い、パートナーと浮気相手がラブホテルなどに出入りする決定的な瞬間を、逃さず撮影しなければならない。それを一般の人が1人でやり遂げるのは至難の業で、一つ間違えば相手に気づかれ、すべてが水の泡になる危険性もある。そういうリスクを冒さず証拠をつかむためには、探偵社などの浮気調査のプロを利用した方がいいだろう。

浮気の確実な証拠は、離婚する場合だけでなく、パートナーとの関係修復にも役立つ。パートナーの浮気が一時の出来心であるなら、深みにはまる前に証拠を突きつけて、パートナーの目を覚ますことができる。また、浮気相手に慰謝料を請求して、パートナーに2度と近づかせないようにするための切り札にもなるのだ。

まとめ

交際期間の短いスピード婚は、結婚してからも新鮮な気持ちのままでいられたり、新たな発見ができたりするメリットがある。しかし、その反面、結婚前にはわからなかった相手の欠点に気づいたり、親や親せきとの付き合いが上手くいかなかったりして、それがもとで離婚してしまうカップルも少なくない。 こうした事態を避けるには、交際中からしっかりコミュニケーションをとって、相手の外面的な魅力だけでなく、内面についてもよく理解することが大切だ。そして、結婚したらお互いに歩み寄りの精神を持って、性格や価値観の違いを乗り越えていかなければならない。 また、パートナーと元カノ・元カレとの関係が切れておらず、結婚後も浮気を続けてしまうケースもあるが、それに気付いたら、浮気調査などを行って早期に手を打ち、問題解決を図ることが重要だ。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場

※2021年10月25日現在

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