浮気/不倫の疑いパートナーが浮気をしていたらどうやって解決する?
パートナーが浮気をしていたとしたら、あなたはどうするだろうか。その対応は人それぞれで一概にはいえないが、実は多いのは「浮気相手と別れさせよう」というものだ。このコラムでは「浮気の解決」というテーマで語っていくので、気になる点があるなら一読することをおすすめする。
1.なぜパートナーの浮気にショックを受けるのだろう
パートナー(旦那、または夫)の浮気が疑わしいと気づいた際、ショックで頭の中が真っ白になったり、怒りで爆発しそうになったり、悲しい気持ちが胸を埋め尽くしたり、反応はいろいろあるだろう。ただし、いずれにしろ、なかなか冷静ではいられないのではないだろうか。
たしかに当然だ。裏切られた思いがこみ上げてきても不思議はない。ほとんどの場合、少なくとも一時期は、パートナーと相思相愛の関係にあり、だからこそ、浮気されたことに大きな衝撃を受けるのだろう。
パートナーの浮気は当然のことながら、喜ばしいことではないが、だからといってすぐに感情を爆発させるのでなく、できれば気持ちをしずめ、冷静に対応してほしい。パートナーの浮気に直面して動揺するのは仕方ないが、一時の感情にまかせて反射的に行動した結果、状況が良くなることはめったないだろう。
そこで、こう考えてみたらどうだろう。浮気をされてショックを受けるということは、パートナーへの愛情が残っている証拠。もしもパートナーへの思いがすでにまったくないのなら、浮気しようが何をしようが、腹を立てたり、悲しんだりすることもないのではないだろうか。
逆にいえば、パートナーが浮気をしているかもしれない、と心を強くかき乱されたのであれば、パートナーとの関係を内心では修復したい、と考えているということ。そう考えてみるところから、解決方法を探っていくことにしよう。
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2.浮気をしたかどうか「女の勘」は頼りになるか
まず大切なのは、パートナーが本当に浮気をしたのかどうか、確認すること。たんなる勘違いという場合もある。事実、思い違いをしていることも少なくない。パートナーの浮気に気づき、パニックに陥る人も珍しくないし、そのような精神状態になることで冷静な判断がしにくくなり、実際は浮気していないのに、浮気だと思い込んでしまうこともある。
「女の勘はよく当たる」といわれるし、それは1つの真理だろう。たしかに「女の勘」は当たりやすいかもしれない。ただし、「勘」ということは、具体的な根拠はないはずだ。それに、女の勘であっても「絶対に当たる」と断言することはできないだろう。つまり、「勘が外れる」こともあるはずだ。また、女の勘だけでなく、「男の勘」が当たることも皆無ではないことを付け加えておこう。
要するに「女の勘」も「男の勘」も、当たることも外れることもあり、勘に頼りすぎないことが大切だろう。そこで、パートナーが本当に浮気をしたかどうかを確認する方法について、次章で説明する。
3.そもそも浮気とはどのような行為を指すのか
このあたりで、浮気とはどういった行為のことをいうのか、述べておこう。どこからが気ととらえるのか、人によっても異なり、「異性と手をつないだら浮気」や「異性と2人でお茶をしていても浮気」と考える人もいれば、「抱き合っていたら浮気」「キスをしたら浮気」と言う人もいる。
また、『セカンドパートナー』と呼ばれる間柄も取り上げられることがある。これは肉体行為をともなわないものの、親密な関係にある配偶者(夫、または妻)以外の異性のことで、法的な意味合いにおいて「浮気」とはいいにくいが、そのような関係を「浮気」と考える人もいるだろう。
どこからが浮気なのか、というラインは個人個人でも違うし、性別によっても差がある。女性の場合、前述したように「手をつないだら浮気」「2人でお茶をしたら浮気」などと考える人もいるが、男性はおおむね、「肉体関係を持つと浮気」ととらえる人が多いかもしれない。また、男女の違いでいえば、男性は「肉体関係があるかどうか」を「浮気かそうでないか」の基準と考えることが多く、女性は「精神的な部分がどうか」という点を「浮気かどうか」の判断材料としていることが少なくない。
ちなみに、法的には「肉体関係があるかどうか」を、浮気かどうかの判断基準にしており、『不貞行為』という言葉を用い、次のように表現されている。
「浮気」「不倫」について、法律の上では「不貞行為」という言葉で表されている。不貞行為とは、夫婦・婚約・内縁関係にある男女のどちらが、配偶者以外の異性と自由意志で肉体関係を持つ「貞操義務違反」とされており、民法第770条第1項に規定された、「法定離婚事由」として認められる離婚原因の1つだ。
上記に「自由意志」とあるが、少し説明しよう。本人の意思に反して性的な被害を受けたような場合、不貞行為に該当しないことになる。ただし、これは性的な被害を受けた側から見た場合で、性的な被害を与えた側は不貞行為をはたらいたことになるのだ。
また、不貞行為は刑法でなく、民法にふれる行為であるため、基本的に警察は関与しない。では、警察が関与しないというのは、どういうことだろう。要するに、パートナーが浮気や不倫をしたとしても、それだけで警察が動いてくれることは基本的にない。浮気や不倫を理由に、離婚を成立させようとしたり、慰謝料を請求したりするのに、民事訴訟を起こす場合もある。
付け加えておくが、民事訴訟の主体は個人にあるため、訴訟を行うのも行わないのも自由、「やる、やらない」はあくまでも任意だ。刑事事件の場合は、警察が勝手に動くこともあるが、民事の場合は、自分が動かないと、基本的に何も進まない。つまり、パートナーが浮気をしていて、それを「よし」としないのであれば、基本的に『配偶者』が行動を起こすしか、解決方法はないといって過言ではないだろう。
4.浮気が疑わしいと思ったときに確認する3つの方法
パートナーの浮気について、勘だけに頼るのはおすすめしないし、冷静さを欠いた精神状態で判断するのもよくない。そのことを前提としたうえで、浮気の事実を確認する方法をピックアップする。それぞれの方法におけるメリットとデメリットにもふれるので、参考にしてほしい。
4-1.「浮気しているのか」パートナーに直接確認する
「えっ、そんなストレートなやり方?」とびっくりしたかもしれないが、パートナーに直接確認してみるのは1つの方法だ。いや、パートナー本人に聞けるのであれば、聞いてみるのもいいのではないだろうか。
パートナーの浮気を疑っているのだとしたら、「本当に浮気なのか」「相手は誰なのか」「何度も会っているのか」「遊びなのか、本気なのか」など、聞きにくいかもしれないが確認してみることだ。
4-1-1.パートナーに直接確認するメリット
シンプルに考えるなら、本当のことを知るには、パートナー本人に確認するのが一番だ。直接確認するのは気が引けるかもしれないが、落ち着いてパートナーに確認できるようであれば、パートナーとの関係はとことん悪いわけではないといえるだろう。
また、気になっていることを正直に話すことで、パートナーとより深い信頼関係が築けることもある。「浮気しているかもしれないと心配で」などと気持ちを伝えることで、パートナーは「自分のことをそんなに気にしてくれていたのか」と感じ、その時点でパートナーとの関係が壊れかけていたとしても、以前のようなラブラブな間柄が取り戻せるかもしれない。
また、「もうちょっとで浮気がバレるところだった」と、ことを重く受け止め、浮気がバレる前に「もうやめよう」と決意し、浮気相手と別れることもある。これは「浮気をしていたこと」も「浮気相手と別れたこと」もバレないうちに、なかったことにするケース。知らなかったら(知られなかったら)いいのかどうか、賛否が分かれるだろうが、パートナーに直接確認したことが結果的に、浮気をやめさせることにつながったと考えれば、パートナーに直接確認する「メリット」の1つととらえてもいいのではないだろうか。
4-1-2.パートナーに直接確認するデメリット
「浮気をしているのかどうか」をパートナーに直接確認するのはリスクもある。 大きく3つのデメリットがあるだろう。第1に、パートナーが本当は浮気をしていない場合、「自分のことを信用していないのか」と落胆したり、不審に感じたりする可能性がある。浮気の有無を聞かれたことで、あなたへの信頼が薄れ、結果的にあなたとパートナーとの関係にヒビが入るような状況になってしまうかもしれない。
第2に、パートナーが真実を言わない可能性もあることだ。人もよるので一概には言えないが、パートナーが浮気している場合、「悪いことをしている」という自覚は持っているケースが少なくない。つまり、「悪い」とわかっていて、わかっているからこそ、隠そうとする状態だ。
浮気と直接関係はないが、こんな経験はないだろうか。子どもの頃、いたずらをしたときや、宿題をするのを忘れたときなど、親や先生に嘘をついた経験はないだろうか。ほとんどの人は怒られたり、非難されたりしたくないため、嘘をついてしまったことが一度や二度はあるではないだろうか。明らかな「悪事」というほどのものでなく、軽いイタズラのようなものであっても「自分がやった」と白状できなかった、そんな経験を持つ人は少なくないはずだ。
子どものイタズラや宿題忘れなどと、浮気が同じというつもりはないが、何かを隠すため、バレないために嘘をつく、という意味では似ている。人は叱られたり、説教されたりするのがたいてい好きではないので、嘘をつくこともあるのだ。
浮気をしておきながら、そのことを隠すために嘘をつく行為を肯定するつもりはまったくないが、「浮気を隠すために嘘をつく」人もいるのは事実だろう。パートナーの浮気が気になるなら、本人に直接聞くのは1つの方法だが、人によっては正直に答えない可能性もあることを、頭の片隅にとどめておこう。
第3のデメリットは、本当は浮気をしているのに、そのことを認めなかった場合だ。パートナーから「浮気を疑われている」ことを知り、そこで浮気をやめればいいが、実際はなかなかそうもいかない。そこであっさり浮気をやめられるくらいタイプなら、最初から浮気をしていない、ともいえるだろう。
このなかなか浮気をやめられないタイプの人は、浮気を続けるにあたって、より慎重な行動を心がけるようになることもある。これは、やっかいだ。浮気を疑われていることを知ったため、バレないためにより細心の注意を払い、浮気をするようになるのだから。
パートナーに「浮気をしていないか」直接聞いたことで、「浮気を疑われていること」をパートナーが自覚し、浮気がバレないように、それまで以上に慎重に行動しはじめる。そうなると、浮気の兆候が以前よりわかりにくくなりがち。細心の注意を払い、より巧妙に、浮気をするようになるのだ。
浮気の有無をパートナーに直接聞いたからといって、必ずこのパターンに陥るとは限らないが、そうなる可能性もなくはない。パートナーに直接聞くのは、浮気しているかどうかを確かめるための最善策の1つでもある。ただし一方で、直接聞いたことでパートナーが警戒心を強め、浮気がバレないような工夫をしはじめることもあるのだから、浮気を暴くのも容易ではない。
4-2.パートナーが浮気をしているか自分で調査する
「浮気をしているかどうか、パートナーに直接聞くのもいいだろう」といわれても、それはちょっとと思う人も少なくないのでないだろうか。直接聞くメリットだけでなく、デメリットも前述したので、それを読んで、パートナーに直接聞くことを踏みとどまる人もいるかもしれない。
たしかに、「浮気をしているのか」と聞かれ、「うん、している」とすぐに白状するような人はほとんどいないだろう。直接聞いても正直に答えないかもしれないし、聞いたことでパートナーが警戒心を強め、浮気がバレにくいように行動するかもしれない。そう考えると、「いったいどうすればいいんだ」とサジを投げたくなる人もいるだろう。
4-2-1.パートナーの浮気調査を自分で行うメリット
まず、できるのは浮気調査を自分で行うこと。パートナーが「何時に家を出て、何時に帰るのか」「通勤の際の交通手段はクルマか、電車(またはバス)か」「仕事は外回りが多いのか、内勤か」「出張が多いのか、少ないのか」「週末の行動パターンは?」など、いっしょに生活していれば、把握できる情報も少なくないのではないか。何から何まで知っているわけではないだろうが、パートナーの基本的な行動パターンがわかるのであれば、浮気の手がかりがつかめるかもしれない。
配偶者であるあなたなら(婚約している状態(彼氏、または彼女)や内縁の関係であっても)、パートナーのことはある程度わかるだろう。「このところ帰りが遅くなった」「前はやらなかったのに、週末ごとにゴルフがあるからと出かけるようになった」など、以前と比べて変化している部分が怪しい。
パートナーに関することなので、そういった変化に気づきやすく、また、仮に尾行するとしても、あなた自身が行動すれば、費用をおさえることができる。実際、 尾行するにしても、徒歩や自転車などでできる場合もあり、いっさいの費用がからないこともある。そのように、自分で浮気調査をする最大のメリットは、お金がほとんどかからないことだろう。
4-2-2.パートナーの浮気調査を自分で行うデメリット
これは、前項の裏返しのような内容になるが、浮気調査は難しいということだ。たしかに、パートナーを尾行するなど、浮気調査を自分でおこなうと費用はほとんどかからない。パートナーが遠方へ出張する際、それを追いかけるように尾行するとなれば、それなりの費用が発生する可能性もあるが、そのようなケースでないなら、費用をおさえることができる。極端な話、費用がまったくかからないこともある。
ただし、この方法にはデメリットもある。ひとことで言えば、浮気調査は難しいということだ。通常、浮気調査をプロに依頼した場合、依頼されたプロは、パートナーと浮気相手を尾行し、パートナーと浮気相手はラブホテルに入るところと、出るところを撮影することをめざす。これは調査のすべてではなく、基本ともいえる部分だが、ここまででも一般人には極めて難しい。
容易ではないからプロの職業として成立しているのだろうから、当然といえば当然だ。それに、尾行というのを、一般の人の中には簡単に考えているからもしれないが、まったく違う。尾行していることを相手に感づかれたら、そもそも尾行による浮気調査が成立しないから、悟られない必要がある。
しかし、一般に人々は尾行のための訓練を受けていないし、相手に見破られやすい。百歩譲って、見破られなかったとしても、尾行していることを気づかれないために(尾行する)対象者から離れすぎて、尾行している最中に相手(対象者)を見失ってしまうことが少なくない。
また、一般人がおこなう、尾行によるパートナーの浮気調査の最大の難点といるのが、あらかじめパートナーに顔を覚えられていることだ。普段から共に生活しているパートナーは、ふつうの顔見知り以上に、おたがいをよく知っている関係といえるだろう。そのため、尾行している最中など、細心の注意を払っていたとしても、気づかれる可能性が高い。
さらに、尾行しているのがバレた場合、パートナーとの関係がぎくしゃくすることも考えられるし、それまで以上に慎重に浮気をおこなうようになる可能性もある。つまり、ますます浮気の証拠をつかみにくくなってしまうのだ。
4-3.パートナーの浮気調査をプロに依頼する
浮気調査をプロに依頼する。これは一般に、探偵事務所や興信所などに浮気調査を依頼することを指す、といっていいだろう。その際のメリットとデメリットについても挙げておくので、参考にしてほしい。
4-3-1.パートナーの浮気調査をプロに依頼するメリット
探偵事務所や興信所など、プロフェッショナルに依頼するメリットは小さくない。たとえば、尾行ひとつとっても、一般人がおこなうのは前述したように正直って、容易なことではない。もちろん、プロにとっても尾行は簡単なこととはいえない。尾行する対象者がクルマで移動しているのか、電車で移動しているのか、徒歩で移動しているのかによっても違うし、人混みなのか人が少ない場所なのか、昼か夜か、晴れているのか雨なのかなど、あらゆる状況を考慮して尾行をおこなう必要がある。
そのような判断は一般人にはもちろん容易ではないし、プロにとっても簡単なことではないが、プロの探偵であれば、高度なスキルや豊富な経験によってカバーすることができる。また、プロによる浮気調査は、尾行対象者(あなたのパートナー)と浮気相手がラブホテルに入るところや出るところなどを、高い技術を用いて撮影するだけではない。パートナーが浮気相手と別れた後、今度は浮気相手を尾行し、浮気相手の住所や勤務先などを突き止めるための行動に出る。
浮気相手の慰謝料を請求するとなった場合、相手の氏名や住所、勤務先などが必要になってくるからだ。一般人による浮気調査ではなかなかそこまでできないだろうが、プロによる浮気調査における基本的なプラン内容といってもいい。さらに通常、裁判などに使える報告書作成も基本プランに含まれていることが多く、探偵事務所や興信所による浮気調査のメリットは枚挙にいとまがない。
4-3-2.パートナーの浮気調査をプロに依頼するデメリット
これをデメリットといっていいのかどうか微妙な気もするが、ずばり、調査費用が発生することだ。しかし、前項で挙げたように、探偵事務所や興信所などプロに依頼した際のメリットを考えれば、費用がかかることじたいは納得できるのではないだろうか。
また、費用がかかるといっても、探偵事務所や興信所などはたくさんあり、金額もさまざま。中には調査の質が低い探偵事務所などもあるので、実際に願いする場合は費用はもちろんこと、実績や調査の成功率などもインターネットなどで調べてから相談するのがいいかもしれない。
浮気調査に限らないが、何か質の高いサービスを受けて、費用がまったくかからないということは、資本主義の世の中ではほとんどないはずだ。であれば、費用に見合った質の高いサービスを選ぶことが、満足度を高めるための秘訣といえるかもしれない。
5.浮気を解決する3つの方法
前章で、浮気の有無をパートナーに直接確認することにもふれた。浮気のことはパートナーに聞きにくいと感じる人も少なくないだろうが、実際に直接聞いてみた人もいるのではないだろうか。
思い切って、直接聞いてみたところ、「パートナーが浮気をしていないことがわかった」という人もいれば、「浮気をしていたがその後、浮気相手と別れたので許すことした」という人もいるかもしれない。そのように、浮気問題が解決に向かっていればいいのだが、残念ながらみんながみんな、うまくいっているわけではないだろう。
ここまでパートナーの浮気を中心に、さまざまな浮気調査の方法などについて語ってきたが、パートナーが浮気をしているのが確実であったり、その可能性が極めて高かったりする場合、どのような解決策が考えられるのか、いくつかピックアップして説明していくことにする。
5-1.少し時間を置く
パートナーが浮気をしていた場合、ショックで混乱したり、激怒したりすることは少なくない。取り乱してパートナーを責め、家の中が修羅場と化すこともあるだろう。信頼していたパートナーが浮気をしていたら、大きな衝撃を受け、感情的になってしまうことは理解できなくない。いや、怒りが爆発しても当然といえば当然だ。
であるが、できることなら、気持ちを落ち着け、少し時間を置いてみよう。実家が比較的近くにあるならしばらく実家に身を寄せてもいいし、親戚や兄弟姉妹がそばに住んでいて、一時的に泊めてもらえるなら、そこで寝泊りさせてもらい、パートナーと離れて暮らしてみるのもいい。
よくいわれているかもしれないが、時間が解決してくれることというのは案外、少ないものだ。別居して時間を置くと、胸の中のモヤモヤが整理され、この先どうしていきたいのか、自分で自分の気持ちがわかることもある。離婚するにしろ、やり直すにしろ、時間を置いてからゆっくり考えればいいのではないだろうか。
5-2.離婚せずにやり直す
パートナーの浮気が初めてであっても「即離婚」という人もいれば、初めてなので許すという人もいるだろう。また、浮気相手と別れるなら今回だけは許す、といった解決策を提示する人もいるかもしれない。
いずれにしても、パートナーとの関係をあらためて構築し、やり直すにはルールを決めたほうがいい。そのための方法の1つが、浮気相手から『念書』を取り付けるというものだ。これは、浮気相手に「二度と浮気をしない」といったことや 「再び浮気をした場合は、即座に慰謝料を支払う」といった約束などをさせるもの。念書を作成しておくことは、浮気の再発を防ぐ効果があり、万が一、約束を破った場合は、訴訟によって対応する際の証拠資料となる。
ただし、念書に記載する内容は法律上、有効なものにする必要があるため、記載における決まりなどを弁護士に相談してみるのもいい。また、そのためのアドバイスを探偵事務所などがしてくれることもあるので、一度相談してみるのもおすすめだ。離婚を回避し、やり直すとしても、夫婦2人だけでなく、浮気相手も含めてルール決めをしておくことが、悲劇が繰り返すことを防ぐために大切だ。
5-3.パートナーと離婚する
浮気は絶対に許せないから、と離婚に踏み切る人もいるだろう。それじたいは珍しいことではない。ただし、浮気相手に慰謝料を請求するのかどうか、子どもがいる場合、親権は夫婦のうちのどちらが持つのか、財産はどうなるのかなど、解決すべき問題が山積み、ということもある。
いずれにしても、パートナーの浮気が離婚の原因であるなら、そのことを明確にし、あなたが有利になるよう、正式な離婚に向けてものごとを進めていくのがいい。そのためには、前述したような「浮気の証拠」があったほうがいいだろう。
パートナーと浮気相手がラブホテルに入るところ、出るところを撮影した画像(写真)など「不貞行為」、つまり「肉体関係」があったと、第三者が判断するような証拠だ。その証拠を得るため、自分で浮気調査を行うのもよし、自分で行うのが難しいなら、探偵事務所や興信所などに相談してみるのもよし。
探偵事務所や興信所などは、相手に気づかれずに尾行するような調査技術が高いだけではない。依頼主が離婚を前提に浮気調査の相談をしてきた場合、効果的な証拠の揃え方(調査方法も含む)をアドバイスしてくれたり、離婚調停や離婚裁判に有利な報告書を作成してくれたり、きめ細かなサポートをしてくれる会社もある。
前章で、探偵事務所や興信所などに依頼すると、調査費用が発生することを述べたが、費用の「高い」「安い」は、実は「パッと見」の料金だけでは判断がつきにくい場合もある。というのは、調査費用がある程度かかるように見えても、浮気調査の質が高いため、「浮気の証拠」として大きな力を持つ場合などもあるからだ。
たとえば、パートナーと浮気相手がラブホテルを出入りする写真(入る写真と出る写真)のクオリティが高いと「不貞行為」と認められるのに、クオリティが低いと不貞行為と認められないといったことが、裁判などの場で実際に起きるのである。この場合、写真のクオリティとは「芸術性が高いか、低いか」というような抽象的なことを指すのではない。顔がはっきり映っていることで、誰と誰が浮気をしているのか、第3者がスムーズに判断できるというようなことだ。
そういった部分までを含め、「浮気調査の質が高い」と考えるのが正解だろう。ただし、その見極めが一般の人には難しい。そこでヒントとなるのが、実績や調査の成功率などではないだろうか。相談無料の探偵事務所もあるので、まずは気軽に相談してみて、浮気を「解決後」のことまでアドバイスしてくれそうかどうかなど、判断材料にしてみるのがいいかもしれない。
まとめ
「パートナーの浮気とその解決方法(解決策)」をここまで紹介してきた。浮気はないに越したことがないし、夫婦円満の状態が長続きするのが理想的といえるだろう。しかし、必ずしもはそうはいかないのも事実。以前に比べて離婚率が高まっている背景には、浮気が増えている影響もあるのだろう。ただし、一般論と、自分のことは別。世の中で浮気が増えていたとしても、よくあることと割り切るのでなく、パートナーとのこれまでの関係なども考慮したうえで、落ち着いて対応するのがいい。自分の気持ちが整理できていない状態でもかまわないので、探偵事務所や興信所などに一度相談してみることをおすすめする。プロならではの的確なアドバイスをしてくれるはずだ。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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