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浮気/不倫の調査既婚者の浮気はどうなる?その末路と慰謝料の請求方法を徹底解説

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配偶者の浮気に気づいたときには、ショックを受けると同時にその後の夫婦関係に対する不安を抱くだろう。また、なぜ結婚しているのに浮気をするのかと怒りを感じる人も多い。反対に自分が浮気に足を踏み入れてしまっても、浮気の行く末に不穏な結末が待っているのではないかと不安を感じるものだ。この記事では、既婚者が浮気をする理由、浮気の末路、浮気に対する慰謝料について詳しく解説する。

1.既婚者が浮気をする心理とは?

そもそも、なぜ結婚しているのにもかかわらず浮気をしてしまうのか。浮気された側からすると、その心理は理解しがたいものである。しかし、物事を解決し人間関係を前に進めるには相手を理解することが必要だ。ここでは、浮気する既婚者の心理を8つのタイプに分類して紹介する。

1-1.タイプ1:家庭や職場で傷つき浮気に癒しを求める迷える子羊

傷つきやすく思い込みが強いタイプの人が浮気に走るケースがある。このタイプの人は、家族に話を聞いてもらえなかったり、ねぎらい・労りの言葉もかけてもらえなかったりすると、愛情を感じられず癒しを求める。そのようなタイミングで優しく話を聞いてくれる異性が現れると、癒されたいという思いから心がなびいてしまうのだ。家庭の愚痴や仕事の愚痴も聞いてくれる浮気相手と一緒にいると愛情欲求が満たされ、普段蔑ろにされて荒んだ心が癒されるため浮気相手に魅力を感じていく。このように、このタイプの人は自分のことを認め理解してくれる人を求めて浮気にはまる。周りからの評価におく比重が大きく、承認欲求や愛情欲求が強いタイプともいえる。

家庭でも職場でも必死にがんばって、心身ともに疲れ果てているのに感謝も評価もされないと心が疲弊していくのは誰にでも起こりうることだ。誠実かつ理性的で健康的なメンタルを兼ね備えている人であれば、そういった自分の状態を客観的に分析し、自分の考え方を変えたり家庭での役割について家族と話し合ったりという方法で解決先を模索する。しかし、周りが見えずに「なぜ自分だけがこんなに辛い思いをしなければならないのか」と思いこんでしまう人は、他人から癒しを享受することで心の安定を図ろうとする。自分が行動して状況を切り拓き、現実を変えるという選択肢は存在しない。根本的な解決にはつながらないのにもかかわらず、他人からの愛情や承認を受けることで安易に不満を埋めようとしてしまうのだ。本来は理性的な人でも、仕事や家事に追われ心身が疲弊し余裕がなくなってしまうと、癒されるために浮気をするという短絡的な方法をとってしまうこともある。

1-2.タイプ2:信念のない現実逃避タイプ

結婚生活は地味な現実の積み重ねだ。面倒なことも多いし、配偶者の嫌な面を目にすることもある。夢見ていた結婚生活と現実とのギャップを受け入れられず、現実逃避をしたい心理から浮気をするのがこのタイプだ。現実を直視できず「あのとき結婚しなかったら今頃どんな人と付き合ってただろう」などと想像に耽ることも多く、選ばなかった選択肢をいつまでも切り捨てられない。その結果、配偶者や子どもを裏切ってまで、一時的に独身に戻って違う人生を夢見るのだ。

結婚生活へのギャップを感じる場合だけでなく、仕事で大きなストレスがかかった場合などにも、現実から逃げ出したいという気持ちから浮気することもある。道徳観念のしっかりとした人であれば、仮に夢見がちだったとしても現実に実行することはない。もうひとつの人生を妄想するだけでとどめておける。しかし、それに加えて誘惑に弱く自分に甘いとう素質を兼ね備えている場合、理性を抑えられずに感情の赴くまま浮気に走ってしまう。まだまだ遊び足りていないといった気持ちを持つことも多く、大人になりきれないタイプともいえる。人生の美学や信念といったことはあまり考えていない。このタイプは、当然ながら離婚するほどの覚悟も持ち合わせていない。浮気がバレそうだと感じた場合は、保身から簡単に浮気相手を切り捨てて家族のもとに戻る傾向が強い。

1-3.タイプ3:常に刺激を求めるエゴイスト

家庭も円満で、仕事や日常に大きな不満がなくても浮気をしてしまう既婚者もいる。このタイプは、安定した平和な毎日をマンネリと感じている。家族を裏切ってでも精神的・肉体的な刺激を欲しいと感じて浮気に走るというのがこのタイプの心理だ。一般的に、恋愛のトキメキは3年ほどで薄れてくるといわれている。情熱的な恋愛の末に結婚したパートナーであっても、家族となり毎日を一緒に過ごしていれば、良くも悪くも慣れてくるものだ。子どもができれば子どもの父・母という側面が強くなり、なおさら異性として見ることができないと感じるかもしれない。

恋愛のトキメキが失われていくことに物足りなさを感じるのは多くの人が経験することだ。しかし、物足りないからといって浮気に走るのもやむなしとは決していえないだろう。誠実な人であれば、物足りなさを感じたとしても自ら配偶者との関係を工夫したり、新しい趣味を見つけたりすることで日常に健全な刺激を取り入れる。しかし、足りない刺激を異性関係で満たそうと考え、家庭は家庭としてキープし外では恋愛を楽しみたいという欲望に忠実なのがこのタイプだ。自分の欲望を最優先に考えるエゴイストであり、浮気が家族への裏切りになるということには無頓着である。だからといって浮気相手を大事にしているというわけではなく、浮気相手は体だけの関係と割り切っている。なおかつ家庭は安定した場所としてとっておきたいので離婚するつもりはなく、浮気がバレたらすぐに浮気相手との関係を断って家庭に戻る。しかし心から反省するといったケースは少なく、しばらくするとまた刺激を求めて浮気を繰り返すという傾向が強い。

1-4.タイプ4:まだまだ遊び足りない遅咲き中年

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結婚するまでの恋愛経験が少なかったり、世俗的な遊びを経験していなかったりという人が浮気に走ることもある。結婚後、中年になってから恋愛の楽しさや異性との遊びに目覚め、浮気にハマってしまうのがこのタイプの心理だ。浮気で恋愛の楽しさや刺激を知ると、青春を取り戻しているかのような気分になってしまい、なかなかやめられなくなるのがこのタイプの特徴だ。浮気相手と関係を断ってもまた別の人と関係をもってしまうことが多い。配偶者にバレて叱られたとしても、浮気相手に捨てられたとしても、思春期のごとくまた次の恋に走る。「これが最後」などと自分に言い訳をしながら、恋の楽しさにハマってしまい懲りずに浮気を繰り返す。

仮に若いころ遊び足りていないという場合でも、やりがいのある仕事をもっていたり、家庭で尊重されて満たされていたり、熱中できる趣味があったりという場合には浮気に走ることは少ない。また、理性的な人であれば浮気という道を選ばずに、アイドルのファンになって疑似恋愛を楽しむ程度にとどめておくだろう。若いころの経験不足に加え、職場にも家庭にも居場所がなく趣味もないという場合には、恋の楽しさを求めて浮気に走るという道に陥りやすい。

1-5.タイプ5:ハイスペックな浮気相手で自己を再確認する自信家

自分の価値を高めるために浮気をするというのが、このタイプの心理である。結婚して社会的にも経済的にも成功を収めて余裕ができたときに、浮気をして異性から求められることで自分の価値を再認識したいという気持ちから浮気に走る。このタイプは、努力と才能で成功を勝ち取った自分へのご褒美として浮気をするという側面もある。したがって、周りに自慢できるような、隣に並べることで自分の価値を高めるようなハイスペックな人物を浮気相手に選ぶ傾向がある。このように自分のステータスを誇示するためのパートナーを、トロフィーワイフ・トロフィーハズバンドという。

このタイプは、野心的で経済的に成功した中年以上の既婚男性に多い。若いころから苦楽を共にした妻をあっさり捨てて、より若く見目麗しい女性と再婚する傾向がある。また、このタイプは生涯現役という思想が強い。一度の再婚にとどまらず、何年か経ったあとで別の若い女性にさらに乗り換えるという結婚生活を一生繰り返すことも少なくない。このタイプの女性の場合も同様で、若くて優秀な男性と再婚する傾向がある。

1-6.タイプ6:日常のストレスのはけ口として浮気する甘えん坊

家庭や職場で自分の欲求が満たされないストレスを、浮気することで発散しようとするのがこのタイプの心理である。仮に家族であろうが、人が自分の思い通りに動くということはまず起こり得ない。欲求が思うように満たされないことなど日常茶飯事であろう。それなりに成熟している人であれば、そのようなことは十二分に理解している。しかし精神的に未成熟で甘えん坊なタイプの場合、自分の欲求が受け入れられて当たり前だと思っている傾向がある。その結果、自分の欲求が満たされないことに過剰なストレスを抱えがちである。

また、仮に未熟なタイプであっても誠実さがあれば浮気以外の方法で発散するはずだ。この、ストレス発散方法が家族への裏切り行為だという自覚が薄い場合が多い。また、精神的に未熟な人は圧倒的に人生の経験値が少ないことが多い。経験値の少なさから、性交渉以外にストレス発散方法をあまり知らないというケースもある。なお、このタイプは離婚を考えていることは極めて少ない。あくまでも欲求が満たされないストレスの発散として浮気相手を利用しているだけだ。ストレスのはけ口をキープするために浮気相手に対し調子のよいことを言い、家族にもいい顔をし続けるといった傾向がみられる。

1-7.タイプ7:とにかく性欲を発散させたい欲求不満

夫婦間のセックスレスは多くの家庭で問題となっている。また、セックスレスではなくても配偶者と体の相性が合わずに満足できないという人もいる。そういった性的な欲求不満を満たすために浮気するのがこのタイプの心理だ。配偶者が許すかどうかは別として、性的な欲求を満たすのであればまず風俗店で性的サービスを受けることを考える人が多いだろう。しかし風俗に通うには、それなりの金額がかかる。浮気相手を作って、お金をかけずに性的欲求を満たそうという打算がはたらいて浮気という道を選ぶのだ。また、配偶者にはいえない特殊な性的嗜好を楽しむために浮気をするという場合もある。浮気相手という、いわばいつ離れても構わない程よい距離感の相手だからこそ、羞恥心を捨てて過激なプレイを要求できるという側面もあるだろう。それとは反対に、体の相性がぴったり合うから浮気相手と離れられないという人も中にはいる。

1-8.タイプ8:すぐに目移りする惚れっぽい恋愛体質

恋愛体質の人が新しい異性と出会うと、まず恋愛対象となるか否かを判断することが多い。自然とそう考えるように脳にインプットされてしまっているのだ。相手のことをよく知らないうちから、すぐに運命を感じるということが何度もある。配偶者に不満があったり、嫌いになったりしたわけではなくても「この人が運命の人かも」と思い込むと、浮気相手にのめり込む。浮気のもつ背徳感も相まって、浮気相手との恋愛が燃え上がりやすい傾向にある。ただし、このタイプは熱しやすく冷めやすいのが特徴だ。次の出会いがあると新しい人に気が移って、懲りずに運命を感じる。その結果、魅力的な人に出会うたびに浮気を繰り返してしまうことが多い。

2.既婚者は浮気相手とどこで出会う

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既婚者が浮気相手と出会う場としてもっとも多いのは職場だといわれている。同じ職場であれば毎日のように顔を合わせ、話す機会も多い。同じ目標に向かって助け合い、励まし合うことも多いだろう。そういった仲間同士の関係は、恋愛にも発展しやすい。初めは「既婚者だから」と恋愛対象でなかった場合でも、仕事を通じて相手の人間的魅力に気づき恋をしてしまうことがある。職場で出会った場合には、体だけの関係ではなく精神的なつながりをもっていることも多い。

職場の次に多いのが、ネットやSNSでの出会いだ。最初から浮気目的で出会いを探す場合には、出会い系サイトやマッチングアプリが使われることが多い。SNSの場合、最初は浮気をするつもりでなくても、メッセージのやり取りをするうちに恋愛に発展するというケースが増えている。また、オンラインゲームで仲間となり、協力して敵を倒しているうちに恋に落ちてオフ会で会うというケースも多くなっている。オンラインゲームにハマっているゲーム好きの配偶者がいる人は注意が必要だ。

3.既婚者の浮気の末路は?

一般的に、既婚者の浮気は当人同士だけでなく周りの人を巻き込んで苦しみや悲しみを負わせるものだ。果たしてその先に、手放しで喜べるハッピーエンドは待っているだろうか。一点の曇りもなく、浮気相手と幸せになるといえるだろうか。多くの場合それは難しい。既婚者が浮気した先には、悲惨な末路が待ち構えている。以下で6つのパターンに分類して解説する。

3-1.末路1:家庭を保ちながら隠れて浮気を続ける

離婚するつもりはなく一時的な感情から浮気に走った場合、ずるずると浮気を続けてしまうことが多い。気がついたら何年も家庭と浮気の二足のわらじを続けていて、清算するタイミングを失ってしまった状態だ。どっちつかずの状態は常に不安定で「いつかバレるかもしれない」という恐怖や後ろめたさと背中合わせの日々を送ることになる。堂々と生きることのできない状態がいつまで続くのか、浮気している当人同士にもわからない。かといって終わらせることもできない。いつかどこかで浮気が発覚し社会的な制裁を受ける瞬間をただただ待つだけの日々だ。隠れて付き合いながら胸を張れない人生を送り、互いに老いていく末路が待っている。

3-2.末路2:家庭を選んで戻り浮気の関係が終わる

一般的に、恋愛感情は長くても数年しかもたないといわれている。恋愛のトキメキに浮かれて輝いて見えた浮気相手も、浮気相手との思い出も、次第に色あせてしまうものだ。浮気相手との恋愛の熱が冷めたとき、安定した家庭がそのままあった場合は幸運といえるだろう。そこで目を覚まして本当に大切なものを思い出せば、家庭に戻る選択をとる人は多い。

浮気が発覚する前に目を覚まして自ら浮気を終わらせ家庭に戻るケースは、既婚者の浮気の末路の中ではもっとも幸せなパターンといえるだろう。しかし、別れを切り出したときに浮気相手が納得するとは限らない。最悪の場合、浮気相手が家庭に乗り込んできて泥沼化することも考えられる。その結果、浮気していたことが家族にバレて離婚を要求されるという末路に発展することもある。自分が一切の痛手を負わず、100%ノーリスクで安住の地に帰れるとは思わないほうがよいだろう。状況次第で、別の末路を迎える可能性があることを胸にとどめておくべきだ。

3-3.末路3:家庭が崩壊し家族を失う

浮気が発覚し配偶者から離婚を申し入れられた場合には、基本的に離婚に応じるしかない。民法において既婚者の浮気は不貞行為とみなされ、正当な離婚理由として認められるからだ。子どもがいる場合、離婚後は子どもと会えなくなる可能性もある。状況にもよるが、浮気が原因での離婚の場合には浮気した側が子どもの親権をとることは難しいからだ。親権がとれないだけでなく、子どもとの面会も自由にさせてもらえないことが多い。浮気は遊びと割り切り、家庭は家庭で大事だと思っていたタイプにとって、離婚という代償を受けるダメージは計りしれない。浮気する側はちょっとした遊びのつもりだったとしても、その遊びは家族にとってはれっきとした裏切りであり、民法においては不貞行為である。軽率なお遊びの先には、家庭という大切な安定の場所を失ってしまうという末路が待っている。ちょっとした遊びにしてはあまりにもリスクが大きすぎるといえるだろう。

3-4.末路4:高額な慰謝料や財産分与の支払

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浮気が原因で離婚する場合、金銭に関する手続きを伴うことも多い。不貞行為が認められれば慰謝料を請求される。経済的に自分ひとりで慰謝料を払えない場合には、浮気相手にも慰謝料が請求されてしまう。慰謝料とは別に、離婚の際は財産分与も必要だ。夫婦共有の財産は原則的に折半することとなっている。慰謝料と財産分与を合わせると、数百万円から数千万円になることもある。仮にそれまでの人生で一生懸命働いて貯めてきた財産があったとしても、自分が浮気したことが理由で半分以下になってしまうのだ。家も財産とみなされるので、場合によっては家も配偶者に渡さなければならない。家族・現金・住居と、今までの人生で積み上げてきた大切なものの多くを失ってしまうという末路だ。

3-5.末路5:仕事の信用を失う

離婚した際、その理由が自身の浮気であるということは、隠していても周りに伝わってしまうものだ。当然、周りの人間は浮気された配偶者側に同情するだろう。浮気を犯してしまった自分の社会的評価は地に落ちてしまう。浮気相手が同じ職場にいたり、仕事の関係者だったりした場合には、社会的評価への影響は特に顕著である。家庭を失うだけでなく、浮気相手とも交際を続けることはできないだろう。自分の浮気によって職場の秩序が乱れ業務に支障があると判断された場合には、左遷や降格・最悪のケースでは懲戒解雇となることもある。すぐ処分を受けなかったとしても、浮気によるスキャンダルは昇進する際に障害となるなど、将来的にも悪影響を及ぼす。出世してトップを目指すというビジネスモデルを着実に積み重ねてきた人にとっては、大きな痛手となるだろう。自らの行いのせいで自ら成功への道を閉ざすという末路である。

3-6.末路6:修羅場が待ち構えている

既婚者の浮気が発覚すると、配偶者が浮気相手に対し慰謝料を請求することが多い。慰謝料を請求されると、配偶者と浮気相手の間で板挟みになる。金銭が絡む問題なので話が簡単に解決しないことも多く、交渉が長引くうちにますます立場が悪くなっていく。もともと遊びの浮気だった人は、浮気がバレてしまった以上、浮気相手との関係を終わらせて家庭に戻っていくことが多い。しかし、家庭に戻ったからといって浮気の事実が許されるというものでもない。当然、配偶者は浮気されたことによって傷ついたはずだ。配偶者の心の傷が癒え、信頼が回復するまでにはある程度の時間がかかるだろう。家庭に戻ってもしばらくは以前と同じように過ごすことは難しく、浮気をした加害者という弱い立場で過ごさなければならない。ときには配偶者から感情をぶつけられ、責め立てられることもあるだろう。家庭に戻ると決めたのであれば、そういった配偶者の情緒のケアも担う必要がある。

また、配偶者が慰謝料を求め浮気相手に対して裁判を起こすこともある。その際には自分を裁判に呼ばれ、浮気について証言をしなければならない。配偶者も浮気相手も、当然ながら自分が有利になるよう裁判に臨むはずだ。しかしながら、自身の証言は必ずどちらかに不利にはたらくこととなる。その結果、双方からあれこれと問い詰められてストレスは溜まるばかりだろう。浮気を始めた当初は、ストレス発散のためや癒されたいという目的があったはずだ。しかし皮肉にも、それが修羅場を招き自分を追い詰める結果となる。自業自得としかいえない、泥沼の末路である。

4.浮気の慰謝料はいくらくらいが妥当?

慰謝料の一般的な相場は、100~300万円といわれている。しかし、法的な基準が定められているものではない。慰謝料を求めて裁判を起こした場合には、最終的に裁判所が慰謝料の金額を判断する。その場合にも各々の事情が勘案され、ケースバイケースで慰謝料の金額が定められる。なお、裁判を起こさないと慰謝料を請求できないというわけではない。話し合いで解決できる場合には、過去の裁判の事例を目安にしながら交渉を行い、全員の合意がとれる金額を導き出す。浮気によって離婚するのか、別居するのか、どちらも選ばずに今まで通りの夫婦生活を継続するのかによって、目安となる慰謝料の金額は変わってくる。そのほか、浮気していた期間や性交渉をもった回数、婚姻していた期間、子どもの有無なども慰謝料に影響する。少ない場合は50万円程度と認定されることもあれば、高い場合だと300万円以上と認定されることもある。

5.慰謝料を請求する相手は配偶者か浮気相手か

既婚者が浮気をした場合、浮気をされた側の配偶者は大きなショックを受ける。その精神的苦痛に対する賠償として、慰謝料を請求することが可能だ。慰謝料を請求する相手は3パターンあり、1.配偶者のみ、2.浮気相手のみ、3.配偶者と浮気相手両方の選択肢から配偶者が自由に選ぶことができる。この段落では、3つのパターンでそれぞれどのような特徴があるかを比較した。

5-1.配偶者に対してのみ慰謝料を請求する場合

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配偶者に慰謝料を請求するか否かは、離婚するか婚姻関係を継続するかで決まる場合が多い。浮気が原因で離婚する場合は、配偶者が被る損害が大きいとみなされる。そのため、慰謝料の金額が高くなりがちである。浮気が発覚しても離婚しない場合は、配偶者に慰謝料を請求したとしても結局同じ家計の中でお金が移動するだけだ。手続きの手間がかかるだけで、差し引きゼロとなるため意味がないので、離婚しない場合には配偶者に慰謝料を請求しない人が多い。離婚しないケースでは、パターン2.の「浮気相手にのみ慰謝料を請求する」という選択肢を選ぶとよいだろう。

5-2.浮気相手に対してのみ慰謝料を請求する場合

浮気相手に慰謝料を請求することで、自分が受けたショックなど精神的苦痛に対して金銭という目に見える形で責任を取らせることができる。浮気が発覚しても離婚せず浮気相手にのみ慰謝料を請求するケースでは、離婚するケースよりも得られる慰謝料の金額は低くなる。しかし、この方法ならば合法的手段で浮気相手にダメージを与えることができ、なおかつ慰謝料という金銭も獲得できる。また、浮気相手と配偶者の関係を断ち切ることも可能だ。純粋な慰謝料の金額だけでいえば、浮気の発覚後に離婚したほうが支払われる金額は高くなる。

5-3.配偶者と浮気相手の両方に慰謝料を請求する場合

さまざまな状況を勘案し妥当と思われる慰謝料の金額が仮に200万円の場合、その範囲内で配偶者と浮気相手それぞれに慰謝料を請求できる。ただし、被った損害の金額以上の慰謝料を支払わせることはできない。あくまでも、配偶者と浮気相手両方からの合計金額が200万円以内になるように、慰謝料を2人に割り振ることになる。割り振る際の内訳は明確に決められていないので、自分で自由に決めることが可能だ。したがって、浮気相手により大きなダメージを与えたいという場合には配偶者に50万、浮気相手に150万といった配分にすることもできる。ただし、現実的に支払い困難な額を提示しても交渉が難航するだけだ。支払い可能と思われる金額を冷静に見極め、その範囲で最大と思われる額を請求するのがよいだろう。

6.浮気相手に慰謝料請求ができる場合とできない場合がある

浮気された側の心情として、配偶者に対してはもちろんだが浮気相手に対しても同じくらいかそれ以上の憤りを感じるものだ。既婚者との浮気という行為の罪深さを知らしめたいと思うのは当然である。浮気されたことで味わった悲しみは、決して金銭で解決できるものではない。しかし浮気相手に慰謝料を請求することで、目に見える形で責任を追求することができ、自覚と反省を促すことができる。既婚者の浮気が発覚した場合、浮気した配偶者に対しては原則慰謝料を請求できる。一方、浮気相手に対しては、慰謝料を請求できるケースとできないケースがある。それぞれどのような違いがあるのか、次の項目で解説する。

7.浮気相手に慰謝料請求できる場合

浮気相手に慰謝料を請求するためには、2つの条件を満たす必要がある。1つ目は「浮気相手に故意・過失があること」である。2つ目は「不貞行為によって、配偶者が権利の侵害を受けたこと」である。

7-1.故意・過失について

浮気相手に故意・過失があったと認められるケースは、主に次の3つのような場合である。1つ目は、既婚者であることを知りながら体の関係をもった場合だ。たとえば浮気相手が職場の同僚などであれば、ほかにも共通の知人がいるはずで既婚者であることは知っているだろう。この例は「故意」にあたる。2つ目は、通常ならば既婚者であると気づく状況なのにもかかわらず、それを把握せずに肉体関係をもった場合だ。この例は「過失」にあたる。たとえば明らかに結婚指輪の跡があるのにそれに気づかなかったという場合などは、過失とみなされる可能性がある。3つ目は少し複雑だ。既婚者と知っていたが婚姻関係がすでに破綻していたと勘違いし、注意を払えばそうでないことに気づくはずなのに、それを見落として肉体関係をもった場合だ。この例も「過失」にあたる。仮に浮気が始まる前から婚姻関係が破綻していた場合、浮気相手が損害を与えたとは考えにくいと判断され慰謝料請求の対象とならない。浮気があろうがなかろうが夫婦の関係は終わっていたとみなされるからだ。たとえば「配偶者とはもう終わっている、離婚するつもりだ」と言われていながらいつまでも離婚しない場合などは、婚姻関係が破綻していないことに気づける状況だと判断されるかもしれない。

浮気相手に故意・過失があったと認められないケースは、主に次の2つのような場合である。1つ目は、たとえばマッチングアプリなどで互いの素性をまったく知らずに出会い、既婚者であると知る術のないまま肉体関係をもった場合だ。2つ目は、浮気相手の自由意思による肉体関係でなかった場合だ。たとえば強姦や脅迫による肉体関係などが該当する。こういったケースでは故意・過失は認められず、浮気相手に慰謝料を請求することはできない。

7-2.権利の侵害について

浮気された側の配偶者に対し権利の侵害が認められるのは、大まかにいえば「浮気相手が原因で」夫婦関係が破綻した場合だ。たとえば、もともと夫婦関係は良好だったのに浮気相手との不貞行為により夫婦関係が悪化し、離婚してしまった場合には権利の侵害が認められる。また、浮気相手と肉体関係をもつことはなかったとしても、夫婦関係が破綻するほど親密な交際をしていた場合にも認められる。いずれの場合も、夫婦関係が破綻した原因が浮気相手との交際にあるかどうかがポイントとなってくる。いっぽうで権利の侵害が認められないのは、浮気が始まる前から夫婦仲が悪く、もともと婚姻関係が破綻していた場合だ。特に夫婦が別居している場合には、婚姻関係が破綻していたと判断される可能性が高い。

8.浮気・不倫相手に慰謝料請求できない場合

浮気相手に慰謝料を請求できないのは、下記2つのケースが考えられる。1つ目は、精神的損害が補われるほどの充分な慰謝料をすでに受け取っている場合だ。個々の状況から、妥当な慰謝料の金額というものが算出される。配偶者からすでにその金額以上の慰謝料を受け取っている場合には、浮気相手に慰謝料を請求することはできない。妥当な金額を受け取っているのであれば、配偶者・浮気相手のどちらが支払ったかにかかわらず、浮気による損害の賠償はすでに完了しているとみなされるからだ。

2つ目は、時効が経過してしまった場合だ。慰謝料請求には時効がある。浮気を知ってから長期間経っている場合には、慰謝料を請求しようと思った時点ですでに時効が過ぎている可能性もあるので注意したい。慰謝料請求の時効は、配偶者の不貞および浮気相手を知ったときから3年間、または浮気が始まったときから20年間のいずれか短いほうで成立すると民法724条で定められている。もし浮気を知ってしまった場合には、うっかり時効が成立して慰謝料が請求できないという自体にならぬよう、記録をつけておくとよいだろう。ただし、配偶者に気づかれぬよう厳重な注意が必要だ。

9.浮気調査や慰謝料請求で迷ったら専門家に相談しよう

配偶者が浮気している可能性があると知ったとき、考えなければならないことは膨大にある。特に、浮気の証拠をつかむための実態調査は素人には難しいことが多い。また、慰謝料の請求を検討している場合には判断すべき内容がさらに増える。たとえば慰謝料の請求相手は配偶者のみにするのか浮気相手のみにするのか、もしくは双方に分けて請求するのか、双方に請求するならどのくらいの割合で分けるべきかなど、請求相手を決めるだけでも一苦労だ。ほかにも時効の考え方や、そもそも浮気相手に慰謝料を請求できる状態なのかなど、法で定められた煩雑な規定を確認しなければならない。浮気されたショックは非常に大きいもので、日常生活を送りながら自分の精神状態を回復させるだけでも精一杯なはずだ。複雑な手続きや調査はプロにまかせて、自分はメンタルのケアに専念するのがおすすめだ。

数ある調査会社の中でも特に頼りになるのがHAL探偵社だ。浮気調査はもちろん慰謝料請求までもサポートしてくれるなど、アフターフォローがしっかりしている。探偵事務所の中には、協力している法律事務所と一緒に無料アフターカウンセリングを行っているところがある。そういった探偵事務所であれば浮気調査と報告書の作成だけでなく、浮気が確定した場合には証拠を基に離婚の手続きや慰謝料請求までバックアップしてもらえることが多い。浮気調査の依頼をするならば、調査から慰謝料請求までワンストップで対応してくれる探偵事務所を探すのがよいだろう。

まとめ

配偶者と永遠の愛を誓ったはずの既婚者でも、さまざまな誘惑に負けて浮気に走ってしまうことがある。しかしほとんどの場合、浮気の先に待っているのは悲惨な末路だ。家庭崩壊、社会的信用の喪失、さらには離婚や慰謝料請求など、浮気の代償はあまりにも大きい。万が一結婚後にパートナーが浮気している気配を感じた場合には、見てみぬふりをせずに目を光らせよう。専門家の力も借りながら、堅実で幸せな未来を目指してほしい。

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