浮気/不倫の疑いどこまでが浮気でどこまでが付き合い?浮気のラインの男女間の違いとは!
男女間の付き合いで、どこまでが浮気かの判断を十分把握しているだろうか。異性に対する捉え方は人それぞれ違うため、判断に迷うことも多いだろう。しかし、実は男性と女性では浮気と認識するラインが大きく異なるとわれている。そこで、今回は男性と女性がそれぞれ感じる浮気のラインについて紹介する。この記事を読むことで、男女が感じる浮気の差異によって生じるトラブルを未然に防げる。
1.浮気のラインは男女間で異なる
ある浮気のライン調査によると、男性(旦那、または彼氏)と女性(妻、または彼女)で浮気に該当する行為の許容範囲は異なることが明らかになった。女性の方が男性よりも浮気のラインを厳しくみており、特に肉体的な接触に関してシビアに判断しているのだという。この違いは看過できるものではなく、このまま放置すると、すれ違いやトラブルに発展する可能性もあり、注意が必要だ。次から、項目ごとに、浮気のラインに関する性差について、アンケート結果のデータをもとに分析していく。
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2.男女別の浮気のライン
異性の行為に対して、お互いが感じる浮気のラインは大きく異なる。「連絡を取り合う」「出かける」など日常的な行為であっても、男性と女性とでは捉え方が違うことが明らかになった。
2-1.異性のいるグループでのお出かけ
パートナーが、異性のいるグループでお出かけをする場合、男性は7.3%、女性は9.2%が浮気と回答した。この結果から、異性がいてもグループ単位のお出かけ程度であれば、大多数が「浮気ではない」と判断していることがわかった。その中でも特に、「日帰りのお出かけであれば許容範囲」としている人が多かった。これは、周囲の目があるという点で、2人きりで行動しているときに比べて認識が甘くなっていることが理由として考えられる。
周りに友達がいる場合、パートナーの人間関係についても知っている可能性が高い。ゆえに、「恋人がいる人は異性と集団で出かけても浮気はしないだろう」という目で関わることが多い。
しかし、集団で行動しても、他の異性に好意を寄せるきっかけになる可能性はある。集団行動であれば、そのままラブホテルに直行したり、肉体的な接触をあからさまにしたりするような事態には発展しないことが多い。したがって、男女ともに、異性のいるグループでのお出かけ程度であれば、浮気になる可能性は低いと判断するのだ。
2-2.メールやSNSでのやり取り
パートナーがメールやSNSなどで個人的にやり取りをする場合、頻繁に連絡をしないケースだと、男性は10.5%、女性は14.6%が浮気だと回答した。一方、頻繁に連絡を取り合っている場合だと、男性も女性も大多数が浮気だと判断している。この結果から、頻繁なやり取りでなければ、男女とも大多数が浮気と認識しないことが明らかになった。また、連絡の頻度が多いと、女性の一部は浮気と感じ始める傾向が高い。
ただし、「頻繁にやり取りをする」といっても、その頻度に対する感じ方は人それぞれだ。1日に1〜2回連絡をするだけでも嫌と感じる人もいれば、100回以上を目安にする人もいる。また、仕事関係で異性と連絡をとり合う必要性も考えられるので、判断は微妙だ。いくら異性とのやり取りを不快に感じても、「仕事の話をするだけ」と、呆れられることもあるだろう。
特に、SNSでの連絡のやり取りの場合、公開している投稿内容や異性とのメッセージのやり取りをパートナーも簡単にチェックできる場合がある。プライドの高い人の中には、「愛するパートナーが異性に少しずつ信頼を寄せ、心を開いていく様子を見せつけられているような気がする」と、嫉妬心を燃やすこともあるようだ。このような事態を防ぐためにも、異性との関わりにシビアなパートナーと付き合っている場合は、コミュニケーションを密に取る必要がある。仕事で関係のある異性については、事前に伝えておく方が無難だ。そうすることで、「自分の知らないところで関係が進展するのでは」という、パートナーの要らぬ不安を軽減できる。
2-3.性風俗店に行く
パートナーが性風俗にいき、ビジネス的な性交渉をした場合、男性は18.8%、女性は29.6%が浮気だと回答した。この結果から、男性と女性では、浮気と判断する割合に大きな差があることがわかる。女性は風俗であってもシビアに認識する傾向が高く、一部の人にとって浮気と認定される可能性がある。
女性の中にはキャバクラを性風俗とみなす人もいる。そして、異性との関わりに敏感な人は「男性がキャバクラに行くだけでも不倫」と感じる人もいる。しかし、残念ながらキャバクラに何度も通っていても、不倫と認められない場合が多い。というのも、キャバクラは風俗とは違い、体の関係をビジネスにしているわけではないからだ。ゆえに、何度キャバクラを利用していたとしても、肉体関係があったことを証明できなければ、「不貞行為があった」とはいえない。
一方、男性の中には、パートナーが妊娠中やセックスレスの関係である場合に、風俗を利用するのには正当性があると考える人もいる。男性の気持ちを尊重できる人もいるが、他の異性との身体的な接触があるだけでも「汚らわしい」と不快感を覚える女性が多いようだ。このように、性欲の捉え方には性差がある。パートナーとの関係について、より深く理解し合うことが重要だ。
2-4.異性のいるグループでのお泊まり
パートナーが異性のいるグループ単位で別室にお泊まりをした場合、男性は21.4%、女性は39.6%が浮気だと回答した。同室でのお泊まりの場合、男性は26.7%、女性は40.9%が浮気と判断することがわかった。この結果により、同室でのお泊まりであっても、男性側の多くは許容範囲とみなすが、女性の4割以上はアウトだと考えていることが明らかになった。
お泊りは肉体関係と結びつけられる。したがって、女性の中にはお泊まりそのものを不快に感じる人も多い。また、お泊まりという行為は、「計画をたてる」「待ち合わせの日時を決める」「デートを楽しむ」「同じ部屋で一晩過ごす」など、一連の行為についての想像を掻き立てる。これらの行動をする際の、男性のウキウキした気持ちを考えるだけで許せなくなる女性も多いようだ。
このように、男性が異性と外泊をする場合、グループ単位であればパートナーから許される確率が高い。しかし、同室でお泊まりするとなると、印象が変わる可能性がある。ゆえに、どうしても同室に異性と一晩泊まらなければならない場合は、パートナーとよく話し合い、事前に理解を得ることが大切だ。
2-5.2人だけの食事・飲み
パートナーが異性と2人だけで飲みに行く場合、男性は36.1%、女性は50.4%が浮気だと回答した。また、2人だけの食事の場合、男性は32.2%、女性は44.1%が浮気と判断している。男性もこのレベルまでくると、一部は浮気と認識し始めることがわかる。その際の判断基準としては、グループ単位なのか、それとも2人きりなのかという点が重要であると明らかになった。
このように、異性と2人きりで飲みに行ったり、食事をしたりする行為が浮気かどうかには、色々な意見がある。浮気の有無を見極めるためには、「2人で会う理由」に着目すると良い。つまり、「なぜ2人で飲みや食事に行く必要があるのか」という、行為の目的に注目するのだ。
仕事関係や友達同士の付き合いなど、目的を明確にすることで、誤解が生じることを防げる。また、2人で飲酒や食事をする場合、どちらか一方が相手に好意を抱いている可能性も否定できない。やましい気持ちがないことをパートナーに示すためにも、なぜいく必要があるのかをはっきりと伝えるようにしよう。その際に、異性と会う店が、ホテルやバーなど恋人同士が行くような場所ではないと伝えておくと安心だ。パートナーも、異性と2人きりで会う理由や必要性が理解できれば、変に疑ったり反対したりする可能性は低いだろう。
2-6.手をつなぐ
パートナーが異性と手をつなぐ場合、男性は37.2%、女性は54.9%が浮気だと回答した。男女の回答結果に20%近く差があることから、考え方の性差が浮き彫りになった項目といえる。男性の中には、女性はそもそもスキンシップが多いという認識がある人もいる。ゆえに、男性側からすると、女性に多少触れても、違和感がなかったり、許容範囲だと判断したりする場合もある。
しかし、男性の中には「自分が女性に触れるのは浮気ではないが、パートナーが男性にボディタッチするのは嫌」という人もいる。また、酒の席で女性に触れても、「正常な意識でのことではないから浮気にカウントされない」と判断する男性も存在する。これは、ある意味男性の身勝手な考えであるが、男性の本心なのだ。
自分に甘い男性に限って、パートナーが異性の身体に軽く触れるだけでも喧嘩になることがある。手をつなぐ以外にも、「腕を組む」「肩にもたれる」「体を寄せる」といった身体的な接触に関しても、浮気を訴えられる可能性もあるので注意したい。「男性は自分の浮気には甘く、パートナーには厳しい」という認識のもと、パートナー以外の異性との関わりには十分に配慮する必要がある。
2-7.2人で出かける・ドライブに行く
パートナーが異性と2人きりで出かけたり、ドライブに行ったりする場合、男性は42.3%、女性は62.8%が浮気だと回答した。また、2人きりでドライブ無しでのお出かけの場合、男性は37.3%、女性は61.1%が浮気だと回答した。この結果から、男性は「手をつなぐまでは許容範囲」だが、「2人きりでドライブに出かけると浮気」と感じる人が増えることがわかる。
これは、車に対する男性の捉え方が影響している可能性がある。というのも、男性は特に、車を自分の部屋のようなプライベートな場所として捉えている人が多い。ゆえに、その空間に異性が立ち入ることを女性以上に性的に意識する傾向があるのだ。このことから、男性の浮気を見極めるには車に着目することがポイントであることがうかがえる。パートナーが短時間でも車でよく外出するようになった場合は、浮気の疑いがある。「近くまで少し行ってくる」と、嘘をついて異性のいる所まで遠出している可能性があるからだ。ただし、「疲れている」「歩いて行くのが面倒」など、本当に車で行きたかっただけの場合もあるので、慎重な判断が必要であることも否定できない。
加えて、車内の様子の変化にも着目したい。例えば、これまでズボラだったパートナーが、急に車の中をよく掃除するようになり、車内がきれいになったりした場合は怪しい。浮気相手によく思われたいための配慮かもしれないからだ。また、助手席の位置が微妙に変わっている場合も浮気が疑われる。また、車内にそれまでなかった香水の香りが残っている場合は危険信号だ。これは、他の女性と一緒に車で移動した確率が高い。また、車の床やシートに、女性もののハンカチやアクセサリーなどが落ちていないかも確認しよう。加えて、車内にこれまでなかったジャンルのCDや小物などがある場合も注意だ。パートナーの好みが変わったとことも考えられるが、浮気の可能性が高い。
2-8.キスをする
パートナーが肉体的な接触であるキスをした場合、男性は63%、女性は79.3%が浮気だと回答した。この結果から、肉体的な接触をした場合は、男女ともに大多数が浮気だと判断していることがわかる。また、この数値が、「性行為をする」「2人だけでお泊まりする」という項目に次いで高い割合であることから、キスから浮気と認識する傾向が高いことがうかがえる。
ただし、先述した通り、男性は自分の浮気に対しては甘いことが多い。ゆえに、「酒の席で女性と冗談でキスをしてしまった」といった場合であったら、シラを切る人もいる。女性にとっては、そのような男性の態度が理解できないので、トラブルに発展する可能性がある。キスをされた方も、好意があると勘違いしてしまったり、酔った勢いで性行為にまで発展したりする場合があるので注意が必要だ。
異性がキスをしてきたからといって、本気ではないこともある。真面目な人ほど、異性からの肉体的な接触に対して深刻に捉えてしまいがちだ。ゆえに、男性にして欲しくないことははっきりと「嫌だ」と伝えることで、後々の面倒な事態を回避できる。その場の雰囲気に流されず、自分の尊厳を守る意識をもつと、身を守ることにつながる。
2-9.2人だけで泊まりに出かける
パートナーが2人だけで外泊した場合、男性は68.2%、女性は82.5%が浮気だと回答した。2人だけのお泊まりは、性行為を想像できる行為なので、男女ともに大多数が浮気だと認識していることがわかった。それでも、男性の3割程度は浮気ではないと判断している。このことから、男女の考え方には多少なりとも性差があることが明らかになった。
出張や社内旅行などのイベントでも、不倫は始まりやすい。家庭とは離れた場所で過ごすことで、少し気が緩んだり気持ちが大きくなったりすることが原因だ。それが海外の場合は特に注意したい。現地妻を作り、不倫をする人もいるからだ。このような会社でのイベントは、仕事とは違ってリラックスした雰囲気で過ごせるので、一線を越えやすい。加えて、同窓会での出会いも不倫のきっかけになりやすい。最初は、集団で同窓会やクラス会として行った外泊が、別の休みに2人きりでのお泊まりへつながることも珍しくない。当時好きだった相手や元恋人と再会したことをきっかけに、一気に相手への気持ちが再発することがあるという。しかも、初めてあった人とは違って、元々知っている相手なので、不倫へのハードルも低い。
過去の思いは、意外に伝えやすいものだ。「実は昔、あなたのことが好きだったんだ」と言われて、悪い気がする人は少ないだろう。人はすでに手に入れたものより、手に入れられなかったものに執着する。「言ってくれればよかったのに」「私も実は好きだった」と言われたりしたら、気持ちが一気に高ぶることも考えられる。こうして、「もう一度やり直せたら」「本当に自分のものにしたい」という欲求が出てくるのだ。
2-10.性行為を行う
パートナー以外の異性と性行為をした場合、男性は80%、女性は85.6%が浮気だと回答することがわかった。パートナー以外の異性と性行為をすることは、法律的にも違法行為として認められる場合がある。ゆえに、この項目に関しては男女とも回答にほとんど性差がなく、男女ともに8割以上が浮気と認識していることが明らかになった。 ただし、不貞行為をする人の中には性的な欲情を満たすために不倫をするケースもある。特に、夫婦で体の関係がなくなってしまっている、いわゆる、「セックスレス」が原因の場合である。夫も妻も性欲がそれほど強くなければ問題は生じないが、どちらかがまだ元気な場合、性欲を満たすために不倫をしてしまう傾向が高い。 問題は性欲だけではない。パートナーとは違い、不倫には変な縛りが不要だ。「妻だから」「夫だから」という責任もない。相手に気を遣わずに性欲だけが満たせるため、都合がいいと考える人もいる。仕事の愚痴や家庭での不満を口にしても、言い争いにはなりにくいというメリットもあるといわれている。 ちなみに、法律の上での浮気は、パートナー以外の異性との「性行為」がポイントとなる。ただし、ここでいうパートナーとは、結婚している相手を指す。基本的に、既婚者を対象としているのだ。
3. 男女別の浮気と認定しないラインのまとめ
男性と女性とでは、「浮気と認定しない」というラインが異なる。先ほどのアンケート結果を交えて、男女それぞれが認識する異性の行動の許容範囲について説明する。
3-1.男性側は異性のいるグループ単位の行動ならOK
男性側は、異性のいるグループ単位でのお泊まり程度であれば、ぎりぎり許せるラインとして認識している。ゆえに、「メールやSNSで頻繁にやり取りをするレベルであれば、全く問題ない」と感じる人もいるようだ。
また、性風俗の利用といった、本気にならないタイプのビジネス的な性行為であれば寛容的な場合もある。他人の目が届く環境であれば、同室で異性とお泊まりをしても問題ないと考える人も多い。
ただし、潔癖な男性の場合、「他の異性と肉体的な接触があったと知っただけでも精神的に受け付けない」という人もいる。また、口では「風俗に行っても平気」「集団でのお泊まりなら構わない」と言いながら、実際に行動にすると喧嘩になる場合もある。男性の本音と建前は違うこともあるので、パートナーが本当にどう思っているのかを知るためには、じっくりと話し合うことが大切だ。
3-2.女性側は少しだけなら連絡してもOK
女性側は、男性と異なり、少しだけメールやSNSでやり取りをする程度であれば、許せるラインである可能性が高い。しかし、総じて浮気のラインは男性よりも女性の方が厳しめだ。性風俗に行ったり、頻繁に異性と連絡を取ったりすると、浮気の疑いをかけられることになる。また、周囲の目があっても、自分以外の異性がいる場合は、その時点で警戒心が強くなる傾向がある。したがって、男性は「自分が考えている以上に女性は嫉妬深い」ということを念頭において、異性と付き合うことが肝心だ。「面倒くさい」「このくらい良いだろう」と高を括っていると、思わぬトラブルにつながることもある。仕事上の関わりであっても、異性と関わりをもつ際には、「どのような関係性か」や「どのような理由で会っているのか」といったことを説明しておくことが大切なのだ。
4.男女別の浮気のアウトラインのまとめ
男性と女性とでは、「浮気のアウトライン」に関する線引きが異なる。パートナーに誤解され、不要な争いを招くことを避けるためにも、勘違いされるような行為は避けた方が良いだろう。次から、控えるべき行為について説明する。
4-1.男性はキスをしていたらアウト
男性は肉体的な接触の有無を浮気のアウトラインとして認識している。したがって、例えば、「2人きりでのお泊まり」や「性交渉の事実」などがあった場合、浮気だと判断する傾向が高い。2人だけの外出は怪しさを感じる程度だが、2人きりでドライブに出かけた場合は、4割の人が浮気と認識する。ドライブに2人きりで行くとなると、周囲の目が届かない、密閉された環境に身を置くことになるからだ。その空間の中で、浮気があったかどうかは本人たちしかわからないが、「何かいかがわしいことがあったのでは」と疑われる原因になり得るのだ。
4-2.女性は2人で飲みに行った時点でアウト
先述した通り、女性は男性よりも浮気だと感じるアウトラインが厳しめだ。ゆえに、「2人きりで食事や飲みに行く」といった時点で半数が浮気だと判断する傾向がある。もちろん、性的な接触も許さない女性が多い。判断の基準は、「2人きりで行動したかどうか」だ。手をつないだり、このような身体の接触が可能だったりした時点で、女性は浮気と認定する確率が高い。
女性の中には、そのようなパートナーの行為を「気にしない」という人もいる。しかし、実際には少なからず、不快に思っている可能性もある。ゆえに、異性とどうしても2人きりで出かけたり、外泊したりする必要がある場合は、事前にパートナーに理解を得ることが肝心だ。
仕事ではなく、遊びで異性と出かける場合は、「パートナーが本当はどう感じているのか」をしっかりと確かめる必要がある。また、そのことを伝える際には、パートナーへの当て付けにならないように、注意したい。
5.男女別の怪しさを覚えるラインのまとめ
異性との関係性において、浮気なのか健全な関係なのか定かではない、「グレーゾーン」といわれるものがある。次から紹介する内容は、パートナーから特に浮気を疑われる行為だ。パートナーからの誤解を避けるためにも、これらの行為をする際には根回しやパートナーへの配慮を心がけると良いだろう。
5-1.男性は2人っきりの食事で怪しさを覚える
男性がグレーゾーンだと感じる行為のポイントは、「2人きりで行動したかどうか」だ。身内や友人と出かける場合、事前に説明したり、一緒に行動する理由を伝えたりすることで、パートナーの誤解を防げる。異性と一緒にグループでお泊まりをすることは、2割程度しか浮気と認識していない。ゆえに、ぎりぎりグレーゾーンの外側とみなされる行為であるといえる。
一般的に、「男性は浮気をする生物」という認識が高い。しかし、男性の中には自分の浮気に関しては寛容だが、パートナーの浮気に対してはシビアに判断する人もいる。
異性との接触に敏感な人は、「2人でお茶をするのも不愉快」という意見もあり、その必要性を十分に説明できないと認めてもらえない可能性もある。女性からすると「お茶ぐらい」と感じることであっても、男性との認識に差が生じることもあるので、注意が必要だ。
5-2.女性はメールやSNSで頻繁に連絡を取ると怪しさを覚える
女性はパートナーがSNSで異性と頻繁にやり取りを始めると、浮気を疑い始める傾向にある。回数が少ないメールやSNSでのやり取りであっても、男性目線でいうと、異性が性風俗店に行くのに近い割合で不快に思うようだ。
ただし、SNSやメールに対する感じ方は人によって大きな差がある。したがって、大まかな目安を知っておくことが大切だ。例えば、携帯に着信があるのに見ようとしない場合や、離れているときにすぐに返信をする様子があるときは、浮気の確率が高い。電話がかかってくると外に出て、聞かれたくないような会話を他の異性としていることが考えられるからだ。好意のある異性との会話では声のトーンが上がったり、口調が明らかに変化したりするので、第三者に浮気がバレやすい。ゆえに、パートナーに気付かれないように携帯を持ち歩き、入浴中や外出中など見られない場所で話をすることがある。
しかし、携帯の使い方には人それぞれ感じるマナーが異なる。ゆえに、判断の見極めには注意が必要だ。というのも、目の前で携帯に出ないことは、相手に敬意を払っている可能性もあるからだ。中には、マナーとして他の人と一緒にいるときは、携帯に触れない人もいる。また、守秘義務の観点から、仕事関係の話を他人に聞かれたくない場合もあるだろう。
マナーか否かの見極めには「行動の変化」に着目するとわかりやすい。つまり、携帯の扱い方が急に変化したかどうかを着眼点とすることが重要なのだ。例えば、これまではパートナーの前でも平気で携帯電話を操作していたような人が、急に一緒にいても携帯に触れなくなったら怪しい。1人のときに、浮気相手と携帯で連絡を取り合っているかもしれない。したがって、パートナーの行動傾向を観察し、今までと違う行動があった場合は注視する必要がある。
浮気を勘ぐったときにすぐに問い詰めるのは禁物だ。「あえて聞かないで様子を見る」ということが適切な対処方法になる。ロックをかけてLINEを確認できなくなった場合も、相手がどのような行動をしているのか観察してみると良いだろう。パートナーを泳がせている間に、重大な浮気の証拠を入手できる場合もある。いつもと変わった様子はないか、言動に矛盾はないかなどチェックすると確実だ。
6.男女間の共通認識
これまで、男女間で異なる浮気の価値観について説明してきた。しかし、浮気のラインに関しては、男女で共通した認識のものもある。パートナーとの破局を防ぐためには、これから紹介する事態を避けることが大切だ。
6-1.性的な交渉があればNG
男女ともに、「性的な交渉がある」時点で浮気と認識することが多い。ちなみに、この性的な交渉には、「キス」も含まれる。ハグに関しては他文化圏で日常的に行うという認識もありグレーゾーンだが、日本では過度なスキンシップが浮気と判断されることもあり得る。
しかし、「嬉しいことがあって思わず抱きついてしまった」といった状況も考えられるため、男女とも「ハグは深い意味がなくセーフ」という認識が強い。ただし、女性側は性的な接触に関して敏感だ。酒の席であっても、冗談でキスをするようなことは避けた方が良いだろう。
ところが、性交渉に関して女性の中には「1回までなら浮気にならない」と考えている人もいる。これは、「その浮気が本気であったか」という気持ちを大事にする女性心理からきているようだ。「2回以上であれば特別な感情があるに違いない」としながらも、「1回の過ちであれば、酔った勢いかもしれない」と、不貞行為に寛容な人も存在する。
6-2.パートナーの愛情がなくなったらNG
浮気行為に関わらず、異性とのやり取りによってパートナーへの愛情が薄れていくことも考えられる。そのような心変わりがあれば、どのような行為であっても浮気だと判断される可能性がある。
パートナーとのコミュニケーションを密に取ることで、良い夫婦関係が保てる。それは、仰々しいものである必要はない。「おはよう」「ありがとう」など、たわいもない会話で良い。夫婦の関係が長くなると、労いや感謝の気持ちが疎かになりがちだ。しかし、このような何気ない配慮こそが円滑に関係を保つための秘訣といわれている。相手の良いところはたくさん褒め、「あなたの存在には価値がある」と言葉にして認めてあげることが大切なのだ。また、日々の生活が単調になることを防ぐために、共通の目標を定めると効果的だ。「旅行に行く」「映画を見る」など、どのようなことでも構わない。1つの目標に向かって貯金をしたり、情報を共有しあったりすると、より一層絆が深まる。
「寂しさ」という気持ちは不倫に直結することが多い、厄介な感情だ。それは、パートナーが孤立感や自分を必要とされていないと感じたときに生じることが多い。人には承認欲求があり、「相手に認めて欲しい」という気持ちが心の奥底にある。困ったことがあったら相談したり、日々のささいな行いへの感謝の気持ちを伝えるようにしたりすると、いつまでも円滑な関係を維持できる。逆に、グレーゾーンな行為をしていても、誠実にパートナーと向き合い、愛を伝え合えれば、浮気と判断されない場合もある。ただし、愛されていることを確認するためにわざわざ浮気行為に近いことをするのは禁物だ。パートナーからあきれられてしまう原因にもなるため、避けたほうが良い。
7.意外にも1割から2割が性交渉を許している
アンケート結果での意外な点としては、男女の性交渉に関する見解があげられる。男女ともに大多数が性交渉を浮気だと認識していたが、男性の場合は約2割、女性の場合は約1割が性交渉をしても浮気ではないと回答したからだ。これはある種の「価値観の違い」ともいえる。しかし、「パートナー以外と性交渉しても問題ない」と考える人と付き合う際は、浮気に対する考え方について十分に話し合う必要がある。また、「性や異性関係についてオープンで寛容な付き合いがしたい」という場合は、その生き方に賛同してくれる異性と付き合うようにすると良い。
8.人による個人差があるためあくまで参考程度に
アンケート結果からもわかるように、浮気に対する考え方は多種多様だ。ゆえに、「多くの人が良いと言っているから」と、ひとりひとりの価値観をないがしろにすると、関係の破綻を迎えることもあり得る。浮気かどうかの判断は、自分や周囲の考えだけで決めつけず、パートナーのことを理解して行動することが大切である。
まとめ
アンケート調査の結果から、男性と女性では浮気行為に対する印象が大きく異なることがわかった。パートナーと良好な関係を築いていくためには、相手がどのように浮気について認識しているかを知ることが大切だ。それは、感謝の気持ちを伝えたり、ささいな気配りをしたりするだけでも良い。このようにコミュニケーションを密にとることで、不要な誤解が避けられるだろう。本記事を健全な関係の維持に、ぜひ役立ててほしい。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
HAL探偵社の浮気チェック
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