浮気/不倫からの復縁新婚なのに浮気?新婚後に行われる浮気の理由と再発防止策を紹介!
夢と希望を抱きスタートしたばかりの結婚生活なのに、パートナーの浮気が発覚した。愛を誓い合ったばかりの新婚生活なのに浮気なんて起こるはずがない、誰もがそう考える。真っ先に頭をよぎるのは離婚だろう。しかし、本当にそれでよいのだろうか。新婚だからこそ、立ち止まって2人の関係を見つめなおす必要がある。再発防止策があれば離婚をせずにすむかもしれない。なぜ新婚後に浮気するのか。その理由と再発防止策を紹介する。
1.浮気アンケートの半数が結婚後3年以内に発生したと回答
ある探偵事務所の浮気アンケートと、結婚前に気を付けておけば良かったことを調査した結果が興味深い。アンケートによると、浮気した、された事例の半数が、結婚後3年以内に発生していることが分かったのだ。ではなぜ、3年以内に浮気してしまうのか。それは、結婚前にわからなかったパートナーの「性格や価値観の違い」にあるようだ。つきあっているころに感じた価値観の違い。これは、実際に生活を始めるとその違いに苦しむことになる。または、こんな性格だったのだと、あらためて気付かされることもあるだろう。生活をともにすると見えてくるパートナーとのズレは、毎日の生活リズムにも影響してしまうので注意が必要だ。
さらに、パートナーのだらしないところが気になっていたが、なんとかなるだろうと妥協してしまった。この「妥協」もまた気を付ければ良かったことの理由の一つだ。妥協は、一方が相手に合わせることになり、自分が我慢することになるだろう。そうなると、我慢がストレスになり、つい喧嘩になってしまう。これを繰り返すうちに、関係が冷めてしまうのだ。また、「お金の価値観」についても違いがあると後悔することになる。パートナーの浪費癖や借金の有無、わかった時点で別れるべきだったのではないだろうか。
結婚してからパートナーの借金が発覚することもある。クレジットカードの明細で発覚することもあるだろう。そうなると、貯蓄にまわすお金がなくなり、生活にも支障が出てしまうことにもなる。また、子供を作りたいと思う夫婦であれば、養育費もかかり、将来の計画ができなくなるだろう。お金の価値観は、生活するうえでかなり重要な要素だ。このように、「性格や価値観の違い」「妥協」「お金の価値観」は、結婚前に気を付けておけば良かったことの上位3位なのだ。新婚だからこそ、価値観の不一致などでパートナーに失望し、浮気が発生しやすい状態であることがわかるのだ。
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2.なぜ浮気?新婚で浮気をする理由とは
それでは、パートナーのどのような点に不満を抱き、新婚なのに離婚をしてしまうのだろうか。疑問に感じるかもしれないが、近年の離婚率の増加を考えると、新婚だからといって離婚しないと決めつけるべきではない。また、離婚率が高くなっているということは、浮気率も増加していると考えたほうがいいかもしれない。新婚後すぐに浮気をしてしまう代表的な理由を具体的に紹介していこう。ぜひ、自分やパートナーの状況と比較してみてほしい。
2-1.同居によるストレスを克服できなかった
結婚をしてはじめて他人と生活する、誰もが経験することだろう。全てが新しいことばかりだ。食事のタイミングや好き嫌いの有無、家事の分担など考えることがたくさんある。お互いに意見が一致すれば良いのだが、優先度の違いなどからすれ違いが生ずる。共働きであれば、帰宅時間の違いからどちらが夕食を作るのかなどもあるだろう。自分とは違う価値観を受け入れ、互いに歩み寄ることができれば良いのだが、どちらか一方にあわせなくてはならなくなるとストレスがたまることになる。
生活リズムの違いや価値観の違いがだんだんと心労になり、ストレスのはけ口として浮気をしてしまう。または、パートナー以外の異性に理解を求めてしまうのだ。新婚の夫婦は、すれ違いを少しずつ修復し関係を深めていくのが一般的である。しかし、喧嘩が絶えなくなると一緒に生活することが苦痛になってしまい浮気に走りやすくなってしまうのだ。このように同居によるストレスが克服できないことは、新婚夫婦だからこそなのだろう。
2-2.独身気分が抜け切れていない
結婚したにもかかわらず、実感が持てず、独身のときと同じ感覚でいるケースがある。特に、独身の友人が多い場合は注意が必要だ。周囲の友人が遊んでいるのがうらやましく感じることもあるだろう。友人との飲み会や夜遊びが結婚してもやめられず、帰宅時間が遅くなってしまうこともあるのだ。独身気分が抜けないため、休日は1人で出かけたがるし、自分の時間を優先してしまうこともあるだろう。また、友人に誘われるがまま合コンに参加してしまうこともあるのだ。
このようなパートナーの行動が、やがて浮気につながることになる。パートナーは、家庭を持つことへの責任感が身についておらず、軽い気持ちで異性との出会いを求めてしまうのだ。さらに、配偶者がいるという責任感から逃れたいという気持ちが働くこともある。そのため、友人と遊んでいるときには独身気分に戻り、つい羽目をはずしてしまい浮気に走ってしまうのだ。
2-3.結婚前から浮気をしていた
結婚前から浮気相手がいたというケースがある。これは、浮気相手も承知のうえで結婚しているというパターンがあるのだ。この場合は、体だけの関係を求めて浮気をしているのだろう。そして、パートナーはかなりの浮気性ともいえる。結婚をして1人のパートナーだけでは物足りず、刺激を求めてしまうのだ。しかし、家庭が欲しくないわけではない。普通に結婚をして、子供を作り育てたいと思っている。家族への愛情とは別なのだ。体だけの関係を求めている場合は、浮気相手とお互いに合意のうえであるため、バレないことがある。
結婚する前から行動パターンが決まっていれば、怪しむこともないからだ。浮気相手も家庭があるのかもしれない。お互いに体だけの関係を長年続けている場合もある。体だけの関係だと愛情を必要以上に相手に求めないため、別れるときもあとくされなく別れることができるだろう。そのため、浮気相手が何人も入れ替わっている可能性もあるのだ。パートナーが結婚前から浮気をしていた場合は、自分と出会う前からの関係だったということもあるかもしれない。
2-4.心の余裕ができてしまった
結婚をしたことで落ち着きが生まれ、周囲からも信頼されるなどもあり、精神的に安心感が持てるようになる。心に余裕ができることで、これまで気付かなかった周囲の異性に目がいくようになるのだ。安心感が心に隙を作り、浮気に走ってしまう。心理的に余裕が生まれると、その余裕が魅力となり、異性がよってくることもあるだろう。結婚をした途端になぜかモテてしまう、そのようなことはないだろうか。妻子ある異性がやけに魅力的に感じることがある。 夫婦が共働きであれば、金銭的にも余裕ができるのも理由の1つだ。また、1度くらいの浮気なら許してくれるだろうと過信してしまうこともある。新婚時の浮ついた気持ちが思わぬ方向に向いてしまい、バレなければ良いという軽い気持ちで浮気をしてしまうケースだ。心の余裕が浮気をまねいてしまうということを覚えておこう。
2-5.所帯を持つ重責に耐え切れなかった
結婚をして所帯を持ったことが重責になってしまうことがある。自分の家族を持ち責任が生まれたことに向き合えないでいるのだ。独身のときのように気楽な気持ちではいられない、しっかりしなくてはだめだと自分に言い聞かせるようになる。通常は責任感が生まれるのだが、心が未熟なゆえに逃げ出したくなってしまうのだ。また、自分に自信を持てないケースもある。本当に自分がパートナーで良かったのだろうか、自分で満足するのだろうかと不安になってしまう。
もしかして、結婚するのはまだ早かったのではないだろうかと思うこともある。パートナーの両親からのプレッシャーもあるようだ。結婚をしたことでの周囲からの期待もあるだろう。また、子供を作らなくてはいけないということも重責となる。それらのことから現実逃避してしまい、浮気に走ってしまうのだ。結婚をするタイミングを間違えると、とても後悔する結果となるのである。
2-6.愛のない結婚だった
パートナーとの結婚がお見合いだった、あるいは、親が決めた結婚相手だったということはないだろうか。さらに、自分の年齢を考えると、そろそろ結婚しなくては格好がつかないからという理由で結婚をしてしまった。また、世間体を考え、なんとなく結婚を選択したというケースもあるだろう。結婚という形にこだわったことで愛情がないまま結婚をしてしまうと、だんだんと結婚生活の意味を考えはじめる。結婚をしてから愛情が芽生える夫婦もいるが、パートナーに愛情を抱くことができなかった場合、その愛情を他に求めることになるだろう。 なぜなら、愛の無い生活は苦痛でしかないからだ。愛情を他に求めることで、パートナー以外の異性を好きになってしまうことになる。不安を持ちながら生活をするため、逃避のために浮気してしまうのだ。そうなると、離婚したいと考えはじめたとしても不思議はないだろう。
2-7.自由がなくなったことへの不満があった
結婚をしてパートナーと過ごす時間が増えると、自分だけの時間が減ってしまう。ふと、1人になりたいと思うときはないだろうか。自分が1人になりたいと思ったときに、パートナーと過ごさなくてはならず、自分の時間を持てない場合はストレスがたまる。また、常にパートナーと行動をあわせなくてはならない場合はどうだろう。パートナーと一緒にいる時間と、自分1人の時間とのバランスが崩れると、家庭生活が苦痛に感じてしまうのだ。自由な時間が減ったことへの不満とストレスが、浮気を誘発させてしまうことになる。夫婦であっても、時間の共有と同時に、それぞれの自由な時間を尊重するのも大切なことなのだ。
2-8.お金がない
結婚する前は自由に使えた自分のお金が自由に使えなくなる。そのため、自分の趣味に使うお金が減り、友人との飲み会や食事も我慢しなければならなくなるのだ。結婚をして家族が増えると、思った以上にお金がかかることがある。貯蓄のために、自分のおこづかいが減らされるということもあるだろう。少ないおこづかいの中でやりくりができず、次第にストレスになってくる。1人だったらもっと自由にお金が使えるのにと思うようになり、不満が蓄積していくのだ。金銭的な不満がいつしか浮気をすることで、ストレスを解消するようになる。これは、自分の蓄積した不満から目をそらすための行動なのだ。
2-9.セックスレスになってしまった
結婚後すぐに子供ができてしまうと夜の夫婦生活ができない期間がある。また、できちゃった結婚も同様だ。その場合、パートナーは欲求不満になり、浮気をしてしまうのだ。出産後もしばらくの間は夜の夫婦生活ができないため、さらに不満がたまってしまうケースがある。出産後は育児の疲れから、パートナーとはすれ違いの状態におちいることもあるだろう。そうするうちにセックスレスになり、たまった欲求を浮気という形で解消するのだ。
セックスレスは、子供がいない夫婦でもおこることがある。パートナーとの生活パターンの相違からすれ違いが生じ、いつしかセックスレスになっていくのだ。また、性生活についての考え方の違いもあるだろう。パートナーに拒否をされるとその気が起こらなくなり、結果的に性の欲求を外部に向けるしかなくなる。それゆえ、浮気をしてしまうのだ。
3.どうすれば事前に防げる?
パートナーの浮気は事前に防げるのだろうか。実は、結婚前や結婚後に行ういくつかの防止策があるのだ。新婚時の浮気を防ぐためのいくつかの防止策を紹介するので、参考にしてほしい。
3-1.結婚前に同棲をする
結婚後、「こんなはずではなかった」と後悔しないために、結婚前に同棲するとよいだろう。まずは、お互いの価値観の違いを確認することができる。その中で重要なのは、お金の使い方だ。お金の価値観によるズレは歩み寄ることができない場合がある。浪費癖があるかどうかも、確認することができるだろう。また、お互いの生活スタイルがわかり、生活の中で何を優先するかも大切な要素だ。さらに、2人で生活をすることで、相手にあわせなくてはならないことは何なのかも事前に理解できる。
お互いに譲れない事柄がわかり、ルールを決めやすくなるだろう。生活費がどれくらいかかるのかもわかれば、どこを我慢しなくてはならないかを確認しあうこともできるのだ。結婚後の相手への不満やストレスを軽減するためにも、同棲はおすすめできる。ただし、結婚前の同棲を賛成しない両親もいるので、同棲期間を決めて許可をもらうと良さそうだ。尚、結婚前の同棲期間は1~3カ月が一般的である。
3-2.あまり縛りすぎない
パートナーの行動をチェックし、頻繁に連絡を要求していないだろうか。普段から門限を決めている場合は、報告の義務化などでパートナーを縛るのはやめたほうが良さそうだ。急な外出などでも必要以上に問い詰めたりすると、束縛されたという印象を与えてしまう。束縛と同時に、自分は信用されていないのだと思うようになり、反発が生まれる。パートナーを縛りすぎないようにしよう。普段の生活で守らなければならないことや、してはいけないことがありすぎると、面倒になり嘘をつくようになる。
ときには、見て見ぬふりも必要なのだ。ある程度はパートナーを信頼し、お互いが自由な時間を持てるようにしよう。自由な時間には、パートナーを干渉しないことだ。ただし、あまりに自由にしすぎると、勘違いしてしまい浮気をしてしまう可能性もある。パートナーの性格を見極めて、適度な縛りを決めていくとよいだろう。
3-3.ケンカ後は仲直りを必ずする
お互いを知るためにはケンカも必要だ。他人同士が一緒に生活をすると、意見の相違もあるだろう。ケンカをすることで、パートナーの本音を聞き出せることもあるのだ。ケンカをしたときには、必ず仲直りをするように心がけよう。相手を許す心のゆとりも、仲直りのタイミングも大切だ。ケンカをしたらその日のうちに仲直りすることをおすすめする。時間がたってしまうと、仲直りのきっかけを失い、お互いに頑固になってしまうのだ。ただし、ケンカが頻繁になってしまうと、仲直りできなくなってしまう場合がある。 家庭内が険悪なムードになると居心地が悪くなり、家に帰るのがおっくうになってしまい浮気につながる。ケンカはお互いの価値観を確認するために行うのがベストなのだ。そして、ケンカをしたあと大切なのは、お互いを許し、なぜケンカになったのかを冷静に話し合うようにしよう。感情的になってしまったら、一旦話し合いをやめるとよいだろう。ケンカは絆を深め、夫婦が向き合うための良いチャンスなのだ。
3-4.生活に刺激を加える
刺激を求めるパートナーの場合に注意が必要なのは、生活のマンネリ化だ。結婚する前の同棲生活が長かったカップルは、結婚生活に刺激を感じなくなる。その場合、刺激を求めて浮気してしまうケースがあるのだ。結婚生活に飽きてしまい、どきどきした感覚を思い出したくなる。これは誰にでも起こりうることなのだ。対処方法としては、生活に刺激を加えマンネリ化を防ぐことにある。結婚をしたあともデートの時間を作ったり、旅行をしたりするのもよいだろう。
また、誕生日プレゼントや愛情表現をしっかり行うのも良い方法だ。サプライズをすることも刺激になるのでおすすめする。パートナーが好きなものは何か、関心があることは何かなど、チェックすることもよいだろう。夫婦の会話が増え、存在を意識していることを示してあげるのだ。また、普段と違うおしゃれをしたり香水を変えたりして自分が変化することで、パートナーにとってはあらたな発見になり、新鮮な気持ちが保てるかもしれない。
3-5.性風俗店通いを認める
セックスレスの夫婦は、性の欲求を外に求めることがある。もし、パートナーが性風俗に通っているとしたら認めてあげるのも得策だ。性風俗店は性の欲求を解消するだけの手段であり、浮気ではないのだと理解してあげよう。セックスレスではないけれど、パートナーの性欲が強すぎて要求にこたえられない場合も有効なのだ。性風俗店で欲求を解消してくれれば、本気の恋愛をしてしまうこともないだろう。ただし、性風俗店に通うにはお金がかかるため、回数など、ある程度ルールを決めることをおすすめする。
4.浮気を繰り返さないための再発防止策は?
新婚生活が始まったばかりなのに、パートナーの浮気が発覚した。どうしたら良いのかわからなくなり、パニックになるだろう。離婚をするのは簡単ではないし、できれば修復したい。では、夫婦として関係を続けるにはどうしたらよいのだろう。それには、再発防止を行う必要があるのだ。これからいくつかの再発防止策を紹介するので、参考にしてほしい。
4-1.念書を作る
浮気の再発防止策としては、念書を作るのがよいだろう。念書を作る際には、浮気が再発したときのことを想定し、離婚調停で使える念書を作成することをおすすめする。内容については次のとおりだ。浮気をした側とされた側の名前、浮気をした時期、その内容を書いておこう。また、今後一切浮気をしないことの表明文や、再発した際の制裁内容も必要である。しっかり記載することで、浮気をしたことへの意識が生まれ、反省もすることで再発防止につながるのだ。
4-2.慰謝料請求といった制裁を加える
慰謝料は離婚しなくても請求できる。なぜなら、慰謝料は、精神的ダメージにたいして請求できるもので、浮気によって離婚しなくても認められるからだ。浮気相手に対しても慰謝料請求ができる場合があるので、慰謝料を請求したことで、浮気相手はもう2度とパートナーとは関係を持たないようになるだろう。ただし、浮気相手の配偶者がパートナーとの浮気を知った場合、配偶者から慰謝料請求をされてしまうこともあるので注意が必要だ。慰謝料以外の制裁には、携帯電話に位置情報を確認できるアプリやGPSアプリを入れることを義務付けることも有効である。
4-3.話し合いをする
パートナーと冷静にしっかりと話し合うことが大切だ。知りたくないことから目をそむけていては関係が修復できない。不倫をした経緯などについて、パートナーととことん話し合うことで、修復のカギがみつかることがある。なぜ、不倫をしてしまったのか、どこに原因があるのか、とても重要な話し合いなのだ。話し合いの際は、感情的にならず冷静に話し合うように心がけよう。パートナーが反省をしているのかを確認することも大切である。時間をかけてお互いの気持ちを確認し、今後の夫婦関係を続けるために、どのように修復していくかをしっかりと話し合うことは重要だ。
4-4.自身の行動を見直す
話し合いをした結果、原因がパートナーだけではない場合もある。パートナーに問題があるが、自身の行動にも原因があった場合は、素直に反省し、行動を見直してみよう。価値観の違いから、自分の価値観や意見を押し付けていなかっただろうか。パートナーの浮気を心配し束縛をしてしまったために、ストレスが蓄積し浮気に走ってしまうのだ。さらに、パートナーの自由を奪っていたのかもしれない。価値観が違うパートナーとの歩み寄りが無かったために、すれ違っていたのであれば、パートナーに合わせることも大切だ。どちらか一方だけではなく、お互いに行動を見直すことで、関係を再構築できるのである。
5.浮気の疑いがある場合はどうすればいい
結婚したばかりなのに、パートナーの行動が怪しいことに気付いてしまった。浮気をしているのかどうか毎日が不安でたまらない。では、浮気の疑いがある場合はどうしたらよいのだろう。ここでは、パートナーが浮気していないかを確かめる方法について、いくつか紹介する。
5-1.パートナーの動きを記録する
パートナーの帰宅時間が遅い日が続き、突然の残業や出張が増えるなど、行動パターンに変化が出てくることがある。パートナーの動きが怪しいと思ったら、パートナーの行動を記録しておこう。友人から突然の呼び出しがあり、夜遅くに出かけたり、飲み会が増えたりしないだろうか。パートナーの行動をこまめに記録していくうちに、行動パターンがわかるようになる。また、部屋を移動するときも携帯を持ち歩き、隠すようになっていないだろうか。
パートナーの行動を記録し、気になったことを数日後に確認してみよう。その際に、ごまかしたり、あいまいな返答をしたりする場合は浮気を疑ってもよさそうだ。もし、浮気をしている場合、証拠集めが重要になる。パートナーの行動をチェックし、いざというときのために、しっかり記録を残し把握しておこう。
5-2.携帯電話を確認する
浮気相手との連絡手段として使われる携帯電話は、浮気が発覚しやすいアイテムである。浮気をしていると警戒心が強くなり、容易に携帯電話の確認はできないだろう。もしかしたら、お風呂場やトイレにも持っていくかもしれない。電話が鳴ったときや、メールの着信があった場合に、すぐに確認せず、部屋を移動することはないだろうか。携帯を常に離さない場合は、パートナーが寝ているあいだに確認してみよう。携帯を見られてしまうという不安がつきまとうため、なかなか隙は見せないかもしれない。
また、浮気相手とのメッセージはすぐに消去している場合があるので、メッセージの確認には手間取る可能性もある。その場合は、ショッピングサイトの履歴や、インターネットなどの検索履歴をチェックするのをおすすめする。電話の着信履歴を消し忘れていることがあるかもしれない。ただし、携帯の指紋認証や顔認証などのパスワードロックは、失敗が続くとバレてしまう恐れがあるため注意しよう。さらに、携帯を2台持っている場合も使い分けをしていることがあるので確認する必要がある。
5-3.共通の友人に相談する
共通の友人がいる場合は、友人に相談してみよう。その場合、どちらにも平等な立場をとってくれる友人が良いだろう。共通の友人であればお互いのことを理解してもらいやすく、協力を求めることもできる。まずは、浮気の疑いがあることを伝え、不安な気持ちを聞いてもらうことから始めよう。次に、友人に協力してもらえるかを確認するのが良いだろう。パートナーの調査を頼むことになるので、無理にお願いをしないことが大切だ。バレてしまった場合、友人とパートナーの関係に亀裂ができてしまい迷惑をかけてしまうことになる。
そして、友人を選ぶ際は、パートナーの行動範囲に近い友人が良いだろう。普段の行動をチェックしてもらい、報告してもらうようにしよう。また、友人がパートナーに調査を依頼されたことをバラしてしまう場合があるので注意が必要だ。友人とパートナーの関係をよく確かめ、信頼できる友人に相談すべきである。
5-4.尾行する
パートナーが出かける際に尾行するのはかなり有効だ。怪しいと思ったときにとっさに尾行をしてしまうとバレてしまう。前もってパートナーの行動パターンを把握し、準備しておくと良いだろう。もし、尾行がバレてしまった場合は、その後の行動を警戒してしまうため、調査ができなくなることもある。おすすめなのは、知人に頼むことだ。パートナーと面識が無い知人が良いだろう。尾行の際には、パートナーの行動を写真や動画に記録するようにしよう。
写真や動画は、必ず日付が残るようにすることが大切だ。浮気相手と密会しているところを写真や動画に撮る場合は、1度だけでは証拠にならない場合がある。何度も密会している証拠を残さなくてはならないのだ。ラブホテルの写真を撮る場合は、入るところと出るところを記録するようにしよう。また、音声を録音するのも有効だ。集音マイクであればある程度離れた場所からでも、音声を録音することができるので試してほしい。
5-5.探偵事務所へ相談・依頼する
浮気の調査には時間がかかるうえに、かなりの根気が必要だ。自分で調査をするのは難しい場合がある。その際は、探偵事務所へ相談や依頼をするのも良いだろう。探偵事務所はかなりの証拠を集めてくれる。尾行や写真、動画の撮影も、パートナーにバレることなく調査ができる。ただし、金銭面での負担が大きいため、最後の手段として探偵事務所を使うことをおすすめする。パートナーが浮気していることは、ほぼ間違いないが証拠が無いなどの場合だ。
また、探偵事務所に依頼する場合に注意が必要なことがある。それは、調査をした結果パートナーが浮気をしていなかった場合だ。浮気をしていなかったことは喜ばしいことなのだが、パートナーに調査をしたことがバレてしまうと関係が悪化する場合がある。高額な調査費用が家計から支払われることにも納得がいかないだろう。さらに、パートナーが浮気を疑われたことで信頼関係が築けなくなるというリスクもある。探偵事務所に相談、依頼をする際には、十分注意しよう。
6.新婚まもなくの離婚もひとつの手段
新婚なのにパートナーの浮気が発覚をした場合、まずは修復を考えるだろう。結婚を祝ってもらったたくさんの友人や両親の顔を思い浮かべると、離婚は選択したくないと思うものだ。しかし、浮気の事実は消えることがない。修復できたとしても、再発するのではという不安がつきまとってしまうのだ。また、浮気されたときの心の傷は、簡単に癒えることはないだろう。パートナーを信頼できず、疑心暗鬼に陥ってしまうこともある。
関係の修復よりも離婚を選択することで、お互いにあらたな人生を踏み出すという道が待っているのだ。嫌なことは忘れて自由の身となることで、違う人生を楽しむこともできるだろう。周囲の目は気にせず、前に踏み出してみよう。離婚をする場合は、話し合いがスムーズにいかず、離婚調停や裁判になる可能性もある。慰謝料の問題もあるため、浮気の証拠を極力確保しておくことをおすすめする。
まとめ
新婚なのだから浮気なんてないと思っていないだろうか。新婚であっても浮気は十分起こりうるのである。もし、あなたとパートナーがこの記事の内容に当てはまるのであれば、パートナーと話し合いをする必要がありそうだ。まずは、パートナーとの現状を把握してみよう。そして、どのようなところを改善しなくてはならないのかを確認することが重要なのだ。間に合ううちに対策をして、関係を深める努力をしよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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