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浮気/不倫からの離婚不倫発覚!不倫に関わった人達のその後の生活はどうなっている?

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引かれ合った男女が親密な関係になっても不思議ではない。ただ「不倫」の場合は同じわけにはいかない。不倫の発覚により、離婚への道を歩む方法があるが、夫婦関係を継続する人もいる。また、嫌なことは忘れてしまいたい人もいるだろう。しかし、その後も不倫関係者の人生に支障をきたすことは少なくない。本記事では、不倫後の人生の歩み方や乗り越え方について、女性の視点を中心に紹介していく。

1.不倫をした側のその後

「不倫」は、パートナーがいるのにもかかわらず、ほかの異性と体の関係を持つ点が大きな特徴だ。また、法律上では「不貞行為」に該当する。ただし、体の関係がない場合でも、結婚生活の維持を侵害するような行為をすると、不貞行為と認められることがある。そのため、プラトニックな関係でも、やり取りしたメールの内容などによっては不貞行為になることを知っておこう。

実際、いろいろなケースがあるので、パートナーに異性の影が見え隠れしたときは判断に迷うかもしれない。しかし、不倫(不貞行為)かどうか迷ったときは、当事者に「既婚者がいること」「体の関係を持っていること」をもとに考えるとよいだろう。また、こちらの記事でも、それらを前提としてまとめていきたい。

不倫が発覚すると、夫婦関係になんらかの変化が起きることは少なくない。特に、不倫をした側には、なんらかの社会的制裁を与えられることは避けられないだろう。夫婦の信頼関係が破綻して、離婚に踏み切るのは十分考えられる。一方、離婚しない夫婦があることも確かだ。ここでは、不倫をした側のその後の人生について、いろいろなケースについて紹介する。なお、こちらの内容は「不倫をした側=男性」のイメージが少なくないが、「不倫をした側=女性」に当てはめることもできる。

1-1.関係が維持される場合(修復なし)

まずは、夫婦関係は維持するが、夫婦間の信頼関係が修復できない場合について。「不倫」とみなされる条件には、先述したように「体の関係」が含まれている。そのため、ほかの異性と親密な関係を持ってしまうと、夫婦の間に波風が立っても不思議ではない。もし、表面上では「夫婦」を演じていても、不仲の状態が続くことが少なくないだろう。つまり、結婚生活を続けると決意したものの、心のなかに「わだかまり」を抱いたまま、一つ屋根の下で生活することになる。

不倫の事実が確認できたが、被害者側(不倫をされた側)が見て見ぬふりをする場合、前述した状態になりやすい。やはり、表面上では平静を装っていても、パートナーと本心から向き合うのは難しいと考えられる。また、「不倫をされたのは自分に原因があるから」など、自分の至らなさを責めてしまう人もいる。一方、不倫されてもあまり気にしないなど、被害者側の考え方は人それぞれだ。

不倫をした人の立場が強いといった、夫婦間の力関係を見逃すこともできない。そのようなタイプの人は、パートナーへの裏切り行為をしておきながら反省する態度がみられないからだ。さらに、不倫をされた側に経済力がない場合、別れたくても我慢を強いられることが少なくない。不倫をした側は、不倫をされた側が1人で生きていくのが困難だと高を括っているため強気でいられるのだ。もし、自分が犯した行為によって、パートナーがどれだけ傷ついているか理解できるのなら、このように強気にはなれない。それ以前に、不倫自体がありえない話だ。

しかし、夫婦関係が修復できていないのにもかかわらず「自分たちは仮面夫婦」だと割り切っている人もいるので、正直いってタチが悪い。また、夫婦の信頼関係が破綻して隙間風が吹いているのに、それを受け入れたまま夫婦関係を続けるのはいかがなものだろうか。このような状態では、家に帰ってもくつろぐことができない。それどころか、なんらかの拍子で「三行半」を突きつけられるかもしれないのだ。不倫をした側は、その代償はあまりにも大きいことに気付くようになりたい。

1-2.関係が維持される場合(修復あり)

次は、不倫後も夫婦関係の維持ができて、信頼関係が修復可能なケースを紹介する。良好な夫婦関係を続けるためには、不倫をした側が心から反省できるかどうかが大きな鍵を握る。自分の行為を悔いることなく、開き直ったままでいる場合は、本来あるべき夫婦に戻れないと考えておきたい。問題はそれだけではない。不倫が発覚すると、夫婦だけでの問題では済まされなくなるのだ。家族や親戚など、近しい人に知られることも多い。このような理由もあり、結婚生活を続けるためには、まわりへの信頼回復が必要なことを把握しておこう。これは、夫婦間のトラブルの原因が「不倫」の場合だけでなく、いろいろなケースにも該当する。

夫婦関係を続けるためには、不倫は許されるべき行為ではないと認識したうえで、真摯に反省する必要がある。もちろん、不倫をした側にも言い分はあるだろう。平凡な日々に嫌気がさしたので刺激を求めた、家庭を壊すつもりは毛頭ないなど、不倫に走る理由は人それぞれである。また、家に帰るとグチばかり聞かされる、自分の居場所がないなど、精神的に追い詰められた結果、ほかの異性と過ごしたい人もいるだろう。もし、家庭に不満があるのなら、我慢しないで本音で話し合うことも必要だ。お互いの至らなさを反省することで、夫婦関係を見つめ直す機会にもなる。その結果、気持ち新たに夫婦生活を再スタートできるため、以前よりも良好な関係を築くことにつながるだろう。

夫婦関係を良好な状態で続けるためには、不倫した側が誠意を示すことも必要だ。不倫再発予防の「誓約書」へのサインを求められたら、素直に応じよう。また、「脅し文句」を突きつけられることがあっても真摯に受け止めたい。不倫の結果、パートナーに対して頭が上がらなくなることはよくある話。上から目線で行動を起こされると、納得できない気持ちにもなるだろう。しかし、本気でやり直したい気持ちがあるのなら、黙って受け入れることが大事ではないだろうか。

もちろん、夫婦関係修復のためには、前向きな言動が必要になる。相手のよいところを褒める、家事や育児など、家庭内での仕事をねぎらうことは欠かせない。ちょっとしたプレゼントを渡したり、旅行に出かけたりするのもよいだろう。過去は変えられなくても、未来を変えることは十分可能なことを知っておきたい。

1-3.離婚

不倫の発覚後、一つ屋根の下でいっしょに暮らしていても、夫婦関係の修復ができなくなるケースが少なくない。もちろん、夫婦関係を修復するためには、自分の過ちを真摯に反省したうえで、パートナーを大事にしていくとの決意が必要になる。それでも、修復できないところまできた場合は「離婚」という選択肢もあるだろう。ただし、離婚をするのは一筋縄ではいかないことを知っておきたい。また、不倫をした側からの離婚請求は不利になるのが一般的だ。不倫をしておきながら離婚を求めるのは、あまりにも虫が良すぎる話である。

離婚にともない失うものも少なくない。子どもがいる場合、親権をどちらが持つかが大きな課題になる。親権がもらえない場合、子どもと会う機会が大幅に制限されることもでてくる。また、慰謝料や養育費を請求された場合、生活の圧迫にもつながるため、苦しい生活を強いられる人も少なくないだろう。

離婚にともない、自分の姓をどうするかが大きな課題になる。元の姓に戻るほか、婚姻中の姓を使い続ける方法もある。また、旧姓に戻したうえで、職場では婚姻中の姓を使い続けることも可能だ。離婚したことを職場に隠しておきたい人もいるだろう。しかし、離婚成立を機にきちんと報告することが大切だ。これは夫婦共働きの場合でも同じこと。年末調整の書類にはパートナーの記載欄がある。また、家族手当などを支給する職場では、離婚報告をしないと不正受給として罰せられることも知っておこう。

なお、子どもがいる場合、夫婦が離婚しても子どもの戸籍は変動しない。そのため、自分の籍に入れるかどうか、自分と同じ姓にすべきかなどを考える必要がある。いずれにしても、夫婦が離婚すると子どもに与える影響は少なくない。離婚に至るまでには、やむを得ない理由があるだろう。不倫が原因で別れた場合、原因をつくった人が気まずい思いをしても自業自得になる。しかし、「子どもを傷つけないためにも不倫はよくない」と肝に銘じておこう。

1-4.不倫相手と再婚

パートナーと離婚した後、不倫相手と再婚する人もいる。不倫相手からパートナーとの離婚を迫られても、行動に移す人はどれくらいいるか疑問だ。不倫をしながらも、自分の家庭を壊したくない人が少なくないからだ。しかし、本気で離婚を考えて実行、再婚に踏み切るケースもある。また、不倫相手との新生活に喜びを感じる人がいることも知っておこう。

ただし「自分に非がある」という事実は動かせない。子どもを連れて別れた、かつてのパートナーから慰謝料や養育費を請求された場合、その支払いに窮することがでてくる。さらに、再婚相手との生活費も要るため、二重生活になるのは火を見るよりも明らかである。その結果、新生活の優先度が高くなり、養育費が支払えなくなるケースも少なくない。さらに、子どもに会えなくて寂しい思いをすることもあるだろう。もちろん、不倫による離婚や再婚が世間に知れることも多く、近所づきあいなどで肩身の狭い思いをするのは避けられない。

1-5.慰謝料・養育費の支払い

不貞行為を働くことで、不倫された側は不倫をしたパートナーと不倫相手に「慰謝料」を請求することができる。そのため、慰謝料の支払いを求められたら無視することができない。ただ、結婚生活を続ける場合、パートナーからの請求は一般的ではない。しかし、離婚に発展したときは、パートナーから請求される可能性がでてくる。なお、慰謝料の請求には「3年」の時効がある。時効については後述するが、離婚時に慰謝料の請求がなくても、後から請求される可能性を知っておきたい。

それとは別に、子どもがいる場合は「養育費」の支払いが出てくる。こちらは「親」としての義務だと理解しておきたい。養育費の金額は収入に応じて決まるほか、支払い時期は子どもが満20歳を迎えるまでが一般的になっている。なお、離婚に際してはいろいろと決めることがでてくる。慰謝料や養育費などは「口約束」ではなく、公証役場で「執行承諾条項付きの公正証書」の作成が推奨されている。もし、それらの支払いが滞ると、財産を差し押さえられると覚悟しておきたい。

2.不倫をされた側のその後

不倫をされた側が受ける苦痛は半端ではない。不倫の疑惑を持ったとき、不倫の証拠をつかんだときはもちろん、不倫が解決した後も精神的負担を強いられる。また、その期間が長く続くことも予想される。ここでは、不倫をされた側がどのような生活を送っているのかについて紹介していく。

2-1.関係が維持される場合(修復なし)

夫婦が良好な関係を持続するためには、双方の信頼関係は不可欠である。そういう意味でも「不倫」は徹底的なダメージにもなりかねない。夫婦関係を続けるにしても、以前の関係には戻れない可能性が多くなる。これは、不倫以外の場合にも通じる話。

正直なところ、相手から裏切られたという気持ちが強いので、些細なことでも口論に結び付く恐れがある。また、仮面夫婦の状態になり、一つ屋根の下で暮らしていても夫婦関係が冷え切っていることもあるだろう。さらに、不倫した側のほうが強い立場にあると、被害者はさらなる苦痛を強いられてしまう。パートナーに不倫されながらも耐え忍ぶという、なんとも理不尽な日々を送ることが少なくないからだ。

このような状態を長く続けるといろいろな面で弊害がでてくる。もちろん、夫婦間だけで収まらない。子どもがいる場合、子どもへの影響を考える必要があるからだ。夫婦関係が良好かどうか、子どもが察することが少なくない。両親が仲の良い姿を見ていると安心できるが、よそよそしい雰囲気を感じると不安な気持ちを抱いてしまう。その結果、親の顔色を見ながら行動することにもなりかねない。夫婦がお互いを無視するのはよくないが、言い争いをするのも避ける必要がある。

これは、不倫が原因の場合だけではない。どのような事情があるにしても、親は子どもを守ることが大切だ。そのため、居心地のよくない家庭に留まるよりは、子どもを連れて別居するのも一案だろう。そのうえで、パートナーと子どもとの面会制限を行う方法もある。ただし、このような状況をつくることは、子どものためにもよくない。子どもが別居状態の親と会いたくない場合はともかく、必ずしもそうとは限らないからだ。

2-2.関係が維持される場合(修復あり)

パートナーに不倫をされると、自分の存在を否定されたような気持ちになる。その結果、不倫した人だけでなく、不倫相手に対する憎しみの感情が芽生えるのは無理からぬこと。そのようななかでパートナーとやり直すためには、不倫された側が寛容な気持ちになる必要がある。割に合わない話かもしれないが、夫婦関係の修復にはお互いの歩み寄りが欠かせないからだ。

夫婦として再スタートするためには、お互いの「わだかまり」をなくすことから始めよう。もちろん、不倫した側に反省の色がないのは論外だ。しっかり反省してもらって、謝罪の言葉を聞き出す必要がある。しかし、不倫した側が過ちを反省しているのに、それを聞き入れず、自分の意地を通すのは得策ではない。もちろん、不倫された側のほうが有利になる場合も多いが、それに胡坐をかくのは止めよう。

「不倫」という前歴があると、ちょっとした言動にも敏感になりがちだが、相手を拘束してしまうと息が詰まってしまう。その結果、逃げ道を探すことにもつながるだろう。それ以前に、相手を恨む気持ちを持ち続けると、自分が持っている魅力さえも失ってしまう。心のなかにモヤモヤした気持ちがあると、顔や態度に出てしまうので注意が必要だ。これまで夫婦の会話が少ないのなら、意識して話をする機会を持つとよいだろう。「外食の日」をつくるなど、2人の新たな歴史を刻んでいけるように努めよう。

2-3.離婚

夫婦の信頼関係を再構築するためには、夫婦2人が手を取り合って努力する必要がある。もちろん、不倫をされた側が抱えるストレスの大きさは半端ではない。そのため、心身のバランスを崩してしまうことも考えられる。もし、どうしても関係の修復が叶わない場合は、離婚を選んでもやむを得ないだろう。また、第三者は、そのような道に進む人を責めてはいけない。離婚を考えている人は、今後の生活につて具体的に考えておこう。

離婚した結果、独り身になるので寂しい日々を過ごす人は少なくない。子どもがいない人はいうまでもない。また、子どもがいる場合は、子どもがパートナーの元に残ることもあるからだ。さらに、今後の生活への不安も出てくるだろう。パートナーに尽くすだけで自分磨きする機会がなかった人は、途方に暮れることが考えられる。子どもの親権をどうするかも大きな課題になる。子どもと一緒に新生活を踏み出す場合は、養育費の取り決めをしっかり行いたい。ほかには、慰謝料や財産分与などをどうするか確認することも大切だ。

また、離婚にともない、これまでの生活が一変することは避けられない。新な生活を始めるためのハードルが高くなるのは事実だ。離婚をした人のなかには、養育費をきちんと受け取りながら、ひとり親家庭で頑張って人もいるだろう。ただし、必ずしも養育費がもらえるとは限らないことを知っておきたい。「執行承諾条項付きの公正証書」を作成しても、相手に財産がない場合は強制執行ができない。また、養育費の支払い能力があるにもかかわらず、滞納する人も少なくないからだ。

離婚後は、職場などへの連絡を欠かすことができない。在学中の子どもを連れて引越しをする場合は、転校手続きなども必要になる。自分だけでなく子どもの姓も変える場合は、子どもへの配慮を忘れてはならない。さらに、新しい環境に慣れるまでは、生活のリズムをつかむために時間が掛かることを知っておこう。そのためには、離婚経験者に話を聞くのもよいだろう。根掘り葉掘り聞くのはよくないが、なんらかのアドバイスが受けられるかもしれないからだ。

なお、夫婦が離婚しても、子どもにとってはどちらも大切な親である。どのような理由で別れた場合でも、元パートナーの悪口は控えたい。離婚後は、元パートナーとの付き合い方が大きな鍵になる。両親の離婚は大きなショックだが、子どもはそれを乗り越えて明るくのびのび育つことができる。逆に、子どもに励まされる人も少なくないだろう。子育てのためには、まわりの理解や協力が必要になる。自分たちだけで頑張りすぎないで、頼れる人には頼るようにしていきたい。

3.不倫された側がその後をどのように乗り越えたか

不倫はパートナーに対する裏切り行為であり、本来、許されるものではない。そのため、不倫された側が離婚を選ぶのも無理からぬ話である。一方、理不尽な思いをしながらも、離婚しないで乗り切った人もいる。いずれの道に進むにしても、相当のエネルギーが必要になる。ここでは、不倫された側(女性)が乗り越えた方法を紹介していく。進むべき道に迷う人は参考にしてはいかがだろうか。

3-1.誓約書へのサイン

不倫したパートナーを問い詰めるのはよくある話。その結果、相手からの謝罪があるだろう。しかし、その言葉を真に受けるだけでは不十分かもしれない。ここでは、不倫された側が強気にでて「離婚届」と「誓約書」をもとに交渉を行ったケースを紹介する。

子育てに追われ自分磨きができない日々が続き、夫に見切りをつけられてしまった。次第に、女性の存在が見え隠れするようになっていく。しかし、小さい子どもを抱えて働く余裕がないため、夫のほうは、離婚などあり得ないと考えていたようだ。それだけに「離婚届」を突きつけ、離婚か関係修復かの2択を迫ったときは驚いたようす。夫は謝罪して家庭を選んだが信用ならない。そこで、弁護士に依頼した「誓約書」にサインを迫った。それだけに留まらず、不倫相手に電話をかけて慰謝料を請求する可能性を示した。その後、夫婦の関係修復を目指して歩んでいる。不倫されたときは、強気にでることが大事だと実感した。

3-2.夫の会社に連絡

パートナーの浮気が発覚したときは、一人で悩むのではなく、信頼できる人に相談することも大切。ここで紹介するのは、夫の会社に連絡をして不倫後の関係修復へとつながったケース。

身だしなみを気にする、趣味が変わるなど、夫の変化に不倫を疑うようになった。相手は夫の会社に勤める女性だと特定、慰謝料の請求も行った。それでも夫は反省するようすがない。そこで、夫の会社に連絡したところ、幸いにも上司が親身に話を聞いてくれた。さらに、不倫ができないための見張りも。上司から2人への忠告が功を奏したこともあり、2人の関係が遠のくようになった。不倫をされたまま落ち込んでばかりだと、このような結果は得られなかった。思い切って行動してよかったと感じている。

3-3.心療内科に相談

パートナーの不倫によって、大きなショックを受けるのはよくある話。しかし、一人で抱え込むのはよくない。ここでは、心療内科での相談で人生を乗り切ることができたケースを紹介する。

子育てに忙しいなか、夫が不倫をしているのを知った。その後も不倫関係が続き、子どもの誕生日すら忘れてしまうほどになる。このような日々に耐えられなくなり、心療内科の扉をたたく。自分は、感情を溜め込んでしまうタイプなので、それがマイナスに働いたようだ。心療内科では睡眠薬の処方を期待していたが、先生には親身に相談に乗ってもらえた。そのおかげで離婚への覚悟もできるようになる。離婚後の子どもたちとの安定した生活を強く意識した結果、離婚にともなうストレスも克服できた。

3-4.話し合いを行う

不倫の発覚後は、今後の進むべき道について、夫婦できちんと話し合いすることが大切だ。また、不倫相手を交えて話し合いするのも必要かもしれない。ここでは、不倫相手も巻き込んで話し合いを行い、不倫を乗り越えたケースを紹介する。

夫と同じ職場の女性との不倫関係を知る。心を落ち着かせたうえで、離婚の有無には関係なく証拠は集めようと考えた。しかし、専業主婦で興信所に払うお金がなかったため、証拠は自力で集めることにした。動かぬ証拠を突き付けた結果、離婚しないでほしいと懇願される。そこで、不倫相手を呼び出し、慰謝料の請求はしないので夫と別れてほしい旨を伝えた。もちろん、離婚という選択肢もあった。しかし、自分が離婚した後で、不倫相手との新生活を想像すると許せない思いがこみ上げてくる。また、経済的に安定するためにも、離婚せずに関係修復する道を選んだ。

3-5.問い詰めずに尽くす

不倫に走ったパートナーに怒りを持ち、感情をぶつけるのはよくある話。しかし、パートナーとの関係が修復できるかどうかはわからない。ここで紹介するのは、不倫を問い詰めず、尽くし切ることで関係の修復を行ったケース。ちなみに、こちらも職場内での不倫。

夫の行動に不信感を抱き不倫を確信、興信所での証拠集めを検討した。ただ、離婚の意思がないため思いとどまる。こちらから積極的な会話を試みるも、夫婦の距離が縮まることはなかった。その後、夫の職場にお弁当を届けることを決意する。連日のように職場通いすることで、職場の様子を把握できるようにもなった。その結果、不倫相手から距離を置くようになる。また、健気に尽くす妻に夫が愛情を感じてくれるようになり、夫婦関係の修復につながった。不倫されると怒りたくなるが、問い詰めずに尽くしたことがよかったと感じている。

4.不倫された側がその後に抱える様々な悩み

パートナーの不倫を知ると心穏やかではいられない。その後、夫婦関係を続けるかどうか迷い、具体的な解決策を模索することになる。しかし、不倫問題がひと段落しても根本的な解決にはならず、いろいろな悩みを抱えたまま暮らす人が少なくない。ここでは、不倫問題のひと段落後、不倫をされた側(女性)に起こりうる可能性について、代表例4つを紹介していく。

4-1.子どもまで愛せなくなってしまった

パートナーの不倫を知ったのを機に、体調を崩すこともあり得る。また、そのときの状況がトラウマになり尾を引くことも少なくないのだ。ここでお話しするのは、不倫した夫だけでなく子どもまで愛せなくなり離婚して後悔したケース。

出産を間近に控えたとき夫の不倫を知り、その衝撃から産気づいてしてしまう。子どもは無事誕生したが、期待していた幸せな出産ができなかったことを恨む。その結果「夫の不倫と子ども」をセットで考えるようになった。夫のことを許せないだけでなく、子どもにも八つ当たりする日々が続く。診療内科を受診したり、1人になる時間をつくったりしたが、根本解決には至らなかった。むしろ、事態は悪化するばかりで、ついに離婚を決意、子どもまで手放してしまう。年月が流れ、過去を振り返れるようになったいま、夫の話を十分聞かなかった自分を後悔している。

4-2.病気を移されてしまった

不倫かどうかの判断基準の一つに「体の関係の有無」がある。もし、不倫相手が病気を持っていた場合、パートナー経由で自分に移る可能性も少なくない。ここで紹介するのは、パートナーに病気を移されながらも離婚できないケースである。

不快な症状を感じて病院に行ったところ病気が発覚、しかも、夫からの感染だとわかった。それがきっかけで夫の不倫がわかった。なんと、夫の不倫相手が性感染症だったのだ。結婚後は家庭優先の生活を求められ、専業主婦の期間が長かった。そのため、経済的な余裕がなく、自分から離婚を切り出すことができずに悔しい思いをした。もちろん、夫からは謝罪の言葉があったが、いっしょに暮らしながらも釈然としない自分がいる。

4-2.不倫相手が乗り込んでくる

不倫の発覚にともない、なんらかの変化が起きるのは夫婦関係だけではない。不倫相手が絡むことも少なくないのだ。また、不倫相手の怒りは「夫」ではなく、被害者である「妻」に向けられることもでてくる。ここで紹介するのは、不倫相手が乗り込んできたケース。

ある日、外出先から戻ると、玄関付近のガラスが破壊されていた。警戒しながら、恐る恐る玄関の扉を開けると、見覚えのない女性用の靴が目に入った。さらに、キッチンには見知らぬ女性の姿がある。なぜか電子レンジを凝視していた。その女性は夫の不倫相手だと確信。「妻とは別れる」といいながらも煮え切らない夫の態度にしびれを切らし、家を突き止めて乗り込んできたようだった。想定外のできごとに、すっかりうろたえた。自分では対処できないため、警察に連絡してパトカーのお世話になる。その後、女性は夫のストーカーみたいになった。嫌がらせがどんどんエスカレートするのは、不倫相手によくみられる行動だと知る。自分たちでは解決が難しいので、弁護士に依頼する方法を選んだ。

4-4.体に触れることができなくなる

不倫したパートナーからの謝罪を受け入れて、最初からやり直す夫婦は少なくない。そのためには不倫された側の努力も必要だが、無理をするといろいろな支障がでてくる。ここで紹介するのは、パートナーの体に触れることができなくなってしまったケース。

夫の不倫発覚後、離婚せずに関係修復を試みることになった。夫はもちろんのこと、妻のほうも最大限の努力を行い、デートや旅行などの時間をつくるようにした。また、夜の営みにも応じた。正直、抵抗があったが、自分が拒否すると不倫に走られるのが嫌だったからだ。2年ほど経ったころ、帯状疱疹や失声症などいろいろな病気に罹るようになり、ストレスが原因だと診断される。夫と話し合った結果、別々の道を歩むようにした。おかげで精神的にも楽になり、元夫とは良好な友だち関係を築いている。

5.不倫発覚後の対処法

パートナーの不倫が発覚すると、不倫された側が受けるダメージは想像を絶するものがある。そのショックを乗り越えて次のステップに進むためには、個人の力だけでは抱えきれない状態になることが少なくない。そのようなときは、第三者の力を借りることが大切だ。また、パートナーとの話し合いも検討する必要がある。ここでは、不倫発覚後に行いたい対処法を3つ紹介していく。

5-1.心療内科を受診

人生の岐路に立たされたとき、大きなストレスを感じることが少なくない。結婚している人にとって、パートナーとの死別による心身への影響は計り知れない。また、パートナーとの離婚にともなう影響も大きなものがある。離婚の原因の一つに「パートナーの不倫」が含まれる。

パートナーの不倫が発覚後、どのような道を選ぶのかはケースバイケース。離婚を望まない人もいれば、パートナーと別れて自由になりたい人もいるだろう。夫婦としての歴史を刻んでいく途上には、いろいろな障壁が立ちはだかっている。それらを乗り越えるためには、頑張りすぎないことが大切。体調不良などを感じたときは、原因を確かめたうえできちんと治療する必要がある。そのためには、心療内科を受診することも考えよう。

いろいろとストレスが多い現代社会を生き抜くためには、心身をよい状態に保つことが大切である。もし、不眠症や精神的なストレスなどを感じたときは、心療内科を受診したほうがよい。心療内科は、ほかの診療科とは異なり、じっくり話を聞いてもらうことができる。薬の処方だけでなく、カウンセリングに力を入れているからだ。自分が抱える悩みを解決するためにも、心療内科を訪れてはいかがだろうか。

心療内科は、家族といっしょに受診することができる。むしろ、家族といっしょの受診が望まれるケースも少なくない。なかには、夫婦を対象とした「カップルカウンセリング」を行っているクリニックもある。こちらでは、夫婦間で発生したあらゆる問題を対象にしている。そのため、不倫にともなう悩みを解決するために訪れてもよいだろう。離婚する夫婦が多い時代にあって、夫婦で心療内科を訪れるケースも増える傾向にある。

5-2.弁護士に相談

パートナーの不倫を知ったとき、これから進む道に迷う人は少なくない。夫婦関係を続けるにしても、離婚するにしても、これまでの生活が一変する場合も多い。子どもがいる人は、子どもの親権や養育費などの問題も考える必要がある。夫婦間で話し合いができるのが理想だが、それが難しい場合は弁護士への相談を考えよう。ただし、弁護士が扱う案件は多岐にわたるため、不倫や離婚などに詳しい法律事務所に依頼することが大事なポイントだ。

弁護士に相談することで、いろいろなアドバイスが受けられる。先述した体験談「誓約書へのサイン」でも触れたが、不倫再発時の罰則を「誓約書」にしたいときは弁護士に依頼したほうがよい。また、協議離婚時に作成がすすめられる「執行承諾条項付きの公正証書」の内容や書き方などについても、弁護士に相談すると安心できる。

「慰謝料」の存在も見逃せない。不倫の発覚によって精神的ダメージを受けたときは、両者(不倫をしたパートナーと不倫相手)に対して慰謝料の請求が可能になる。ただし、結婚生活を続ける時点では、パートナーへの請求は現実的ではない。これらについては先述したが、ここで改めて確認しておこう。加えて、離婚により両者に請求する場合も、法的に認められた金額の二重取りができないことを知る必要がある。

注意すべきは慰謝料の請求には「3年」の時効がある点だ。しかも、時効の数え方は一律ではない。離婚したときからだけでなく、不倫の事実を知ったとき、婚姻関係が破綻したときから数え始める場合もある。さらに、3年の間に裁判を起こした場合は時効が中断する。時効について正しく把握するためにも、不倫が発覚したときは少しでも早く弁護士に相談したい。また、離婚のときは気持ちの余裕がなくなるケースが少なくない。そのため、離婚成立時に慰謝料の請求をしなかった人は、あきらめずに相談してみよう。

なお、離婚は双方の話し合いによる協議離婚が一般的。しかし、それで解決できない場合は離婚調停、さらに、離婚裁判に発展する場合もでてくる。どのような展開になるにしても専門的な知識は欠かせない。新たな人生を始めるためにも、弁護士への相談を検討しよう。

5-3.パートナーとの話し合い

パートナーの不倫を知ったとき、心穏やかではいられなくなる。感情的にパートナーに詰め寄ったり、不倫相手を問い詰めたりしたくなるだろう。しかし、そのような行動は決して褒められるものではない。夫婦が別々の道を歩むにしても、パートナーとはきちんと向き合う必要がある。今後の人生を決めるのは、それからでも遅くない。むしろ、後悔しないためにもパートナーとの話し合いは不可欠だと考えておこう。

1人で悩みを抱え込んでいると、つらい気持ちばかりが積み重なってくる。このような思いを軽減するためにも、勇気を出してパートナーに歩み寄ることも必要だ。夫婦は「空気のようなもの」といわれるが、実際、口にしないと伝わらないことも多いからだ。不倫された側は割に合わないかもしれない。しかし、不倫した側は、自分が犯した過ちを後悔していることが少なくない。お互いが歩み寄ることで、解決策が見つかることを考えよう。

そのためには、双方が本音で向き合う必要がある。相手に直してほしいことがあれば、素直な気持ちで伝えよう。また、日常的な家事に感謝できる自分でありたい。その気持ちを形にするためには、外出時にお菓子を買って帰るのもよいだろう。これらは夫婦双方にいえる話だ。さらに、2人でできる趣味などを見つけることで、夫婦共通の話題づくりにも役立つ。もちろん、パートナーに飽きられないように、身だしなみにも注意を払う必要がある。新たな気持ちで夫婦生活を送るためには、日常の些細な積み重ねが大切だと知っておこう。

まとめ

パートナーの不倫が発覚すると、今後の人生が一変することが少なくない。しかし、夫婦関係を続けるにしても離婚するにしても、生活そのものは続いていく。1日・24時間はすべての人に平等だからだ。もし、1人で悩みを抱え込んでいても新たな進展は生まれない。また、不倫問題の解決には至らないだろう。そうならないためには、いろいろな人の事例や対処法を参考にしてはいかがだろうか。

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