浮気/不倫の疑い母の浮気が疑わしいとき何ができる?今取るべき行動や対処法を紹介
自分の母親が浮気をしているかもしれない、そう悩んでいる子供は、実は少なくない。ここでは、母の浮気を疑っているときにまずチェックしたい浮気のサインや、よくある浮気の理由を解説する。また、浮気が子供に与える影響や、母の浮気が疑わしい際に取るべき行動なども見ていこう。万が一、本当に母が浮気していた場合の対処法も紹介するので、子供の立場で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。
1.母の浮気が疑わしいとき確認したい浮気のサイン
母親が浮気をしているかもしれない、そう思うきっかけは何かしらあるだろう。ここからは、母の浮気を疑ったら確認してみてほしい、6つのサインについて紹介する。浮気をしている女性は、急に服装がきれいになったり、外出する機会が増えたりと、何かと行動が変わることが多いのだ。
1-1.急に服装やメイクに気を遣うようになった
女性が浮気を始めた場合、急に服装やメイクが変わることも多い。特に、普段はノーメイクで服装も同じようなものばかり着ていた母親が、最近はメイクに気を遣い、服装もオシャレになった場合は、好きな男性が出来た可能性もある。また、髪型を急に変えたり、化粧品が増えたりした場合も要注意だ。おしゃれや見た目に気を遣うようになった場合、何かそうなるきっかけが生まれた可能性がある。もちろん、それだけの理由で浮気をしているとは限らない。夫婦関係の改善のためや、仕事を始めたなど、浮気以外の理由の可能性もあるだろう。ただし、若作りをしたり、女性らしい服装に気を遣ったりするケースは、異性を意識してイメージチェンジを図っていることもあるのだ。
1-2.外出する機会が増えた
母親が何かと理由をつけて、外出する機会が増えるケースも要注意だ。特に、おしゃれをして外出する機会が増えた場合、父親以外の男性と会っているケースも考えられる。また、以前は月に1回程度しか出かけないような母親が、毎週のように出かけるようになるのも怪しいだろう。急激に外出回数が増えた場合、会う約束をしている人がいる可能性が高い。そして、外出する理由にも注目して欲しい。何かにつけて「友達と会う」「同窓会が入った」「職場の飲み会」といった当たり障りのない理由を言っている場合も、浮気の可能性がある。こちらが連絡をとれないような相手と頻繁に会っている場合は、会う人が誰なのかを知られたくないケースも多いのだ。
1-3.スマホを手放さなくなった
浮気をしていると、男女を問わず「スマホが手放せなくなる」というケースは多い。いまやスマホは大切な人と連絡を取る重要なツールであり、毎日のようにSNSを通じて相手と連絡を取っている可能性もある。浮気相手とのやり取りを家族に見られるわけにはいかないので、スマホが手放せなくなるのだ。具体的には、いつも自分のポケットに入れて持ち歩いていたり、トイレやお風呂にまで持って行ったりすることもあるだろう。以前はダイニングテーブルにスマホが置きっぱなしだったのに、今では家族に自分のスマホを触られるのがイヤで、肌身離さずスマホを持っている場合は浮気の可能性がある。見られては困る何かが、スマホにある可能性も高いのだ。
1-4.理由もなく優しくなった
母親が、「ここ最近急に優しくなった」という場合も、何か隠しているケースがある。浮気をしていると、家族を裏切っている罪悪感から、夫や子供に対して急に優しくなることも多いのだ。例えば、浮気相手とデートをして帰りが遅くなった場合、家族に謝罪する意味で手みやげなどを買う人も多い。また、以前は子供の行動に対して非常に厳しくても、自分が浮気を始めたあとは、子供の行動に対しても許容する範囲が広がることも多いのだ。
このように、浮気をしている人は、浮気の罪悪感から家族に対して急に優しくなることは多い。また、自分にやましいことがある後ろめたさから、気づかれないようにしようと思い、極端な行動になってしまっていることもある。例えば、普段は門限などに厳しい母親が、子供が門限を破って夜中に帰って来ても「そういうこともあるわよ」と言って、怒るべき時に怒らないといったケースもみられる。
1-5.新しい趣味や嗜好が増えるようになった
母親に、今までは見られなかった趣味や嗜好が現れたら、浮気を疑う必要もあるだろう。例えば、以前は「釣りなんかに興味はない」と言っていたのに、急に釣りを始める、といったパターンだ。特に、釣りやバイク、フットサルなど、割と男性が好きなような趣味に興味を持った場合、好きな人の影響の可能性もある。誰でも、年齢を問わず、好きな人の影響は受けやすい。以前は嫌いだと言っていた趣味や嗜好品に対しても、浮気相手が好きなものなら自分も好きになってしまうことは多いのだ。また「なぜ急にそんな趣味を始めたのか?」と問い詰めた場合「友達の影響だ」などと言い訳することが多いだろう。
1-6.帰宅時間や休日の予定をしつこく聞いてくるようになった
浮気をしている人は、家族がいないときに羽を伸ばしたい気持ちが強い。そのため「家族の帰宅時間や休日の予定をしつこく聞いてくる」場合、浮気をしている可能性もあるだろう。通常、自分が浮気相手と会うとき、家族には自分が外出していることを隠したい気持ちが強い。そのため、家族が帰ってくる時間や休日の予定などを、つい執拗に聞いてしまうのだ。また、家族が泊まりの用事があるときに、自分はその都合に合わせて浮気相手と泊りがけのデートを計画する母親もいる。そのため、泊りの用事がなくなったり、帰りが早いと答えたりすると、ガッカリされるケースもあるだろう。また、計画的なデートの予定がある場合は、その日の予定を何度も聞いて来ることもある。
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2.母の浮気の理由で考えられること
母親が浮気をしてしまう理由には、周りの人との環境や、夫との関係がうまくいかないといった理由がある。決して許される行為ではないものの、さみしさやむなしさが根底にあり、浮気に走ってしまう母親もいるのだ。ここからは、既婚女性が浮気(不倫)する場合の、よくある理由を紹介する。
2-1.周りの人や環境に影響されて
既婚女性の不倫は、ちょっとした遊びがきっかけのこともある。例えば、男性が多い職場で働いている女性の場合、飲み会でお酒飲んだ勢いで、つい関係を持ってしまった、というケースも少なくない。女性の社会進出が進んだ現在、母親という立場の女性であっても、職場の男性に惹かれて浮気をしてしまうことは多いのだ。
また、職場で不倫関係のある男女を見聞きしたりすると、自分もちょっとした火遊び程度は良いのでは、と思ってしまう。最初はご飯だけでもと思っていた男性と、徐々に深い関係になることもあるだろう。そして、子供が成長するにつれ、自分の趣味を持つ母親も少なくはない。子育てで手が離れ、空いた時間にジムに通いだしたとする。そこでタイプの男性と顔を合わせるうちに、不倫へと発展するといったこともあるだろう。
2-2.家族に不安やむなしさを感じて
多くの女性は「自分を大切にしてほしい」と思っている。しかし、結婚当初は妻に対して優しかった夫が、時が経つにつれ冷たくなっていくことは多い。特に日本人男性は愛情を言葉で伝えることをしないため、会話が減ってきた時点で女性は「自分は愛されていない」とむなしさを抱えることが多いのだ。夫に対し、不満やむなしさを感じると、気持ちを埋めるために浮気をすることもある。
また、子供がある程度成長するにつれ、同じようなむなしさを感じることもあるだろう。小さい頃はスキンシップが多くたくさん愛情を注げても、子供が思春期を迎えるにつれ、母親を必要とする子供は少なくなる。子供との時間が減るとさみしさも募り、自分を必要としてくれる人を探したいと思ってしまう。こうした寂しさは父親も同じであり、子供の成長とともに浮気をする父親も多い。また、夫の浮気疑惑があったり、子供の独り立ちや反抗期が起きたりすると、他の男性へ走ってしまう母親も多いのだ。
2-3.新しい刺激を求めて
結婚生活は、毎日同じ流れの繰り返しになりがちである。そのため「刺激を求めて」浮気をしてしまう既婚女性も多い。若い頃は、自分のためにお金を使い、好きな趣味を持ち、仕事もバリバリとこなしてきた、という女性が多いだろう。しかし、結婚をしたあとは子育てが優先になり、お金も住宅ローンや学費のために自分では好きに使うことができず、毎日毎日、家族のために家事や育児、仕事をこなすといった生活を送ることが多くなるだろう。その生活は結婚をしている限り続くことになり、単調な生活にストレスがたまる女性も多いのだ。そのため、刺激を求めてSNSなどを通じて浮気相手を探してしまう既婚女性もいる。新しい刺激を求めて、火遊びの不倫が始まることもあるのだ。
2-4.夫に不満や物足りなさを感じて
浮気をする母親は、実は「夫との関係に不満がある」というケースが非常に多い。夫婦関係における問題は、どちらか一方が悪いということはほとんどないだろう。しかし、双方が夫婦生活を改善する努力をせず、時間が経過する度に夫婦関係が悪化していけば、妻が他の男性に走ってしまうケースもある。特に、子供から見て、父親側にモラルハラスメントやDVがある場合は要注意だ。父親からの嫌がらせに耐えながらも夫婦を続けている場合、浮気という形で母親がストレスを発散させていることもある。
また、母親の不倫は、その夫が不倫をしているケースもある。夫に対する復讐や当てつけのために、自分も浮気行為をしてしまうのだ。そして、結婚生活が長くなり、刺激がなくなってしまったり、夫にときめかなくなったりしている場合も、不倫に走るケースがあるだろう。
2-5.まだまだ女性として見て欲しいと感じて
女性は現実的な考え方を持つ反面、いつでもときめいて「女性として生きていたい」と思う部分も持っている。夫が自分を女性として扱ってくれない場合、他の女性扱いしてくれる男性を求めることもあるのだ。例えば、欧米の男性の場合、妻に対しては何歳になっても「キレイだよ」「愛しているよ」という言葉を掛けるのが一般的だ。しかし、日本人男性の場合は、結婚後の妻に対してそうした言葉をかけることは滅多にない。そのため、女性側は不満が募り、自分をちやほやしてくれる他の男性と関係を持ちたいと思ってしまう。ちやほやしてくれる男性がいることで、自分を輝かせることができるのだ。
また、独身の頃にモテていた女性も、浮気に走りやすい傾向がある。独身の頃に多くの男性からアプローチされていた女性は、その頃の輝いていた自分が忘れられないことが多いのだ。その人生をまた取り戻したいがために、不倫という形で他の男性と関係を持ってしまうこともあるだろう。
3.母の浮気が子供に与える影響
母親が浮気をすると、子供に与える悪影響は大きい。自分はもとより、幼い弟や妹がいる場合は特に、母の浮気が子供にどのような影響を与えるか気になる人もいるだろう。ここからは、母親が浮気をしている場合、その子供に与える影響について具体的に見ていこう。
3-1.母を尊敬しなくなってしまう
当然ながら、子供にとって親の浮気は「良くないこと」であり、浮気をした母親に対して尊敬できなくなるだろう。父親という異性が身近にいながら、他の男性と関係を持つ母親は、子供にとって大きなショックだ。親は子供にとって一番身近でお手本にできる存在だが、それが失われてしまうのである。母親が浮気をしていると分かった時点で、子供は母親を尊敬しないばかりか、軽蔑に近い感情となることもある。母親を「気持ち悪い」と感じるようになることも少なくない。そのため、何を言われても「浮気をしているくせに」「ほかに男がいるくせに」と感情的になり、親子関係は悪化してしまう。 また、尊敬しない母親の助言を聞き入れることができないため、人生の分岐点で迷ったり困ったりする可能性もある。例えば、自分が結婚をしようか迷っているときに「良い人だから結婚しなさい」と母親に言われても、浮気をしている人からのアドバイスは信じられないこともあるだろう。母親の助言が信じられず、人生における相談ができなくなるケースもあるのだ。
3-2.自分を否定するようになってしまう
母の浮気は「自分のせいではないか」と感じる子供も少なくない。母親の浮気が発覚すると、家族が普通ではない状態だと感じるだろう。それにより、家族がバラバラになるかもしれない恐怖心を持ち、そもそも浮気の原因は自分のせいではないかと思う子供も多いのだ。「もっと自分が良い子だったら」「お父さんとお母さんをもっと仲良くさせていたら」など、自分にできなかったことを考え、自己否定につながる場合がある。
そして、浮気の疑惑や事実をきっかけに、家族で言い争いが起きたりすると、ますます否定に拍車がかかるだろう。「あのとき受験に合格していたら、お母さんは浮気なんてしなかった」「もっと言うことを聞いていれば、お母さんは浮気しなかった」など、自分を責め、自己否定に拍車が掛かってしまう。自己否定はネガティブな思考を生み、子供の人格形成に影響がある。大人になっても自己否定が原因でうまく社会に溶け込めないケースもあり、母親の浮気が原因で子供の人生がうまく運ばないケースもあるのだ。
3-3.人間不信になってしまう
母親の浮気は、子供の人間不信につながることにもなる。子供は、基本的に両親が大好きであり、尊敬をしている。しかし、浮気行為は、尊敬をしていた大好きな母親が、同じく大好きな父親を裏切った行為だ。それを知ったとたん、母親を信じられなくなってしまうだろう。一番尊敬できる母親が信じられない存在になると、周りにいる人間も信じられなくなるケースも多い。
例えば、子供が将来恋人を作っても、自分の母親のように浮気をするのではないかと、恋人のことを信じられなくなるのだ。特に男の子の場合、母親の浮気で異性に対しての不信感が特に強くなることもある。彼女に対して異常に束縛をしたり、言うことを聞かないと暴力を振るったりするケースもあるのだ。また、人間不信に陥ると、対人関係は苦手になってしまう。誰もが信じられず自分の敵に見えて、友達を作ることが苦手になることもあるだろう。
3-4.多大なる精神的ストレスを受けるようになってしまう
母親の浮気が明るみになり、家族間でいさかいが絶えなくなると、子供は多大なるストレスを受ける。浮気という問題は大きな夫婦喧嘩に発展することも多く、毎晩のように夫婦が暴言を吐くことも珍しくはない。そうした家庭環境で育った子供は心や脳にダメージを受けるという研究結果もある。日常的に夫婦の暴言を目の当たりにすると、子供の脳は異常をきたし、怒りや不安を感じやすくなって、キレやすい性格になってしまうのだ。また、視覚にも悪影響を及ぼすため、記憶力や学習能力が低下するデータも存在する。
子供は自分の家の両親が仲良く、幸せな家族であることを望んでいるのに、いさかいが絶えないと常に悲しい気持ちになってしまう。また、いさかいが起きるたびに、先が見えない不安を感じるのだ。思春期を迎えた子供はもちろん、小さな子供であっても、今後自分がどうなるのかわからない状況を察して、心に傷を負ってしまうだろう。
3-5.親の真似をしてしまう
親が浮気をしていると、子供が将来大人になったとき、同じように浮気をしてしまう可能性もある。親とは子供にとって教科書のような存在でもあるので、悪い面を模倣してしまうこともあるのだ。子供が結婚をして親になった後、夫婦関係があまり良くない状況に陥ったとする。浮気はいけないと頭では分かっていながらも「うちの母親も浮気をしてストレスを発散していた」という事実があれば、親がやっていたことを真似してしまうケースも多いのだ。
また、親が浮気を繰り返しているような場合、浮気は悪いことだと認識できない大人に成長する可能性もある。自分が浮気をして配偶者を傷つけても「うちの親も浮気を繰り返しながら夫婦生活を続けていた」などと正当化し、浮気を繰り返す大人になることも考えられる。そして、子供は知らず知らずのうちに親に似た人を好きになる傾向が高い。親が浮気をしている場合、浮気をする人物をパートナーに選ぶ可能性もあるのだ。
4.母の浮気が疑わしいときあなたがすべきこと
自分の母親が浮気をしているかもしれない。そう感じたとき、多くの子供はショックを受けるだろう。しかし、感情的になって、母親にいきなり浮気のことを問い詰めるのは良くないのだ。ここからは、母親の浮気が疑わしい際に、あなたが何をして、どうふるまったら良いかについて紹介する。
4-1.感情的にならない
母親の浮気を疑いショックを受けても、まずは「感情的にならず冷静でいること」を心がけよう。母親の行動が怪しいからと言って「浮気をしている!?」と怒りながら問い詰めても、何らかの解決には至らないことが多い。浮気をしている母親自身も、そのときは感情的になってしまうことがあるだろう。「子供のあなたには分からない」「じゃあお母さんは家を出ていく」といった、言い争いに発展してしまう可能性もある。
また、子供が親の浮気を無理やり問い詰めると、証拠を隠滅されたり、家族関係が悪化したりすることも多い。そして、子供が怒りを爆発させるような感情になると、必要以上に母親を辛くさせる可能性もあるのだ。感情的になってしまうと、自分にとっても適切な判断ができなくなる。親に対して暴言を吐いたり、結果的に母親を追い出したりすることにもなるので、まずは冷静になって現状を考えることが大切だ。
4-2.証拠を集める
母親の浮気に対し、毎日疑って不安に思ってばかりでは仕方がない。まずは、本当に母親が浮気をしているのか、可能な限り証拠を集めるという方法もある。例えば、母親の外出の日付や時間、理由などを書き留めてみよう。そこで、毎週土曜日の17時から23時まで外出している、理由はいつも友人と会うといった情報が集められたとする。同じ曜日の同じ時間に出かけているのに、会う相手の名前をはっきりと言わないのは、浮気の可能性が高いだろう。
また、もう少し踏み込んで証拠を集められるのであれば、スマホでLINEやメールの履歴を確認したり、写真がないか確認したりしてみよう。浮気をしている場合、夫に対してスマホは絶対に見せなくても、子供には意外と見せるケースも多い。ただし、精神的に辛いと感じる場合や、母親に気づかれそうなときは、絶対に無理はしない。母親が他人との肉体関係をにおわせる証拠があっても、それを子供が見るのはダメージが大きすぎる。自分にとって知りたくはない事実だと判断したら、証拠集めはやめておこう。
4-3.一人で抱え込まない
母親が浮気をしているかもしれない、という疑惑を持つことは、子供にとって非常に精神的につらいことだ。その悩みを1人で抱えてしまうと、毎日その悩みが頭を支配してしまい、何も手につかなくなるだろう。親の浮気という事実は、自分だけで抱え込むには非常に荷が重いので、1人で抱える必要はない。そのため、信用できる誰かに相談することが大切だ。辛い気持ちを、父親や兄弟に打ち明ける方法もあるが、言ったことにより家族の仲が悪くなってしまうこともある。
そうした不安がある場合、信頼できる友達や、祖父母に相談する方法もおすすめだ。また、知人に話すのが怖いなら、専門のカウンセラーなどを頼っても良い。特に、子供が未成年の場合、国や自治体では多くの子供に対する相談窓口を受け付けている。学校で配られるような子供の相談窓口の情報先に、親の浮気に関して相談してみるのも良いだろう。
5.母の浮気が疑わしいとき父に対してすべきこと
母親の浮気が疑わしい際に、困るのは「父親に対し何をすべきか」ということだろう。母の浮気を知った時点で、すぐに父親に知らせたいという気持ちもあるかもしれない。しかし、自分が父親に浮気のことを報告することにより、両親が離婚をしてしまうことも考えられる。父親に対してどう接すれば良いのか、それは父親の性格によっても違うし、言うべきタイミングを見計らうことも大切だ。ここからは、母親の浮気が疑わしい際に、あなたが特に父に対してすべきことを紹介する。
5-1.可能であれば相談してみる
父親の性格や状況などを考慮した結果、もし相談できるのであれば、母の浮気について相談してみるのも良いだろう。特に「普段から父親とは話しやすい」「父親が温厚な性格である」「父親のストレスがない状況である」といった場合であれば、母親の浮気を報告しても冷静に判断できることもある。
しかし、父親が「感情的になってキレやすい」「ストレスを抱えている」といった状況であれば、無理に母親の浮気を報告する必要はない。こうした場合は「気になることがある」程度にとどめ、「浮気の報告」ではなく、「母の様子がおかしい相談」をしてみよう。最近毎週末出かけていることや、自分に対して妙に優しいといったことをあげ、冗談めかして「浮気でもしているのでは?」と伝えることにより、あとは父親自信が問題と向き合ってくれるケースもある。ただ、父に対する相談は、父親が取り乱さないでいられるよう、様子を見ながら慎重に行おう。
5-2.父の気持ちに寄り添いたいことを伝える
父親に母の浮気のことを伝えることになると、父親はショックを受け、裏切られたと感じる可能性が高い。子供にとっても母親の浮気はショックだが、夫婦である父親はそれ以上に裏切られた感覚が強く、大きなダメージを受けることが予想されるだろう。そのため、父親に対しては「自分は父の気持ちを理解したいし、寄り添いたい」ということを、自分の言葉できちんと伝えよう。
「自分はお父さんの味方である」「協力できることがあれば言って欲しい」など、自分は父親の理解者であることを伝えておけば、父親も多少ショックを軽減できる可能性がある。パートナーの浮気を知ったとき、自分は独りぼっちだと絶望する人は多い。しかし、子供があえて自分は味方だということを伝えておけば、父親の孤独感を多少は癒すことができるだろう。
5-3.家族としてベストな選択について話し合う
父親に母親の浮気のことを伝えたあとは「今後家族としてどうしていくべきか」を話し合っておこう。まずは、父親と自分だけで、今後母親とどう向き合っていくのかを話し合うことが重要だ。父親は離婚をしたがり、自分は家族を続けたいなど、なかなか話がまとまらないことも考えられる。それでも、自分の意見をしっかりと話し合っておくことにより、今後の家族における方向性が見いだせるだろう。
また、母親を交えた話し合いをするべきか、浮気調査をして真実をつきとめるのかなど、方針を明確化させることも重要だ。1人で問題を抱え込むと、母親を家から追い出すといった、悪い方向に勝手に突っ走ってしまうこともある。しかし、自分と父が今後のことを話し合うことで、冷静に物事を判断することができるのだ。また、父親と話すことにより、自分自身の負担も、一人で問題を抱えていた時より軽くすることができるだろう。
6.母の浮気が疑わしいとき母に対してすべきこと
母親の浮気が疑わしい際、あなたは母親を軽蔑し、つい冷たい態度を取ってしまうかもしれない。しかし、母親に対して冷たい態度を取ると、家庭の状況はどんどん悪化してしまうこともあるのだ。ここからは、母親の浮気が分かった際に、あなたが母親本人に対してすべきことにはどのようなことがあるのか、紹介する。
6-1.母にとって居心地がよい環境を作る
母親が父親以外の男性と関係を持っている、それを知ったとき、あなたは母親に対して怒りや軽蔑の気持ちを持ってしまうかもしれない。しかし、これからも母親や家族と良好な関係を築きたいのであれば、冷たい態度を取るのは逆効果である。自分が抱える不安から、母親に対し冷徹な態度を取ったり、冷たい言葉をかけたりしたくなりがちだが、それは母親を追い詰めることになる。不倫はいけないことだが、母親の不倫は家族の中に居場所がないことから、さみしくて外の男性に走ってしまうことが多い。そのため、子供に冷たい態度を取られたら、ますます不倫相手のもとに走ってしまうケースもあるのだ。
そこであなたができることは、「なるべく母親に優しく接する」ことである。家事を手伝ってあげたり、優しい言葉をかけたりすることで、母親は家庭に居ることが心地良くなることもあるだろう。不倫をしている母親は、家族に対して罪悪感を持っているケースも少なくない。そこで子供に優しくされたら、さらに罪悪感は強くなり、自分の行いを反省することもあるだろう。また、家族の存在が一番居心地が良いと感じてもらえれば、母親の浮気の抑止につながる可能性もある。
6-2.浮気をしてほしくないことを伝える
母親にとって子供の言葉は非常に重い。そこで「浮気をしてほしくない」ということを、さりげなく伝えておくのも効果的だ。これは、浮気の事実を知っているからやめて欲しい、というのではなく、不倫を疑っていることは伝えないうえで、浮気をしないでほしいことを伝えてみよう。
例えば、不倫や浮気を扱ったニュースやドラマを見ながら「不倫なんて嫌だねえ、頼むからこんなことしないでよ」などと、1人ごとのようにつぶやくのも良いだろう。また、「友達の両親が浮気でもめて大変なんだって」などと、第三者の存在を例に話してみるのも良い。さりげなく伝えた言葉でも、母親にとって子供の言葉は印象に残ることが多い。さりげなく浮気をしてほしくない、ということを伝えておけば、いざというときに歯止めが掛かることもあるだろう。
6-3.素直な気持ちを伝える
母親に対し、自分の思っていることを素直に伝えるのも効果的だ。浮気を疑い始めると、母に対してぎくしゃくしてしまいがちだが、そんなときこそ気持ちは素直に伝えたほうが良い。これは、普段から母親に対して思っている感謝の言葉を伝えたり、家族思いの母が好きだと伝えたりするのも良いだろう。具体的には、「お母さんが作ってくれるお弁当がおいしくてうれしい」「お母さんと一緒に買い物に行くのを楽しみにしている」など、ポジティブな感情、母が言われて嬉しい感情を伝えるのだ。
こうした言葉掛けは母親にとって非常に嬉しいものであり、あなたの愛情がわかれば、浮気を見直してくれる可能性もある。逆に、浮気を疑っていることや、不満は伝えないことだ。争いになるようなネガティブな発言は相手を傷つけ、母親にとっては家庭には自分の居場所がないと感じてしまうケースもある。
7.母の浮気調査は探偵に依頼できる?
母の浮気を疑い、確たる証拠が欲しい場合「探偵事務所や興信所などのプロに依頼してみよう」と思うケースもあるだろう。しかし、子供の立場で探偵事務所に調査を依頼できるかは、状況によって異なる。基本的に、配偶者(父親)ではなくても、子供が母親の浮気調査を探偵事務所に依頼することは可能である。しかし、子供が未成年の場合には、探偵事務所や興信所と契約ができないことが多い。成人している子供でないと、親の浮気調査を依頼することは難しいのだ。
未成年で、探偵事務所にどうしても浮気調査を依頼したい場合は、信頼できる大人を説得し、その人に契約してもらうことになる。このケースで最も相談しやすいのは父親であるが、父に話すのがはばかられる場合は、祖父母や血縁関係のある親族などに頼ることもできる。しかし、家庭内のデリケートな事情なので、学校の先生や友達の親などは、よほどの信頼関係がある場合を除いて相談はしないほうが良い。家族以外の人に話した結果、変な噂が起きたり、余計なアドバイスをされて傷ついてしまったりするトラブルも多いのだ。
また、信用できる大人に相談をしたからといって、必ずしも探偵に依頼できるとは限らない。探偵事務所に調査を依頼するには費用がかかり、調査期間が長くなる場合には、非常に高額になる可能性もある。金銭面での折り合いなどがつかず、周りの大人が依頼を断念するケースもあるだろう。
8.母の浮気が確定した場合の対処法
証拠集めや調査の結果などから、母の浮気が確定したとする。悲しいことだが、家族は今後どうすべきか、しっかりと向き合う必要があるだろう。母の浮気はネガティブな結末につながることも少なくないのだが、なるべく感情的にならず、落ち着いて対処するのが大切だ。ここからは、母親の浮気が確定したあとの、家族がすべきことを見ていこう。
8-1.両親が夫婦で話し合う時間を作る
母親の浮気が確定した場合、子供としても何かと言いたくなってしまうが、まずは「夫婦間の問題」として両親に話し合いをしてもらおう。母親の浮気は、夫婦における問題が高じて浮気に走ってしまうこともある。実は子供が知らないだけで、夫側にも大きな問題があるというケースも少なくはないのだ。そうした夫婦間のトラブルに対し、子供は両親がしっかりと向き合って話し合えるよう、場所と時間を提供しよう。あえて祖父母の家に泊まりに行ったり、外出したりするのも良い。
ただし、子供が外に出ても良いケースは、両親双方が冷静に話し合える場合に限る。例えば、昔から両親の仲が悪く、喧嘩になると一方が暴力を振るうといった場合は、子供がいない間に大きなトラブルに発展することもあるだろう。二人の仲が険悪な場合や、激昂する恐れがあるような場合は、二人きりにしてはならない。夫婦で話し合いをさせつつ、第三者に協力を求めたり、自分は別の部屋にいたりするなどの配慮をしよう。
8-2.母に浮気をやめて欲しいと素直に伝える
子供の立場として「これからは浮気をしないで欲しい」という気持ちを素直に伝えることも大切だ。母の浮気を知ったあとは「信じられない」「不潔だ」といったような、激しい嫌悪感を抱くかもしれない。しかし、母も一人の女性であり人間であることを受け止め、そのうえで、ショックだったことや浮気はしないでほしいことを素直に伝えよう。
自分の気持ちを素直に伝える際は、怒ったり、冷たい言葉を浴びせたりしないことが重要である。そのうえで「前のような家族を大切にするお母さんに戻ってほしい」「二度と浮気相手に連絡しないでほしい」など、具体的にお願いしても良いだろう。また、話すのが難しいときは手紙も有効である。手紙に自分の気持ちを書くことは、相手へ分かりやすく自分の気持ちを伝えることができ、自分自身の気持ちを整理することにもなるだろう。
8-3.第三者に介入してもらう
両親の話し合いでも、あなたが情に訴える手段でも問題解決ができない場合は「第三者に介入してもらう」という手段もある。例えば、両親が話し合いをした結果、夫婦仲が険悪になり、毎晩罵り合っているといった状況になると、子供がその状況を変えることは非常に難しい。まずは両親の祖父母など、信頼できる親戚などに相談をし、第三者に介入してもらっても良いだろう。
また、子供が成人している場合は弁護士に相談をすることもできる。弁護士を介した相談は、夫婦の関係を改善するために、調停などを行うこともできる。また、離婚問題に詳しい弁護士の場合、過去の経験をもとにいろいろなアドバイスを助言してくれることも多い。離婚に向けた話し合いでなく、別れたくない場合でも、法律の専門家に相談することは非常に頼りになるだろう。
まとめ
親が浮気をしていることが原因で、1人悩む子供は少なくない。この記事を通して、自分の親の状況と見比べた結果、多少気持ちや状況の整理もついたのではないだろうか。母の浮気を疑うことは辛いことではあるが、まずは浮気のサインや理由について知り、冷静にしかるべき対応を取るように心がけよう。くれぐれも1人で抱え込まず、あなたが適切に対処することで、悩みが解消されることを願っている。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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