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浮気/不倫の調査探偵はどうやって浮気調査をするの?具体的な方法や依頼先を選ぶポイント!

浮気の証拠イメージ

パートナーの浮気を疑ってはいるものの、直接本人に聞くことは気が引けるだろう。また、浮気の対策とはいえ、勝手に相手のスマートフォンを見るのは法に触れる場合がある。とはいえ、確証が得られないまま関係が続くのは辛いものだから、探偵事務所への依頼を検討している人もいるのではないだろうか。そこでこの記事では、浮気調査を探偵事務所に依頼した場合にはどのような調査が行われるのかを詳しく解説していく。

1.探偵事務所に浮気調査を依頼する主な目的とは?

パートナーの浮気に悩んでいる人は、自分が最終的に相手との関係性をどうしたいか考えることが重要だ。しかし、何がベストなのかわからず、混乱してしまうことが多いのも実情だ。そこで、まずは浮気調査を依頼した人たちは探偵事務所に何を求めて行動したのかを知ることが、状況の打開につながるだろう。ここでは、3つのパターンについて解説する。人によって方向性には違いがあるので、自分の考えに近いものを見つけて参考にしてほしい。

1-1.浮気の事実を知る

浮気調査を利用した目的として多く挙げられるのは、パートナーが浮気をしている事実を立証し、明るみに出したいという希望だ。この場合、あくまで明るみに出すことが目的なので、依頼者側がパートナーとの関係を継続するのかどうかといった先々のことを決めているケースはそれほど多くはない。つまり、将来的にどうするかは、パートナーと相談する機会を設けてから決めようと考えているパターンだ。今後2人の関係性がどうなるかは、相手の出方次第になる。

また、先のことよりも、とにかく浮気のことが気になってしょうがなく、辛い気持ちを何とかしたいという場合もこちらの目的に該当する。浮気だと思っていても勘違いのこともあるだろうし、逆に浮気が確定となれば気持ちが落ち着く場合もあるだろう。いずれにせよ、気が落ち着かない状態から脱したい人は、まずはパートナーが浮気をしているかどうかを知ることが大切だ。

1-2.浮気相手を特定する

パートナーが浮気をしていること自体がある程度確かな場合には、その浮気相手を特定するのも調査依頼の目的だ。こちらのケースでは、浮気調査と同時に浮気相手の身元調査を行うのが普通だ。浮気相手の特定を望む場合は、パートナーと別れる気はないものの、浮気相手は許せないといったケースが多い。さらに、浮気相手に慰謝料請求する場合にも人物の特定は必要不可欠だ。慰謝料請求には、手続き上、相手の氏名や住所などの情報が必要となる。

また、別れることや慰謝料請求には迷っているものの、浮気相手がどのような人物か気になるケースもあるだろう。浮気相手次第では、別れの決心が固まる可能性もある。たとえば、自分の会社の上司や部下など自分に身近な人物がパートナーの浮気相手だった場合、一般的に精神的な辛さは大きくなるはずだ。浮気相手を知ることで、関係性の清算などに踏み切れるかもしれない。

1-3.浮気の証拠を手に入れる

浮気を許すことができず、パートナーとの別れをすでに念頭に置いている場合は、浮気の決定的な証拠を手に入れることが探偵社を利用する目的となるだろう。不貞行為が確実に行われたと思われる決定的な証拠があれば、離婚裁判などになった際に圧倒的に有利となる。また、浮気したほうから離婚を求めても応じる必要はないため、逆に絶対離婚したくないと考える人でも浮気の証拠を手に入れておいて損はない。

一般的に、浮気の証拠を手に入れるケースで多く見られるのは、パートナーと浮気相手の双方から慰謝料をもらうなど、別れを有利に進めたい場合だ。慰謝料とは精神的苦痛に対する損害賠償金のことなので、浮気をした双方に対して請求できる。また、パートナーとスムーズに別れたいので、相手が反論できないような決定的な材料を集めたいときにも、こういった証拠は大いに活躍する。かつて愛し合った人との別れは、基本的に精神的なストレスが溜まるものだ。ストレスを少しでも減らすためには、物事を円滑に進めることが重要だ。

さらに、子どもがいれば親権や養育費などの取り決めなども発生する。浮気の証拠を握っていることで自分の発言権が大きくなれば、話し合いを有利に進められる可能性がある。さらに、浮気を知りつつ耐えてきた人にも、浮気の証拠は気持ちをはっきりさせる契機となるだろう。揺るがない証拠を手に入れることで、自分が今後どうしたいかが見えやすくなるはずだ。

2.探偵が行う浮気調査の大まかな流れ

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探偵事務所に浮気調査を依頼した場合、どの程度パートナーの行動を追いかけてくれるのか気になる人も多いのではないだろうか。調査当日の大まかな流れを把握することで、安心して依頼できるようになるだろう。まず、浮気調査ではパートナーがどこで誰と何をしているのか、探偵が一定期間監視する状態をイメージしてほしい。ターゲットが建物のなかに入ったからといって、これ以上追跡できないので終了というわけではない。建物から出てくるまで、探偵は何時間でもきちんと外で張り込みをしている。

浮気調査の具体例を見てみよう。パートナーの終業から帰宅まで調査を依頼した場合、大まかには以下のような流れになる。まずは、職場の張り込みからはじめ、退社時間に合わせて尾行をスタートする。その際は、何時に退社したか、退社後はどこに寄って何をしたかなど、その日に行った行動と時間を写真や動画、メモなどで事細かに記録するのが普通だ。このとき、明らかに浮気と思われる行動以外も詳細に記録される。

一見関係ないような行動に思えても、後々浮気に関するものだったということもあり得るだろうし、何より「浮気をしていない」ことを証明するのも浮気調査に含まれるからだ。また、浮気相手とパートナーが合流してレストランやホテルなどを利用した場合、尾行は一旦やめて張り込みに移る。屋内に入った場合、出入りしているところの写真・動画は、強力な証拠となるのでほとんど必ず押さえると言っても過言ではない。建物から出た後は、帰宅まで再び尾行を続けるのが一連の流れだ。

3.探偵が浮気調査をする方法その1:尾行

ここからは、探偵が実際に浮気調査をする方法について詳しく解説していこう。まずは一般的にも知られている「尾行方法」について見ていく。尾行は相手に気付かれないことが前提の、大変難しい行為だ。パートナーへの浮気を一度でも疑うと、居ても立ってもいられないという焦りから、自分が尾行しようと考える人もいる。しかし、万が一尾行をしていることがパートナーに気づかれてしまうと、警戒心から行動が慎重になり、その後はプロでもなかなか証拠を押さえられなくなる可能性があるので注意が必要だ。加えて、もし尾行していることがパートナーに見つかってしまうと、その後の関係性にヒビが入るだろう。

尾行ははじめからプロに任せたほうが、さまざまな意味でベストな選択と言えるのだ。さらに、探偵に尾行を依頼すると、大抵の場合は複数人でターゲットを追ってくれる。これは、依頼者が支払える費用によって人数は変わってくるため、一般的に何人が尾行するものだとは言えない。しかし、人数が少な過ぎると見失ったり巻かれたりするリスクがあるため、数人は尾行のために用意しておきたい。また、尾行には複数の手段があるので、そちらもチェックしておこう。ここでは、3つのケースを紹介していく。

3-1.徒歩のケース

もっとも基本的な尾行方法は徒歩だ。ターゲットが徒歩である場合、追尾するほうも徒歩のほうが距離感を保ちやすく相手から目立ちにくいだろう。徒歩での尾行は一見簡単なように思えるかもしれないが、浮気調査を行う探偵は撮影や行動記録と並行して尾行を行うため、難易度は必然的に高くなる。尾行の具体的な例として挙げられるのは、ターゲットと一定の距離を保ちつつもなるべく相手の死角に入ることだ。尾行する探偵は目立たない格好をするものの、ターゲットの目に度々入る位置にいれば、敏感な相手なら違和感を覚えるかもしれない。死角にうまく入り込むためにも、複数人での尾行は成功の秘訣と言えるだろう。

さらに、ターゲットに気付かれないようにするためには、尾行している場所の状況を把握することも重要だ。道は混雑しているか、直線かカーブかといった、シーンごとに立ち位置を変えながら歩くことで、ターゲットに見つかる確率を下げる。また、ターゲットが電車に乗るときもあるだろうが、その場合は発車直前まで待つのが一般的だ。もしもターゲットが尾行に薄々気付いており、一度乗った電車から発車直前に降りてしまった場合、探偵だけが電車に取り残されて見失う可能性がある。誰からも不自然に見えないように許容範囲いっぱいまで待ってから電車に乗るのが、尾行を成功させる基本なのだ。

3-2.車・バイクのケース

ターゲットが基本的に車で移動するケースでは、探偵も車やバイクを使用して尾行する。車で尾行する場合、ワンボックスカーなどに機材を積み込み、さらになかが見えないようスモークを貼っておくのが一般的なやり方だ。さらに怪しさを隠すために、業者の車を装うこともある。架空のシールを貼るなどすれば、世間一般によくある業務用の車両に見える。また、ターゲットを尾行中は、相手の車の真後ろに行かないなどの工夫も必要だ。運転手なら前後の車をよく観察するため、ターゲットの直後を走ってしまうと相手の記憶に残りやすくなる。

ずっと後ろを付いてきていることがわかると、浮気相手と会うスケジュールをキャンセルされる恐れもあるだろう。一方、探偵がバイクに乗って尾行することもある。これは、ターゲットの移動範囲が渋滞の発生しやすい地域などのときなどに利用されるもので、相手を見失わないための工夫と言える。バイクは車に比べて小回りが効きやすく、基本的に尾行しやすい移動手段だからだ。ただし、地理に詳しくないとならないため、誰でもできるものではない。

3-3.GPS調査のケース

万が一尾行中にターゲットを見失ってしまわないように、GPSを利用するケースもある。これは、あくまで尾行のサポートとして用いられるもので、ターゲットの位置情報を確認する場合などに使用される。例としては、ターゲットを見失うリスクやターゲットに尾行が見つかるリスクを減らすためだ。ただし、GPSだけでは、ターゲットが誰と何をしているかまで知ることはできない。そのため、GPSを利用しつつも、もちろん徒歩や車などを使って実際に尾行するのが普通だ。気を付けておきたいのは、探偵事務所によっては「GPSのみの尾行で問題ない」と説明することがある点だ。しかし、それでは一緒にいる相手を特定したり、浮気の証拠を撮影したりはできない。こういった詐欺まがいの方法を勧める探偵事務所は、基本的に信用すべきではないだろう。

4.探偵が浮気調査をする方法その2:張り込み

浮気調査のターゲットが一定時間どこか屋内に留まるときは、探偵は外で張り込みをしながら様子をうかがわなければならない。たとえば、職場や飲食店、ホテルなどでターゲットが移動を止めている時間には、建物の外で張り込みをする。張り込みは一定時間同じ場所に留まることから、周りから見て不自然にならない格好や動作に気をつけなければならない。具体的には、オフィス街での張り込みならスーツを着るのがベストな選択であり、レジャー施設や歓楽街なら普段着などのラフな格好が悪目立ちしない格好と言えるだろう。

車で張り込みをする場合は、建物の出入り口が確認でき、かつ長時間駐車していても怪しくない場所に車を停めるのが理想だ。無論、無断駐車をして警察に見つかればやりとりの最中にターゲットを見失う可能性があるので、駐車場所は限られてくるだろう。また、バイクでの張り込みはバイク便を装うなどの工夫が考えられる。これは、なかなか一般人にはできない、プロだからこそできる技だ。

5.探偵が浮気調査をする方法その3:聞き込み

聞き込み調査も探偵の仕事ではあるものの、こちらは浮気調査において必ず行われるというものではない。聞き込みは一般的にターゲットがどのような人物でどのような素性を持つ人かを調べる素行調査を目的とする場合に行われるもので、実際には浮気調査においてメインではないのだ。なぜなら、浮気はほとんどの場合隠れて行われるものであり、オープンな関係ではない分、聞き込みをしても得られる情報は乏しいのが実情だからだ。

それにもかかわらず、聞き込みは場合によってターゲットに探偵が自分のことを調べていると悟られるリスクも出てしまう。こういった事情から、浮気調査において聞き込みは慎重に行われるべきものなのだ。また、個人情報保護法が広く知られるようになった今では、警察ならまだしも探偵に対してホテルの従業員などが情報を提供することはなくなった。聞き込みは、ハイリスク・ローリターンになることも多いのだ。ただし、必要に迫られた場合は、探偵が別人を装ってターゲットに接触することもあり得る。

6.探偵が浮気調査で使う道具

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その道の「プロ」と呼ばれる仕事人たちは、それぞれ専用の道具を使って仕事をするのが一般的だ。探偵も調査のプロなので、当然一般人が持っていないようなさまざまな道具を駆使して浮気調査を行っている。では、浮気調査で確実に証拠を押さえるためには、どのような道具が利用されているのだろうか。ここでは、代表的な4つの道具について解説していく。

6-1.カメラ・マイク

不貞行為の証拠として裁判所など第三者に認められるためには、誰が見たり聞いたりしてもはっきりとわかるくらいターゲットの顔や声が鮮明に捉えられている写真や映像、音声などを用意する必要がある。不貞行為の多くは夜間に行われることが多い。一般的なカメラの性能では、夜は暗くて顔がはっきりとは写らないだろう。そこで、探偵は夜間でも対応できる暗視カメラを用いる場合もある。また、探偵は相手に気付かれないよう遠くからターゲットを撮影しなければならないが、その場合には遠距離撮影が可能な超望遠カメラが活躍する場合もあるだろう。

とりわけ、ターゲットがラブホテルを利用した場合は、ホテルを出入りしているところの写真を押さえなければならない。この決定的瞬間を鮮明に撮ることで、証拠能力の高い画像や映像が得られるのだ。撮影の際に悪条件が重なったとしても、対応できる高性能なカメラが探偵の必須アイテムになる。しかし、高性能であってもサイズが大きければ、探偵の道具としてあまり意味をなさない。目立たないように超小型であることも、探偵を支える道具として必要条件のひとつなのだ。

6-2.GPS

GPSは、探偵の尾行を補助する道具として利用しがいがある。GPSを使えば、ターゲットの尾行をする探偵の人数を減らすことができ、調査日数も短縮できるメリットがある。依頼者にとっては、費用面でも恩恵があることを覚えておこう。GPSの取り付けは依頼者が探偵社と協力して行い、一般的には自家用車などに設置される。

6-3.変装道具

探偵にとって、変装道具はなくてはならないものだ。ターゲットに気付かれないようにするためには、その場にふさわしい服装に随時着替える必要があるからだ。探偵における変装の特徴は、「複数の服装パターン」である。具体的には、スーツ一式やカジュアルな服装、スポーツウェアなどを一度の尾行で用意する。また、ターゲットのなかには警戒心が強い人もいるだろう。特に、不貞行為をしていると周りの目がいつも以上に気になるはずだから、普段よりも周りを警戒していても不思議ではない。

そこに、同じような髪型や服装の人が自分の周りにずっと居続ければ、嫌が応にも警戒心を呼んでしまうはずだ。そこで、探偵は尾行の途中でメガネをかけたり外したり、上着を脱いだり変えたりといった工夫を行う。メガネひとつで人の雰囲気は大きく変わることから、このような些細な変化でも効果が期待できるのだ。このように、探偵は変装を駆使して尾行している。

6-4.尾行用の車・バイク

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ターゲットを車やバイクで尾行する際は、もちろん尾行用の車両を用意しなければならない。ずっと同じ車を使っていると、調査が数日に渡って長引いたとき、ターゲットに怪しまれる確率が高くなってくる。そのため、尾行用の車両は複数台用意するのが一般的だ。また、一度に複数の車を使って尾行するケースでは、それぞれの車が無線で連絡を取りながら連携する必要がある。

そうすることで、ターゲットを見失うリスクが低くなるからだ。たとえば、車はターゲットのすぐ後ろを走行しないのが基本のため、車一台での尾行だと信号などで離される確率が高く、すぐに相手を見失ってしまう恐れがある。確実に浮気調査を成功させるためには、複数台での連携は不可欠なのだ。さらに、長時間の張り込みでは、車両にステッカーなど目立つものがある場合は、車種やカラーへの配慮も必要になってくる。

7.探偵が浮気調査にかける一般的な期間

浮気調査の流れや探偵の調査方法が理解できてくると、次に気になるのは「調査に必要な期間」なのではないだろうか。調査期間は調査費用に直結するので、依頼側としてはなるべく短期間で終わらせたいのが本音だろう。浮気調査では、それぞれの依頼によって状況が大きく異なるため、一概に何日間調査をすれば良いと言うのは難しい。しかし、一般的には1週間から1カ月程度が目安とされているので覚えておきたい。ただ、1カ月と聞いて、費用はどれほどまでにおよぶのだろうと不安になった人がいるかもしれない。 1カ月と言っても、毎日調査をするというわけではない。行動パターンを分析して特に怪しい日を選び、3~5日間ほど徹底的にマークするという形が一般的には取られるから、金銭的な負担も基本的には少なくて済む。また、別れることや慰謝料請求を前提に浮気調査を依頼しているような場合では、証拠はいくつもあったほうが有利となる。したがって、調査期間が長めになることもあるので留意しておきたい。

8.浮気調査を依頼するときのためにできる準備

本格的に浮気調査をしたいなら、探偵の手を借りたほうが証拠入手の確率は上がるだろう。しかし、ターゲットをよく知る依頼者にしか手に入れられない情報も存在する。そのため、依頼者の協力がカギになることも多く、依頼者のがんばりによって浮気調査の成功確率が左右されることも珍しくない。探偵事務所に依頼する際にも準備だけはしておくと、いざというときに役に立つだろう。では、どのような準備を行えば良いのだろうか。

8-1.パートナーの写真や基本情報を揃える

探偵は調査のプロだが、ターゲットのことを1から調べようとすると、かなりの時間がかかるのは言うまでもない。依頼者側でパートナーの容姿がわかる写真や、職場や行きつけの店といったターゲットが頻繁に出入りするところ、知り得る限りの交友関係などの情報があれば、俄然調査はしやすくなる。調査にかかる時間を節約できれば、費用がそれだけ節約できることも依頼側のメリットになるだろう。ただし、用意する情報は精査したほうが良い。

たとえば、顔写真などはできるだけ最新のもののほうがターゲットを見誤りにくく、調査ミスを防ぎやすい。また、すでに浮気相手がどのような人物か心当たりがある場合は、事前情報のひとつとして伝えておこう。相手を特定できていたほうが、より正確かつ入念に調べてもらえる。ここで重要なのは、浮気相手かどうか自信がなくても、とりあえず気になる相手の情報は伝えておくべきということだ。結局浮気相手ではなかったとしても、情報は多いほうが調査にとって有利に運ぶからだ。

8-2.車・バイクの情報を整理する

尾行を確実に成功させるために、パートナーが車やバイクを使って移動する場合は、車両の情報や特徴を探偵に伝えることも重要だ。具体例としては、車種やカラー、ナンバープレートなどの情報があれば、ほとんど確実にターゲットの車両を絞り込むことができる。一方、もしパートナーが自転車を使って移動することが想定されるのであれば、こちらも自転車のカラーや駐輪していそうな場所、そのほかにも気付いただけの特徴について情報を整理しておきたい。また、場合によっては、平日は公共交通機関を使って移動し、休日はマイカーで移動といったパターンがあるかもしれない。そのようなターゲットの行動パターンがあれば、それもあわせて探偵側に伝えると良い。公共交通機関の場合、どの路線を使うのかも知らせておこう。

8-3.浮気に関わるスケジュールを把握する

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人にもよるものの、浮気の行動はランダムではない場合が多い。たとえば、毎週木曜日の夜など、決まった日時に浮気をするケースが散見される。パートナーの行動をある程度の期間メモしておくと、一定の規則性が把握できる可能性がある。特定の時間帯に返信が遅かったり連絡がつかなかったりすると、その時間帯を探偵に告げれば、調査はスムーズに進むだろう。また、調査日をある程度絞り込むことができれば、調査費用の節約にも役立つ。メモに書く文言は、パートナーの行動や言動とあわせて、日付と時間が記載されているのが望ましい。スケジュール帳などを使うと、日時をわざわざ書き込まなくて済むので効率的だ。

8-4.SNSの履歴や明細書を確認する

金銭の出入りも、浮気の疑いを明らかにするために役立つことがあるので覚えておきたい。クレジットカードを使って支払いをしている場合は、ホテルの代金や2人分と思われる飲食代金が履歴として残っているだろう。クレジットカードの場合、最近はウェブ明細が増加傾向にあるが、可能であれば紙の明細書で確認しておきたい。怪しい出費に気付いたら撮影しておこう。また、現金払いが基本の人物であっても諦めるのは早い。レシートなどが残されていれば、こちらも有効な資料となるのでチェックすると良いだろう。

さらに、パートナーのSNS上でのやり取りが見られる環境にあれば、アップした写真や投稿の文言などから、浮気の確証が手に入る可能性もある。こちらは難易度が高くなるものの、できるかぎり投稿を遡って確認しておきたいものだ。ただし、スマートフォンのセキュリティを突破して中身をチェックするのは法に触れる。加えて、インストールされているアプリなどによっては、スマートフォンに入った履歴をチェックできるため、パートナーに無断で中身を見たことが知られてしまうリスクもあるので覚えておきたい。

9.浮気調査を依頼する探偵事務所を選ぶポイント

もしも今後浮気調査を依頼するような事態が発生した場合、信頼できる優秀な探偵事務所を選ばなければならない。探偵事務所はどこでも同じわけではなく、それぞれに個性やサービスの質・量が異なる。しかし、どういったポイントを踏まえて選べば良いかわからない人もいるのではないだろうか。そこで、ここでは3つのポイントに絞り、探偵社選びのコツを紹介していく。

なぜ探偵事務所選びを注意しなければならないのかと言うと、実際に探偵事務所のレベルに差があるからだ。詐欺まがいの説明などをするところや、調査がずさんなところもある。最悪なのは、パートナーに調査していることが発覚した結果、証拠までも取り損ない、依頼者が不利な状況に立たされるケースだ。こうしたこともゼロではない。費用と時間をかけて依頼するのだから、満足のいく結果が得られる探偵事務所を選ぶことが重要なのだ。

9-1.信頼性がある

業者選びでもそうだが、浮気調査を依頼する場合でも、まずは信頼性があるかどうかが重要なカギを握る。とりわけ、探偵事務所においてはかなりプライベートに踏み込んだ個人情報を取り扱うのだから、信頼できるところを厳選しなければならない。たとえば、浮気調査中に訴訟へ発展することもあるため、弁護士や警察OBといった専門家と協力できる探偵事務所は、端的に言って心強いだろう。

また、テレビや新聞などのメディアからも取材を受けており、ある程度知名度が高い探偵事務所であれば、クリーンで適切な運営がされていることが読み取れる。探偵事務所はその業務の性質上、表舞台には顔を出さないイメージが強い。しかし、会社としてメディアに出ることに抵抗がないということは、別の見方をすれば、「隠れて活動しているのではなく堂々としている」と捉えることもできる。

9-2.実績が高い

実績もまた、信頼性とあわせて探偵事務所選びでは重要だ。実績とは、すなわちどの程度浮気調査に「成功しているか」ということだ。そもそも、どのような業界であっても、実績があまりなかったり弱かったりする場合は、数字を積極的に公表しない傾向がある。逆に言えば、実績に自信があるところは強みとして目立つように広告されていることが多いので、それぞれの公式ホームページなどを確認すると良いだろう。高い実績を公表していれば、基本的に調査力がある探偵事務所だと判断して良いので、依頼へのハードルが下がるに違いない。

9-3.料金が安い

どんなに信頼性や実績が高かったとしても、調査費用も高ければやはり二の足を踏んでしまうかもしれない。人によっては、浮気の証拠に高額の費用をかけることがむなしいと感じることもあるだろう。探偵事務所を選ぶときの大切な指標のひとつは、調査のクオリティは高く、かつ自分の支払い能力に合う価格を提供しているかどうかということだ。しかし、ある程度料金の目安がウェブサイトなどに掲載されていても、調査は個々のケースによってさまざまだ。少なくとも価格設定が明確で、依頼者側でもある程度自分で見積もり計算ができるところだと安心できる。たとえば、調査員ひとりにつき1時間いくらなどの設定があれば、ある程度費用を概算しやすいだろう。

まとめ

依頼人によって浮気調査の目的はさまざまなので、パートナーとの関係性をどうしたいのかをよく考えることが大切だ。 探偵は調査のプロとして多様な道具と調査方法を用いてターゲットについて調べてくれるため、頼り甲斐がある。しかし、すべての探偵事務所が信頼と実績があるわけではないので、よく調べて選ぶことが重要だ。依頼前には、自分にしか用意できない情報を集めておくと、費用節約とスムーズな調査につながるだろう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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