浮気/不倫の疑い浮気がバレる理由10選!発覚した場合のリスクと今すぐできる対処法を紹介
堂々と浮気をしている人はほとんどいないだろう。普通はパートナーや周囲に対して浮気の事実を隠すものだからだ。しかし、自分では上手に偽装しているつもりだとしても浮気が発覚してしまうケースは多々ある。ここでは、浮気が発覚してしまう理由についての解説や、もしも浮気を知られた場合のリスク、そして今すぐ実行に移せる浮気をしないための対処法などについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
1.浮気がバレる確率とは?
浮気が発覚する確率についてのアンケート調査によれば、男性の浮気は約20~30%の割合で露呈してしまい、女性の場合はそれよりも低く約5~10%程度だという。この数字を見て、「意外とわからないものなのかもしれない」と思った人もいるだろう。しかし、当たり前だが浮気が絶対に気づかれないという保証はどこにもない。お金に余裕のある人のほうが工作がしやすいとか、頭のいい人のほうがうまくごまかせるとか考えるかもしれない。しかし、どんな人の浮気であれ、露呈しないとは限らないのである。 アンケート結果によれば、女性の浮気のほうが発覚しにくい傾向にあると言える。これには大きく分けて二つの理由がある。一つには、女性のほうが男性と比べて嘘をつくのが上手な人が多いからだ。浮気を隠すこと自体が大きな嘘であり、そのために小さな嘘を積み重ねていくことにならざるを得ない。男性はそのような嘘をつき通すことを苦手とする人が多く、女性のほうが上手に嘘をつける人が多いと言われている。二つ目の理由は日本の家庭事情にある。共働き夫婦や主夫をする男性も増えてきてはいるものの、まだまだ男性が勤めに出ていて女性は家庭で主婦をしているタイプの家庭も多い。そうすると、主婦は昼間の自由な時間に浮気をしやすく、逆に家事で夫の身の回りを扱うことによって夫の浮気に気づいてしまうケースがあるのだ。総体的にみると、嫁(妻)の浮気は夫(旦那)にバレにくく、夫の浮気は嫁にバレる(ばれる)可能性が高いといえるだろう。
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2.浮気がバレる10の理由
では実際に、どういう行動から浮気は相手の気づくところとなってしまうのだろうか。自分では隠しているつもりでも、浮気が発覚してしまうポイントを10個紹介していこう。
2-1.理由1:スマホを常に持ち歩く
今やスマホには個人情報のすべてが詰まっていると言っても過言ではない。スケジュールから買い物履歴、隠れた趣味など、のぞき見されれば都合の悪いことの一つや二つ出てきてもおかしくはないだろう。しかし、家の中で片時もスマホを離さずに持っていると、さすがにちょっと怪しまれてしまうだろう。スマホを見られることを警戒して、トイレやお風呂の脱衣所など、「そこまで持って行くか?」と思われるような場所にまで持ち込む様子があると、パートナーとしては真っ先に浮気を疑うと言っていい。
さらに、今まではかけていなかったスマホのロックを急にかけることも、疑惑の種となる。特に、それまではあまりスマホをいじらないタイプだった人が、急にスマホに対して関心度が高くなったような行為を見せると、相手を多いに警戒させてしまう。結果として、浮気発覚に至ってしまいがちだ。とは言え、逆に着信音が鳴っているにも関わらずスマホを見ないという行動も、普通ではないため怪しまれる要因となる。パートナーというのは、意外と自分のことを見ているものなので、普段と違う行動を取ると「何だかおかしいな」とすぐに気づくものなのだ。
2-2.理由2:スマホのポップアップが表示される
誰かと一緒にいるとき、テーブルの上のスマホにあまり見られたくない内容の通知が出て恥ずかしい思いをしたことがある、という人はいないだろうか。スマホに新しいメッセージが来たときなどに出てくるポップアップ表示は要注意ポイントの一つと言える。たとえスマホをロックした状態であったとしても、通知が来ると画面が明るくなり、通知内容が見えてしまう。ポップアップの内容は瞬時であっても情報を認識しやすいので、メッセージの送り主の名前や、短いメッセージであれば内容までも見えてしまうと考えたほうが良いのだ。また、パートナーとスマホを見ながら何か相談しているときなどにも、ポップアップテロは構わず襲ってくる。そんなときは、思い切りスマホに集中している状況のため、パートナーはバッチリとその内容を認識してしまうだろう。
浮気を隠すための余計な工作が、むしろ相手の疑いを招いてしまうケースも多い。たとえば、スマホの着信履歴を消している形跡が見て取れる場合だ。普通に日常生活を過ごしている中では、着信履歴を消すことはほとんどないだろう。それだけに、着歴を消すという行為はやましさを自らアピールしているようなものなのだ。とにかく、メッセージのやり取りであっても通話であっても、他の誰かとのコミュニケーション頻度が増えれば、それだけ発覚する危険度が増してしまうのは必然と言える。
ちなみに、スマホで浮気相手との写真を撮り、それがデータの中に入っているのも危険だと知っておいてもらいたい。写真フォルダを直接見られることは少ないかもしれないが、今はアプリによる自動アルバム生成機能などにより、「2019年の思い出アルバムを作りませんか」などといった提案が行われることがある。その場合に、写真と共に前述のような提案メッセージがポップアップされることがあり、それをパートナーに見られた日には一発アウトとならざるを得ない。
また、意外と見落としがちなのが予測変換だ。たとえば、「けいこ」とよく打ち込んでいる人の場合、「け」と入力するだけで「けいこ」という名前が予測変換で出てきてしまう。特に女性はとても鋭いもので、そうしたスマホの予測変換を目にすると一気に疑いの目が厳しくなるのだ。
2-3.理由3:SNSを見られる
テレビや雑誌などで見聞きするような一般的な話としても、SNSをきっかけに浮気が露呈するというパターンはよくある話として有名だ。それだけに、警戒している人も多いであろうし、浮気相手とのツーショットを堂々と載せるような人はなかなかいないだろう。しかし、複数人で会っていた場合などに、自分意外の誰か、または浮気相手からタグ付けされてしまうことがあるのだ。もしも、パートナーとあなたがSNS上で繋がっているとしたら、あなたがタグ付けされた第三者の投稿は、パートナーの知るところとなってしまう。万が一、嘘をついて出かけた日の写真がアップされてしまったりしたら、かなりの確率で浮気が知られてしまうと言っていいだろう。
特に女性に多く見られる傾向だが、やたらと付き合いを「匂わせ」たがる人も存在している。もしも、浮気相手がそのような女性だったとしたら、発覚のリスクはかなり高まると考えておいたほうが良い。あえて、あなたと共通の知人がSNS上で写真を目にするように、一緒に出かけた日の食事やイベントなどの写真をアップしたがるかもしれない。一見、ただの食事の写真のように見えたとしても、グラスや飲み物、窓ガラスなどに人物が反射して映り込んでしまうこともある。SNS上に上がった写真は、大体拡大して見ることができるので、そういうところから気付かれる可能性があるのだ。
また、特定の誰かに対していつも「いいね」を付けていると、その人との親密さをうかがわせることとなり、間柄を怪しまれてしまう一因となるだろう。「いいね」だけではなく、投稿に対するコメントのやり取り内容などからも、浮気を匂わせてしまう場合があることを知っておいてもらいたい。
2-4.家や車の様子が違う
家や車といった普段の生活場所には、どこかしら「いつもの雰囲気」というものがある。それがちょっとでも変わっていると、パートナーにはすぐに気づかれてしまうだろう。たとえば、いつもは使用後開けっ放しになっているトイレのフタが閉まっていたら、パートナーに違和感を与えることとなる。また、車から浮気がバレることも少なくない。車の助手席の位置がいつもとズレていたり、シートの角度がいつもより倒れていたりするなど、ちょっとした変化と思われることでも、大きな違和感があるものだ。そういったことが積み重なると、パートナーの疑惑は確信へと変わっていくだろう。 もっとハッキリと浮気を確信させることとしては、あなたが吸うものではないタバコの吸い殻や臭いが残っているとか、浮気相手が忘れていったアクセサリーが家の中に落ちていたりすると、もう言い逃れはできないだろう。また、外で会っていたとしても、ホテルの備品などが見つかってしまうとアウトだ。普通のビジネスホテルなどであればまだしも、ラブホテルの備品だった場合には、言い逃れは難しい。 厄介なのは、浮気相手が、あなたのパートナーに自分の存在を知らせたがっているケースだ。前述の匂わせ系の女性と同様で、あえて足跡を残そうとするタイプなのだ。わざと自分の物を家に置いて行ったり、あなたが気づかないうちにホテルの備品をポケットに忍ばせたりすることもあり得る。そうして、あなたとパートナーが破局してしまうことを願っている人もいるということだ。あなたにはパートナーがいて、相手にとってはあなただけ、という場合には起こりやすいパターンとなる。逆に、相手にもパートナーがいる「ダブル不倫」的な場合であれば、お互いに発覚によるリスクを負いたくないので、細心の注意を払うだろう。
2-5.理由5:外出が増える
今までは休日を家で過ごしたり、パートナーと過ごしたりしていた人が、急に外出や別の用事で出かけることが増えた場合、パートナーは疑いの目を向けるだろう。当然、仕事でも残業や休日出勤の可能性はあるので、最初は「大変だね」などと言ってくれるかもしれない。しかし、仕事関係の用事ができることがあまりに頻繁であったり、仕事をしてきたわりには疲れた様子がなく、むしろイキイキとしていたりすると、パートナーは「おかしいな」と感じるようになるのだ。 また、いつも「〇〇と会って来る」などと言って出かけていた人が、パートナーの知らない新しい友人と会うと言って出かけることが増えるのも、疑いを招くこととなる。共通の知人と会うと言って出かけると、裏を取られたときに嘘がわかってしまうので、知らない人物の名前を出す人がいるのだが、これが結構危ない行為なのだ。もしも、いつ、どこでその新しい友人と知り合ったのかといった話を突っ込まれたときに、うまく答えられずにボロが出てしまう場合もあるだろう。または、一度はうまく切り抜けたとしても、その後再び同じような話になったときに前と違う話をしてしまって矛盾が生じ、発覚に至るケースも考えられる。
2-6.理由6:急にパートナーの予定を把握しようとする
浮気相手と会うためには、パートナーの予定を把握しておく必要性を感じている人も多いだろう。しかし、今までは大して気に留めていなかったことを、急に気にしだすことも、浮気を感じさせる要因なのだ。パートナーが家にいる日といない日を細かく聞き出そうとしたり、何時に帰って来るのか、いつ頃が忙しいのかなど、細かく予定を聞きだそうとするのは怪しまれると思ったほうが良い。一緒に暮らしている相手だとしても、普通はそこまで細かくは確認しないカップルが多いはずだ。特別な日や、外出、待ち合わせの都合があって確認するのは自然な流れだが、そういったスケジュール確認が度々重なると、相手に疑念を抱かせてしまうことになる。
もしも、怪しく思ったパートナーが予定外に早く家に帰ってきてしまい、家に呼んでいた浮気相手と鉢合わせしてしまったら、もう言い逃れは不可能だ。家のリビングが一気に修羅場と化してしまうだろう。
2-7.理由7:服装やメイクが変わる
自分では意識していなくても、恋をすると人は変わるものだ。浮気相手から好かれようとして、普段より身だしなみにも気を遣うようになるだろう。今までは顔を洗って髭を剃るだけで出かけていた人が、急に髪型を気にしだしたり。朝から夜までダボダボの普段着で過ごしていた人が、化粧をきちんとして、身なりもきちんと整えていたり。女性の場合だと、浮気相手の好みに合わせてメイクや服装の雰囲気が変わってしまうこともあるだろう。普段は髪を切っても気付かないような、自分のことを見ていなさそうなパートナーでも、ふとしたときに気づく可能性はあるのだ。
また、スキンケアやヘアケアをきちんとするようになって、買い物が増えることも浮気を感じさせる要素の一つとなり得る。家に帰ると買い物をしたような紙袋が置いてあったり、クレジットカードの請求額が増えたりすることも相手に不信感を与えるだろう。急に「ダイエットをする」と言って食事を控えたり運動し始めたりすることも、怪しさを呼ぶ行動だ。総合的に、急に自分を良く見せようとしておしゃれになっていく様子を見せてしまうと、相手は浮気を疑うようになるだろう。
2-8.理由8:話のつじつまが合わなくなる
浮気をしていると、隠し事が増える。いつ、誰と、どこにいて、何をしていたのか。パートナーが浮気を疑っていなかったとしても、そういった会話は日常的に行われるだろう。先日出かけたときに会っていた相手として聞いたはずの名前が、今日の話の中では別の人物に変わっていたら、パートナーは当然おかしいと感じる。その間違いを隠そうとして、慌てて余計な嘘をつくと、その場しのぎの嘘は次の嘘を呼び、どんどんと自分の首を絞めることになってしまう場合が少なくない。
よほど記憶力が良く、以前ついた嘘について完全に覚えていられる人でなければ、嘘をつき通すことは難しいだろう。そうでなければ、話のつじつまが合わずに嘘が露呈してしまうので、パートナーに嘘をついた理由について問われ、浮気が発覚してしまう。また、嘘をつくのが下手な人の行動の特徴として、話をしながら不自然な目の動きをしてしまうことが挙げられる。相手の顔を見られず、目をそらしてしまったり、逆に凝視しすぎて「何だかおかしい」と怪しまれてしまうのだ。
また、問い詰められた場合などに、とっさに気の利いた嘘をつくこともできず、相手からの質問にも答えられずに沈黙してしまうと、これはこれで浮気を疑われたり、浮気が知られてしまったりすることになるだろう。
2-9.理由9:急に雰囲気が変わる
「何だか今までと違う」とパートナーに感じさせてしまうことが、浮気を疑われる元となる。たとえば、付き合って年数が経っているカップルなどで、普段はそっけなかったり冷たかったりする態度が多かったとしよう。それが、急に笑顔が多くなったり、優しい言葉や気遣いなどが増えたりすると、相手は「おかしいな」と感じてしまうのだ。浮気をしている罪悪感などから、パートナーに優しくなったり、急におみやげやプレゼントが増えるのはよく聞く話だろう。しかし、浮気相手に夢中になるあまり、パートナーに対する興味を失ってしまい、急に冷たい態度を取ってしまう人もいる。どちらにしても、以前と違う言動は心境の変化などを想像させるのでパートナーをざわつかせてしまうと考えてほしい。
また、浮気している人にありがちで、当人にも自覚がないのが「生き生きとした雰囲気」が自然と出てしまうケースだ。浮気相手のことを考えたりしていると、瞳孔が開きがちになって目が潤んでキラキラして見えたりすることもある。逆に心の中にやましさやパートナーへの申し訳ない気持ちなどがあると、会話中に目が合う回数が減ったり、あからさまに目をそらしたりする場合も出てくる。同じ理由から、イライラすることが多くなったり、ヒステリーを起こすようになる人もいるだろう。加えて、パートナーに変化をわかりやすく感じさせてしまう行為が相手とのスキンシップ避けることだ。これは友人同士ならばいざ知らず、カップルであれば相手を傷つける可能性もあり、浮気を疑われてしまうだろう。
2-10.理由10:下着や香水などの好みが変わる
自分が好きな相手の趣味、趣向は、知らないうちにさまざまな場面での自分の選択に影響を及ぼしていると言っていい。特に、相手の目に触れるものであれば、好かれたいという思いから相手に合わせた選択になりがちだ。それまでは簡素なコットンの下着を付けていたのに、急に華やかなものになったり、ブランドものになったりする場合もある。また、近距離でコミュニケーションをする相手に対してのアピールとして、香水にこだわり出すパターンも。そのような変化はパートナーにも気づかれやすく、浮気を疑われる要因の一つとなるだろう。
また、浮気相手と一緒に過ごすうちに、音楽の好みなども影響を受けている場合がある。一緒にドライブをしたときに相手のスマホから流れていた曲を、知らず知らずのうちに口ずさんでしまっていないだろうか。同じく、相手の好みに合わせた飲食店で食事をすることが増えるため、今までとは違う傾向の飲食店に行くようになったりすることもあるのではないだろうか。そのような「今までと何だか違うこと」が積み重なればパートナーに対して不信感を与える要素となっていくのだ。
3.浮気がバレた場合の4つのリスク
このように、さまざまなきっかけで浮気は発覚してしまうことがある。しかし、実際問題として浮気が発覚するとどのような良くないことが起きるのだろうか。当然相手は怒るだろうが、それ以外に起こりうるリスクについてお伝えする。
3-1.リスク1:信用を失う
浮気がパートナーの知るところとなったら、その相手からの信用は完全に失うと思ったほうが良い。浮気をした原因などを話し合ったりして、元の通りに収まろうとするカップルもいるが、結局は破局してしまうカップルが多い。もし、あなたが浮気したことが露呈して、相手に許してほしいと思うのならば相当長い時間がかかることを覚悟すべきだ。失った信用は一朝一夕には取り戻せない。また、万が一パートナーが許してくれた場合でも、パートナーの両親からは以後冷たい目で見られることは必定だ。自分の親からの信用も失ってしまう可能性すらあるだろう。
また、事情を知った友人や同僚からも信用を失うケースがある。特に、パートナーと共通の知人がいれば、彼らからの信用を失ってしまいかねず、昔からの付き合いの友人をなくすことにもなるだろう。結婚している夫婦で、子どもがいる場合が最も悲惨だ。ある程度の年齢がいっていて、事情がわかる子どもであれば、浮気をして片方の親を傷つけた母親ないし父親のことを許してはくれないかもしれない。この先ずっと、愛する子どもから非難の目で見られ続けることは何よりも大きな罰となるだろう。
3-2.リスク2:社会的地位を失う
浮気は個人的なことと考える人もいるかもしれないが、会社によっては非常に重く扱われてしまう場合がある。最悪の場合、降格されたり左遷されたりといった社会的制裁を受けることになりかねないのだ。もちろん、そういった会社の場合には、その後の昇進にも大きく影響してくるだろう。特に、社内不倫が発覚した場合に転勤や左遷といった処置が行われることがある。社内不倫の場合は、周囲からの信用を失い、仕事がやりづらくなり、やがては居場所を失うことになるだろう。そのような状態では、もちろんまともに業務を遂行することもできなくなる。そして、関係性を終わらせたとしても、人の噂はずっとついて回り、忘れ去られることはないと思ったほうがいい。「昔、あの人は〇〇さんと不倫して、降格になったことがある。」とか、過去の前科を理由に新たな不倫を疑われたりもし兼ねない。
しかし、何と言っても社内不倫の最悪の末路は、退職に追い込まれてしまうケースだ。そのような場合には退職金がもらえないこともあるので、本当に大きなリスクとなるだろう。
3-3.リスク3:パートナーを失うことになる
もし、パートナーとの間に不和があったのだとしても、浮気の末の別れという修羅場を望む人がいるだろうか。しかし、大切な人から裏切られたことを知ったパートナーの多くは、別れを選ぶものだ。まだ結婚していないカップルであれば、二人の関係に終止符が打たれることで事態は終わりを迎える。しかし、結婚しているカップルの場合はそう簡単にはいかない。別れは離婚という形を取ることとなり、場合によっては弁護士が介入してくることもある複雑な展開となってしまう。ちなみに、浮気が原因でパートナーから離婚を請求された場合は、自分に離婚の意志がなかったとしても相手の意志のみで離婚は成立するのだ。浮気した側としては、もしも離婚したくなくてもイヤと言うことはできなくなる。
3-4.リスク4:慰謝料を請求される
浮気が知られれば、パートナーの心を傷つけることになる。パートナーは、その痛みの代償として慰謝料を請求することがある。さらに、慰謝料の請求先はあなただけではなく浮気相手に及ぶことも。慰謝料の金額は数百万円に及ぶこともあるので、大きな経済的負担を負うこととなるのだ。さらに、もし婚姻関係にあった二人の間に子どもがいた場合はさらに大きな経済的負担を強いられる場合が多い。それは、養育費を請求されるからだ。ある程度子どもが大きくなっている場合はまだしも、まだ幼い子どもがいる家庭の場合には、子どもが成人するまでの残り10年以上に及ぶ養育費を求められる可能性がある。高額に及ぶ慰謝料と養育費を合わせて分割で支払っていくこともできるが、長期間に及ぶ返済に苦しむことは目に見えている。
4.今すぐできる!浮気をやめるための対処法
これほどにさまざまなリスクを生む可能性があるのが、浮気だ。このようなデメリットを避けるためには浮気をやめるしかない。今すぐにでもできる、浮気を終わらせる方法を紹介する。
4-1.対処法1:浮気相手と別れる
浮気をやめるには、まずは現在進行形で浮気している相手と別れることが必要だ。完全に関係性を終わらせるためには、浮気相手と直接会って、きっぱりと別れを告げるべき。SNSなどで一方的に別れを告げ、その後ブロックしてしまうといった行動は浮気相手を逆上させる可能性があり、おすすめできない。また、「最後に一度だけ」と流されて、別れ話の後に体の関係を持ってしまうのも避けたほうが良い。
「今は相手が忙しいから」などと気遣ったりタイミングを見計らったりしていては別れることはできない。結局はズルズルと関係を長引かせてしまい良いことはないので、自分が「別れるべき」と思ったときが別れ時だと心得てほしい。相手を傷つけ、自分も辛い思いをすることもあるだろうが、終わらせようと思ったのならばためらわずに相手にそのことを告げよう。
4-2.対処法2:二度と戻れない状況を作る
頑張って浮気相手との別れ話を切り出して、縁が切れたと思っても、それで終われない場合もある。嫌いで別れたのではなく、「別れるべきだから」と思って別れた場合には、ついつい浮気相手が恋しくなってしまうことがあるのだ。そんなときのために、二度と前の状況に戻れないように手を打っておくことが大切。たとえば、スマホから相手の電話番号を消去すること、LINEのトークルームを削除して前のやり取りを懐かしんだりできないようにし、更に相手をブロックすることなどが挙げられる。もし、Facebookなどその他のSNSでも繋がっている場合には、すべての繋がりを断ち切っておくべきだろう。
もちろん、通話履歴が残っていればまた電話をかけることも可能なので、通信履歴はすべて削除しなければならない。二人で撮った写真なども消去して、自分が見返したりすることができないようにしよう。もし、別れた後でも友だちや会社の繋がりなどで元浮気相手と顔を合わせる機会があったとしても、決して2人きりにならないように気を付けるべき。もしも、相手にもまだ未練が残っている場合には、あっという間に元の木阿弥になってしまうとも限らないからだ。
5.浮気を繰り返さないためのコツ
せっかく浮気相手とうまく別れることができたとしても、また別の相手を見つけてしまっては意味がない。次に、浮気を繰り返さないために必要な心掛けについて紹介する。
5-1.コツ1:パートナーと向き合う
パートナーとうまくいっている人で、浮気に至る人は少ないだろう。パートナーと何らかうまくいかない点があるからこそ、その心の隙が自分に浮気を許してしまうケースも多い。浮気を繰り返さないためには、パートナーから逃げたい気持ちをこらえて、しっかりと向き合ってみる努力をしてみると効果的だ。もしも、パートナーが忙しくてなかなか自分との時間を持ってくれないのであれば、その気持ちを正直に相手に伝えることから始めてみよう。そうして、きちんと話し合って2人で今後の対策について考えていくと良い。パートナーも人間なのだから、2人の間がしっくりいっていないことは感じているはず。しかし、あなたの気持ちがわからなくてどうしたらいいのかわからないのかもしれない。口に出して、気持ちを伝えることはとても大事なのだ。
うまくいっていない関係性の中では少々負担が大きい作業にはなるが、パートナーと再び向き合うためには自分から働きかけてみることも大切だと考えて、トライしてみてほしい。相手からの行動を待つだけでは、ハッピーは訪れないかもしれない。そうして、2人の関係性を再び近づける端緒を切り開くことができればラッキーだ。最初は、パートナーの話に耳を傾け、積極的に聞くようにしよう。そうすれば、相手の考えていることや気持ちがわかるようになる。自然と、相手もあなたの話を聞いてくれるようになるだろう。そうやって少しずつ関係性が改善されやすくなっていくのだ。
5-2.コツ2:忙しく過ごす
浮気を繰り返さないためのコツとして、仕事や趣味に集中して忙しく過ごすという方法がある。パートナーが忙しいのに、自分が時間を持て余してしまっていたり、日々に充実感を得ていなかったりすると、さみしさを感じてしまいやすいからだ。それが元となって浮気に発展してしまう場合があるので、できるだけ忙しく過ごして浮気する暇を自分自身から奪うのだ。没頭して楽しめる趣味を作れると効果的で、何かに集中していれば異性に興味を持ちづらくなるというメリットもある。また、仕事を趣味にして前向きに取り組んでみるという方法も。そのようにして仕事や趣味に集中している人は魅力も増すので、パートナーから惚れ直されるという良いことも起きる可能性がある。
5-3.コツ3:リスクを常に意識する
最後に紹介する方法は、常に浮気が発覚した場合のリスクを考えることだ。浮気は、その場の雰囲気や気の迷いで行動してしまうことが多いと言えるだろう。計画性を持ってする人はまずいないはずだ。しかし、そのようなフラフラとした行動のせいで失うものが多すぎるとは思わないだろうか。パートナーや最愛の子ども、そして会社での信用など、人生のすべてを失う可能性があると言っても過言ではない。それらを失ってしまったら、人生は大きく変わってしまうだろう。一瞬の気の迷いから、人生を狂わせてしまうようなリスクを負うことが果たして正解なのか。もし、浮気しよう、浮気したいなどと少しでも思ったら、そのリスクを思い浮かべるようにすると回避しやすくなるはずだ。
まとめ
浮気はふとした瞬間にほころびが出て、そこから完全に知られてしまうまでには時間がかからないものだ。そして、発覚した場合には取り戻すことのできない大きなリスクを負うことになる。浮気を知られたらどうしようと不安になったり、おずおずとして毎日を過ごすのならば、浮気をやめるべきだろう。そして、やましいところなく堂々と毎日を過ごし、パートナーと向き合う生活を送ってみてはどうだろうか。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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