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浮気/不倫からの復縁パートナーや浮気相手との話し合い!失敗しないために気を付けることとは?

背をむけて座る男女

パートナーに浮気されてしまうこともあるだろう。そのような場合、パートナーや浮気相手との話し合いは、事態を収束させるために避けては通れない道だ。しかし、話し合いでどのような点に気をつければいいのかわからない人も多い。この記事では、浮気をされた側が損をしないために話し合いではどのようなポイントを押さえればいいのかについて紹介する。

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1.浮気されたときに話し合いは本当に必要?

浮気をされたときに本当に話し合いをする必要があるのだろうかと考える人も多い。しかし、本当に浮気をしているのか事実確認をする意味でも、パートナー(旦那・彼氏、または妻・彼女)との話し合いは欠かせない。話し合いをする際には、証拠をきちんと揃えて臨むことが重要になるだろう。証拠のない状態で話し合いをおこなった場合、浮気を認めないケースもある。どうせ確実な証拠がないのだからと、上手く誤魔化されてしまう可能性も高いだろう。そのため、話し合いをするのなら言い逃れのできない証拠があることが望ましい。

浮気相手との話し合いについては、実施したほうがいいのかどうか見極める必要がある。また、タイミングについても重要だ。場合によっては、第三者、たとえば弁護士や信頼できる友人、親せきなどに同席を頼むことも検討しよう。直接浮気相手と会うことによって、感情的になってしまうことも多い。この場合、冷静な話し合いができず、事態が悪化するケースもあるので注意が必要だ。浮気をしたという事実も重要だが、なぜ浮気をしたのか、いつから浮気をしていたのかも重要になる。一方からの話を聞いただけでは、事実確認をすることが難しいため、できるのなら双方の話を聞いたほうがいいだろう。話が食い違う場合には、どちらかが嘘をついている可能性がある。 また、そもそも、浮気の話をどうやって切り出せばいいか、で悩んでいる人もいるだろう。そのような場合、他人の浮気話から入るのも手だ。たとえば、「知り合いの旦那が浮気して、離婚しようかどうか悩んでいるみたいなんだけど」と話し、それに対する旦那の聞いた後、「私はあなたの浮気を許せなくて」と聞く、といった切り出し方もある。

2.浮気したパートナーと話し合うメリット・デメリット

浮気したパートナーと話し合うことには、メリットやデメリットがある。どのようなメリット・デメリットが考えられるのか詳しく見ていこう。

2-1.浮気したパートナーと話し合うメリットとは?

浮気したパートナーと話し合うメリットは、大きく分けて3つある。まずは、浮気の詳しい経緯を知ることができることだ。浮気をしているということが事実であっても、いつから続いているのか、なぜ浮気に至ったのかということは、パートナーに聞かなければ知ることができない。結婚生活を続けるにしても、離婚するにしても、浮気の理由や経緯を知っておくことは重要だ。また、経緯を知ることによって浮気相手に慰謝料請求が可能かどうかの判断もしやすくなる。

解決の糸口を探せることもメリットだろう。浮気をしたパートナーとの話し合いでは、お互いに心の内を明かして話し合うことになる。そのため、今まで思っていたことや不満点など、お互いに心の中に溜め込んでいたことをぶつけ合うチャンスなのだ。言いたいことも言えないような関係では、心が通じ合うことはない。そのため、これを機に今まで溜め込んでいたことをお互いにさらけ出すことで、解決の糸口を探しやすくなるのだ。

自分の将来を見つめるきっかけにもなるだろう。話し合いに臨む態度などから、今後の結婚生活に対してどのような考えを持っているのかを知ることができる。たとえば、本当に悪かったと思って反省した態度で臨むのか、それとも開き直って臨むのかによって、こちらが感じる印象は全く異なる。これからも一緒に生活が続けられるのかどうか、将来を見つめ直すことができるだろう。

2-2.浮気したパートナーと話し合うデメリットとは?

話し合いをするメリットは多いが、デメリットもある。まずは、事態が悪化してしまう場合があることだ。浮気をされたという怒りから、どうしても冷静な話し合いができないケースもある。その場合には、お互いに感情的になってさらに関係が悪化してしまう場合もあるのだ。これを防ぐためには、話し合いのタイミングを見極めることが重要だ。浮気が発覚した直後は、怒りや悲しみが強くなかなか冷静になれないことが多い。そのため、少し時間を置いてある程度落ち着いた時期を見計らって話し合いをするといいだろう。

浮気を否定されて話し合いが終わってしまう可能性があることもデメリットだ。これは、不十分な証拠しか持っていない場合に起こりがちなトラブルだ。浮気をしているかどうかがはっきりしないような証拠では、どうとでも言い逃れができる。そのため、不十分な証拠を突き付けた場合には、否定されて終わってしまう可能性がある。そのため、話し合いするときには、言い逃れができないような確実な証拠を集めてからにしよう。

話し合いの順番が決まっていないと、肝心なことが決まらずに終わってしまう可能性もある。浮気をしているという事実を認めさせることも重要だが、それよりも大切なのが今後どうするのかといったことだ。話し合いの順序や内容をしっかりとイメージしておかないと、ついつい浮気を問い詰めることだけに力を入れてしまう。思ったことだけを言ってしまい、大事なことは何一つ決まらないといった事態にもなりかねないため、聞きたい内容や順序、今後の対応など、話し合いで議題にしたいことについてメモを作っておくといいだろう。

3.浮気相手と話し合うメリット・デメリット

パートナーの浮気相手と話し合う女性

この段落では、浮気相手と話し合うことのメリットやデメリットについて紹介していく。

3-1.浮気相手と話し合うメリットとは?

浮気相手と話し合うメリットとしてまず挙げられるのが、浮気の原因や経緯がはっきりしやすいことだ。もちろん、パートナーとの話し合いである程度の経緯を知ることはできる。しかし、パートナーの証言だけでは不十分だ。自分に都合のいいことしか話していない可能性もあるし、大事な部分について嘘をついている可能性もある。浮気相手にも話を聞くことで、両面から浮気の経緯を知ることができるので、原因などについてはっきりさせやすいのだ。

浮気相手に故意や過失があるかどうか確認できることもメリットの1つだろう。場合によっては、浮気相手に慰謝料請求できることもある。慰謝料を請求するためには、故意や過失があるかどうかが重要なのだ。そのため、今後慰謝料請求をしたいと考えているのなら、話し合いをするメリットは大きいだろう。

どんな内容で合意できそうか探ることもできる。浮気相手が浮気をしていることを素直に認めているのなら自分たちだけでの解決が可能になるだろうし、認めていないのなら第三者による仲介が必要になる。このように、浮気相手と話し合いをすることで、次にどのような対応を取ればいいのか決めやすくなるのだ。

浮気相手に合うことで、パートナーが浮気相手との関係を断ち切ることができるかどうかを見極めることもできるだろう。実際に会ってみなければ、相手の雰囲気やパートナーがどこに惹かれたのか知ることはできない。実際に対峙することで、パートナーが何に惹かれたのか、今後も関係を続けそうな相手かどうか判断しやすくなる。

3-2.浮気相手と話し合うデメリットとは?

浮気相手と話し合うデメリットは、3つ考えられる。1つ目は、感情的になってしまうことだ。自分のパートナーと浮気をしていた相手に対して怒りがあるのは仕方のないことだが、表現を誤ってしまうと浮気された側であるのに訴えられるといった事態になりかねない。たとえば、感情的になりすぎてついつい浮気を認めるように強制してしまったり脅迫するようなことを言ったりしてしまいがちだ。こうなると、本当は浮気をしていないのに脅迫されて仕方なく認めたというように、逆に訴えられる可能性もあるので注意が必要だ。

そもそも強制や脅迫の事実がなかったのに、脅迫されたと主張されてしまう可能性があるのもデメリットだろう。話し合いで浮気を認めたり誓約書を書いたりしても、強制や脅迫によって無理やり書かされたものだと主張され、争いが起こることもある。このような言い訳を許さないためにも、話し合いの内容を録音するなど、証拠を残しておくような対策をすることが必要だ。

話し合いの内容をしっかり決めておかないと、大事なことを決めそこなってしまう場合もある。浮気相手と話し合う際には、パートナーと話し合いをする以上に感情的になりやすいものだ。言い争いになってしまう可能性もあるため、弁護士や信頼できる友人などの第三者に間に入ってもらうといいだろう。

4.有効な話し合いをするために必要なこと

有効な話し合いをするためには、いくつかのポイントを押さえる必要がある。どのようなことが重要になるのか解説していく。

4-1.十分な証拠を揃えてから話し合いをする

話し合いをする場合には、十分な証拠を揃えることが重要だ。証拠がない状況だと、反論されてしまう可能性がある。そのため、浮気の当事者が反論できないような決定的な証拠を用意しておくと安心だ。スキのない証拠を複数揃えておくことで、言い逃れができなくなるだろう。そのため、話し合いを持つタイミングは証拠が複数揃ってから、にするのがおすすめだ。

浮気の証拠となり得るものとしては、写真や動画、録音、メールなどが挙げられる。この場合、一緒に食事をしている、手をつないでいる程度のものでは浮気の証拠として認められないので注意が必要だ。基本的には、肉体関係があることを確認できる証拠が必要になる。肉体関係を持つところまで進んでいない場合は、『浮気未遂』といっていいだろう。録音については、誰の声なのかしっかりと判別できることが重要だ。また、言葉が明瞭に聞き取れることも条件になる。写真や動画は、誰が映っているのか、何をしているのかがはっきりと分かるものが必要だ。

証拠を出すか出さないか、また出すのならそのタイミングも重要になる。たとえば、かたくなに浮気を認めないのなら証拠を出すのも有効な手段だ。しかし、証拠を出す前に浮気を素直に認めるようであれば、話し合いの段階では証拠を出さないことも選択肢の一つだろう。

4-2.話し合いをする環境を選ぶ

喫茶店の内観

話し合いをする環境をしっかりと選ぶことも意識したいポイントだ。夫婦間の話し合いの場合には、リビングやダイニングなどの家庭の中で話し合いをすることが多いだろう。しかし、第三者のいない家庭の中だと、どうしても感情的になりがちだ。感情をぶつけ合うことによって話し合いがこじれることも考えられるし、話し合いの後も引きずりやすい。そのため、できるだけ感情的にならないような場所を選んだほうが、中身にある有意義な話し合いができるだろう。周りに人がいるような環境なら声を荒げたり、感情的になったりする心配も少ない。

たとえば、場所は喫茶店などを選ぶといいだろう。しかし、あまりにも静かすぎる喫茶店だと逆に話し合いがしにくいので、ある程度人が入っていて静かすぎないところを選ぶのがポイントだ。そのような場所なら、第三者である友人や家族も同席しやすい。最初は二人で話をしたほうがいいのだが、話し合いがうまくいかない、なかなか進展しないという場合には、途中から家族などに入ってもらうのも良い方法だ。

4-3.まずは夫婦だけで話し合いをする

話し合いをする場合にはまず、夫婦二人だけでおこなうのがいいだろう。特に、今後も夫婦生活を続ける気があるのなら、できるだけ身近な人にも知られないようにしておいたほうが無難だ。浮気をしていたことが周囲の人にバレてしまうと、今後の生活もしにくくなるだろう。何回か浮気をされていて、もう離婚を決めているというのなら別だが、基本的には二人で話し合いを始めることが重要だ。

最初から浮気相手も同席させて話し合いをしようと考えている人もいるかもしれないが、これは避けたほうがいいだろう。まずは、夫婦としてこの事態をどう解決に導くかが重要になる。もちろん、浮気の経緯や浮気相手のことも気になる点ではあるのだが、どのように収拾するのかこれからの道筋を考える方が大切なので、浮気相手を交えるのはやめよう。夫婦として話し合わなければいけないことは数多くあるが、そこに浮気相手が入ってしまうと話しにくくなるし、話の論点が複雑になって大切なことを決められないケースも多いのだ。

話し合いの際には、浮気の認否や原因だけを話し合っていたのではいけない。今後の夫婦生活をどうするのか、離婚をするのかしないのか、子どもがいる場合には子どものことについてなど、さまざまなことを話し合う必要があるだろう。これらの話し合いに第三者が入ってしまうと、お互いに本音を話しにくくなるので、まずは夫婦だけで話し合うようにしよう。

4-4.ボイスレコーダーを用意しておく

ボイスレコーダーを用意しておくこともポイントだ。話し合いの内容を録音しておくことで、あとから言った言わないというような水掛け論が起こる可能性を低くすることができる。話し合いで浮気を認めたのに、後になって本当はしていなかったと言われる場合もあるので、そのようなことに備えて、録音しておくことが重要だ。

ボイスレコーダーを使う場合には、事前のチェックが欠かせない。バッテリー残量や録音手順などをあらかじめ確認しておくことで、スムーズに録音できるだろう。せっかくボイスレコーダーを用意したのにバッテリーが切れて録音できていなかったといった事態も起こりかねないので、使う前の確認は念入りにおこなうと安心だ。

相手に知らせずに録音したものは証拠にならないと思っている人も多いだろうが、これは間違いだ。相手に無断で録音したものであっても証拠として使用できるので安心してほしい。ただし、会話の内容によっては、こちら側が脅迫や強制をしたという証拠にもなりかねないので注意が必要だ。録音していることを頭に置いて、冷静に話をするように心がけよう。

4-5.誓約書または合意書を作成する

話し合いの結果を書面として残しておくことも忘れないようにしよう。誓約書または合意書を作成しておくといいだろう。誓約書とは、当事者間でした約束の内容を書面にしたもののことを指している。誓約書は男女間のトラブルにおいて利用されることが多い。一般的には、一方から他方に差し入れる形でおこなわれる。たとえば、「今後一切不倫はしません」というような内容の誓約書を浮気した側が作成して、パートナーに差し出すという形になるだろう。

合意書は、一方だけが責任を負う誓約書とは異なり、当事者双方がその内容に責任を負う形の書面になる。基本的には、お互いに合意したことを蒸し返さないために作るのなら合意書のほうが望ましいだろう。問題が解決したことを双方で確認するという意味もあるため、夫婦間で問題が解決しているのなら合意書を作成しておこう。

4-6.自分なりの結論を用意しておく

話し合いに臨む上で、自分なりの結論を用意しておくことも大切だ。きちんとビジョンを明確にしておかないと、有益な話し合いはできない。そのため、話し合いをする前に、自分は今後どうしようと思っているのかを考えておこう。少なくとも、結婚生活を続ける意思があるのか、それとも離婚をしたいのかといったことは考えておきたい。これ以外にも、慰謝料請求をするのか、浮気相手との話し合いをしたいかどうかなども、ある程度決めておくといいだろう。

自分の中で考えをはっきりさせておかないと、話し合いが浮気をしたパートナーの有利に進んでしまう可能性もある。浮気をしたパートナーはあくまでも加害者だ。自分は浮気をされた被害者であるということを念頭に置いて、自分の考えをはっきりさせ、要求するべきことはしっかりと要求しよう。また、自分の考えを整理するための材料として、離婚請求権は自分にあるということも覚えておきたい。浮気請求権は浮気をされた側にあるため、浮気をしたパートナーには離婚を求める権利がないことも把握しておこう。不貞行為があることを証明できれば、離婚するかどうかは、浮気をされた被害者に決定権があるのだ。離婚をする、しないにしても、判断を下すのは自分だということを把握して、話し合いを有利に進めよう。

4-7.揺らがない気持ちで臨む

浮気について話し合う男女

話し合いに臨む際には、揺らがない気持ちを持つことも意識したい。話し合いで重要なことは、相手に主導権を握られないようにすることだ。そのため、相手が泣きわめこうが怒鳴り散らそうが、揺らがない強い気持ちを持ち続けるようにしよう。とはいえ、怒鳴られたり泣かれたりすると、戸惑ってしまうものだ。そんなときでも、毅然として態度を崩さないように意識するといいだろう。こちらが怯まないことが分かれば、パートナーが冷静さを取り戻して落ち着いて話し合いができるようになるケースもある。

また、浮気された側が我慢する結果にならないように話を進めていくことも大切だ。浮気をされた側はあくまでも被害者だ。迷惑を被ったり傷ついたりした側が不利になるのはおかしい。そのため、自分の主張や意見がしっかりと反映されるような形で話し合いを進めていこう。中途半端にやさしさをみせるのも、良くない。心を鬼にするべきところは鬼にすると、強い心で臨もう。下手にやさしさをみせてしまうと、浮気された側がさらに我慢をする結果になりかねない。パートナーにまだ気持ちがある場合には、ついつい甘い対応をしてしまいがちだが、今後のことを考えた場合、厳しくする部分は厳しくするといった決意をしなければ、また同じことの繰り返しになる可能性もある。

5.夫婦間での話し合いで確認すべきことは?

夫婦間の話し合いでどのようなことを確認すればいいのか分からないという人も多いだろう。この段落では、確認しておかなければいけないポイントについて解説していく。

5-1.浮気の原因と経緯

まずは、浮気の原因と経緯が何なのかをはっきりとさせよう。この際、浮気の原因がパートナーにあったのか、それとも浮気相手にあったのかを確認しておく必要がある。もし、浮気の原因がパートナーにあった場合には、浮気相手への慰謝料請求ができない可能性があるからだ。たとえば、結婚しているのを浮気相手に隠して付き合っていた場合などは、慰謝料請求ができない可能性が高いのだ。そのため、どのようにして浮気が始まったのかははっきりさせておくといいだろう。

いつから始まってどのくらい続いているのかも、確認しよう。また、どのような関係だったのかも確認する必要がある。この部分は、浮気された側としてはあまり知りたくないだろうし、避けて通りたい話題かもしれない。しかし、はっきりさせておかなければ今後の対応も決定できないので、辛いだろうがきちんと話を聞いておこう。

表面的なことだけでなく、細かい部分まで確認することも重要だ。表面だけを見て話を聞いていると、上手く誤魔化されてしまう可能性もある。これを防ぐために、できるだけ細かい部分までしっかりと突き詰めるといいだろう。細かい部分に突っ込むことで、話のつじつまが合っているかの確認もできる。

浮気の原因と経緯を聞いてから、浮気相手との話し合いの必要があるかどうかを判断しなければいけない。たとえば、パートナーが浮気相手のせいにして逃げようとしている可能性もあるし、逆に浮気相手をかばっている可能性もある。話に矛盾や疑問点があるのなら、もう一方の当事者である浮気相手と話し合うことも検討しよう。

5-2.浮気を二度としないと誓えるか

今後浮気を二度としないと誓えるのかを確認することも忘れないようにしよう。夫婦生活を続けていく気があるのなら、この部分は非常に重要だ。反省していなければ、また浮気を繰り返す可能性があるので、「浮気を二度としない」という言葉が本当に心からのものなのか、見極める必要もある。

浮気を二度としないとパートナーが言うのなら、それをどのような形で誓わせるのかも大切だ。口約束では破られてしまう可能性があるし、自分はそんなことを言っていないと言い逃れをする場合もある。そのため、誓約書や同意書というような、書面に残す形で誓わせるといいだろう。また、誓約書などを作る際には、浮気をした場合のペナルティを決めておくのも忘れないようにしたい。ペナルティは、実現不可能なものを条件として記載しても効力がない。それだけでなく、誓約書自体の信頼性を損ねる結果になるので、必ず実現可能な条件を記載しよう。この際、できるだけ拘束力のある形で誓わせるのがポイントだ。誓約書を作るのなら、公証役場で誓約書に認証を受けておくと、将来的に裁判を起こすような事態になった場合にも役立つ。

5-3.浮気相手との関係は断ち切れるか

浮気された側にとって気になるのが、パートナーが浮気相手との関係を断ち切ることができるのかといった点だろう。話し合いの際には、浮気相手ともう会わないかどうか、連絡をとらないかといった確認は欠かせない。パートナーが浮気相手に心を残したままのケースもあるだろう。この場合には、夫婦生活を続けたとしても、また同じことを繰り返してしまう可能性が高い。

また、浮気相手との関係を断つことは無理だといわれることもある。この場合は、それを前提にして今後の生活について話し合いをしよう。ほかの異性に心を移したままのパートナーとは生活をしていけないと思うのなら離婚も選択肢の一つだ。浮気相手に心を移したままの状態でも一緒に暮らしたいと思うのかどうか、自分の心に問いかけて冷静な判断を下そう。

まだパートナーに気持ちがある場合には、浮気相手との関係を断ち切ってほしいと思うものだ。しかし、断ち切る気のないパートナーに無理に迫るのはやめよう。あまりにも強く迫ってしまうと、脅迫や強制だと思われて、逆に訴えられてしまうケースもある。確認する際には、強く言いすぎない、脅迫のような言葉を使わないといった工夫をすることが求められるのだ。

5-4.今後も夫婦として生きていけるか

夫婦関係を継続するかについて話し合う夫婦

話し合いでは、今後も夫婦として生きていけるのかどうかの確認は必ずしよう。これは、パートナーとの話し合いの結論となる部分だ。自分がどうしたいのか、パートナーがどういう結論を望んでいるのかが一致していると、解決しやすい。しかし、浮気の話し合いの場合には、浮気された側と浮気した側の希望が正反対になることも珍しくない。そのため、もめやすい部分なので、あいまいにせずにはっきりさせておこう。

お互いの意見が分かれている場合には、どの部分が分かれているのかを探ろう。意見が対立している部分を把握することで、どのようにすり合わせができるのかが考えやすくなる。たとえば、離婚するのなら、経済的な部分の問題はどうするのか、子どもがいるのなら親権や養育費はどうするのかといったことを話し合わなければいけない。離婚をしないのなら、夫婦としてだけではなく、家族として親として生活を共にしていけるのかどうかを徹底的に話し合おう。ここで妥協してしまうと、納得のいく結論は得られない。そのため、お互いの思いをしっかりと伝えて、もっとも良い解決策を探っていくといいだろう。

6.浮気相手と話し合いをする際の注意点

浮気相手と話す場合には、どのようなポイントに注意したらいいのだろうか。気をつけたいポイントについて見ていこう。

6-1.いきなり三者での話し合いはしない

浮気の話し合いは何度もしたくはないものだ。しかし、いきなり浮気相手も交えた三者で話し合うのはおすすめしない。なぜなら、浮気をしていたパートナーと浮気相手が同席して話し合いをすると、浮気された側が不利になりやすいからだ。浮気をしたほうが悪いのは当たり前なのだが、三者で話し合うことによって、浮気をしていた当人同士が協力関係になるケースは多い。浮気をされた側を共通の敵とみなして結託してくるパターンもあるので、気をつけよう。

また、いきなり二人を相手にすると、パートナーと浮気相手の結びつきがより強くなる場合もある。同じ秘密を共有していることや、同じ敵に立ち向かうといったシチュエーションによって、絆が深まりやすいのだ。そのため、浮気を反省させにくくなるので、浮気相手との最初の話し合いに、パートナーを同席させるのは控えよう。

浮気相手と話し合うのは、夫婦間の問題が解決した後にするといい。今後のことが決まっていないのに話し合いをしても、話が複雑になってしまって問題解決に時間がかかってしまう。そのため、しっかりと夫婦で話し合いをして、誓約書なり合意書なりを作成した後に、浮気相手と自分の二人で話し合いをしよう。

6-2.開き直られてもひるまない

浮気相手と話し合いをするときも、冷静で落ち着いた態度を崩さないことが重要だ。浮気相手と話をする場合には感情的になりやすいが、心を落ち着けて臨もう。また、浮気相手が開き直った態度を取るケースもある。その場合は、頭に血がのぼってしまうこともあるだろう。しかし、言葉を荒げたり高圧的な態度を取ったりするのは良くない。イライラしても自分には何の得もないと言い聞かせて、冷静な話し合いを心がけよう。

穏やかな性質の人の場合、相手が開き直ると自分の思いを上手く伝えられないケースもあるだろう。そのような場合には、第三者に仲介に入ってもらうことも選択肢の一つだ。先述したように、このときパートナーを同席させるのは避けよう。話す相手と浮気をしていた本人なので、こちらが不利になる可能性もある。まだ浮気相手に気持ちがある場合には、相手の味方に付いてしまう可能性もあるため、パートナー以外の信頼できる第三者にお願いしよう。第三者はできれば弁護士、もしくは信頼できる家族や友人などが望ましい。この際、第三者にはパートナーとの話し合いの内容、誓約書や合意書があるのならその内容を詳しく説明しておく必要がある。その上で、しっかりと打ち合わせをして話し合いに臨もう。

6-3.自分の言い分だけを主張しない

浮気相手との話し合いではついつい自分の言い分だけを押し付けてしまいがちだ。しかし、これでは建設的な話し合いはできない。浮気相手の言い分をすべて尊重しろというわけではないが、ある程度聞く耳を持つことも重要だ。相手の主張を聞かずに、こちらの言い分だけを捲し立ててしまうと、強制や脅迫をされたと思われてしまう可能性もあるため気をつけよう。

浮気相手の言い分をしっかりと確認することも重要だ。特に、浮気が始まったきっかけや経緯について、パートナーの話と食い違いがないかどうかは細かく確認しておきたい部分だ。特に、浮気の原因は浮気相手への慰謝料請求に関わってくるため、念入りに確認しておきたい。相違があるのなら、自分の意見を述べて解決の糸口を探っていくといった、冷静な対応が必要になるだろう。また、自分の意見がそのまま通らない部分が出てくる可能性もある。たとえば、慰謝料についてはもめやすい部分だ。自分の意見を主張しすぎると解決できないので、合理的な合意点を探すことが解決の近道だ。きちんと決着をつけたいのなら、落ち着いて相手の話を聞くことや感情的にならずに条件のすり合わせをおこなうことを意識しよう。

まとめ

浮気をされていた場合には、感情的になってしまうことも多い。しかし、話し合いを成功させたいのなら冷静になることが重要だ。その上で、しっかりとした事前準備をしよう。浮気の確実な証拠を集める、自分が望む決着が何なのか考える、話し合いで決める内容をメモしておくことなどが大切だ。準備をきちんとおこなって、話し合いを有利に進めよう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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