浮気/不倫からの離婚浮気の因果応報はある!結果的に受けることになる報いや試練の中身とは?
浮気は因果応報とよくいわれる。浮気をすると必ずその報いがあるということである。それは本当のことだろうか。また、浮気によって受ける報いとは、どのようなものなのだろうか。じつは、浮気をした人には、報いを受ける理由があるのだ。ここでは、浮気によって受ける報いについて解説し、因果応報を軽くする方法を紹介する。
1.因果応報とはどういう意味?
「浮気は因果応報」とよくいわれる。一般的には「浮気をした人には、その報いとして必ずよくないことが起こる」という意味で使われている言葉である。浮気をされた側の人にとっては、浮気をされたこと自体が不幸な出来事だ。しかし、浮気をした人も、まるで浮気の報いを受けるように、不幸になっている可能性が高いという事実もある。実際に、浮気によって結ばれ、幸せになったカップルは少ないとも言われる。浮気は本当に因果応報なのだろうか。
浮気は因果応報で、浮気をした人には必ず悪いことが起こり、その人は不幸になる。人によって不幸の度合いに違いがあるにしても、これは事実だ。浮気をしている瞬間、本人は楽しいかもしれない。しかし楽しい時間は長くは続かないのだ。とはいえ、超自然的な力が働いてよくないことが起こるのでも呪いによって不幸になるわけでもない。浮気という行為そのものに、不幸になるメカニズムが最初から隠されているのである。その仕組みを理解するために、まずは因果応報という言葉の意味をおさらいしておこう。
因果応報は、もともと仏教用語として使われていた言葉である。因果とは、原因と結果という意味だ。応報には、やったことに対する報いという意味がある。つまり因果応報とは、「何かをすればその結果として、やったことにふさわしいものがもたらされる」という意味である。必ず悪いことが起きて不幸になるわけではない。善い行いをすればよい結果がもたらされ、悪い行いをすれば悪い結果がもたらされるのだ。浮気は周囲の人を不幸にする悪い行いなので、悪い結果がもたらされると考えられるだろう。
同じような意味の言葉が、仏教用語にはまだある。例えば「善因楽果」「悪因苦果」という言葉がそうだ。善因楽果は「善い行いをすれば楽をもたらす」、悪因苦果は「悪い行いをすると結果として苦しむことになる」という意味である。因果応報のよい面と悪い面を分けたのだ。浮気の因果応報は、悪因苦果の方だろう。他には、自業自得という言葉もある。自分の行いが自分の運命を決めるという意味だ。現在の自分の状況がよい場合も悪い場合も、誰かのせいではない。過去の自分の行いがこの状況をつくりあげたのだ。まさに、因果応報なのである。
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2.浮気の結果として起こりうることは?
浮気という行為は間違いなく悪い行いだ。浮気をすれば結果としてどのようなことが起こるのか。ここでは、浮気の結果として起こりうることについて解説する。
2-1.パートナーから離婚届けを突き付けられる
浮気をしたことで受ける報いとして、もっとも多いのはパートナーから離婚されることである。厚生労働省の人口動態統計(平成30年版)によると、平成29年の離婚件数は約21万2000組。1000組あたり1.7組の夫婦が離婚していることになる。この統計からわかるのは離婚件数のみで、離婚の理由まで読み取ることはできない。しかし、多くの夫婦がそれぞれ違った事情を抱えて離婚をしていくなかで、不倫が絡んだ離婚も一定数含まれていることは容易に想像することができる。そして実際に、パートナーの浮気から離婚に発展するケースは少なくないのである。特に、妻に浮気をされた夫は、離婚という選択をするケースが圧倒的に多い。
浮気をする人は、離婚までするつもりがないケースがほとんどである。浮気をしていながら、パートナーや子ども、家庭のことは大切にしたいと考えているのである。性的欲求を解消するため、寂しさを埋めるため、優しくされたい、男として女として見られたいなど、浮気の理由もさまざまだ。ただ共通している点がある。浮気をする人というのは浮気がバレたときのことを深刻に考えていないのだ。
本人は遊びのつもりで浮気をしていたとしても、浮気をされたパートナーは深く傷つくことになる。相手のことが許せなかったり信じられなくなったりした場合は、離婚をすることになるだろう。そのときになって、どれだけ後悔をしても遅いのである。浮気の言い訳をしたくても、相手が聞く耳を持ってくれないこともあり得る。離婚届を突きつけられれば、浮気をした側の人間に選択肢はないのだ。
2-2.浮気を職場に知られて社会的信用を失う
浮気の相手とは、職場で出会うことがよくある。仕事で毎日のように顔を合わせ、相談にのったり力を貸したりしているうちに、浮気に発展してしまうのである。社内で浮気をしている場合、本人たちは上手く隠しているつもりでも何となく周りは察してしまうものだ。一旦浮気を疑われてしまうと、身近な同僚たちに浮気がバレてしまうのは時間の問題である。または、パートナーの行動がきっかけで、社内での浮気が発覚してしまうケースもよくある。浮気に感づいたパートナーが証拠をつかもうとして、職場の同僚や上司に確認をするのが原因だ。パートナーからの連絡がきっかけとなって、不倫が発覚してしまうのである。
職場内で浮気をしていることがバレると、噂が広まるのも早い。あっという間に上層部にも伝わってしまう。既婚者の浮気というものは、社会的に非難されるものである。職場内で不倫をしたということになると、左遷や降格も覚悟したほうがよいだろう。最悪の場合、解雇などの厳しい処分がくだされる可能性もある。たとえ厳しい処分をされずに済んだ場合でも、これまでのように仕事を続けていくことは難しいだろう。どれだけ仕事ができる優秀な人であっても、「浮気をした人」として同僚や上司、部下からも白い目で見られることに耐えなくてはいけない。その結果、職場にいづらくなり辞職してしまう可能性が高いのだ。
2-3.子供から白い目で見られるようになる
浮気をする人であっても、子どもを愛する気持ちに変わりはないだろう。親としては、子どもの前ではいいところを見せたい、尊敬されたいという気持ちもあるのではないだろうか。しかし、浮気がバレると子どもから白い目で見られることも覚悟しなければならない。子どももある程度の年齢になると、浮気の意味がわかるようになる。自分たち家族に注がれるべき愛情を、家の外で知らない人にも振りまいていたのだ。社会的にも許されない行為をしていた親を、子どもは軽蔑するようになる。
浮気が発覚しても離婚をせず、結婚生活を継続させる選択をすることもある。子どもと離れることなく、これまで通り一緒に暮らすことができるのだ。しかし、浮気がバレる前の生活が戻ってくることはないだろう。浮気をした親が子どもから尊敬されることはとても難しい。とてもではないが以前のような親と子供の関係ではいられないのである。子どもは、浮気をしていた親のいうことを聞かなくなる。浮気をするような親が子どもに対して教育的なことを話しても、むなしいだけである。
浮気をして、一時的な快楽を得ることはできたかもしれない。しかし、引き換えに子どもとの信頼関係を失ってしまうのだ。親子の関係は一生修復できない可能性がある。
2-4.罪悪感を抱えながらの結婚生活の継続
浮気がバレると、離婚をすることになるケースが多い。自分を騙して裏切ったパートナーを、許せないと感じるのは自然な感情だからである。一緒に暮らすことが無理なら、離婚をするのがよいだろう。とはいえ、浮気をすれば必ず離婚と決まっているわけではない。浮気がバレた後も、夫婦で話し合った結果離婚をしないで結婚生活を続けることになるケースもある。離婚をする夫婦よりも幸せに見えるかもしれないが、実はそうでもない。浮気した相手を許して過去を水に流し、結婚生活を続けていくわけではないからである。
離婚をしない場合も、これまでと変わらない結婚生活を送ることは期待できない。浮気をした相手に対するパートナーからの信頼度は、限界まで下がってしまっているからだ。たとえ外から見れば以前と同じ夫婦であっても、内情はまったく違う。お互いに、どこかよそよそしく接しながら暮らしていくのである。もはや気を許すことができる相手ではないため、本心を探り合いながら生活をしなければならないのだ。浮気をする前の状態にまで戻すことは、極めて難しいと言わざるを得ない。
浮気によってパートナーや子どもに与えてしまった影響。その大きさを目の当たりにしながら毎日暮らしていくのである。罪悪感にさいなまれない日は1日もないだろう。浮気がバレる前に家族の仲が特によかったり幸せだったりすれば、よりつらい生活になる。そして、家族との関係を悪化させたことに激しく後悔するのだ。これも、浮気の因果応報である。
2-5.親権を失って子どもと会えなくなる
浮気をする人は身勝手な考え方をすることが多い。特に浮気をしているときは、自分と浮気相手が楽しむことしか頭にないのだ。パートナーはもちろん、子どもまで裏切り悲しませていることは、ほとんど考えていない。浮気がバレたらどうなるのかについても、深刻に考えてはいないとみられる。考えていれば、浮気などできないはずだからだ。実際、浮気がバレてしまえば、パートナーから離婚されることは覚悟したほうがよい。そして、離婚をすると多くの場合、親権を失って子どもと会えなくなってしまう。
とはいえ、浮気が原因で離婚をすれば、子どもの親権は浮気された側が得ると決まっているわけではない。基本的には、浮気と親権は関係がないのだ。親権をどちらにするか決める場合は、子どもにとってどちらが親として相応しいかが重視される。そのため、子どもの親権を得るのは母親であることが多い。さらに、子どもが小さければ小さいほど母親が親権を得る可能性が高くなる。ただし、子どもの年齢によっては、どちらの親と生活をするかについて子どもの意思が尊重されるのだ。
子どももある程度の年齢になると、親がどういうことをしたから離婚をすることになったのかを理解できるようになる。子どもが浮気の意味を理解していれば、浮気した親との生活を望む可能性はほとんどないと考えることができる。親権を得ることができなくても、面会交流の機会が与えられるので、子どもと一生会えなくなるのではない。ただし、子どもの方から会うことを拒否されることもあるのだ。浮気した親と会うことを子どもが拒否すれば、もちろん会うことはできなくなる。
2-6.大切な友人を失う
浮気を続けていた期間、パートナーにはバレていなくても友人たちは知っていたというケースもよくある。パートナーがいながら浮気をするということに対して、好意的な考えを持っている人は少ない。ほとんどいないと考えたほうがよいだろう。特に女性の多くは浮気に対して、また、浮気をする人に対しても嫌悪感を持っている。そういうことから友人たちは、浮気を止めるように忠告をしたはずである。友人たちの忠告を無視して、自分勝手な欲望のために浮気を止めなかったのだ。特に女性の場合は、友情よりも浮気相手を優先する傾向がある。
友人の忠告を、はっきりと拒否する場合もあれば、受け入れる風を装いながら実際は無視し続けているケースもある。その結果、最終的に浮気がバレて窮地に立たされているのだ。親切な友人も信頼を裏切られてショックを受けてしまう。浮気をした人間は、ただでさえ社会的に白い目で見られてしまうものだ。浮気をしたうえに友人の気持ちまで裏切ったとなれば、友だちとの信頼関係が失われてしまうのも仕方がない。浮気が原因で、大切な友人を失ってしまうことになるのだ。浮気の発覚という困った事態に陥っても、手を差し伸べてくれる友人は誰もいない。因果応報である。
2-7.浮気相手にも愛想を尽かされてしまう
浮気は普通の恋愛と比べてスリルがあり、燃え上がってしまうことが多い。浮気相手と会うことができる時間も限られるので、何よりも浮気を優先してしまいがちである。本来のパートナーは共に生活をしている相手である。一緒に暮らしていれば楽しい時間ばかりではない。なんでもないときも、辛いときも、同じ時間を過ごすのである。当然、疲れた顔や不満な顔もお互いに見せ合うことになる。一方浮気相手とは、楽しい時間だけを過ごすのだ。短い時間しか共有しないので、自分のよい一面だけを相手に見せることも可能である。
浮気相手に夢中になり気持ちが集中してしまうと、浮気相手さえいてくれればよいという考えになってしまいがちである。そのために、たとえ家族や友人を失うことになっても構わないという考えにまでなってしまうのだ。特に女性は、浮気相手に本気になってしまう傾向が強い。しかし、そこまでのめり込んだ浮気相手が、パートナーといよいよ離婚をすることになったときに一緒にいてくれるとは限らない。浮気相手としては、軽い気持ちで遊んでいただけということもよくあるのだ。重い責任を負う覚悟があって付き合っていたわけではない。そこで、相手が離婚をされて遊びではなくなった途端に逃げ出してしまうのである。結果としてパートナーからは離婚され、浮気相手にも逃げられて自分ひとりだけが取り残されてしまうのだ。
別のパターンもある。浮気がバレたことで金銭的余裕がなくなり、そのせいで浮気相手に捨てられるのである。浮気がバレると仕事を解雇されたり減給されたりすることが多い。また、慰謝料の支払いも発生する。これまでは浮気のためにかなりの金額を使えていたとしても、離婚を境に余裕がなくなってしまうのだ。そうなると、浮気相手としてはあまり魅力を感じなくなってしまう。楽しかった豪華な食事やお金をかけたデートができなくなってしまうからだ。浮気相手は、お金を持っている他の相手を見つけて去っていくのである。
2-8.浮気相手が本気になってしまう
浮気をする人のなかには、浮気相手には決して本気にならない人もいる。浮気は浮気として割り切り、あくまでも遊びとして楽しんでいるのだ。もちろん、パートナーのことも家庭のことも大切にしたいと思っている。離婚をするつもりもない。浮気はあくまでも遊びであり、浮気相手も遊び相手としか考えていない。そして、浮気相手の方も、自分と同じ感覚で遊んでいるだけであると思い込んでいるのだ。こういう人は、本来のパートナーに浮気がバレることなどないと信じている。
ところが、浮気相手と何度も会っているうちに、次第に相手が距離を縮めてくるのだ。これまでは平日の夜にしか会っていなかったのに、日曜日の昼間に会いたいと言いだしたり、パートナーと別れることを望んだりするようになるのである。こうなると、遊びでは済まない。浮気はただの遊びのつもりだったと逃げようとしても、相手は離れようとしてくれない。さらには、浮気相手がパートナーに自分の存在をアピールし始めるのだ。その結果、パートナーに浮気のことが知られ、関係が悪化してしまう。離婚にまで発展してしまう可能性も高いだろう。大切に思っていたパートナーを失い、遊び相手でしかなかった浮気相手だけが残るのである。
2-9.自分だけでなく相手の家族も壊してしまった
浮気をしているカップルの両方が、家庭を持っている場合がある。いわゆるW不倫だ。既婚者が浮気をする場合、相手も既婚者となるケースは多い。なぜなら、お互いに家庭を持つ身であるために、既婚者にしか分からない事情を分かりあえて付き合うのが楽なのだ。しかし、W不倫は普通の不倫と比べてリスクも倍になる。浮気によってつらい思いをするのは、自分の家庭や自分のパートナーだけではない。浮気相手にもパートナーがいて家庭がある。その人達にも、つらい思いをさせているのがW不倫なのだ。
浮気がバレると、パートナーは悲しむだけではなく怒りを覚えるだろう。そして、自分を裏切ったパートナーを憎む。しかし、パートナー以上に浮気した本人に怒り、憎んでくる存在がある。それが浮気相手の家族やパートナーだ。実際に、浮気相手のパートナーが怒って乗り込んできたために浮気が発覚したというケースは少なくない。W不倫は、ふたつの家庭が同時に不幸になる可能性がある行為なのだ。浮気が発覚して、仮に、自分は離婚にまで至らなかったとしても、浮気相手の家族は離婚に発展するかもしれない。浮気相手やそのパートナーから恨まれて、報復される可能性もある。
3.浮気の因果応報には3つの典型がある
浮気の因果応報には典型がある。ここでは、浮気の因果応報に見られる3つの典型について解説する。
3-1.浮気では誰も幸せになれない
浮気をしても、誰も幸せにはなれない。まず、家族を傷つけてしまう。浮気をされた家族は、嘘をつかれ、だまされ、裏切られたのである。浮気はあくまでも浮気として楽しみ、家庭は大切にするつもりでいたとしても、家族を裏切り傷つけていることに変わりはない。結果的に、大切に思っていたパートナーや子どもを不幸にするのだ。もちろん、傷つけたり悲しませたりはしている。しかし、それだけではない。身勝手な浮気が原因で、パートナーや子どもは何も悪くないのに、本来なら送ることができた幸せな人生を奪われてしまったのだ。そのことを忘れてはいけない。
浮気をすると不幸になるのは自分の家族だけではない。浮気相手にも家族がいるのだ。浮気をすることで、浮気相手の家族も不幸になるのである。浮気をした方は離婚され、当然家族を失うことになる。同時に周囲からの信用も失い、慰謝料の請求もされる。さらに、金銭的な余裕もなくなるだろう。職場をやめることになったり、慰謝料を支払うことになったりするからだ。その結果、浮気相手との関係もこれまでのようにはいかなくなる。つまり、浮気をした自分たちも不幸になるのだ。
3-2.浮気の末に結婚しても新たな浮気で家庭が壊れる
浮気によって離婚をした結果、浮気相手と再婚をしたとしても、上手くいかないケースが多い。これまでは浮気相手であったのに、正式なパートナーとなるのである。浮気相手として付き合っていたときには相手のことをベストだと思っていても、結婚相手としてよいとは限らない。浮気相手とは、会う時間も短い。しかし、一緒に暮らすとなると相手のいろいろな一面を見ることになるのだ。離婚した前のパートナーと比較して、不満が出てくる可能性が高い。
また、浮気という社会的に非難される行為に対して、もともと心理的なハードルが低い者同士の結婚である。普通の夫婦と比較すると、どちらかが浮気をする可能性が最初からかなり高いカップルともいえる。そのことをお互いが知っているので、相手が浮気をすることにずっと怯えて暮らしていかなくてはならない。どちらかが浮気をすると、もう一方は、かつて自分のパートナーに味あわせたのと同じ苦痛を味わうことになる。結局、新たな浮気によって、また家庭が壊れてしまうのである。
3-3.浮気では得るものよりも失うものが大きい
浮気に夢中になっているときは、浮気相手のことを何よりも大切な存在だと思うこともあるかもしれない。浮気相手と過ごす時間が、かけがえのないものに思えているのだろう。しかし、冷静に考えると、浮気によって得られるものは案外少ないことに気づくはずである。パートナーや子ども、幸せな家庭、友人、恵まれた仕事にお金、どう考えても浮気によって失うもののほうが多い。しかも、浮気によって失ったものは、2度と取り戻すことはできないのである。
それでも、浮気相手からの愛情は受けていると思うかもしれない。しかし実際は、浮気相手からは都合のよい遊び相手としか見られていないことも少なくないのである。こちらがパートナーに浮気がバレそうになったときや離婚されたときには、あるいは、浮気相手に対して本気になったときは、責任転嫁して逃げることが多いのだ。浮気から得られるものはほとんどない。逆に、浮気をすると家族からの信頼や幸せ、社会的信用、さらに穏やかな日常まで、ありとあらゆるものを一気に失ってしまうのである。
4.浮気の因果応報を軽くする方法は?
浮気は社会的に許されない行為であるだけでなく、多くの人を傷つける行為でもある。そのため、因果応報によってうける報いも大きい。ここでは、浮気による因果応報を軽くする方法について解説する。
4-1.自分本位な考え方を悔い改める
自分本意な考え方を悔い改めれば、浮気の因果応報を軽くすることができる。例えば、パートナーがいる身でありながら浮気をする。これは自分本意な考え方である。浮気をするということは、信じてくれているパートナーを裏切っているということだ。浮気をするときに後ろめたさを感じないだろうか。後ろめたさは、浮気をすることがパートナーに対する裏切り行為であることを自覚しているから感じるのである。ではなぜ、自覚がありながらパートナーを裏切ってしまうのか。それは、パートナーに対する甘えがあるからである。
パートナーは、自分が唯一何をしても許される相手だと考えてはいないだろうか。その考えがあるから、浮気をしてしまうのだ。これも、きわめて自分本意な考え方である。パートナーのことを思いやり、大切にするからこそよい関係が続いていくのである。大事なのは、まず自分本位な考え方を悔い改めることだ。パートナーの気持ちを考えられるようになれば、裏切って傷つけていることを自覚しながら浮気を続けるようなことはなくなる。
4-2.浮気では幸せになれないことを理解する
因果応報を軽くするためには、浮気では幸せになれないことを理解するのも重要である。例えば、浮気相手と結婚したとしよう。一時的にはうまくいくかもしれない。しかし、相手は浮気経験者である。浮気という行為をそれほど否定的に捉えていないから自分と浮気をしたのであり、浮気が癖になっている可能性もあるのだ。自分と浮気したときと同じように、いつまた誰かと浮気をするか分からない。その不安をずっと抱えながら生きていかなければならないのである。とても幸せな結婚生活とはいえないであろう。
また、浮気相手との結婚生活を送るには、周囲からの批判的な目に耐えなくてはならない。浮気をして一緒になった夫婦が周りから冷たい目で見られるのは当然である。やがて周囲の白い目に耐えきれなくなって、離婚してしまうケースも多い。また、浮気相手を本当に愛しているのではなく、浮気相手を相手のパートナーから奪うことに熱中してしまっただけかもしれない。この場合は、浮気相手を奪うことに成功した時点で目的は達成され、燃え尽きてしまう。同時に、浮気相手への愛情も冷めてしまうのである。浮気から幸せになれるケースは極めて少ない。浮気は幸せな結果に結びつかないということを理解することが大切だ。そうすれば、わざわざ不幸になりにいくことはなくなるのである。
4-3.浮気が周りの人の人生を変えてしまうことを思い知る
浮気の因果応報は、浮気をしている当事者の2人だけに関係のある問題ではない。2人の家族も因果応報の影響を受けてしまうのである。浮気をした2人が離婚され、辛い人生を歩むことになるのは自業自得だ。しかし、浮気をされた家族は、何も悪い行いをしていない。それにもかかわらず、パートナーに裏切られ、浮気がなければ送れたはずの人生を送れなくなるという二重の苦しみを受けるのである。浮気をすると、周りの人の人生も狂わせてしまう。その責任を取ることはとうていできるものではない。そのことを深く理解すれば、浮気を踏みとどまることができるはずである。
4-4.心から反省して二度と浮気はしないと誓う
浮気をしたことを心から反省しない限り、因果応報を断ち切ることはできない。浮気を続ける限り、因果応報はどこまでも続いていくのである。浮気は重大な裏切り行為である。そのことを自覚し深く反省することが、因果応報を終わらせるためには必要なのだ。大切なのは、二度と浮気はしないと心に決めることである。とはいえ、いくら心に誓っても、気持ちが弱ければ浮気をしたい気持ちが再燃してしまう恐れがある。その場合は、誓約書を作成して、何をしてはいけないかをはっきりと分かるようにさせるとよい。そして、誓約書に違反する行為をした場合のペナルティを設けるのだ。ペナルティがあると、しっかり反省ができていない場合の抑止力になる。
4-5.心を入れ替えて地に足のついた生活をする
因果応報を軽くするには、地に足のついた生活をすることも大切だ。そもそも、浮気は浮ついた心が引き起こす愚かな行動である。過ちを二度と繰り返さないためには、気持ちが浮つかないようにすることが必要なのだ。日常生活で抱える不満を浮気で解消しようという考えが、そもそもの間違いである。日常生活に不満があるなら、日常生活のなかで不満を解消するように努力しなければならない。浮気で一瞬の幸せをつかもうという考えを、今すぐ改めるべきである。大切なのは、仕事や趣味に打ち込むなど、日常生活のなかで幸せを感じるようになることだ。浮気をしなくても満足できる生活環境を整えることができれば、因果応報を断ち切ることができる。
4-6.自分の幸せは自分の行動次第だと言い聞かせる
自分の幸せは自分の行動次第であると言い聞かせることが、因果応報を軽くするためには欠かせない。自分が不幸なのは周りのせいだと思う癖があるのはよくない。幸せか不幸せかを判断しているのは自分である。自分の判断次第で、今すぐ幸せになることも可能なのだ。誰かに幸せにしてもらおうと他人任せにしていることが、自分を不幸にしている原因である。幸せになるためには、自分を幸せにすることができるのは自分だけであることに、気付くことが必要なのだ。
自分の考え方や行い次第で、小さな幸せをたくさん味わうことができる。些細なことに喜びや幸せを感じることができれば、不幸を感じずに毎日を過ごすことができるのだ。浮気をすること以上に幸せになれることは、たくさんある。その事に気付けば幸せになれるのである。幸せになる方法はたくさんあるが、浮気では決してない。そのことを常に自分に言い聞かせていれば、浮気による因果応報を減らすことができる。
まとめ
浮気をするとその報いが、因果応報として必ず返ってくる。気をつけなくてはいけないのは、周りの人も因果応報に巻き込んでしまうことである。浮気とは、それほど罪深く最低の行為なのだ。浮気は絶対にするべきではない。しかし、すでに浮気をしてしまっている場合は、悔い改め、因果応報を軽くするように務めるべきである。自分の身勝手で、大切な人を不幸にするのは許されることではない。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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