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浮気/不倫の疑いもしかして妻が浮気している?よくある兆候と証拠のつかみ方とは?

浮気現場を撮影された妻

パートナーの行動や雰囲気の変化から、よくある浮気の兆候としてはどのようなものがあるのか知りたくなる人も多いだろう。浮気を疑い始めるときりがないが、どうしてもパートナーの浮気を疑うのであれば、思い切って証拠集めをして、浮気をしているかどうかの問題を解決させるのも必要である。今回は、妻の浮気のよくある兆候や証拠のつかみかたなどを説明する。

1.妻が浮気してしまう理由

妻(嫁)が浮気してしまう理由にはどのようなものが挙げられるだろうか。まずは浮気に走ってしまうその原因を見ていこう。

1-1.コミュニケーションが少ない

女性が浮気する要因は、精神的な負担によるものが大きいとされる。たとえば、寂しいと思ったり、愛されていないと感じたりするときに浮気してしまう傾向が強い。中でも、夫婦間での日常的なコミュニケーションが少ない場合、すれ違いが生じやすくなり、夫からの愛情を感じにくいとして浮気してしまうケースも多い。

コミュニケーションが希薄になる理由はさまざまあるが、夫が仕事などで忙しいのも理由の一つだ。出張が多かったり、残業時間が長かったりすると、結果的に家庭に向ける時間が少なくなり、妻は自分に構ってくれていないと感じ、構ってくれる男性につい浮気してしまうケースがある。

また、夫に対する不満が募って、コミュニケーションが希薄になってしまう場合も少なくない。例を挙げれば、家事や育児に対して夫が無関心だったり、普段の行為に対して感謝の気持ちが感じられなかったりすると、妻は夫に不満をもちやすく、コミュニケーションを取りたくなくなって、次第にほかの男性に意識が向いてしまうケースも考えられる。

1-2.相性が合わない

相性が合わないとひと言でいっても、さまざまな相性がある。まず挙げられるのが、考えかたの相性だ。夫と意見や考えかたが合わず、結婚生活を次第に負担に感じてしまうことから、浮気に走ってしまうケースもある。

意見や考えかたのずれは、育った環境もあるが、年齢の違いからくるものも考えられる。年上の夫がいても、もともとは年下の男性のほうが好みだったため、理想と現実の違いから気持ちが冷めてしまい、浮気してしまう可能性もあるだろう。もちろん逆も然りで、年下の夫がいて、年上の男性に魅力を感じるケースもある。ジェネレーションギャップからくる考えかたの相違は、不満を募らせてしまう可能性が高い。

そのほかの相性としてよくいわれるのは、体の相性もその一つだろう。体の相性が合わず、セックスに不満をもってしまい、ほかの男性と浮気してしまうケースも少なくない。あるいは、お互いに異性として見られないことが不満や不信感につながり、求めてくれる人に気持ちがいってしまうのも十分あり得る話である。特に、結婚生活が長くなればなるほど、その傾向は顕著とされる。結婚当初は気にならなかった体の相性の相違も、何年も一緒に過ごしていれば、次第に違和感を覚えてしまう場合もある。

1-3.刺激が欲しい

結婚生活に対する慣れから、新しい刺激を求めて浮気する場合も考えられる。特に、ライフイベントとしては大きな存在となる結婚だが、たとえば挙式などが終わってしまうと、燃え尽き症候群のようになる事態も少なくない。次第に同じような結婚生活に飽きてしまい、夫に対する倦怠感から、違うタイプの男性と恋愛したくなって浮気するケースもある。

また、出産も大きなライフイベントの一つとして数えられるが、子育て中は当然生活の中心が子どもになる。子育てに追われているうちに夫婦間のコミュニケーションが薄れたり、お互いに異性として見るきっかけがなくなったりして、気持ちが冷めてしまい、女性として見てくれる男性と浮気してしまうこともあるだろう。

単純に現状の生活に満足しておらず、現実逃避の手段として浮気する場合もある。共働きしている夫婦も少なくないが、仕事をしている中で、プライベートの充実を図ろうとしても、単調な結婚生活では満足感を得られないだろう。意識が夫以外に向いてしまっている中でタイミングよく異性から誘いがあれば、浮気となる行動をとってしまうケースも大いにあり得る。

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2.妻はどこで浮気相手に出会うの?

浮気相手と職場で手を繋ぐ妻

妻がほかの男性と出会う機会はさまざまなところにあるため、知らぬ間に妻が浮気しているケースもある。たとえば、前述の通り共働きしている家庭も少なくないが、共働きの場合、職場での出会いも考えられる。職場にて夫よりも魅力だと感じる男性に出会い、次第に気持ちが傾いてしまうケースがまずは挙げられるだろう。特に職場においては、転勤・転職などによる新しい出会いも豊富だ。もちろん、新入社員に対して恋愛感情が芽生えてしまう場合もないとは言い切れない。また、残業で長い時間いれば、意識してしまうタイミングも増えるだろう。

専業主婦であっても、趣味やイベントでたまたま出会った男性と浮気することもある。特に、夫の勤務時間が長いと、時間を有効活用しようと外に出て習い事などを始めるケースも少なくないが、たとえば、生徒同士のみならず先生と浮気に走ってしまう可能性も考えられる。それ以外にも、近年ではインターネットの発達によって、SNSなどを介して男性と出会い、いつのまにか浮気に発展するケースも後を絶たない。寂しさや暇つぶしから、無料で利用できるマッチングアプリなどで出会う人も多い。

また、よくあるのが同窓会で出会うケースだ。男友達や、以前交際関係にあった男性と再会し、浮気してしまう主婦も一定数いるのが事実である。中でも、お酒が入ることで気持ちが膨らんで、理性を抑えられず行為に及んでしまい、そのまま関係が続いてしまうような出会いも少なくないだろう。

3.妻が浮気しているときの兆候8つ

もちろん一概にはいえないが、妻が浮気しているときには、生活の変化や態度の変化など、何らかの変化が起こっている場合が多い。ここからは、妻が浮気しているときの兆候として、よく挙げられるものを8つ紹介していく。

3-1.おしゃれするようになった

特に女性の場合、恋人や好きな人ができると、見た目により気を使うようになるケースが多い。もちろん余計な心配に終わる可能性もあるが、妻が急におしゃれに関心を持ち始めた場合、浮気している可能性もなきにしもあらずといえる。たとえば、違いが顕著に現れる例としては、メイクが挙げられる。以前よりもしっかりメイクをしたり、時間も多くかけたりするのは、異性を意識している結果といっても過言ではない。また、メイクだけではなくファッションも変化しやすい。女性らしい服装として、スカートや露出の高い服を着用するなどのほか、ヒールのある靴を履くなど、分かりやすい変化があった場合は、浮気の兆候としてとらえても考え過ぎではないだろう。

そのほかにも、派手な下着を着用したり、下着の上下をしっかりそろえたりするのも、異性を意識している可能性が高い。加えて、ムダ毛をしっかりと処理しているなども、見られることを意識しているのは間違いないだろう。また、美容院やネイルサロンなどに行く回数が以前より増えるなど、綺麗になるための意識的かつ急激な変化は、ほかの男性と浮気している可能性を濃厚にするものだといえる。

3-2.スマホをコソコソ使うようになった

スマホや携帯電話の利用方法の変化からも、浮気の兆候が見られる場合がある。浮気している場合、相手と何度もやり取りをするために、スマホをチェックする回数が増える。しかし、浮気相手とのメッセージを夫に見られないようにするため、夫と一緒にいるときはスマホを触らなくなる可能性が高い。

また、バイブ機能をオフにして、メッセージが届いていることを夫に気付かれないようにしたり、メッセージの内容をポップアップに表示させないように設定したりするなどの行動も見られる。突然かかってくる電話に出なくなる場合も、浮気の兆候としてはあてはまるだろう。このように、スマホを隠れて使用したり、意識的に内容を隠すようになったら、浮気の兆候と見ても良いだろう。

そのほかにも、以前はロックをかけていなかったのに、急にロックをかけるようになったり、トイレやお風呂の際にもスマホを必ず自分の近くに置いたりするようになったときは、夫に知られたくない相手と連絡をとっている可能性が否めない。それ以外にも、浮気相手と連絡を取るための専用のスマホを用意する場合もある。また、妻専用の車やクローゼットにしまい込んでいるバッグの中などに携帯電話を隠している場合は、浮気を疑ってもおかしくないだろう。

とはいえ、もともと警戒心が強い人であれば、ロックをかけることも珍しい話ではない。仕事をしているのであれば、プライベートのものとは別に、仕事用の携帯電話が支給される場合もある。安易に浮気だとは決めつけず、十分な見極めをしつつその兆候を探ろう。

3-3.連絡がなかなか取れなくなった

連絡が取れるはずの時間帯であっても、浮気をしている最中は対応できない場合が多いため、連絡が取りづらくなる。専業主婦が浮気している場合、夫のいない昼間に浮気相手と会っているケースが多く、家の電話にかけても出ないことが増えてしまう。決まった曜日や時間帯に出ない場合が多ければ、浮気を疑ってしまうのも無理はない。なぜ連絡に応答しなかったのかと質問しても、明確な答えが返ってこず、あいまいにしか答えられない場合は、いよいよ浮気と判断してもおかしくはないだろう。

妻が働いている場合は、さらに妻も言い訳がしやすくなってしまう。連絡が取りにくくなっても、仕事で手が離せないという言い訳や、移動中という返答が多くなる可能性も高い。それ以外にも、会社の飲み会や出張という名分を使って、連絡がとりづらい状況であると思わせるケースも少なくないだろう。もちろん職種によっては仕事の繁忙期などもあるので一概にはいえないが、連絡が取れていた時間帯や時期であっても、急に連絡が取りづらくなった場合には、浮気のサインと見ても行き過ぎではない。

3-4.予定を細かく確認するようになった

日付にチェックの入ったカレンダー

逆にこちらのスケジュールを急に細かく把握してくるケースも、浮気の兆候として考えられるものの一つだ。妻が浮気していて、夫の予定を日付ごとに細かくチェックしている場合、その合間を縫って浮気相手と会う約束をすることも多い。たとえば、夫が飲み会などで遅く帰ってくる日や、出張などで帰らない日が分かれば、妻にとっても浮気相手と予定を組みやすいといえるだろう。ときには、1カ月後などかなり先の予定を聞いてくる場合もある。その場合には要注意で、関係を続ける気があるという裏付けにもなってしまう。

なぜ予定を詳しく確認するのかを聞き返したときに、焦った反応を見せれば、やましい理由があると考えてもおかしくはない。また、予定が変更になったと伝えると、妻がいぶかしげな顔をすることもある。必要以上にスケジュールを聞いてくるようになったときは、かまをかけて反応を見てみるのもありだろう。反対に、妻のスケジュールを確認してみるのも対応の一つだ。言いよどんだり、不審な反応を見せれば、浮気の確証とまではいかなくても、浮気を疑うきっかけにはなり得るだろう。

3-5.態度が明らかに変わった

たとえば、夫の残業時間が長いことや出張の頻度について、以前は文句を言っていたのに、急に何も言わなくなったり、夫の話を以前よりも興味がなさそうに聞いていたりするなど、態度の急変にも注意したい。明らかに夫に対する興味や関心が薄れている場合は、危険信号と見て良いだろう。

それ以外にも、家庭に関する努力が見られなくなるケースもある。家庭への関心が薄まると、家事がおろそかになり、掃除の頻度があからさまに減ったり、料理も簡単なもので済ませたりするようになる。逆に、浮気の事実を悟られないようにするため、家事を入念に行う場合もある。部屋がいつもより綺麗になっていたり、来客用の食器などを洗っていたりすれば、浮気している可能性も浮上してくる。

また、キスやセックスなどが以前に比べて変化することも、浮気の兆候の一つとして挙げられる。普段しない行為を好むようになったときのほか、突然求めてくる場合なども要注意だ。女性の場合は妊娠の可能性があるため、浮気によって妊娠したときは、妊娠のつじつまを合わせるために、急に夫に求めるようになることもある。求める回数が多くなったり、避妊具の着用を拒んだりするようになったときは、浮気していないとも限らないだろう。

3-6.体を触ると嫌がるようになった

急に求めるようになる一方で、特に女性においては、好きな男性以外に触れられたくないと思うケースも非常に多い。そのため、妻が浮気をしているとされる兆候の中で、浮気の可能性がもっとも高いといっても過言ではないのが、夫とのスキンシップを嫌う場合だ。浮気をしているときは浮気相手に気持ちが向かってしまっているので、夫からセックスを求めても「気分が乗らない」という理由や、生理を理由に断わられてしまうケースが数多くある。

セックスだけでなく、肉体的な触れ合いすら断られる場合も少なくない。手を握ったり、キスをしたりすることすら妻が拒む場合、夫に対する感情の変化が起こっているのは間違いない。ただし、当然浮気以外の原因により夫に拒否反応を示しているケースもあるので、その点には十分に気を付けなければならない。体調不良であったり、ただ夫に対する不満がたまっていたりするだけの場合もあるだろう。また、出産前後はホルモンバランスが乱れるため、気分の浮き沈みが激しくなる。

あまりに浮気を疑い過ぎて無神経な発言をしてしまうと、それが原因で気持ちが離れてしまう可能性も高い。それこそ浮気の原因となってしまうので、よく見極めなければならない。

3-7.お金の使い方が変わった

前述のように、妻が浮気すると、より見た目に気を使うようになり、おしゃれや自分磨きのための努力を惜しまなくなる。結果的にエステ代や洋服代などでお金をたくさん使うようになるなど、明らかに散財するケースが多い。普段は倹約していたのに、一転してお金をよく使うようになった場合は、一つの浮気のシグナルと見ても良いだろう。

また、自分のためだけではなく、浮気相手のために出費しているケースも考えられる。たとえば、浮気相手に対して妻が貢いでいるため、浮気相手とのデート代や、相手のおしゃれのために洋服代などまで妻が支払っている場合もあるだろう。

特に、普段から節約を意識していた妻が、急にお金を使うようになったときには、それほど浮気相手にのめり込んでいる証拠ともいえる。財布が共通のものであれば家庭を圧迫しかねないので、十分な注意が必要である。妻のお金の使いかたを確認するためには、普段からお金の管理をして、貯金額の動向などを把握しておこう。

3-8.意外なものがバッグに入っていた

妻が浮気している決定的な証拠といっても過言ではないのが、バッグに避妊具が入っているケースだ。浮気をしていないのであれば、わざわざバッグに避妊具を入れて持ち歩く必要はない。そもそも夫がいるなら、避妊具を外出時に持ち出す状況は、あまりないといえる。

ほかにも、妻のバッグに男性向けのプレゼントが入っていることもある。夫に向けてサプライズで購入した可能性もなくはないが、自分好みのものでなかったり、年代的に明らかに合わないものだったりしたら、浮気相手へのプレゼントである可能性が高い。少し待ってもプレゼントを渡してくれるような雰囲気がない場合、浮気を疑ってもおかしくない状況だろう。

普段使っていないバッグには浮気相手専用のスマホなどがまぎれている場合もあるが、普段よく使うバッグにはこのように浮気相手のために用意しているものが入っている可能性が高い。いくつかのバッグを確認してみるのも、浮気の兆候を探る方法の一つと言える。また、不審なレシートがあれば、それを確認するのも重要である。たとえば、バッグに避妊具が入っているケースでは、浮気前にコンビニなどで購入した可能性が高いため、レシートによってその事実を追求することができる。

4.妻の浮気の兆候から確信を得る方法

妻の浮気の兆候があったとしても、まだ確信が得られず戸惑ってしまう場合も多いだろう。この段落では、浮気の兆候をさらに確かなものにするための方法を紹介していく。

4-1.スマホをチェックする

妻のスマートフォンをチェックしようとする夫の手

前述の通り、浮気相手との連絡はスマホで行われる場合がほとんどである。連絡手段はもはや電話やメッセージ機能のみならず、SNSなどによるやり取りも考えられるため、さまざまな角度からチェックする必要がある。その分、妻のスマホを見れば、浮気の証拠がつかめる可能性が高い。浮気相手とのメッセージや通話の履歴はもちろん、写真なども証拠となり得るので、スマホが浮気の決定的な証拠につながるケースは多いといえる。

ただし、スマホにロックがかかっている場合もある。とはいえ、ロックを解除したとしても、妻が浮気発覚を恐れて証拠を削除しているケースもあるため、必ずしも浮気の証拠をつかめるとは限らない。また、スマホを勝手に見る行為はプライバシーの侵害にあたるため、いくら夫婦間であっても、相手の承諾なく行えば余計なトラブルになってしまう恐れもある。妻が浮気をしていなかった場合にはなおさらで、そこから信頼関係を再び構築していくのは難しくなってしまうだろう。スマホのチェックは、十分な注意を払ったうえで慎重に行おう。

4-2.クレジットカードの明細を確認する

浮気をする場合、化粧品代やデート代のほか、ホテル代など、さまざまな出費がある。特に、相手に貢ぐ形になっている場合には、さらに出費がかさんでいく。その際、妻が現金ではなくクレジットカードを使っていると、浮気で使用した履歴が残っている可能性が高い。明細を確認すれば、使用頻度や金額が以前に比べて増えているかどうかがすぐに分かり、不審な場所で使用している場合は、浮気相手との密会である可能性もある。たとえば、出張などがないのにホテルで利用した履歴があれば、決定的な証拠となり得るだろう。

ただし、クレジットカードの明細が紙で発行されていない場合は、妻に直接「見せて欲しい」と申し出ないと確認が難しい。スマホからでも明細を確認できるケースが多いが、パスワードなどを知らないと明細が発行されないだろう。カード番号や、妻の個人情報をカード会社に伝えれば明細を郵送してもらえる場合もあるが、妻が発行していない明細を受け取ったり、妻にカード番号を知ろうとしていることがばれてしまったりすると、浮気を疑っていることが伝わり、確信を得づらくなってしまう。やはりこの方法でも、慎重に進めるのが重要である。

4-3.直接聞いてみる

妻の行動が疑わしい場合、直接的な質問をしたり、カマをかけたりするのも方法の一つである。たとえば、「スマホのメッセージを見た」と伝えたり、「友人と出かけると言っていた日に、男性と歩いているところを友人が見たと言っている」と伝えたりして、妻の反応を見るのも確証を得る手段だ。

直接聞いてみて、慌てたり無理のある言い訳をしたりする場合、浮気がバレたと焦っている可能性が高い。ただし、友人も巻き込むため、ある程度の裏付けが必要なのに加えて、逆上されるケースもあるので、逆に尻込みしないように入念に話しかたを考えておかなければならない。また、相手がすぐに認めて謝罪する可能性もあるが、謝罪一辺倒になってしまった場合、その後の対処に困ってしまうことも考えられる。さまざまな結果を考慮して、相手とどうなりたいかを考えてから直接聞くのが良いだろう。

また、カマをかける場合でも、浮気を怪しんでいると勘付かれ、妻の警戒心が強まってしまい、結果的に証拠がつかみにくくなる恐れもある。決定的な証拠につながらなかった場合、次の証拠をつかむまでに時間もかかってしまうため、しっかりと準備してから確認しよう。

4-4.友人と連携する

妻の浮気の証拠を得るためには、妻の友人に協力してもらうという方法も考えられる。たとえば、妻の友人と連絡が取れる状況なら、妻の浮気について相談してみるのもやりかたの一つだ。

こちらの味方になってくれた場合、妻と妻の友人のやり取りの中で、浮気の証拠があるかどうかを探していくことになる。その場合、妻に直接的な質問をしても、はっきり答えが返ってこない可能性があるのには十分注意しておこう。確実な証拠をつかむためには、慎重に切り出してもらわなければならない。また、特に妻の友人とあまり友好的な関係を築けていない状態で連絡を取る場合、友人が妻の味方となってしまい、かえって浮気の証拠をつかみにくくなる恐れもある。

妻の友人の協力を得るのが難しい場合は、自身の友人と連携しておくのも重要だ。自身が仕事などで十分な時間を取れない場合、友人にお願いして妻の動向を探ってもらえることもある。特に、妻と元同級生の友人がいたり、同じ職場で働く友人がいたりすれば、妻の様子をうかがうのは容易だろう。その場合でも、できるだけ普段からしっかりとしたコミュニケーションをとっておくのが望ましい。

4-5.探偵事務所に依頼して調べる

妻の浮気の証拠をつかむためには、プロの探偵に依頼するのがより確実だ。特に、女性は用心深く敏感な人も多いため、夫が浮気の証拠を探していることに気が付く可能性もある。特に浮気をしている場合は、浮気の事実がばれないようにより用心深くなるケースも多い。妻が警戒すれば当然、浮気の証拠集めが難航してしまう。

プロの探偵は浮気の証拠集めに慣れているため、気づかれることなく短期間で確実な証拠をつかめる。たとえば、一般人では気付かない変化であっても、プロの探偵ならその変化から浮気の事実を判明させられる場合もある。また、証拠をつかんだ後の対応方法によっては、探偵による確実な証拠があったほうが有利になる。特に、離婚や慰謝料請求、子どもがいる場合の親権問題に関しては、決定的な証拠があるかないかで大きく局面が変わる。

依頼費用は探偵事務所によって異なるため一概にはいえないが、確実な証拠を押さえるだけであれば、10~20万円で済むケースも多い。無料で最初の相談を受けているところもあるので、積極的に利用するのも一つの手といえるだろう。

5.兆候から妻の浮気を確信したらどう対処する?

兆候から妻の浮気を確信したら、その後の対処までを考えなければならない。特に、子どもがいる家庭などではなおさらである。ここからは、確信を得てからどのような対処ができるかを説明していく。

5-1.話し合って関係を修復する

妻の言い分を聞く夫

離婚や別居をしたくないのであれば、まずは話し合って妻の言い分をしっかり聞くことが大切である。なぜ浮気に至ったのか、環境が原因なのか、それとも夫自身に問題があったのかを確認し、関係を修復していかなければならない。そのためには妻の反省を促し、浮気相手との関係を断ち切る意思を持ってもらうことも大切である。ただし、もし夫自身にも原因があった場合、話し合う内容によっては自身が不利になってしまう場合も考えられる。また、妻は浮気したという自身の立場の悪さから、夫を悪く言う可能性もないとは言い切れない。浮気の程度を鑑みることはもちろん、話し合いによる今後の線引きなどはしっかりと意識しておこう。

妻の反省を促す方法としては、たとえば子どもの将来について話したり、今までの夫婦間や家族での思い出を話したりするのが考えられる。いかに浮気相手との生活よりも、自分や子どもたちとの生活のほうが良いと思わせるかが重要だ。そして、あくまで冷静に妻の考えを聞いたうえで、自分自身がどうしたいのかもしっかりと考えなければならない。本当に関係を修復したいのか、修復したとして、変わらずに家族を守っていけるのか、夫として妻にどう接していきたいのかを、考え抜くことが大切である。

ただし、いくら夫が関係の修復を希望しても、妻にその気がなければ離婚せざるを得ないケースもある。浮気をした当人の気持ちが今誰に向いているのかを聞かなければ、根本的な解決には至らないだろう。

5-2.離婚する

妻の浮気をどうしても許せないのであれば、離婚を選ぶことももちろん可能である。裏切られたという事実がある以上、好意を持っていたとしても、または子どもを授かっていたとしても、今後の関係修復は難しいと考える人も少なくない。

浮気の証拠が決定的であればあるほど、妻の浮気相手への気持ちも確かなものになっているといえる。そのため、たとえ一度は関係を修復できたように見えても、妻の気持ちがまた離れてしまうのではないかと常に心配になってしまい、以前と同じ夫婦生活には戻れなくなるケースが多いだろう。

妻が関係修復を望んだとしても、浮気された側の夫が離婚を希望すれば、離婚を成立させられる可能性は極めて高い。ただし、決定打に欠ける証拠などによっては、親権を持って行かれてしまう可能性も否めない。子どもがいる家庭で、親権なども手に入れたいのであれば、プロの探偵に依頼してしっかりと妻の浮気の証拠を集めておいたほうが良い。

まとめ

妻が浮気をすると、さまざまなところにその兆候が見られるようになる。浮気の兆候が見られ、結果的に離婚を考える場合などには、確実な証拠を集めておいたほうが良い。プロの探偵に依頼して調査すれば、確実かつスピーディに浮気の証拠をつかむことができる。証拠集めの後、どうするかは自身の人生においても、また、家族にとっても重要な問題となる。後悔のないようじっくり考えよう。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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