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浮気/不倫の調査父親の浮気に気付いてしまった子どもが自分を守るために取るべき行動

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自分の父親が外で浮気をしていたら、その事実を知った子どもがショックを受けるのは当然である。そのとき子どもとしては、どのような行動をとるべきなのだろうか。浮気をした父、された母とは、どう関わればよいのだろうか。ここでは、父親の浮気を知った子どもが自分の心と体を守ることを第一に、とるべき行動や両親それぞれとの関わり方を紹介する。

1.父親の浮気を知ってしまった子どもが抱く感情とは

中学生や高校生にもなると、浮気というものが世の中にはあり、それがどういうものなのかは、知っていてもおかしくない。とはいえ、自分の親と結びつけて考えたことはないという人のほうが多いのではないだろうか。父親が浮気をしていることを知ってしまった子どもが、複雑な感情を抱くのは当然のことである。ここでは、父親の浮気を知ってしまった子どもが、実際に抱いた感情のなかで多かったものを紹介する。

1-1.絶対に許せない

父親の浮気を知ってしまったとき、ほとんどの子どもはまずショックを受ける。親の性的なことは、もっとも知りたくないテーマだからである。なにより、浮気をしていたということは、自分たち家族を裏切っていたということだ。嘘をつき、騙し、家族が傷つくことがわかっていながら、自分の快楽を優先していたのである。父親に裏切られたことによるショックは、すぐに怒りに変わる。さらに、裏でこそこそ浮気をしながら決して悪気を感じさせることなく、平然と生活をしていることにも腹が立つ。浮気をした父親のことは、絶対に許せないと思う子どもが多いのである。

同じ子どもであっても男の子と女の子では、父親の浮気に対する感じ方が少し異なる。女の子の場合は同じ女性という立場から、母親の気持ちがわかる。そのため、息子と比べて娘のほうが浮気をした父親を絶対に許せないという感情を持つ傾向が強い。なかには、成人して子どもが生まれてもまだ父親を許すことができず、父親に孫を触らせることも抵抗を感じる女性もいるほどだ。父親を許せない気持ちが男性全般を信用できない気持ちにまで広がり、結婚をする気になれない女性もいる。

自分を保護し、愛を与えてくれる、絶対的に尊い存在であって欲しい父親が、自分の性欲を解消するためなら平気で家族を裏切る男であることを知ってしまったのだ。自分という存在も、父親の快楽の末にできたものに過ぎないと思うと、腹立たしい気持ちになるのも無理はない。大人になってもどのように消化すればよいのかわからずに悩んでいる女性も多いのである。

1-2.気持ち悪い

父親の浮気を知ったときに子どもが抱く感情として「気持ち悪い」というものも多い。父親の浮気を知るきっかけとしてよくあるのは、スマートフォンに残っていたメーセージのやり取りを覗き見たことからというパターンだ。浮気をしている当事者の2人は、自分たち以外には見せない前提でメッセージを送り合っている。第三者が見れば、気持ち悪い文面になっているだろう。メッセージを書いた本人でさえ、冷静になって読み返せば気持ち悪いと感じるような文面である。中学生や高校生といった感じやすい年頃の子どもが読めば、気持ち悪いと感じるのも無理はない。ましてや自分の父親である。特に女の子の場合は、父親に対して嫌悪感を抱くだろう。

中高生など、ちょうど思春期を迎えた子どもは、親に性的な一面があることを認めたがらない。想像するのも抵抗があるのだ。そこに、父親が浮気をしているという現実を突きつけられたのである。母親以外の女性と肉体関係を持っていることを知ったのだ。父親に対して不潔感を覚え、気持ち悪いと感じてしまう。感じて当然なのである。特に娘の場合は思春期を終えて20代や30代になったとしても、父親の浮気を気持ち悪いと感じるケースが多い。思春期でそう感じるのは仕方のないことなのだ。年齢によっては父親が自分と同世代の女性と浮気をしていることもある。その場合は父親に対してより嫌悪感を抱くことになる。父親がそばにいるだけで吐き気をもよおすほどの拒否反応を示すケースも多いのである。

1-3.どうして良いかわからない

中高生はしっかりしていても未成年であり、子どもである。父親の浮気を知ってもどうしてよいかわからない、というのは素直な感情だろう。父親が浮気をしていることを知っても、そのことを父親に伝えるべきかで迷ってしまう。伝えたところで、素直に反省して心を入れ替え、浮気を止めるだろうか。逆に証拠を押さえられないようになにか対策をとったり、子どもであることをいいことに言いくるめようとしたりする可能性もある。最悪の場合は浮気相手と失踪してしまうかもしれない。

いずれにしても親子の関係にヒビが入ってしまい、修復不可能になる危険がある。とはいえ、浮気の事実を知ってしまった以上、黙っているのは自分も辛い。浮気もエスカレートするかもしれない。母親は知っているのだろうか。父親が隠れて行っている浮気を知らないで過ごしているのは、かわいそうである。かといって、知らせると母親がショックを受けるのは間違いない。母親はショックのあまり体調を崩す可能性もある。両親は離婚するかもしれない。そうなった場合、自分はどうすればよいのだろう。

考えれば考えるほど、どうしてよいかわからなくなる。大人でも判断するのが難しい問題である。しかも、実際に浮気の現場を見たわけではなく、証拠もなければなおさらだ。下手に話しても言い逃れられるかもしれないし、もしかしたら自分の勘違いかもしれないのである。怖いのは、父親や母親に話してしまうことで、話が大きくなりすぎるかもしれないことだ。大事にしないで解決するためにはどうすればよいか、それを考えるとますます、どうすればよいかわからなくなるのである。

1-4.離婚してしまうかもしれない不安

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父親の浮気が発覚したことをきっかけに、両親の離婚に発展することは十分にあり得る。両親が離婚をするかもしれないという事態に、不安を感じる子どもは少なくない。親の不倫や離婚問題は、子どもにとっては大きな問題である。しかし、相談しづらい問題でもあるのだ。子どもにとっての相談相手といえば、まず親である。ところが、問題が親の不倫や離婚である場合は、相談相手であるべき親が当事者なのだ。とても相談をするわけにはいかない。親に相談できないとなると、子どもが相談できる相手は教師や友だちくらいしか残されていないだろう。しかし、家庭内のプライベートな問題である。同時に、できれば知られたくない問題でもあるのだ。「自分の親が浮気をしていた」「離婚をするかもしれない」このような悩みは、学校や友だちには相談することができない。そのため子どもは、ひとりで悩むことになるのである。

両親が離婚をすれば、自分も転校をすることになるかもしれない。勉強はどこでもすることができるかもしれないが、仲のよい友だちとはもう会えなくなるだろう。頑張っていた部活も続けることが難しくなる。何よりも、新しい環境に自分が馴染めるかが不安である。まだ中高生の身であるから、ひとりで生活していくことは難しい。両親のどちらかに自分は付いていくことになるだろう。とはいえ、どちらに付いていくべきか判断できない。浮気をしたとはいえ、父親であり、母親である。どちらも好きなことに変わりはないのだ。

離婚によって経済的に苦しくなることは、子どもでも想像できる。これまでと同じように生活できるのだろうか。中高生は進路について考え、これからの自分の生き方を決めなくてはいけない大事な時期である。しかし、自分のやりたいことが見つかっても、そのために大学や専門学校に進学できないかもしれない。親の離婚をきっかけにして、本来は自分の進路について悩む時期である子どもが、経済的な不安についても悩まなくてはならなくなるのである。また、母親が夫の浮気によって自暴自棄になるかもしれないという心配もある。離婚した後、両親はどちらも子どもを見放してしまうかもしれないという不安にも、子どもは悩むことになるのだ。

2.父親の浮気が子どもに与える影響とは

父親が浮気をすることによって、その子どもは自分が思っている以上に深い傷を心に負ってしまうものである。ここでは、父親の浮気が具体的にどのような影響を子どもに及ぼすのかについて解説する。

2-1.ショックによる精神的なストレス

子どもは父親の浮気にショックを感じている。そのために精神的ストレスを感じることも多い。例えば、父親の顔を見るだけで、子どもや妻がいながら他の女性と浮気をしている姿を想像するようになることもある。ひどい場合は、父親の顔を見ると吐き気をもよおすケースもあるのだ。父親の浮気が発覚するまでは明るく笑顔を絶やさなかった子どもが、まったく笑わなくなってしまう場合もある。原因は父親に対する不信感だけでなく、家庭内で行われる夫婦喧嘩や離婚になるかもしれない不安などである。

家庭環境が180度変わってしまうことで、子どもは笑顔を見せなくなることが多い。常に暗い気持ちになってしまうため、心の底から笑えなくなってしまうのだ。友だちと話しているときに急に泣き出してしまうこともある。情緒不安定になっているからである。親の浮気は、子どもに悪い影響しか与えないのだ。子供が受けるストレスが重くなると、自律神経の乱れやうつになってしまう恐れもある。

子どもが見るのを嫌がるのは、父親の顔だけではない。浮気をされた側である母親も、家のなかで辛い顔をしていることが多くなる。その顔を見ることも子どもにとってはつらい。もちろん、両親が喧嘩をする様子を見せられるのも、耐えられない。そのため、できるだけ親と顔を合わせなくてすむように部屋にこもりがちになるのだ。

2-2.浮気が人生のトラウマになる

父親の浮気やそれにともなう両親の離婚によって、子どもは親以上に精神的な苦痛を受けている。その体験が一生消えることのないトラウマとなり、その後の人生に影響を与えることは少なくない。父親の存在というものは子どもにとって大きいのである。その父親が母親を裏切っていたことで、子どもは多かれ少なかれ人間不信になってしまう。友だちとは距離をおくようになり、新しい友達も積極的に増やそうとしなくなるのだ。

父親の浮気、親の離婚を経験した子どもは、大人になっても人間不信が続き精神的に不安定になったり自己肯定感の低さに悩んだりすることが多い。例えば彼氏や彼女ができても必要以上に親密になれず、自分をさらけ出すことができない。「自分も親と同じように浮気をしてしまうかもしれない」「パートナーに裏切られるかもしれない」という思いが消えず、結婚することを怖いと感じる。つまり、社会で生きづらい人間になってしまうのである。トラウマが原因で結婚をする時期になっても、最初からシングルマザーを選択する女性もいる。

2-3.離婚による経済的な不利益

父親の浮気によって両親が離婚をすると、子どもは母親と暮らすことになる場合が多い。そうなると、両親が離婚をする以前のような経済状態で暮らしていくことは難しくなる。一般的に、父子家庭に比べて母子家庭の収入は少ないため、父親が浮気をした子どもは経済的にも影響を受けることになるのである。厚生労働省が平成28年に全国のひとり親世帯を対象に行った調査によると、父子家庭の年間平均年収が420万円であるのに対し母子家庭では243万円しかない。母子家庭と父子家庭では、1.5倍以上の収入差があるのである(出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」)。

もちろん、離婚の原因が父親の浮気であるため、離婚の際には慰謝料や養育費の取り決めがされることが一般的だ。しかし、母親が不利な条件で離婚に同意してしまい、慰謝料や満足のできる養育費が父親から支払われないケースもあるのである。さらに、浮気が原因で母親がうつになるなど、離婚後に生活保護を余儀なくされる母子家庭も少なくない。経済状況が厳しいせいで大学や専門学校への進学が思うようにいかなくなるなど、父親が浮気した子どもは将来の可能性が狭くなることもあるのだ。

3.父親の浮気に気付いたときの行動でやってはいけないNGなこと

父親の浮気に気付いたとき、冷静でいることはむずかしい。どうしても感情的になってしまうのが普通である。とはいえ、そのせいで事態を悪化させるのは考えものである。父親の浮気という大きな問題をできる限りよい形で解決するためには、感情的な行動をしないことが大切なのだ。ここでは、浮気に気付いたときに取るべきではないNG行動について紹介する。

3-1.感情に任せて父親に問い詰める

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父親が浮気をしているという事実を知ることは、ショッキングな出来事である。最初に受ける衝撃の次は、父親に対する怒りがこみ上げてくる。なにしろ、身勝手な欲望のために家族を裏切っていたのである。感情的になるのを抑えるのは難しい。しかし、怒りに任せて父親を問い詰めるのはよくない。なぜなら、浮気の証拠が不十分である場合、父親にはぐらかされたり嘘をつかれたりする可能性があるからだ。父親に怒りを覚えるのは仕方ないが、問題を解決するためには一旦落ち着いて解決法を考える必要がある。

感情的に問い詰めることがよくない理由はまだある。こちらが激しく問い詰めると、父親も感情的になって逆上する可能性があるからだ。感情的な激しい口論になると、殴ったり蹴ったりするなどの暴力に発展する恐れもある。その場合は、暴行罪や傷害罪などの罪に問われる可能性もあるのだ。感情に任せて問い詰めたり、怒りをぶつけてみたりしても、さらに、暴力を振るっても、根本的な解決には結びつかない。両親の話し合いで円満に解決する可能性もあるのである。過激な行動に出たせいで、その可能性を潰してしまうリスクもあるのだ。

3-2.自分で浮気調査をする

浮気の証拠をつかむために、浮気調査を仕事として行っているのが探偵事務所や興信所である。浮気問題を解決するためには明確な証拠が必要だ。しかし、早く解決したいからといって、自分で浮気調査をするのはよくない。浮気調査は、探偵事務所や興信所のようなプロであっても慎重のうえに慎重に行わなければならない繊細な調査なのだ。なぜなら、浮気調査にはバレるリスクがあるからである。浮気調査をしていることが一旦バレてしまうと、相手も慎重になる。そのため、それ以降は証拠を集めるのが困難になってしまうのだ。

もし浮気調査を自分でするなら、時間をかけて徹底的にやらなくてはならない。徹底的とは、調査の痕跡も残さないように完璧にやり遂げる必要があるということだ。そこまでの調査を自分ですることは、非常に難易度が高い。また、浮気調査を自分ですると、精神的な負担も大きい。浮気調査とは、知りたくない事実を追っていく行為であるからだ。父親の浮気を自分で調査すると、精神的な傷やトラウマが深くなる可能性が高い。信じていた父親に裏切られ、悲しみや怒りのなかで、ただでさえ冷静な自分でいられない状況である。そのような状態で不慣れな浮気調査をすると、バレるリスクを高め、トラブルを悪化させることにもつながってしまう。

3-3.浮気相手と接触しようとする

家族を裏切った父親はもちろん、父親を奪った相手の女性に憎しみが向かうのも自然な感情である。しかし、浮気相手と直接接触しようとするのはよくない。その行動が原因となり、問題が大きくなる可能性があるからだ。例えば、証拠が不十分なまま浮気相手と接触しても、よいことはひとつもない。相手は大人である。浮気相手の子どもをはぐらかすことなど簡単にできてしまうのだ。また、逆上される可能性もあり、非常に危険である。父親が浮気相手に、自分が結婚していて家族がいることを知らせていないケースも多い。その場合は、浮気相手から逆に責められたり、慰謝料を請求されたりすることも覚悟しなくてはならない。

父親が浮気をしている子どものすべてが、浮気相手と直接接触しようと考えるわけではない。そこまでの行動をしようと思う人は、怒りや復讐心が強い傾向があるのだ。そのため、浮気相手を追い詰めたり、手を出してしまったりなど犯罪につながりやすいリスクもある。また、父親が浮気相手に対してどのような気持ちであるのかもわからないのだ。最悪の場合は、浮気相手と接触することで自分が悪者扱いされてしまう可能性もある。さらに、両親の離婚を早めてしまうリスクにも、つながりかねないのである。

4.父親の浮気に気付いたあなたが取るべき正しい行動と手順

父親の浮気に気付いてしまった子どもは、どのように対応をすればよいのだろうか。浮気問題を冷静に解決するためには、適切な初動が大切である。ここでは、父親の浮気に気付いた子どもが取るべき正しい行動と手順を紹介する。

4-1.手順1:周りの大人に相談する

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父親の浮気は、母親にも、もちろん当事者である父親にも確認できないデリケートな問題である。中高生がひとりで抱え込むには重すぎる。できれば、周りの大人に相談したほうがよい。近くに祖父母がいるなら、相談相手としては最適である。特に、浮気をしている父方の祖父母であればなおよい。なにしろ、祖父母にしてみれば自分の息子が浮気をして孫が苦しんでいるのである。親身になって相談に乗ってくれることが期待できる。大人とはいえ、相談しないほうがよいのは、両親の友人や仕事関係の人、学校の先生などである。なぜなら、彼らに相談した場合は両親の立場や世間体を壊しかねないからである。

また、どれだけ仲のよい友人であっても、同年代の人に相談するのは止めたほうがよいだろう。噂が広まってしまう恐れがある。ネットの掲示板で相談することもできるがおすすめはしない。不特定多数が利用するネットの世界では、読んだ人によってそれぞれ違った受け取り方をする。そのために、問題の本質や大事にするべき部分が見えなくなってしまう可能性がある。さらに、さまざまな意見に振り回されることで疲れてしまうこともあるのだ。ネットの掲示板での意見は、あくまで参考程度にとどめておくべきである。

4-2.手順2:母親の気持ちを確認する

相談できる人が見つかったら、次は母親のフォローである。母親は、父親の浮気に気づいていないようであっても、じつは気付いている可能性もある。なにしろ、子どもが気づいているのだ。もっとも身近な存在である母親が、パートナーである父親の不自然な行動に違和感を覚えていてもおかしくはない。家庭を守るため、我が子に気付かせないためにあえて、気付いていない振りをしているのかもしれない。まずは母親が父親の浮気に気付いているかを確認する必要がある。

確認する際は、浮気という直接的な言葉を使わないように注意しなくてはならない。母親がまったく気付いていない可能性もあるからだ。もし、母親が気付いていないようであれば、父親の態度や行動がおかしいような気がすると子どもの立場から伝えればよい。父親の浮気について知っている情報を、洗いざらいすべて話す必要はない。父親の浮気を知った母親は、必ず動揺するだろう。そのときは、子どもとして母親の気持ちを理解していること、自分は母親の味方であることを伝えてあげるとよい。母親は、子ども以上に傷ついているかもしれない。弱っているときこそ、自分の子どもが味方であり、自分を理解してくれていることが、母親にとって大きな力となるのである

浮気問題は、感情的になりやすい。母親には冷静になってもらう必要がある。そのために、母親ひとりで解決しようとせず、これからどうしていくか一緒に考えようという姿勢を見せることが大切である。

4-3.手順3:父親の気持ちを確認する

母親のフォローができたら、次は父親である。父親を問い詰めるのではない。浮気の事実や率直な気持ちを聞くのだ。父親が浮気をしていると思ってはいるが、確証までは得られていないこともあるだろう。例えば、父親のメールを見てあやしいと思っている場合などである。その場合は、浮気について直接尋ねるのはよくない。テレビの不倫報道を見ながら、お父さんには浮気をしてほしくないとさり気なく言ってみるとよいだろう。または、友人の父親が浮気をしている話をして「最低だね」と言いながら父親の反応をうかがってみるのも有効である。

それでも父親が浮気の事実を隠すようなら、父親のメールを見てしまったことや浮気相手と歩いているところを目撃してしまったことなどを、話してみる。このときに注意点がある。それは、決して感情的になってはいけないということである。

5.浮気をしている父親との接し方

父親の浮気がわかった以上、一刻も早く何とかしたいと思うのは子どもの気持ちとしては普通である。浮気にいたる道筋は複雑で、簡単に解決できることではないが、子どもらしいアプローチがかえって解決への糸口になることもあるのだ。ここでは、父親の浮気を解決するために、子どもは父親とどう接すればよいのかを説明する。

5-1.父親としての自覚を再認識させる

父親が浮気をしたという事実は子どもにとって耐え難いものである。父親への嫌悪感もあるだろう。尊敬する親として見ることができなくなるのもしかたがない。しかし、その気持のままで解決に結びつけることは難しい。まずは、父親としての自覚を再認識してもらわなければならない。例えば、浮気をしても自分の父親であることに変わりはないという姿勢を示すことも大切である。父親が毎日頑張っている姿を見ることが、子どもにとっては頼りになるし安心するという気持ちを伝えることも必要だ。

小さい頃から父親にしてもらったことへの感謝を、ひとつひとつ伝えるのもよいだろう。失いかけていた家族に対する愛情を呼び戻させる可能性がある。両親がいるからこそ、自分も勉強や部活を頑張れるという気持ちを伝えられるのも、父親としてはうれしいものだ。もう一度家族のために頑張ろうと、父親が考え直すきっかけになる。

5-2.浮気をして欲しくない素直な気持ちを伝える

父親に浮気の確認をして認めた場合、それ以上細かい追求はしないほうがよい。父親を冷静にさせるためには、浮気をしてほしくないという気持ちを冷静に伝えるだけで十分である。父親は、家族への愛情がなくなったから浮気をしたわけでは決してないということを知っておこう。浮気をする男性は身勝手ではあるが、浮気は浮気、家庭は家庭と割り切っていることが多い。妻や子どものことを一番大切に思っていることがほとんどなのだ。しかし、最初は浮気であっても年月が経つと情が移り、本気になってしまう場合がある。そのときこそ、子どもからの言葉が浮気の抑止力となり得るのだ。

できるだけ父親と一緒にいる時間を増やし、浮気をして欲しくないという気持ちを伝え続けることが大切である。一言二言でよいのだ。例えば、浮気のニュースや不倫のドラマを見ているときに「もう浮気はしないでね」とつぶやくだけでよい。父親にとっては耳の痛いことであるが、反省の気持ちは強くなる。

5-3.居心地の良い家庭環境を作る

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父親の浮気の原因が家庭環境にある場合も少なくない。父親が帰宅したら、避けるようにその場を離れたり、父親の話を無視しがちになったりはしていなっかっただろうか。思い当たることがあるなら、仕事の愚痴を聞いてあげたり、家族一緒にテレビを見たり会話をしたりして楽しく過ごせる時間を増やす努力をすることが大切だ。以前の母親は父親に対して優しかったにもかかわらず、ここのところ、父親に対してつらく当たったり邪険に扱ったりしていなかっただろうか。思い当たる場合は、母親と一緒にどうしてそうなったのかと原因を考え、改善していかなくてはならない。

父親と母親が2人きりでデートをしたり外食をしたりなど、両親が羽を伸ばせる時間を定期的に作ってあげることも効果的である。

6.母親の気持ちで変わる解決への道

中高生が父親の浮気をどうにかしようと思っても、結局は浮気をされた母親の意思次第で解決への道は変わっていく。父親の浮気問題にあたって、母親が示す反応は大きく分けて3つある。離婚をする場合としない場合、そして、母親自身どうすればよいかわからない場合だ。ここではそれぞれの場合について、子どもが取るべき行動を解説していく。

6-1.ケース1:離婚の意思はない

父親が浮気をしているという事実を知ったにもかかわらず、母親が離婚したくないという意思を示した場合にまずしなくてはいけないことは、父親の気持ちを確認することだ。父親の浮気が一時的な気の迷いだったのか、愛情をともなう深い関係性であるのかを、慎重に確認する必要がある。あとは母親と一緒に協力し、父親に浮気をやめさせるためにできることを子どもができる範囲でやればよい。このとき、最後まで力になる気持ちを母親に伝えておくことが大切である。

浮気相手に慰謝料を請求するという選択肢も有効だ。それが父親の浮気を止めさせるきっかけになる可能性もあるので覚えておくとよいだろう。浮気をした父親に離婚の意思がある場合は、強引に離婚を受理されてしまう恐れもある。というのも、母親がサインしていない離婚届は本来無効であるが、記載内容に問題がなければ受理されてしまうことがあるのだ。これを防ぐために、母親には離婚不受理届を提出しておくように助言するとよい。離婚不受理届は、離婚届を受け付けないようにするための書類である。

6-2.ケース2:離婚の意思がある

母親が離婚をするという意思を示した場合でも、感情的に離婚をしたいと思っているだけの可能性もある。まずは冷静になって考えるように母親を促すことが大事である。養育費や慰謝料の問題は、子どもの親権を両親のどちらが持つかによって変わってくる。中高生であるなら、父親と母親のどちらに付いていくか意思を固めなくてはならない。母親に付いていくと決めた場合は、養育費や慰謝料を受け取っただけで安定した生活を送れるのかを、母親と確認しておく必要がある。もしわからなければ、弁護士に相談するよう母親を促すとよい。養育費や慰謝料を確実に受け取るためには、証拠集めが重要になる。浮気の事実を調査して証拠を集めるように、探偵に依頼することを検討するとよい。

6-3.ケース3:どうしたら良いかわからない状態

父親の浮気を知ったことで母親が動揺し、どうすればよいかわからずにパニックになってしまうケースも少なくない。その場合は自分が母親の味方であることを繰り返し伝え、決してひとりではないという安心感を与えることが大切である。冷静に考え抜いたうえでの離婚なら仕方がないが、感情に任せて離婚を決めてしまうこともあるだろう。早まった選択をしないように、時間をかけてゆっくりと考えていこうと母親を促す必要がある。

母親が冷静な自分を取り戻すためや、これからどうしていくかという方向性を見つけるためには、カウンセラーに相談するという選択肢もある。浮気専門のカウンセリングには初回無料のところも多い。まずは無料相談をしてみてはどうかと母親に伝えるとよい。離婚するかしないかは別として、弁護士に相談してみるのもよい方法である。弁護士に相談すれば、仮に離婚した場合のことをイメージすることができる。弁護士に相談した結果、冷静になれることもよくあるのだ。

まとめ

子どもにとって父親の浮気は人生を左右するほどの大きなことである。そこから受けるショックや心の傷は計りしれず、抱えなければならない悩みは重い。両親の関係が修復されるのが最善であるが、父親の浮気や両親の離婚は中高生がひとりで解決するには複雑過ぎる問題である。ひとりで抱え込まず、まずは血縁関係の近い親族など、自分の味方になってくれる存在を作ることが最優先だ。

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