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浮気/不倫の調査婚約者にも慰謝料は請求できる?浮気を見つけた場合の対処法を知っておこう

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婚姻関係にある夫婦の場合、浮気が発覚したら慰謝料を請求できることを知っている人は多いだろう。しかし、これがまだ結婚していない婚約状態の場合にはどうなるのだろうか。結婚を約束している期間の裏切りに、慰謝料請求という形で報復したいと考える人も少なくない。この記事では、婚約者が浮気した場合に慰謝料請求ができるのか、浮気を見つけた場合の対処法などについて詳しく解説していく。

1.婚約者の立場について解説

婚約者とは一般的に、結婚を約束した相手のことを指す。ただし、婚約に関しては明確な定義がないのが現状だ。「婚約」という項目に関して定めた法律はないため、その幅は非常に広いのだ。婚約指輪を贈る、両親や兄弟、友人などへ婚約者として紹介することによって、婚約が結ばれると思っている人も多い。しかし、「結婚しよう」というような口約束だけでも婚約者ということができてしまう。そのため、何を持って婚約者というのかが問題点になることも多いだろう。しかし、法律的に明確な定めがない以上、婚姻関係にない男女という扱いになってしまう。

2.婚約者が浮気している可能性をチェック!

婚約者が浮気しているかどうかを知るためには、婚約者の行動をチェックしてみるのが良い方法だ。どのような点に注意してチェックすればいいのか見ていこう。

2-1.チェック1:スマートフォン

ほとんどの人が使用しているスマートフォンは、浮気相手との連絡ツールとして使われやすい。そのため、スマートフォンの使い方や中身などを知ることで、浮気の可能性があるかどうか判断できるだろう。まずは、常にスマートフォンを持ち歩いている場合だ。浮気をしている人は、スマートフォンを婚約者に見られたくないという意識が働く。また、浮気相手から連絡がきた際の通知を見られる可能性なども考慮して、常に持ち歩いているケースが多い。今まで、放置していることが多かったのに、常に身に着けるようになった場合には怪しい。

スマートフォンにロックがかかっているのも、浮気を疑う一因だ。もちろん、落とした場合や不正利用などを警戒して、ロックをかけている人は多いので、ロックをかけている人すべてが怪しいとはいえない。しかし、今までロックがかかっていなかったのに急にかけるようになった場合には、浮気の可能性もあるだろう。

常に誰かと連絡をとっているのも要注意だ。特に浮気し始めたばかりのころは、頻繁に相手と連絡をとりがちだ。そのため、一緒にいるのにずっとLINEなどで誰かと連絡をとっている、こそこそと電話をしているケースには注意しよう。スマートフォンに連絡がきているのに無視をするのも怪しい行動の1つだ。目の前では話しにくい相手、つまり浮気相手からの連絡であるケースも少なくない。スマートフォンを2台持っているのも、浮気の兆候だ。仕事用になどと言い訳をして、いきなり2台持ちし始めた場合には、浮気相手との連絡用であるケースも多いのだ。

浮気用のアプリが入っているかどうかもチェックしたい。たとえば、写真をパスワード付きのフォルダに隠すことができるアプリや、開かれたくないアプリにロックをかけるためのアプリなど、浮気を手助けするためのアプリは複数ある。見たことがないようなアプリが入れられていた場合には、インターネットでどのようなアプリなのか調べてみるといいだろう。予測変換を見ることで、浮気の可能性を知ることができる。見覚えのない愛情表現が予測変換で出てくるときには、頻繁にその言葉を使って浮気相手とやりとりしている可能性が高い。SNSを頻繁に使っているのも、注意したいポイントだ。

2-2.チェック2:日常生活の変化

浮気をしていると日常生活に変化が表れるものだ。まずは、服装やアクセサリーの傾向が変わる可能性がある。今まであまり服装にはこだわらなかったのに急に特定のブランドを利用するようになる、カジュアル系だったのがキレイめのスタイルに変わるなど、急激な変化があった場合には、浮気相手に影響を受けている可能性があるので気をつけたい。趣味についても同様だ。今までとはまったく違う新しい趣味ができた場合には、浮気相手に合わせるためや影響を受けてといったケースが多いのだ。香水の好みが変わったり、急におしゃれになったりした場合にも、浮気相手に良く見られようといった意識が働いているケースがあるだろう。

急に優しくなったり、逆に急に冷たくなったりするときにも、浮気が疑われる。浮気をしている後ろめたさから、口数が多くなったり記念日でもないのにプレゼントやお土産を買ってきたりするケースはよくある。また、浮気相手に夢中になるあまり態度が冷たくなるケースもあるだろう。

休日に外出することが多くなった場合には、浮気相手と会うために出かけている可能性も高い。特に、今まではインドア派で休日は家にいることが多かったのに、いきなり出かけることが多くなった場合には要注意だ。残業が増えるなど、家にいる時間が減るのも浮気の兆候になる。連絡がとれない時間帯があるのも怪しい。仕事中に連絡がとれないのは仕方ないことだが、仕事が終わった時間帯なのに連絡がとれないときには、浮気相手と会っていることも考えられるのだ。

2-3.チェック3:車の中

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浮気をする場所、浮気相手と移動するための手段として車は使われやすい。そのため、車の中をチェックすることで浮気しているかどうか判断できる場合もある。まずは、助手席の位置に変化がないか調べてみよう。助手席の位置というのは、普通はあまり変わらないものである。特に、普段通勤などに使うのがメインで人を乗せない場合にはその傾向が強いだろう。助手席の位置が変わっているということは、ほかの誰かを乗せたという証拠なので、浮気が疑われる。

ダッシュボード周辺もチェックしたい部分だ。浮気した証拠を処分したつもりでも、ダッシュボードは意外に見落としがちだ。そのため、証拠が残っている可能性がある。見覚えのないレシートなどがないか、確認してみよう。足元も要チェックだ。見覚えのないピアスやアクセサリーなどが落ちていた場合には、怪しいと思っていいだろう。吸い殻もチェックしたい。婚約者は非喫煙者なのに吸い殻が残っている、またはいつも吸っている銘柄と違う吸い殻があったのなら、浮気を疑ってもいいだろう。

カーナビの履歴も必ず確認しよう。行ったことない場所のカーナビ履歴があるのなら、浮気相手と一緒に行った可能性もあるのだ。特に、1人で行くことの少ない場所、たとえばレジャー施設やホテルなどの履歴が残っている場合は怪しさが増す。

3.婚約者が浮気してしまう主な理由とは?

婚約者が浮気してしまう理由とは何なのだろうか。主な理由を3つ紹介する。

3-1.理由1:マリッジブルーになったから

婚約中に浮気をしてしまう理由として、「マリッジブルー」が挙げられる。マリッジブルーとは、結婚を目の前にして不安が大きくなってしまうことをいう。結婚は人生の大きな節目だ。そのためどうしても、本当に結婚していいのかといった悩みや生活が変わる不安や焦り、結婚を決めたことへの後悔などを感じやすいのだ。マリッジブルーは基本的には女性に起こりやすいとされている。しかし、男性でもマリッジブルーの症状が出るケースは決して珍しくはない。

マリッジブルーは結婚を控えて忙しい日々を過ごすことで起こりやすいとされている。結婚する際には、さまざまな段階を経る必要がある。両親への挨拶や指輪の作成、結婚式を挙げるのならその準備、新生活を始めるための準備などがあるため、非常に忙しくなるのだ。忙しくて余裕がない状態が続くことでマリッジブルーになってしまうのだ。そのため、婚約したことへの後悔や不安を感じることがある。本当に結婚してもいいのかと悩みストレスを抱え、それを癒すためにほかの異性を求めてしまうケースは珍しくない。

3-2.理由2:結婚することを実感したから

いざ婚約すると、今まではあいまいだった「結婚」というものが急に現実味を帯びてくる。そのため、結婚することに対する責任を強く感じるようになり、プレッシャーを感じやすくなるのだ。また、結婚することによって趣味や遊びを制限されてしまうのではと感じる人も多い。結婚という現実から逃げたい、プレッシャーを忘れたいといった思いから浮気に走ってしまう人もいるようだ。責任感がないタイプともいえるので、今後浮気を繰り返す可能性もある。

プレッシャーだけではなく、結婚してしまうと浮気は違法行為になるため、まだ結婚していないうちに遊んでおこうといった無責任な気持ちを持っている人も少なくはない。このようなタイプは、複数人と浮気をしている可能性も高いだろう。

3-3.理由3:浮気できる環境があったから

浮気できる環境があることも、婚約中に浮気をしてしまう理由だ。特に男性は、浮気できる環境が整うと浮気をしやすいとされている。たとえば、内緒にしておくからと誘われたり、結婚の準備で忙しくなかなか会う時間がとれなかったりする場合には、浮気に走ってしまう場合があるだろう。バレなければ大丈夫と無責任に考えている人も珍しくはない。魅力的な異性に出会ったことも理由になる。浮気するのに特に理由はなく、そこに好みの異性が現れたからといった軽い理由で浮気する人もいる。お酒の勢いで浮気するケースもあるだろう。お酒は判断力を鈍らせるため、婚約中だというブレーキがかかりにくいのだ。

気弱な人や優柔不断な人なら、浮気相手から強く誘われて浮気してしまうこともある。意志が弱いため浮気の誘いを強く断ることができずに、流されて関係を持ってしまうケースも多いようだ。悩み相談をしているうちに浮気をしてしまうケースも珍しくない。結婚に向けて悩みは尽きないものだ。また、結婚だけではなく仕事の悩みなども親身になって聞いてもらえることで、相手に好意を抱きやすい。特に結婚準備で忙しく、話をする時間がとれない場合には、悩み相談からの浮気が起こりやすいといわれている。

4.浮気の可能性があるなら証拠を押さえよう!

浮気の可能性があるのなら、証拠を押さえることが重要だ。どのようなものが証拠になり得るのか、証拠の集め方などについて見ていこう。

4-1.浮気の証拠となり得るものとは?

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浮気の証拠は、基本的には体の関係があることが分かる内容でなければいけない。まずは、浮気相手との通話記録やメッセージのやりとりが残っていないか調べよう。この際、食事に行く約束をした、「好きだよ」などの愛情表現だけでは少し弱い。ラブホテルなどでの待ち合わせの約束をしたメッセージなどが残っていれば、有効な証拠になるだろう。音声記録も証拠になり得る。浮気相手と体の関係を持っていたことが分かるような内容でなければいけないので、「また今度ホテルに行こう」などの会話があるといい。

浮気相手と行ったホテルのレシートが残っているのなら、これも証拠として保存しておきたい。ただし、レシートだけでは証拠として弱いので、ほかの証拠と一緒に提出する必要がある。浮気現場の写真や動画も強力な証拠だ。たとえば、浮気相手と一緒にホテルに入っていく写真や動画などがあるといいだろう。

4-2.浮気の証拠を集める方法

浮気の証拠を集めるのには、手間もかかるし時間も多くかかる。そのため、肉体的な負担が非常に大きくなるし、婚約者の浮気を調べるという精神的な負担もかかるだろう。また、自分だけでは有効な証拠を集められない可能性も高い。浮気現場の写真や動画を撮るのは、素人には非常に難しい。きちんと誰が写っているのか分かるように撮るのは技術が必要になるし、隠し撮りしていることが相手にバレてしまうリスクも高い。また、浮気の証拠を掴もうとして付け回す行為が違法に問われるケースもあるので注意が必要だ。

確実な浮気の証拠を集めたいのなら、探偵事務所や興信所、弁護士といったプロに依頼するといいだろう。浮気調査に強い探偵事務所などに依頼することで、時間や手間をかけることなく、浮気の証拠を集めることが可能だ。もちろん、プロに依頼するにはある程度の費用がかかる。しかし、確実な証拠を集めて適切な対応をすることができるので、費用面に問題がなければプロを頼ると効果的だろう。料金プランはそれぞれの業者によって変わってくるため、料金やプラン内容を見比べて、自分が納得できる業者に依頼することが重要だ。

5.浮気が発覚した場合の対処法

浮気が発覚した場合の対処法としては、2つ考えられる。

5-1.対処法1:婚約破棄をする

浮気が発覚して許せない場合には、婚約破棄をするのも1つの方法だ。婚約に法的な定義はないが、当事者間で「結婚する」ことを合意した状態なので、これは一種の契約だと考えることができる。一般的な契約の場合には、契約で定められた内容を一方が守らない場合には裁判によって契約内容の履行を強制することが可能だ。ただし、結婚は身分に関する重要な契約なので、財産などの一般的な契約とは話が違ってくる。そのため、裁判によって履行を強制することはできない。つまり、婚約が成立している場合であっても結婚を強制されることはないのだ。

このような理由から婚約破棄は可能だ。しかし、多くの場合で婚約は口頭のみでのやりとりとなっている。そのため、婚約破棄の手続きなどは、多くの場合でさほど難しくないといえるだろう。

5-2.対処法2:許して結婚する

浮気を許してそのまま結婚する道を選ぶのも、選択肢の一つだ。浮気をした理由が、本当に一時の気の迷い、酔った上での一夜限りの関係だったという場合には、結婚に進む場合も多いだろう。また、浮気した相手が心から悔やんで反省をしていることが分かることで、結婚まで進むケースも少なくはない。基本的には、浮気をされても相手への気持ちが冷めない、まだ一緒にいたいという気持ちがある場合には、許して結婚するのもいいだろう。

ただし、結婚するのなら浮気を繰り返されないような環境を作ることが重要だ。そのままただ許したのでは、また浮気をする可能性も高い。一度浮気をした人は、ほとんどの場合繰り返すといったデータもあるので注意が必要だ。結婚するのなら、ある程度のルールを設けておくといいだろう。また、二人で過ごす時間をしっかりと作ることも大切になる。言葉にして感謝や労いを伝え合うなど、コミュニケーションやスキンシップを密にとることを意識しよう。

結婚に進むつもりなら、相手の知人などから相手の評判を聞いておこう。自分の前でだけ反省したふりをしている可能性もあるし、これまでの人生で浮気を繰り返していた可能性もある。それらを自分だけで判断するのは難しいので、相手の知人に評判を聞き、本当に信頼できる人なのかどうかを見極めてから決断するのも効果的だ。

6.婚約者の浮気で慰謝料は請求できる?

婚約者に浮気されたことが許せない、どうにかして報復したいと思う人も多い。その場合にまず考えるのが慰謝料の請求だろう。婚約者であっても慰謝料の請求は可能なのだろうか。基本的に、婚約を破棄することによって何か罰則が科せられるということはない。しかしそれは、責任を負わなくてもいいということではないのだ。婚約が成立した段階で、婚約者以外の異性と性的な関係を持たないという義務が発生する。そのため、婚約中に婚約者以外の異性と体の関係を持つことによって婚約を破棄した場合には、損害賠償の対象になるのだ。慰謝料の相場は、50~200万円程度とされている。ただし、高額な慰謝料を請求できるケースもあるので、見ていこう。

婚約期間が長い、妊娠している、または出産した場合には高額な慰謝料を請求できる可能性が高いだろう。浮気相手が妊娠や出産した場合も同様だ。結婚式場の手配などをおこなっていてキャンセル料がかかるケース、婚約破棄により著しく名誉を傷つけられたといったことも高額な慰謝料請求の条件になる。婚約を機に退職していた場合は、生活の基盤がなくなっている状態なので、慰謝料が高くなる傾向が強いだろう。

7.慰謝料を請求するための条件とは?

慰謝料を請求するためには2つの条件がある。どのような条件なのか詳しく解説していく。

7-1.婚約していたことが証明できること

まず大切なのは、婚約していたことがきちんと証明できることだ。婚約の場合多くは、「結婚しよう」といった口頭の約束だけになりがちだ。その場合には証拠を提出することが難しい。プロポーズの際の動画などがあると、効果的だろう。結納をしている場合には、その事実を第三者が証明してくれるのなら婚約していたことが認められる。

結婚式場の予約や招待状も有効な証拠だ。結婚式場を予約した際の書面、招待状を送った後ならその書面も証拠となり得るので、証拠として押さえておこう。婚約指輪も証拠となる場合がある。名前の刻印がある婚約指輪が存在していることが重要なので、浮気されたからといって婚約指輪を捨てたり売ったりしないようにしよう。婚約証明書も婚約を証明できるものだ。

また、長く同棲をしていたというように、事実婚状態にあった場合にも婚約が認められやすい。内縁状態が認められれば、慰謝料請求もしやすくなるため、一緒に暮らしていた期間が長い、すでに生計を一にしていたというような事実があるのなら、証拠として提出しよう。

7-2.浮気していた証拠があること

浮気をしていたという確実な証拠があることも、慰謝料請求の条件になる。浮気をしていることの証拠が必要なのだが、ここで重要なのが浮気相手との間に「体の関係があった」ことを証明できるものが必要だという点だ。これは、夫婦関係にあっても同様なのだが、法的に不貞行為と認められるためには、浮気相手と性行為をしたという証拠がなければいけない。そのため、浮気相手と手をつないでデートをしていた、二人で食事をしていたという程度の証拠では、浮気の証拠として採用される可能性が低いのだ。体の関係を示すことのできる証拠がなければ、慰謝料請求が認められない場合が多いだろう。

体の関係があったことの証拠として有効なものを集める必要があるのだが、素人ではなかなか難しい。証拠集めは非常に難しいため、ついつい強引な手段に出てしまいがちだ。しかし、違法行為で証拠集めをすると逆に訴えられる可能性もあるので、違法な手段をとらないように注意しよう。できれば、確実な証拠集めはプロに任せたほうが安全だ。

8.浮気相手に慰謝料を請求するための条件

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夫婦関係の場合には、一方が浮気をした場合には浮気相手へも慰謝料を請求することができる。婚約者の場合には3つの条件に当てはまれば浮気相手への慰謝料請求が可能になるので、その条件を見ていこう。

8-1.条件1:浮気相手が婚約を認知していたこと

まずは、浮気相手が婚約を知っていたかどうかが重要になる。婚約者が浮気相手に対して、「婚約中である」ということを伝えるなど、浮気相手も婚約していることをしっかりと認知していたことが条件だ。婚約中の身であることを承知していたのに、浮気をしたという場合でなければ慰謝料請求は難しいだろう。浮気相手が、婚約中であることを知らなかった場合には、相手に騙されていたということになる。そのため、被害者という立場になりがちなのだ。

ただし、実際は婚約中であることを知っていたのに、知らなかったと言い逃れされてしまうケースも少なくはない。夫婦関係がある場合には同居していたり、場合によっては子どもがいたりと、外からでも結婚している事実を知れる機会は多い。しかし、婚約は口約束であることも多いので、外から婚約中だと判断することが難しいのだ。そのため、婚約しているとは思わなかったというように反論されてしまうケースも多いため、注意が必要だ。

8-2.条件2:浮気によって婚約が破棄されたこと

浮気によって婚約が破棄されたことも条件の1つだ。婚約が破棄されるのは決して珍しいことではない。価値観の違いやお互いの心変わりなどによって破棄されるケースも少なくはないのだ。そのため、浮気によって婚約が破棄されたということが明らかでなければ、浮気相手への慰謝料請求は認められにくいだろう。また、浮気が発覚するまでは婚約が継続されていたという事実も必要だ。そもそも浮気が発覚する前に、破談になっていたのであれば浮気相手の責任を追及することは難しい。

婚約中に浮気されたが、婚約破棄に至っていない場合にも、慰謝料の請求は難しい。この場合、婚約破棄に至るまでのダメージがないと判断される可能性があるので、浮気相手へ慰謝料請求が認められないケースも多いのだ。婚約期間中は婚姻関係にある夫婦ほど、法律的に保護されていない。そのため、浮気相手が婚約関係に与えた損害はそこまで大きくないだろうと判断されてしまうケースも少なくはないのだ。

8-3.条件3:婚約者が証言すること

婚約者の証言も欠かせない。上記した条件においては、婚約者の証言が決定的なものとして扱われることが多いのだ。そのため、婚約者が証言してくれなければ、浮気相手への慰謝料請求自体が難しいケースもある。ただし、婚約が破棄されている場合、婚約者の証言を得ることは難しい。婚約が破棄になった上に、自分や浮気相手の不利になるような証言を喜んでする人は少ないだろう。婚約者に証言するように無理に迫ってしまうと、脅迫などで訴えられてしまう可能性もあるので注意したい。

婚約者が協力してくれない場合には、浮気相手への慰謝料請求にこだわり続けるのは現実的ではない。それよりも、婚約者自身への慰謝料請求額を高くする方向にシフトするといいだろう。基本的に慰謝料は、婚約者と浮気相手による損害と考えられている。たとえば慰謝料の総額が200万円だった場合、婚約者と浮気相手双方から200万円ずつ取れるということではない。婚約者から150万円、浮気相手からは50万円というように、慰謝料の総額をどのように分配するかといった考え方になるのだ。このような理由により、浮気相手へ慰謝料請求できないのなら婚約者からその分をもらうといった考え方もある。

9.婚約を破棄して慰謝料を請求するための流れ

婚約を破棄して慰謝料を請求したいのなら、しっかりとした手順を踏もう。まずは、当事者同士の話し合いが必要だ。婚約破棄が決まったら二人で話し合いをして、慰謝料の額を決めよう。この際、慰謝料の金額に双方が合意できれば、慰謝料の受け取りが可能になる。ただし、口約束だけだと支払われない可能性もあるため、合意がとれたのであれば書面で残しておくようにしよう。浮気相手にも慰謝料請求をしたいのなら、同様に話し合いをおこなって、合意した内容を文書として残しておくことが求められる。

スムーズに話し合いで決まる場合もあれば、もめてしまって話し合いがうまくいかないケースもあるだろう。この場合には、家庭裁判所に訴訟を起こすことになる。しかし、確実な証拠が揃っていない状況で訴えを起こしても、慰謝料の請求は認められない場合が多いだろう。そのため、訴訟を起こす際には慎重な行動が求められる。裁判になることも考えて、しっかりとした証拠を十分に揃えておくことを意識しよう。

10.婚約者の浮気が発覚した場合の注意点

婚約者の浮気が発覚した場合には、注意したいポイントが2つある。

10-1.注意点1:暴力をふるったり暴言を吐いたりしない

婚約中に浮気が発覚した場合には、頭に血が上りやすい。幸せの絶頂にいる中で、愛する人に裏切られたわけだから、大きなショックを受けたり怒りが大きくなったりするのも仕方のないことだ。しかし、その感情のままに行動したり対応したりするのはよくない。感情が暴走していると、人は冷静な判断や行動ができなくなってしまう場合も多いのだ。そのため、感情のままに暴言を吐いたり、暴力をふるったりしてしまうケースもある。

しかし、婚約者に浮気をされたとはいえ、暴言や暴力は許されない行為だ。一時の感情に身を任せてしまうと、大きな後悔を抱えてしまう場合もあるだろう。また、加害者として訴えられてしまう可能性もあるので、暴力などは絶対に控えるべきだ。このような行為をすると、慰謝料請求にも悪影響になるし、よりを戻したい場合にも逆効果になる。暴言や暴力だけでなく、相手を付け回すといった嫌がらせもやめよう。

浮気が発覚したらとにかく冷静になることが重要だ。ついつい感情的になってしまうだろうが、それを抑えることが解決への第一歩だと覚えておこう。1人で抱えるのが難しい場合や気持ちを整理して冷静になりたい場合には、信頼できる友人に話してみるのも1つの方法だ。

10-2.注意点2:仕返しで浮気をしない

浮気をされた場合、同じショックを相手にも与えたいと考える人は一定数いる。しかし、これは良くない。相手が浮気したのだからと、仕返しとして自分も浮気をしてしまうと関係は悪化するばかりだ。また、お互いに浮気をしたという立場になってしまうため、自分の立場が悪くなってしまう。もちろん、慰謝料請求にも影響があるので、同じ目に合わせてやりたいからといった理由で浮気をするのはやめよう。

仕返しで浮気をすることは何のメリットもないことをしっかりと覚えておくことが重要だ。ショックが大きいのは分かるが、仕返しで浮気をしたとしても、虚しいだけだろう。浮気をした者同士ということで、喧嘩両成敗になってしまうケースも珍しくはない。浮気の制裁をしたいと思うのなら、仕返しをするのではなく慰謝料をしっかりと請求することを考えたほうがいい。そのほうが、制裁としては効果的だし、傷つけられた対価としてお金を得ることもできるので有意義だといえる。

まとめ

婚約中に浮気をされるのは、とてもショックな出来事だ。それでも結婚したいという人もいれば、結婚を見直したいという人もいる。婚約中ならば、まだ結婚を踏みとどまることもできるので、じっくりと考えるといいだろう。結婚は人生における一大事だ。そのため、婚約を破棄するにしても、そのまま結婚するにしても、事実をしっかりと見極めて冷静な判断をすることが求められる。

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