浮気/不倫の疑いなぜ不倫をしてしまうのか?主な理由6つと適切な対処法を4つ紹介!
不倫は良くないことであると、多くの人が頭ではきちんと認識しているはずである。さらに、不倫は結婚前の浮気とは比べ物にならないほどのリスクを負うことになる。しかし、たとえ著名人などであっても不倫騒動は絶えることがない。この記事では、そもそも人はなぜ不倫をしてしまうのか、リアルな理由に迫ると共に、適切な対処法について説明する。
1.不倫となる基準とは?
どこからが不倫にあたるのか、その線引きは人それぞれだ。ほかの異性と二人きりで出かけた時点で不倫だと思う人もいれば、キス以上が不倫に該当すると考える人もいるかもしれない。法律上の不倫とは、「婚姻関係にある夫婦が、パートナー以外の異性と肉体的な関係を持つこと」であり、不倫ではなく不貞行為と呼ぶ。パートナーの不倫について、慰謝料などの法的措置を希望する場合は、不貞行為があったかどうかが焦点となる。
不貞行為の定義においては、「継続性」が重視される。つまり、不貞行為とみなされるのは、継続的に体の関係を持っていた場合であり、1度きりでは不倫と認められない場合も多い。また、キャバクラを何度も利用していたとしても、不貞行為があったとは考えにくく、不倫とは認められないケースがほとんどだ。しかし、体の関係を持つような風俗店を何度も利用していた場合は、不貞行為とみなされやすい。同性愛の場合も、不貞行為の定義にあてはまらないため、不倫として認められにくい。
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2.不倫をしてしまう理由6選!
法律上でも不貞行為とみなされてしまう不倫。発覚したときの代償は大きいのに、なぜ人は不倫に走ってしまうのだろう。ここからは、考えられる6つの理由を紹介する。
2-1.理由1:ストレス発散のため
まず、ストレス発散のためだ。仕事での悩みや不満、プレッシャーなどからストレスを抱えている人は多く、それを不倫によって発散しようとするケースが散見される。夫婦関係がうまくいっていないなど、家庭に大きなストレスがある人も多いだろう。不倫を家庭でのストレスのはけ口にするケースも少なくない。夫婦は一緒に過ごす時間が長く、特に結婚してしばらく経つ夫婦では、相手のいい部分も悪い部分もすべて把握してしまうことになる。さらに、一般的に、異性としての愛情が保たれる期間には限度があるとされている。
そのため、たとえ好き同士で結婚した夫婦であっても、相手に対して異性としての関心が薄まっていくことで、相手を見る目も徐々に厳しくなっていく傾向にある。相手の悪い面ばかりが目に付くことで、一緒にいること自体がストレスになりやすい。現代はストレス社会と呼ばれており、世の中にはさまざまなストレス発散方法がある。スポーツ観戦をしたり、趣味に没頭したりと、健全な方法もたくさんある。しかし、中には一定数、不倫をストレスの発散方法に選ぶ男女もいるのが現状だ。
2-2.理由2:寂しさを紛らわすため
寂しさを紛らわすために不倫に走ってしまうケースもある。婚姻期間が長くなり、夫婦関係が落ち着いてくると、積極的に愛情表現をしなくなるケースが多い。夫婦なのだから、わざわざ伝えなくてもいいと考える人が多いだろう。しかし、愛情は目に見えるものではなく、言葉で直接伝えなければ相手には伝わらない。かつてと比べて、パートナーからの愛情表現が減ったことに寂しさを感じてしまう人は多く、女性は男性と比べてその傾向が強いとされる。夫からの愛情を実感できないことに寂しさを募らせた妻が、思いつめて不倫に走るケースもある。
特に、もともと寂しがり屋である場合は、たとえ家庭が円満であったとしても、仕事で帰りが遅かったり忙しさを理由に自分の話を聞いてもらえなかったりすると寂しく感じてしまう。結果として、夫以外に自分の存在意義を見出そうとしてしまうのだ。不倫相手からすると、最初から夫という強いライバルがいるため、ライバルに勝つためにたくさんの愛情表現を行うことになる。たとえそれが本心からではないうわべの褒め言葉であっても、愛情に飢えている女性には効果的に届いても不思議ではない。
2-3.理由3:現実逃避のため
不倫が現実逃避の場になってしまうこともある。たとえば、仕事がはかどらない、努力しても成果が出ない、認められないなどのつらい状況が続くと、現実逃避をしたくなり不倫に走ってしまうのだ。夫婦仲が悪く、家庭でひどいケンカをしてしまった場合にも、逃げ場を求めて衝動的に不倫をする場合がある。つまり、仕事場や家庭という現実的なシチュエーションでは得られない癒しを、不倫相手に求めてしまうのである。
また、特につらいわけではなくても、単調で代わり映えのしない毎日に嫌気がさして、不倫という非現実的なものに引かれてしまう人もいる。たとえば、出産まではバリバリ働いていたのに、子育てを機に専業主婦になってしまった女性の中には、家事や育児を繰り返すだけの毎日を退屈に感じている人も多い。そんな中、おしゃれをして綺麗に化粧をして出かけて不倫をするという非日常感を一度味わってしまうと、簡単には元の生活に戻れなくなってしまうのだ。
2-4.理由4:欲を満たすため
単に欲を満たすために不倫をしている人も多いだろう。もっともありがちなのは、夫婦で体の関係がなくなってしまっている場合だ。性欲を満たすために相手と関係を持ち、一度きりでは終わらずに不倫になってしまうことは多い。パートナーとは違い、欲を満たすことを最優先にできるという点においても、不倫は都合がいいといえる。特に、男性は本能的に欲を満たしたいと考える傾向があるといわれ、いわゆる体だけの不倫になりやすい。たとえ、関係も良好で心から大切だと思えるパートナーがいたとしても、ほかの異性と体の関係を結んでしまう男性もいるのが現実だ。本人にその気がなくても、魅力的な女性と二人きりになっていい雰囲気になり、その場の流れで関係を持ってしまう男性も多い。もちろん性欲は男性のものだけではない。出産などを機にセックスレスになってしまったことに不満を感じている妻が、ほかの相手と不倫をしてしまうケースも増えている。
2-5.理由5:スリルを味わうため
スリルを味わうために不倫に走るケースもある。不倫をしている人の中には、安定して恵まれた夫婦生活を送っている人も案外多いのが現状だ。毎日平穏に過ぎていく日常に物足りなさを感じ、不倫に手を出してしまうパターンだ。当然ながら不倫は堂々と行うものではなく、誰にも見られてはいけないというスリルがある。家族を裏切っているという背徳感がいつしか快感に変わるということもあるだろう。もちろん、恋愛としてのドキドキ感もあり、スリルと相まって大きな刺激を得ることができるのだ。不倫には日常生活では得られないスリルがあり、このスリルにはまってしまう人は少なくない。
2-6.理由6:居場所を求めているため
不倫をする背景には、居場所を求めているという理由もある。長く続く結婚生活の中で、夫婦の関係はマンネリ化しやすい。新婚当初はお互いを好きという気持ちが強く、頻繁に相手から優しくされたり褒められたりしていたのに、次第にパートナーから認められなくなってくるケースは多いだろう。相手が自分に無関心だったり、欠点や失敗ばかり指摘されたりすることが続くと、家庭においての自分の存在価値を見出せなくなってしまう。しかし、人間には誰しも相手に自分を認めてほしいという承認欲求があるものだ。家庭では承認欲求が満たされないことから、自分を認めてくれる不倫相手の元へと走ってしまうケースも多い。
たとえば、仕事で成果を上げていても家庭では邪険にされている男性が、男としての自分を認めてもらいたくて不倫に手を染めてしまう場合もあり得る。家庭では尊重されなくても、不倫相手が自分を尊重してくれることで、自信を持って毎日を過ごすことができるようになり、結果として不倫から抜け出せなくなることも多い。あるいは、居場所がなくても本音では家庭を守りたいと思っており、家庭を守るための気晴らしとして不倫相手に居場所を求めているケースも存在する。
3.不倫しやすい人の特徴
今のパートナーに飽きてきた、魅力を感じられなくなったとしても、もちろん全員が不倫をするわけではない。不倫しやすい人には特徴がある。ここからは、不倫しやすい人の特徴を男性と女性にわけて紹介する。
3-1.男性の場合
まずは、不倫しやすい男性の特徴を見ていこう。代表的なのは金銭的な余裕がある人だ。不倫にはお金がかかる。相手の女性との食事代や宿泊費などは基本的に男性が払うことが多く、相手を喜ばせるためには、それなりのレストランやホテルを選ばなくてはいけない。家庭に生活費を入れながら、こうしたデート代を捻出するためには、それなりの収入が必要である。また、金銭的な余裕に加えて、社会的地位が高いという特徴もある。たとえば、大手企業での上役をしているような男性は尊敬されやすく、バリバリと仕事をこなす男性は女性から魅力的に見えることが多い。
若くして家庭を持った男性が、周りがまだ独身生活を楽しんでいるときに奥さんや子どものために尽くしてきた反動から、不倫してしまうケースもある。仕事で成功して金銭的な余裕が出てきたころに、ほかの女性と遊びたくなってしまうのだ。また、気が弱く、相手に押されると断れなかったり、恋愛経験が少ないことで相手の誘いをかわすことができなかったりして、不倫に陥ってしまうパターンもある。仕事に不満がある人も不倫予備軍だ。愚痴を聞いてくれる相手に心を開き、親しくなるうちに不倫関係になってしまうのだ。
無責任という特徴もある。当然ながら不倫の代償は大きい。リスクを負うのは自分だけとは限らず、パートナーが不倫相手に慰謝料を請求する可能性も十分にある。しかし、不倫する男性の中には、発覚した場合のリスクを考えるより先に行動してしまう軽率な男性も少なくない。最後に、母性本能をくすぐりやすい甘え上手な男性も不倫の火種をまきやすい。自分はそのつもりがなくても、女性に自分だけは彼を分かってあげなければと思わせてしまうタイプだ。このタイプの場合、不倫をしながらも結局は家庭のほうが大事という傾向があり、いざとなるとあっさりと不倫相手と別れてしまうことも多い。
3-2.女性の場合
次に、不倫しやすい女性の特徴は次の通りだ。まず、不倫しやすい女性には真面目な人が多い。なんでも真面目にこなし、道徳的に生きてきた分、不倫によって社会のルールを破ることに快感を覚えやすいためだ。真面目な分、全力投球になってしまい、不倫の沼にはまりやすい傾向もある。不満を溜め込みやすく、ストレス発散が下手な女性も不倫に陥りやすい。仕事や家庭などで溜まった不満を自分で解消することができず、不倫に走ってしまうのだ。社交的で友達が多い女性も、不倫の可能性が高くなる。さまざまな交流の場に誘われるということは、それだけ異性と出会うチャンスが増えるということでもある。既婚後にパートナーよりも魅力的な男性と出会ってしまうことで、不倫関係に発展するケースは多い。
男性と同様、金銭的な余裕がある女性も不倫しやすい。たとえ、不倫が発覚して離婚となっても、経済的に自立している女性の場合は、リスクがそこまで高くない。夫の収入がなくなっても今と同等の生活水準をキープでき、慰謝料のダメージも少なければ、不倫に対するハードルも下がるだろう。押しに弱く、男性から誘われると断れないタイプの女性も不倫には多いタイプである。最後に、悲劇のヒロインに憧れがある女性も不倫に走りやすい。幸せな家庭があっても、自分を悲劇のヒロインに見せたいという心理から、あえて不安定な不倫に手を出してしまうのだ。こういったタイプの女性は自己満足から不倫をする傾向が強く、不倫相手が離婚をして自分を選ぶとなると、途端に冷めてしまうという極端な例も少なくない。
4.どうして不倫関係になるのか?
一体どのようにして不倫が始まるのか知りたい人も多いだろう。ここからは、不倫に進展しやすい代表的なケースを3つほど紹介する。
4-1.ケース1:仕事場で仲良くなる
まずは、仕事場で仲良くなり不倫が始まるケースだ。正社員であれば、残業時間も含めて1日10時間程度を仕事場で過ごすことも珍しくなく、起きている時間でいうと家庭より長い場合もある。当然ながら仕事場で一緒に過ごす人の関係も濃密になりやすく、不倫関係がスタートしやすい環境であるといえる。組み合わせもさまざまで、既婚同士の同僚がダブル不倫になる場合もあるほか、既婚している上司と独身の部下が不倫をしてしまうケースも多い。
社内不倫の特徴は、送別会や忘年会など頻繁に飲み会が開催されることが多いなど、自然と異性と親密になれるシチュエーションが多いことだ。仕事のために宿泊を伴う出張に出かけることもあるほか、社内旅行などの職場イベントが不倫のきっかけになることも少なくない。特別なことがなくても、同じプロジェクトのメンバーとして働くとなると、一緒に過ごす時間が長くなる。同じ会議に出たり、ときには海外出張に行ったりする可能性も高まる。仕事を通じて相手の性格や価値観が見えるほか、同じ目標に向かって頑張っているという連帯感から相手を好きになってしまい、結果として不倫関係になることもある。
4-2.ケース2:同窓会など
同窓会から不倫に発展するケースも増えている。同窓会やクラス会では、懐かしい友人に多く再会することになる。当時片思いをしていた相手や、当時付き合っていた恋人と再会するケースも少なくない。同窓会での再会から不倫が始まりやすいのは、もともと知っている間柄であるためだ。初めて会う相手と比べると心の距離も近く、連絡先を交換する流れも自然だ。そもそも、元恋人であれば、一度は体の関係を持っていることも多く、不倫することへのハードルも低くなる。また、学生時代の片思いは記憶の中で美化されていることも多く、過去のことを割り切っていたのに同窓会での再会をきっかけに思いが再燃することは珍しいことではない。
過去の思いは意外と相手に伝えやすいという側面もある。当時は相手にされないと思っていた相手でも、社会人になり内面に自信が生まれ、経済的に余裕が出ることで、アタックする勇気が湧いてくることもあるだろう。その結果、相手がこちらの思いを知ることで不倫のきっかけが生まれてしまうというわけだ。同窓会を通じてお互いのSNSで繋がる場合も多い。SNSでは気軽にダイレクトメッセージを送り合うこともできるので、不倫を後押しするツールになりやすい。
4-3.ケース3:猛アタックを受ける
一方の猛アタックから不倫が始まるケースもある。どんなに興味のない相手であったとしても、熱烈なアピールを受けることで気持ちが動いてしまい、一度だけ会うつもりが不倫に発展してしまうこともある。たとえば、美容院やスポーツジムでの出会いのほか、行きつけのお店で知り合った相手から猛アタックを受ける場合も考えられる。たとえナンパ目的での出会いだったとしても、猛アタックを受けると弱いという人は多く、それが不倫のきっかけになることもあるのだ。特に、押しに弱く何事もきっぱりと断れないタイプの人は、流されてしまいやすい。
また、猛アタックしてもらえるということは自分を認めてもらえていることであると感じ、受け入れてしまう人もいる。たとえ、顔が見えないブログやSNS、アプリがきっかけだったとしても、相手からの好意が十分に伝われば実際に会ってみたいと思うようになり、不倫がスタートしやすくなる。男女共に、異性からの熱烈なアタックには弱い傾向にあり、とりわけ仕事や家庭などに不満を抱えている人は応えてしまう可能性が高い。
5.不倫が発覚した場合の4つの対処法
不倫は自分には関係ないものと思っている人も多くいるかもしれないが、誰しもパートナーに裏切られる可能性がまったくないとは否定できない。万が一、不倫が発覚した場合には適切な対応を取ることが大事だ。不倫が発覚した場合の対処法は4つある。
5-1.対処法1:まずは証拠を集める
不倫が発覚した場合には、まずは証拠を集めることが重要だ。どんな結論を出すにしても、まずは相手に不倫の事実を認めさせることが肝心である。不倫されたからといって、証拠もなしに感情的に相手を追いつめるのは得策ではない。冷静になり、確実に証拠をつかむ方法を考えよう。相手に言い逃れする隙を与えずに有利な条件で離婚し、さらに慰謝料も請求するためには、確固たる証拠が必要だ。具体的には、不貞行為があったことを証明できる証拠が有効だ。たとえば、パートナーと不倫相手がホテルから出てくる様子を撮影した日付入りの写真や動画などがあるといい。
ただし、不貞行為と認めさせるためには、継続的に関係を持っていたことを証明する必要があり、証拠は複数必要だ。写真や動画のほか、クレジットカードの利用明細や領収書なども証拠として認められることが多い。ただし、相手の部屋に盗聴器や盗撮カメラをセットする、パートナーのスマホのSDカードを盗んで調べるといった行為は違法にあたる。違法に集めた証拠は認められないケースも多いため注意が必要だ。下手をすると、こちらがプライバシーの侵害で訴えられてしまう恐れがある。
5-2.対処法2:離婚する
不倫が発覚した場合には、離婚を検討する人も多い。婚姻関係にある夫婦が離婚する場合、本来であれば協議したうえで双方の合意が必要だ。しかし、不倫を理由に離婚する場合は、不倫をした人の意思に関係なく離婚することができる。また、不倫をした人が離婚請求をしても認められにくい。つまり、不倫をしたパートナーに離婚をしたくないと言われたとしても、自分の意思次第で離婚は可能である。最終的には、家庭裁判所での離婚調停を行った後に、正式に離婚が成立する。
5-3.対処法3:慰謝料を請求する
パートナーの不倫によってこうむった精神的苦痛に対して、慰謝料を請求することも可能である。慰謝料は、自分は裏切ったパートナーだけでなく、不倫相手に対しても請求できる。慰謝料の額に明確なルールはない。一般的には、不倫関係にあった年数や不貞行為の回数など状況によって決定されることが多い。不倫関係中の夫婦の関係も慰謝料の額に影響しやすい。たとえば、別居期間が長く続いていたという場合においては、減額や慰謝料自体が認められない可能性もあり得る。慰謝料を請求する際には、不倫問題に強い弁護士を間に立てるといい。直接自分がパートナーに交渉しなくていいので精神的負担が少なく、弁護士の専門知識を生かして高額な慰謝料を請求してくれる場合もある。
5-4.対処法4:許す
不倫が発覚した場合には、許すという選択肢もある。離婚や慰謝料の請求には、労力や精神的な負担がかかる。また、子どもの年齢によっては、離婚をするのが最良とは言い切れない場合もある。自分が専業主婦の場合は、慰謝料や養育費をもらうとなっても、長期的には経済的なデメリットのほうが大きいかもしれない。そのため、不倫を許して、夫婦関係を続けるという対処法もある。大事なパートナーを不倫相手に取られずに済むほか、自分を裏切った相手を許したということで、家庭においてパートナーよりも優位に立ちやすくなる。ただし、いずれの場合も、パートナーが不倫したことを後悔している、罪悪感を持っていることが前提だ。
不倫をしたことに罪悪感を持っていないと、ふたたび相手を変えて不倫を繰り返す可能性が高い。さらに、一度許されたことで、結局は何をしても自分と別れるつもりはないと高をくくるかもしれない。一方で、相手が心を入れ替えて誠心誠意自分に尽くすようになっても、一度自分を裏切った相手を本当に許せるのかという問題もある。相手を許したつもりでも、心の奥に不安や怒りを残した状態では、何もなかったように結婚生活を継続することは難しいだろう。
6.不倫を予防するためのコツ
たとえどのような理由があったとしても、パートナーに浮気をされるのは不愉快なものだろう。また、離婚によってダメージを負うのは不倫をした側だけとは限らない。ここからは、不倫を予防するためのコツを4つほど紹介する。
6-1.コツ1:コミュニケーションを密に取る
不倫を予防するためには、普段からコミュニケーションを密に取ることが大事だ。まず、「おはよう」、「ただいま」などの挨拶はきちんと行うようにしよう。仕事や子どものこと、最近読んだ本、はまっている趣味など、どのような話題でもいいので、夫婦でのコミュニケーションの機会を意識的に増やすといい。夫婦がいい関係を維持できていれば、そもそも不倫しようという発想も起きにくくなる。夫婦関係の良さは自然と本人の雰囲気にも表れるものであり、ライバルがアタックしようという隙も生まれにくい。夫婦でコミュニケーションを取る際には、相手のいいところをたくさん褒めることがポイントだ。
また、仕事や家事、育児など、普段から相手が頑張ってくれていることへの感謝を口に出すことも心がけよう。パートナーに関心を持ってもらえない、構ってもらえないという寂しさが不倫の理由になるケースは多い。予防のためには、こうして普段から相手を認めているということをきちんと言葉で伝えることが大切だ。夫婦二人で毎月外食に出かける、定期的に旅行の予定を組むなど、共通の目標を決めるのも不倫予防には効果的である。健康のために食後や週末に近所をウォーキングするなど、一緒の習慣を持つのもいいだろう。退職後にどこに住むかなど、老後の夫婦の生活イメージについて話し合うことも、一体感の醸成になる。
6-2.コツ2:自分磨きを忘れない
浮気を予防するためには、自分磨きを忘れないことも必要だ。パートナーが外見的にも内面的にも魅力であれば、不倫に目が向きにくい。不倫を予防するためには、常に自分磨きをして、魅力的な人であり続けるように努力しよう。夫婦の場合、一緒に生活をすることで相手への緊張感が緩み、つい外見などへの気遣いがおろそかになりがちだ。一緒に外に出かけるときはもちろん、家でもできるだけ身ぎれいにして、年齢に合ったおしゃれに気を遣うことが大事だ。服装だけでなく、肌や髪の手入れも見た目の印象に大きく影響する。
体型維持にも気を配ろう。昔と比べて太ってきたと感じる場合には、スポーツジムなどに通ってみるといい。引き締まった体型は、年齢よりも若々しく見せてくれるものである。表面的なことばかりに気を遣うのではなく、本を読んだり習い事をしたりして、内面の自己啓発に励むことも大事だ。年齢に応じた知性は、男女共に魅力的にみえる要素のひとつだ。夫婦間でのときめきがあれば、不倫にときめきを求めることもなくなるだろう。パートナーを異性として意識している限り、不倫に走るリスクは少ないといえる。
6-3.コツ3:刺激を与える
刺激を与えるのも、不倫を予防するための方法のひとつだ。大恋愛の末に結婚した相手でも、長く一緒にいると、どうしても刺激を感じにくくなってくるものだ。その結果、代わり映えのしない単調な毎日が続くことに退屈し、刺激を求めて不倫に走ってしまう場合がある。つまり、こまめに愛情を伝えるなどして刺激を与え続けることは、不倫予防には効果的だ。伝えるだけでなく、実際に愛情表現を行ってもかまわない。日頃から感謝の気持ちを伝えることも有効だ。何もない日にも、相手が妻の場合は花やケーキなどちょっとした贈り物を渡すのもいい。
あるいは、休日には家事や育児をすべて自分が引き受けて、忙しい妻に自由な時間を作ってあげるのも喜ばれるだろう。誕生日や結婚記念日には、少し手の込んだプレゼントでサプライズを用意するといい刺激になる。たとえば、相手が狙っていたブランド品をこっそり買っておく、雰囲気のいいレストランを予約してケーキを用意するなど、やり方はいくらでもある。大事なのは、自分の気持ちを一方的に押し付けるのではなく、相手がもっとも喜びそうな方法を選ぶことだ。どのようなことをもっとも喜ぶのか、普段の会話を通じてしっかりとリサーチしておこう。
6-4.コツ4:不倫した場合のリスクを伝える
最後に、不倫をした場合のリスクを伝えることも、不倫の抑止力になる。後を絶たない著名人の不倫騒動やテレビドラマなどの影響から、不倫を軽く考えており一度くらいなら許してもらえると考える人もいる。また、不倫をしても簡単にはバレないから大丈夫という甘い考えを持っている人も少なくないだろう。パートナーにこのような思考がみられる場合、不倫したら、自分は絶対に許さないことをあらかじめ伝えておくと効果的だ。仮に不倫をしたら、問答無用で離婚すると伝えておくといい。世の中にはパートナーの不倫に寛容な人もいるかもしれないが、自分は違うことを明言し、慰謝料など法律上の制裁を与えることも辞さないとアピールしておこう。それによって、パートナーに自分の考えが甘いと自覚させることができる。離婚や慰謝料など、不倫によるリスクを承知していれば、誘惑があったときにも理性的な行動がとれるようになるだろう。
まとめ
不倫をしてしまう背景には、夫婦のコミュニケーション不足や仕事への不満など、さまざまな問題がある。不倫はされた側には一生消えない心の傷が残ってしまうケースも多く、した側もずっと気まずい思いを抱えながら生きてくことになる。そうならないように仲の良い夫婦関係を維持するためには、普段からのちょっとした気遣いが大事だ。本記事で紹介したコツも参考にして、パートナーの不倫を予防しよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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