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浮気/不倫からの離婚40代が不倫の全盛期とされる理由とは?トラブルを避ける対策方法とは?

不倫する40代男女のイメージ

年代問わず不倫の可能性はあるが、特に多いといわれているのが40代である。40代頃になれば恋愛より家庭や仕事などで忙しいというイメージがある人もいるかもしれないが、実際にはその多さから「不倫の全盛期」といわれているほどなのだ。こちらの記事では、40代に不倫が多い理由・そのトラブルを避けるためにはどういった対策をとるべきなのかなど詳細について紹介する。

1.40代が不倫の全盛期と呼ばれる理由

ダブル不倫をしている4人に1人は40代だといわれている。こちらの記事ではなぜ40代が不倫の全盛期と呼ばれているのか、その理由について紹介する。

1-1.理由1:自由に使えるお金と時間が多くなる

40代は収入が増え、自由に使えるお金の金額が多くなる年代だ。子どもがいる夫婦の場合も収入が増えているため、自分が自由に使えるお金に余裕ができるのである。また、子育てについても落ち着いてくる年代なので、お金だけではなく、自由な時間も持ちやすい。仕事面では会社内で役職につく人が多くなって心の余裕ができる。つまり、より視野が広くなり、それぞれの社員を見ながら指示を出すことができるようになる立場だ。しかし、これが社内不倫が起きる1つの原因となっている。一人ひとりの社員を見る時間と心の余裕ができることで、社員個人について知る機会も増える。そのため、プライベートな相談にのるなど個人同士の触れ合いが増え、仕事以外の付き合いに発展しやすい状況となる。

1-2.理由2:夫婦の関係が空気のようになっている

40代は、結婚してから10年以上たっている夫婦が多い。長い年月がたっていることから、パートナーへのときめきをあまり感じなくなる人が増える年代だ。個人差はあるものの、パートナーは交際を始めてから間もない時期のようなときめきを感じる相手ではなくなる年代といえる。お互いがまるで空気のような存在、「いるのがあたりまえ」と感じる存在になりがちだ。つまり、パートナーを異性として見たり感じたりすることが減り、魅力を感じなくなるのである。「異性として見なくなったのであれば、離婚したらいいのではないか」と考える人もいるだろう。しかし、異性としての魅力を感じなくても、家族としての愛情があるので離婚はせず、パートナーを大事にしているケースが多い。

家族がいればそれでいいという人もいるが、もう1度恋愛を楽しんでみたいと願う人がいるのも事実だ。パートナーに異性を感じられなくなった以上、その思いはほかの異性へと向けられる。久しぶりに感じる異性へのときめきは燃え上がりやすく、心の中に閉まっておくことが難しい。そのため、パートナーがいるにも関わらず、不倫へ走るケースが増えてしまうのだ。

1-3.理由3:自分の人生への疑問と好奇心を抱くようになる

これまで家庭を大事にしてきた人間ほど、そこに力を注いできたことへの反動がほかのものへの好奇心となりやすい傾向がある。結婚以来、子育てや仕事を必死にしてきて、今後も続く長い人生があるのに、自分はこのままでいいのかといった疑問を抱く。残りの人生をもっと楽しんでもいいのではないか、自分の可能性を試したいといった気持ちを感じるようになる人も多い。また、男性として・女性としての自分を認めてくれる異性を求める気持ちが強くなって、不倫へとつながるケースもある。

頑張ってきた自分を癒やしてくれる人や自分の存在を肯定してくれる人が目の前に現れたとき、相手に夢中になって本気の恋愛感情をもつ人は少なくない。不倫を悪いことだと頭でわかっていても、好奇心に負けて行動してしまうのである。

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2.40代で不倫が多くなる理由とは?【男性編】

夫の前で泣く女性

こちらでは40代男性で不倫をする人が多くなる主な理由4つについて詳しく紹介する。

2-1.理由1:妻が脅威ではなくなる

20~30代頃までは妻を失う恐怖があり、怒らせないようにご機嫌伺いをしながら生活をしていた男性も多い。ところが、40代になると妻を失う恐怖は薄れていく。交際から結婚生活の長い期間を通し、相手への理解が深まって夫婦喧嘩する機会も減るからだ。また、子育てなども落ち着いてくる年代で妻から自由な時間について口出しされなくなり、開放感を感じるのでその分だけ不倫に走りやすくなる傾向がある。軽い好奇心から始めた不倫が、恋愛感情が育ってくるとコントロールすることさえ難しくなってしまう。デートを好きなときにできることも大きな理由になるだろう。特に、不倫を始める以前から家庭をあまり顧みていなかった男性はパートナーに不倫がバレる可能性が低く、不倫が長続きする。

2-2.理由2:癒してくれる存在を求めている

守るべきものが増える40代男性は仕事でも家庭でも、とにかく頼られがちで責任も重くなる。プレッシャーを重く感じるようになっても、ねぎらいの言葉をかけてもらうことは少ない。お互いに空気のような存在となったパートナーは、いくら頑張っても改めて感謝や褒めてくれることは少なく、お小遣いを欲しがる子どもがいる場合もある。そんな中で自分の存在意義について考えてしまうこともあるだろう。むなしい気持ちになったときに自分を恋愛対象として見てくれて優しい言葉もかけてくれる相手が現れると、その人に癒やしを求めてしまうのだ。

ねぎらいの言葉をかけてもらうことで息抜きができ、また仕事などに対する意欲が沸いて頑張ろうという気持ちになる。しかも、不倫相手は仕事や家庭は関係なく、1人の男性として自分を見てくれるのだ。家族としての妻を大切にしようという気持ちに変わりはなくても、不倫相手のことも守りたいと考えてしまうため、その相手との関係が考えていた以上に深いものへと発展することもある。

2-3.理由3:時間的にも経済的にも余裕ができた

役職に就くなど社会的に地位が確立する40代の男性は経済的にはもちろん、時間的な余裕ができる。忙しくて自宅と職場を行き来するだけの毎日というほど忙しい人もいる2~30代に比べて、相手に連絡をマメにすることも可能だ。女性の多くはマメな連絡をされることで愛されていることを実感し、夢中になる傾向がある。

しかも、経済的な余裕があって豪華なデートをすることもできるなど魅力的であり、40代男性は女性にモテる年代といえる。ほとんどの場合、不倫は自宅でデートをするわけにはいかないので、外で会うことになる。その際、ホテル代や食事代が毎回必要になり、また、年に数回のイベントや誕生日のプレゼントなどを贈る機会もあるだろう。40代の男性に不倫が多い理由の1つは、家計に影響することなく、不倫相手にそうした出費ができるほど経済的に余裕があるからなのだ。

2-4.理由4:本能的な欲求がある

女性と男性の大きな違いは、男性は少しでも多くの自分の種を残したいという本能が強い点にある。種の保存のためには、多くの女性と体の関係を持ちたいと無意識に行動に出るのである。妻との結婚生活でセックスレスになっているケースも多く、外で性欲を満たそうと相手を探す人もいる。ただし、この場合はあくまでも本能的な欲求なので、妻を愛している・愛していないということはあまり関係がない。種の保存や性欲を満たすことが本能的な目的となり、ほかの女性と体の関係を持ちたいと思ってしまうことが特徴だ。

こうした欲求からのW不倫の場合、お互いにパートナーがいる状態なので割り切った関係を楽しむことも可能である。不倫相手と体の相性が良ければ良いほど会う日が楽しみになり、妻とはできない行為にトライできるのも不倫相手に夢中になる原因だ。本能的な欲求については40代以外の年代でもあることだが、余裕がある40代男性だからこそ、思うがままに欲求を満たすことができるといえる。しかも、W不倫の場合、相手にもパートナーがいるので気軽で割り切った関係を結びやすい。別れることになったとしても後腐れなく関係を終わらせることができるのだ。お互いに欲求を満たすことができて、気軽に都合の良い関係を結べることも不倫が多くなる理由となっている。

3.40代で不倫が多くなる理由とは?【女性編】

不倫する40代女性のイメージ

避妊具を販売している会社の2013年のアンケート調査によると、最も不倫しているのが40代女性で19.0%という数字となっている。こちらでは、40代女性に不倫が多い理由を大きく4つに分けて紹介する。

3-1.理由1:ホルモンバランスが変化している

女性ホルモンが大きく変化する年代、それが40代である。閉経に向けて女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが増加する。40代は女性にとって体の関係を持ちたくないと拒否する人と、逆に積極的に体の関係を持ちたいと思う人に分かれる時期だ。男性ホルモンが増加すると性欲も比例して増しやすく、体の関係を求めても応じる人が多い。強い性欲を感じ、異性を求めて不倫につながるのである。また、閉経したことをきっかけに新たに性に目覚めて不倫へ走る人もいる。それまで性的なことには興味が薄かった人が、急に性に目覚めることで不倫相手にどっぷりと夢中になってしまうケースも少なくない。

長年連れ添ってきた夫との行為がマンネリ化していたり、セックスレスになっていたりする場合は特に不倫に夢中になりやすい。欲求不満を解消できる不倫行為は心も体も満足させ、美肌にもつながる。欲求不満はイライラにつながることも多く、家庭内不和の原因になることもあるが、性的満足を得ることで美しくなり、優しい妻・母になることができるのだ。

3-2.理由2:刺激を求めている

妻として、母として、家庭内では当然のように頑張ることが求められ、誰かに褒めてもらう機会もほとんどない。毎日、家事など同じことを繰り返す日々を送っていることから、刺激を欲しいと感じるようになる場合もある。刺激的な生活を求めて、女性としての自分を磨こうと行動する人もいる。たとえば、エステやネイル、ショッピングに習い事、今まで経験したことがないものに興味をもって始める人も多い。そういう女性にとって大事なことは、自分の生活の中にいつもとは違う非日常的なスパイスを加えることだ。

非日常的なスパイスを趣味や習い事以外に向ける40代女性もいる。性欲が強くなる年代であり、パートナー以外との恋愛に刺激を求める人が少なくない。夫は異性として見てくれることがほとんどなくなり、デートや突然のプレゼント、ロマンチックな演出など、女性としての幸せや日常生活における刺激を与えてくれないからだ。その点、不倫相手は女性として扱ってくれ、非日常的な時間も与えてくれる。そのため、夫以外の男性を第2のパートナーとして考え、愛情を求めて大切にする40代女性は多い。こうしたケースでは、女性は不倫は家庭を大切にするための方法の1つだと考えている場合もある。

3-3.理由3:母ではなく女性でいたい

出産後、1人の子の母として、また、夫の妻として懸命に日々を過ごしてきた40代女性は多い。1人の女性としてではなく、母親として見られる機会が多く、それでも母や妻としての役割をしっかり果たそうと努力をしてきたのである。40代になってようやく子育てが落ち着き、1人の女性として行動できる時間が作れるようになる。独身だったときのように、自由に1人だけで行動することで女性としての自分を感じられるのだ。ところが、家庭に戻れば相変わらず母であり妻でいなければいけない。女性としての自分が消えてしまうような感覚を感じる人もいるだろう。このままでは、残りの人生をずっと母・妻として生きなければならない恐怖に怯え、女性として見てくれる相手を欲するようになる。不倫相手は、母でも妻でもなく、女性として自分を見てくれる相手なので、自分の魅力に自信をもつことができるようになるのである。

3-4.理由4:家に帰りたくない

出産・子育てをしてきて、夫に対する不満がたまっている女性はとても多い。子育てをしながら家事をすることは口で言うほど簡単なことではなく、非協力な夫に対して不満を抱く大きな原因となる。また、出産を機に夫を受け入れられなくなる女性もいる。愛しているはずの夫なのに、出産後のホルモン変化から生理的に受け付けなくなるのだ。こういった要素がいくつも重なると、次第に夫と同じ空間にいることさえ拒絶し始め、家にいたくない・帰りたくないと外出する機会が増えていく。

不倫は家へ帰らずにすむ言い訳・理由になるのである。不倫相手とのデートがあるので外出することができ、次第に帰宅するまでの時間をなんとか延ばそうと考えるようになってくる。不倫相手と過ごす時間を自分のスケジュールの中に組み込むことが当たり前の生活へと、あえて変えていくことで自分を保とうとする。夫がいない空間があり、家以外に過ごせる安息の居場所ができるので、夫に拒絶感を感じている女性は不倫に夢中になりやすくなるのだ。

4.不倫に走りやすい40代男性の特徴

夫婦喧嘩をして頭を抱える40代男性

不倫する男性には主に4つの特徴がある。たとえば、妻が子どもの世話に追われており、自分と触れ合う時間がほとんどなく、夫婦喧嘩が耐えない場合、男性は家庭に自分の居場所がないように感じるものだ。こうした男性は不倫に走りやすいといえる。

妻や子どもから邪険にされて傷ついてしまう40代男性もいる。家族とのコミュニケーション不足は大きな傷となり、家庭外に癒やしを求めるようになるのである。こうした場合に現実逃避をするために不倫へ走る男性もいる。家庭にしても仕事にしても、自分が受け入れがたい状況が続くとそれを忘れられる場所を求め始めるのだ。少しでも悩みを考えずにすむ時間を与えてくれる不倫相手は、現実から逃げたいと感じている男性にとって魅力的な存在だろう。

プライドが高い男性も不倫に走りやすい傾向がある。妻に男として魅力を感じてもらえていない、社会的にも役職についているのに尊敬している様子も見られないことなどは、プライドが高い男性にとって受け入れがたい事実である。認めてくれない妻より男性として見ていることがはっきりと伝わる不倫相手に自尊心を満足させてほしくなるのだ。

これら以外の不倫しやすい男性の特徴として、自覚なく流されやすいことがあげられる。例をあげると、悩んでいる部下や知人女性の相談を受けているうちに情に流されてしまい、慰めている関係から不倫関係になるケースは珍しいことではない。不倫相手が恋心を抱いており、あえて不倫のきっかけを作ろうとしていても気づかないこともある。流されやすい男性は、気づいたときにはすでにどっぷりと不倫関係に身を置いていることも多いのだ。

5.不倫に走りやすい40代女性の特徴

打ち込むほどの趣味がなく、悩みや不満を抱えている女性は不倫に走りやすい傾向がある。打ち込めるような趣味があれば、目標に向けて頑張ったり楽しんだりすることができるだろう。しかし、趣味や習い事があるわけではなく、多くの時間を家庭で過ごしている女性は悩みや不満を1人で抱え込む状態になりやすい。1人で悩むうちに精神的に追い込まれ、孤独を感じるケースもある。そのようなタイミングで優しくしてくれる相手に出会い、のめりこむ女性が少なくないのだ。

状況に流されやすいタイプの女性も不倫関係に陥りやすい傾向がある。たとえば、夫以外の男性と交際した経験がほとんどなく、男性慣れしていない場合、雰囲気に飲まれていつのまにか不倫していたというケースもあるのだ。夫には言われたことがない言葉を聞かされ、ロマンチックなデートができるなど不倫相手側の言動に流される場合や、相手の悩み相談にのっているうちに情に流されて、慰める存在から肉体関係を伴う不倫相手になっていた場合がある。不倫相手からの誘いを断ることができずに関係を持つ場合もあるのだ。

恋愛経験豊富な女性も不倫に走りやすい。独身時代、常に恋をして男性がいつでも周囲にいた女性は、長年の結婚生活で夫との関係に慣れてくると新しい恋をしたくなるのだ。また、自由な時間が増えた女性も不倫に走る傾向がある。趣味や習い事先で新しい出会いがあったり、SNSなどインターネットを通してさまざまな男性と出会うことができたりと自由な時間が増えれば、それまでとはまったく違う人達と接する機会もある。特に、趣味が合う男性であれば共通のものを楽しめるため、急接近する場合もあるので不倫関係に発展しやすい。

6.不倫をするリスク3つを知っておこう!

不倫にリスクはつきものである。こちらでは、不倫する上で知っておくべきリスクを3つ紹介する。

6-1.不倫をするリスク1:離婚

最悪のケースが「離婚」である。不倫を始めた時点でパートナーとの離婚を視野に入れていた場合は別だが、そうでなければ大きなダメージを受けることになる。不倫が発覚した場合、パートナーと関係の再構築を模索するか、離婚かの2択から選ばなければならない。しかし、信頼していたパートナーの裏切りを知り、その信頼は木端微塵に崩れているため、そこから再び信頼を得られる可能性は限りなく低い。不倫されたことを許して再構築の道を選ぶケースは非常に稀で、多くは離婚をすることになるのである。そうなると不倫で離婚をした人だという印象がつき、親戚や友人、場合によっては職場の仲間からも冷たい目を向けられることもある。

応援してくれる人が誰もいないので、精神的に追い詰められる場合もあるのだ。また、子どもがいる場合、不倫した側は有責であるため、親権を得られることはほとんどない。つまり、パートナーが子どもを引き取って育てていくことになる。不倫をしていたことを責められ、子どもとの面会さえも許されないケースもあるので覚悟しておかなければならない。

6-2.不倫をするリスク2:慰謝料の請求

不倫の代償として、慰謝料の請求がされることは珍しくないことだ。信頼していたパートナーに不倫されたという精神的なダメージに対して、多額の慰謝料が請求されるケースが多い。自分のパートナーだけではなく、不倫相手にもパートナーがいれば賠償しなければならない場合もある。慰謝料の支払いのために給料が差し押さえられることもあり、同時に、離婚後に住む自分の家も見つけて引越さなければいけない。その際には、引越し費用はもちろん、不動産的な手続きにかかる費用も数万~数十万円必要になるのだ。生活の維持をしようと思えば、経済的な負担も大きくなる。子どもがいる場合は、慰謝料のほかに養育費や生活費を支払うことになるケースがほとんどだ。養育費・慰謝料・そして裁判を起こすときには裁判費用も必要になるので、出費はさらに増えてしまう。裁判費用は弁護士費用だけで数十万円、慰謝料については状況などによって違いがあるものの、数十万~数百万円支払わなければいけないこともある。

不倫の慰謝料の請求には時効がある。それは、不倫から3年経過しても慰謝料を請求しないのであれば、慰謝料を請求できる権利が消滅し、20年以上不倫の事実に気づかないのであれば、請求権が消滅するということだ。時効のカウントはパートナーの不倫を知り、相手の素性などもわかってから始まる。つまり、不倫を知っていたにも関わらず、パートナーがまったく行動を起こしていなければ時効を迎える可能性はある。ただ、それは再構築を望んでいるときであり、それ以外で行動を起こさないことはほとんどない。最長20年というのは不倫関係があることにずっと気づかず、実際に不倫が始まって何年も経ってから気づいた場合でも、20年以内であれば慰謝料請求できるというものである。不倫に気づかれていないから慰謝料請求はされないという考えは捨てておくほうが無難だろう。

6-3.不倫をするリスク3:社会的信用の堕落

リスクはいろいろあるが、不倫は一般的に反社会的行為と認識されている。そのため、1度それがバレてしまえば社会的信用はかなり落ちると考えておいたほうが良いだろう。不倫していたことが職場や近所にまで知られるケースもある。本来の人柄に関しての印象はすっかり薄れ、「不倫をした人」という印象が強くなる。社内不倫の場合は、特に最悪な事態に陥ることも考えられる。社内どころか取引先にまで伝わってしまうと、今後の取引にも大きく影響する。また、不倫に対する社内規定による罰則も厳しい場合が多く、職場によっては辞職や解雇につながることもあるのだ。社会的な信用を無くしてしまうことで、今後生きていく上でも大きな障害となる可能性が高い。

7.不倫しないための対策4選!

不倫はさまざまなリスクを伴う。そのことを知っているのであれば、不倫をするきっかけを作らないようにすることが大事だ。こちらでは、不倫をしないためにできる対策を4つ厳選して紹介する。

7-1.対策1:新しい趣味を見つける

共通の趣味を持つ夫婦

楽しみながら打ち込めるような趣味を見つけることで、恋愛以外のものにときめきを感じることができる。新しい趣味を見つければ、生活パターンも変わるので活き活きと過ごしやすくなるのだ。不倫をする原因の1つは時間に余裕があることなので、新しい趣味に費やす時間が増えれば、不倫への興味も薄れることが期待できる。趣味仲間もできてつきあいもできるので、趣味について深く語り合うことも可能だ。充実感を感じられると、パートナーへの言動にもそれが出る。それまでより優しく接することができたり、家の中も明るい雰囲気になったりすることが期待できる。

活き活きとしている姿を見ているパートナーも魅力的だと感じられるため、夫婦仲が良くなることもある。趣味を楽しめる上にパートナーからの愛情を感じられる接し方によって、気持ち的に満足感を得ることができることも大きいだろう。趣味など好きなことに没頭できる時間ができると、日ごろのストレス解消にもつながるのがメリットだ。ストレスがなくなると肌の調子も良くなるなど、美容的な効果を得ることも期待できる。さまざまな相乗効果を得られるので、新しい趣味に挑戦してみることはメリットが多いのである。

7-2.対策2:芸能人などへときめきを求める

多くの不倫のきっかけは、ときめきや癒やしを求める気持ちである。しかし、ときめきや癒やしに関しては不倫以外でも感じることができる。たとえば、実際に近くにいなくても、好きな芸能人やスポーツ選手など有名人でも良いのだ。現実には出会えないような存在にときめきを感じることは、不倫抑制のためにとても効果的といえる。恋愛ドラマに出てくる登場人物になりきり、擬似恋愛を楽しむのはおすすめの方法の1つだ。大切なことは心が満たされ、ときめきを感じられることである。そして、ときめきを感じられたら、その体験をパートナーに向けることができればなお良い。

同じように、恋愛マンガ・小説やアニメなどを見ることも良いだろう。恋愛を楽しんでいた頃の気持ちを思い出し、自分磨きをしようという気持ちにつながるケースもある。スマホで携帯小説やマンガを気軽に楽しめるので、時間があるときにいつでも読めるのも魅力的だ。マンガも小説も非常にタイトル数が多いので、自分の好みのストーリーを選択すれば、よりときめきを感じることができる。目で見て想像をしやすいので、ストーリーの中に入り込みやすいのも良いところだ。

7-3.対策3:自分磨きをする

家庭内でパートナーに異性として扱ってもらえないという悩みをよく聞くが、そのような場合、自分磨きを怠っているケースが多い。自分磨きを怠っていれば年齢と共にどんどん見た目も変化し、魅力的だと感じてもらいにくくなる。自分磨きといっても難しいことではない。服装や髪型・メイク・態度など普段からできることに気をつけるだけでも、魅力アップにつなげることが可能だ。人は外見を変えるだけで中身も変わるものである。見た目を変えると明るい気持ちになりやすい。

苦手でなければ香水をつけることもおすすめである。香りは心をリラックスさせる効果があるため、ストレス解消にも良い。香水が苦手な人は、アロマを生活の中に取り入れるのも効果的だ。香水の香りはさまざまあるので、パートナーに魅力的だと思ってもらうために、セクシーな香りに挑戦してみよう。また、パートナーが好む香りを身につけると、香水をつけていることに気づいてもらいやすい。魅力を増すと、パートナーもその変化に気づき、興味をもってくれることが期待できる。同時に、パートナーも自分磨きをしなければと考え始め、お互いに魅力的になるケースもあるだとう。こうなると、不倫をせずとも、ずっと一緒に過ごしてきたパートナーとときめきを共有できる可能性が出てくるのである。

7-4.対策4:パートナーとの時間を大切にする

不倫の原因として、パートナーとのコミュニケーション不足があげられる。頑張っている自分を認めてもらえなかったり異性として興味をもってもらえなかったりすることで寂しく感じ、ほかの異性に癒やしを求めるからだ。つまり、パートナーとの時間を大切にして2人の仲が深まれば、不倫をする必要はなくなるのである。そのためには、こまめなスキンシップをとることが非常に大事なことだ。お互いの心の距離を近づけるのである。たとえば、普段照れくさくて言いにくい感謝の言葉も丁寧に、そしてまめに伝えることは重要ポイントだろう。仕事や家事、子育てなど言葉にださずとも努力していることはさまざまある。何かしてもらったときに「ありがとう」と伝えるだけでも相手は幸せと癒やしを感じることができるものだ。

また、肉体的なつながりも大切なコミュニケーションの1つである。セックスレスが不倫の原因になるケースは多く、体を求められた際に頻繁に断ると、パートナー自身を否定しているように思われて傷つけてしまうのだ。拒否する理由がある場合は、それをしっかりと伝えたほうが誤解されにくい。拒否した日は手をつないだり、抱きつくなどのコミュニケーションを多めにとると効果的だ。さらに、パートナーの良いところは積極的に褒めることも有効。褒める部分は外見でも言動でも良く、普段からパートナーのことをよく見ておくと自然と言葉にだしやすくなる。

結婚後、異性というより子供の親の立場で会話をする夫婦は結構多い。パートナーを共通の子供の親としてだけ見るのではなく、あくまでも夫婦であり異性なのだと忘れないようにしよう。あくまでも、パートナーとは男女の関係なのだ。

まとめ

時間の余裕ができ、社会的にも安定する40代は2~30代とは別の魅力があり、不倫に走りやすい。しかし、不倫にはリスクがいくつもあり、得になることは一つもない。40代は生活の基盤もできて、経済力も持ち合わせる魅力的な年代。同じ魅力を使うのであれば、長年連れ添ってきたパートナーに向けるほうが自分にとっても、パートナーにとっても結果的には良いのではないだろうか。

監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣

2001年11月
司法書士試験合格
20023月
法政大学法学部法律学科卒業
20044月
中央大学法科大学院入学
20063月
中央大学法科大学院卒業
20069月
司法試験合格
2007年12月
弁護士登録(新60期)
20081月
AZX総合法律事務所入所
20105月
平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
20132月
伊倉総合法律事務所開設
2015年12月
株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
2016年12月
株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
20203月
社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
2020年10月
株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
20216月
社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
20224月
HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)

※2023年11月16日現在

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