浮気/不倫の疑い浮気の放置は超危険!そのリスクと対策を徹底解説!
長年連れ添ったパートナーが浮気をしていることに気づいたら、大きなショックを受けるに違いない。そして、パートナーを責め立てて謝罪させ、浮気相手とすぐに手を切るように迫るだろう。人によっては、パートナーの浮気を知った時点で、すぐに離婚を申し渡すかもしれない。ところが、パートナーの浮気に気づいても、それがもとでさらに夫婦関係がこじれることを恐れて、浮気を放置したままにする人も少なくないというのだ。 その人たちは、一体なぜ浮気を放置するのだろう? また、浮気を放置しておくと、どんなことが起きるのだろう? パートナーの浮気を放置してしまう心理や、浮気を放置することによるリスク、パートナーの浮気を止めさせる方法などについて解説する。
浮気を放置する心理
浮気を放置するという人は、一見、寛容な性格の持ち主とも思える一方、パートナーへの愛情がすでに冷め切っているのではないかとも受け取れる。もし、愛情が冷めているなら、パートナーとさっさと離婚して自由の身になればいいのではないかと思う人もいるだろうが、そう簡単に割り切れないケースもある。そこに複雑な心理状態や家庭の事情が絡んでいることも少なくないからだ。パートナーの浮気に悩みつつも、それを放置してしまう人たちの心理を探っていく。
真実を知るのが怖い
パートナーのことが好きで、離婚したくないと思っている人は、パートナーが浮気をしている気配があっても、あえて見て見ぬ振りをしようとするかもしれない。こういう人は、自分に自信が持てないタイプで、「パートナーの気持ちが、自分より浮気相手に向いていたらどうしよう」と不安を抱えている場合も多い。そして、浮気の事実を明らかにすることで、自分がパートナーから愛されていなかったということがわかってしまうことを恐れるあまり、パートナーを問い詰めることができないのだ。さらに、パートナーを問い詰めたことにより、夫婦仲がこじれて離婚を切り出されるのではないかという最悪の状況を思い描くようになると、ますますパートナーの浮気を追及できなくなる。
浮気は一時的なものだと思っている
パートナーのことが好きで、夫婦仲をこじらせたくないと思っている人の中には、パートナーの浮気を「どうせ遊びで一時のことだから」などと理由をつけて、放置している人もいるだろう。このような人は、自分がパートナーに愛されているという自信もあり、いずれ浮気相手に飽きて自分のもとに帰ってくると信じている。というより、そう信じたい気持ちが強く、浮気さえなければ家では良き夫・妻なのだから、家庭を守るために一時の間、自分が我慢すればいいと自分に言い聞かせてしまうのだ。しかし、いくら信じると言っても、パートナーに裏切られているという思いは消すことができず、辛い日々を送らなければならない。
浮気癖は治らないと諦めている
パートナーが何度も浮気を繰り返している場合、浮気癖は治らないものと諦め、放置しているケースもある。「浮気を止めて」と言っても聞かないので、生活費さえきちんとくれているのなら暮らしに困ることはないからと、パートナーが外で何をしていても関知しないと割り切っているのだ。特に、子供のいる家庭では、無駄な言い争いを子供に見せるのも嫌なので、そういう選択をするケースも多いだろう。しかし、パートナーの浮気を笑って黙認できる人などいない。いずれ子供が育って自立したら、慰謝料を取ってパートナーと別れようと考えている人も少なくないはずだ。
今の生活を失いたくない
経済的な理由から浮気を放置しているケースもある。パートナーの収入で家計を支えていた場合や、パートナーの収入が高かった場合は、離婚すると生活水準が下がってしまう可能性があるので、浮気問題でパートナーと揉めたくないと考えているのだ。
共稼ぎで収入がある人ならまだしも、ずっと専業主婦だった人や、仕事を辞めてから時間が経っている人は、すぐに働きに出るのは難しいかもしれない。さらに、離婚して自分が親権者になったら、自分1人で子供を育てていかなければならなくなる。当然、養育費はもらうだろうが、それだけでは十分な教育を受けさせることができず、子供の将来に影響が出る恐れもある。親が離婚すれば、子供自身も精神的なダメージを受けることになるので、それもあってパートナーの浮気を追及できなくなってしまう。
自分も浮気したことがある
自分が過去に過ちを犯していた時、同じ過ちを犯している人に対して厳しく当たれないものだ。自分がパートナーと同じように浮気をし、それが発覚して騒動になったのであればもちろんのこと、浮気を上手く隠し通してバレずに済んでいた場合でも、「自分のことを棚に上げて、パートナーだけを責められない」という思いから、見て見ぬ振りをする人もいるかも知れない。しかし、肝心なのは自分の気持ちではなく、パートナーの浮気を放置したことで、大きなトラブルが生まれる可能性があるということだ。過去の罪を打ち明けるかどうかは別にして、まずはパートナーの浮気を止めることに力を注ぐべきだろう。
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浮気を放置するリスク
パートナーの浮気を放置してしまう人は、自分に自信が持てなかったり、自分を責めていたり、経済的な不安があったりして、見て見ぬ振りをしていることがわかった。しかし、そのまま時が過ぎるのをただ待っていても、パートナーが自分のところに帰ってくるとは限らないし、何事もなかったかのように元の夫婦生活を続けられるという保証もない。むしろ、浮気を放置したことで、夫婦の絆が完全に断たれ、家庭が崩壊してしまうケースも多いのだ。浮気の放置が招く深刻なリスクをピックアップする。
浮気がエスカレートする
浮気相手と頻繁に会い、夜遅く帰ってきても、疑われたりとがめられたりすることがなければ、パートナーは改心するどころか調子に乗って、ますます好き勝手なことをし始めるだろう。浮気相手のところに入り浸って、家に寄り付かなくなるかもしれないし、他にも愛人を作って浮気の二股をするようになることも考えられる。浮気相手との関係が長く続けば泥沼化する恐れがあり、また、複数の相手と関係を持つようになれば、人数の分だけ解決までの時間と手間がかかる。浮気問題をスムーズに解決するためには、早いうちに芽を摘み取っておかなければならない。
離婚を切り出される
浮気が長く続けば、浮気相手に情も湧いてくる。最初は遊びのつもりで始めた浮気でも、相手との関係が深まって、本気になってしまうこともある。また、浮気相手と過ごしている時は生活感もなく、子供の問題などで言い争うこともない。独身時代に戻ったような新鮮な感覚で恋愛を楽しめるので、家にいるより浮気相手といる時間の方が居心地がよくなってくる。特に、パートナーが自分のことをかまってくれなかったり、忙しいのに家事や育児を手伝ってくれないなど、不満を抱えている人ほど、浮気相手にのめり込む可能性は高いだろう。その気持ちがさらにエスカレートすると、浮気相手とずっと一緒に過ごしたいと考えるようになり、離婚を切り出してくる恐れもあるのだ。
相手に子供ができる
パートナーの浮気を放置すれば、浮気相手と肉体関係を持つ回数も増え、そのうちに浮気相手が妊娠してしまう可能性もある。そうなれば、パートナーは相手と一緒になることを考えて、離婚を考え始めるかもしれない。さらに、止めるのも聞かずに、相手が子供を産んでしまったりしたら一大事だ。
パートナーが相手と別れようとしても簡単にはいかなくなるし、仮に別れることができたとしても、浮気相手との子供の認知や養育費の支払いなどで悩まされることになる。また、浮気相手の子供には相続権があるため、夫婦で築いてきた財産を将来的に奪われてしまう恐れもある。妊娠騒ぎがなかったとしても、そもそもホテルや食事、プレゼント代など、浮気にはお金がかかるので、家族の財産を浮気相手に注ぎ込んでいることに変わりはないのだ。
時効で慰謝料請求ができない
慰謝料とは、他人の不法行為によって精神的苦痛を受けた時に、損害賠償金として支払われるお金のことで、パートナーの浮気によって平穏な夫婦生活が送れなくなり、精神的苦痛を受けた場合も慰謝料を請求できる。慰謝料は、浮気相手に対しても、パートナーに対しても請求することができるので、夫婦生活を続けるなら浮気相手にお金を支払わせて関係を清算させればいいし、離婚するならパートナーから慰謝料を取って別れればいい。
ただし、他の損害賠償と同様に、慰謝料の請求にも「時効」があり、一定期間のうちに請求しないと権利が消滅してしまう。浮気の慰謝料の時効は、浮気相手が特定できている場合は、浮気が発覚した日から3年、特定できていない場合は、浮気相手が判明してから3年と定められている。そのため、誰と浮気しているかわかっていながら放置すると、慰謝料を請求しようと思った時には、すでに手遅れだったという話になりかねない。
相手家族から訴えられる
浮気相手が既婚者で、パートナーからアプローチして関係を持ったような場合は、逆に相手の家族から慰謝料を請求される可能性もある。浮気の慰謝料の額は、ケースによってまちまちだが、相手が受けた精神的苦痛が大きければ大きいほど、高額な慰謝料の請求が認められる。浮気している期間が長く、相手の夫婦関係が修復できないほど悪化し、離婚に至ったようなケースでは、何百万円もの慰謝料を支払わなければならないケースもある。そんなことになれば、家の購入など家族の幸せのために考えていた計画もすべて崩れ去り、明るい未来図を描けなくなってしまうかもしれない。
パートナーへの愛情がないと誤解される
浮気を放置したことが、思わぬ誤解を招くこともある。自分から夫婦の信頼を裏切っておいて勝手な話だが、浮気に気づいているはずの妻・夫が何も言ってくれないと、「自分に関心がないのではないか」と不安になるのだ。さらに、もう自分に対する愛情がなくなってしまったのだと思い込むようになると、自分に愛情を注いでくれる浮気相手の方に気持ちが傾き、やがては家族を捨てて浮気相手と一緒になろうとするかもしれない。パートナーと別れたくないために浮気に目をつぶっていたのが、まったくの逆効果になってしまうのだ。
精神的ストレスに耐えられなくなる
パートナーの浮気に気づいていながら放置するのは、とても辛いことだ。浮気相手と会っているのがわかっているのに、平静を装って笑顔でパートナーを迎えるといった毎日を続けていたら、大変なストレスがかかる。そんなストレスを長期間受け続けると、メンタル面や身体面に様々な不調が現れる「心身症」になってしまうことがある。例えば、自律神経が乱れる自律神経失調症や、痛みやかゆみを伴う蕁麻疹、免疫力の低下から来る胃腸炎、突発性難聴、慢性頭痛などが起きる場合もあり、ストレス要因を取り除かない限り、症状が改善しないことも多い。
さらに、パートナーの浮気が引き金になって、「うつ病」を発症するケースも少なくない。うつ病にかかると、気分がひどく落ち込んで、何をする気力もなくなってしまうばかりでなく、進行すると自殺もしかねない深刻な病気なので、早期に治療しなければならない。
浮気を繰り返す人の特徴
妻・夫以外の異性と浮気してみたいと考えたがことがある人もいるだろう。しかし、多くの場合、やはりパートナーを裏切ることはできないという気持ちや、バレた時のリスクを考えて浮気を思いとどまる。では、そのハードルを越えて浮気を実行に移すのは、どんな人だろう? もちろん、浮気は絶対に許されるものではないが、根っから浮気性の人間は別にして、本人の心理的な問題や、夫婦関係の問題から、浮気にハマってしまう人もいるのだ。悪いこととは知りつつも、浮気を繰り返してしまう人たちの特徴をピックアップする。
寂しがり屋
いつも誰かと一緒にいないと心が落ち着かないという人がいるが、こういう寂しがり屋を長い間かまってやらないでいると危険な状態になる。結婚当初はラブラブで、仕事が終わればすぐに帰ってくるし、出かける時はいつも一緒というカップルは多いだろう。しかし、結婚生活が長く続けば、恋人気分も薄れてくるし、会社で責任ある立場になって仕事に追われるようになったり、付き合いで飲みに行くことが多くなったりして帰りが遅くなるかもしれない。そういう日が続き、話もろくに聞いてもらえないようになると、妻は寂しさを募らせていくだろう。
一方、子供が生まれると、妻は育児に追われるようになるし、子供が大きくなれば、習い事や部活のサポートをしたり、ママ友との付き合いで家を空けることが多くなるかもしれない。その結果、妻がまったく自分にかまってくれなくなり、寂しさを感じる夫もいるだろう。そういう寂しさを埋めるために、いつも自分をかまってくれるような異性を浮気相手として選んでしまうのだ。
パートナーが男・女として見てくれない
結婚して子供が生まれた後、夫は「パパ」、妻は「ママ」と呼ばれるようになるのはよくあることだ。しかし、周りからも、いつも「〇〇君のパパ」という目で見られていると、自分に男としての魅力がなくなったのではないかと不安になる夫もいる。特に、ある程度年齢が高くなった男性は、若手からオジサン扱いされることも多くなり、体力の衰えも感じるので、自分に自信が持てなくなってくる。そこで、男としての自信を取り戻すために、若い女性にモテたいと考えるようになる。
妻の場合も同様で、夫から女性として見られなくなり、家でも外でも母親扱いしかされなくなると、自分に魅力がなくなったのではないかと、寂しい気持ちになってしまう人もいる。そんな時に、自分に好意を寄せてくれる男性が現れると、心が動いてしまうのだ。
流されやすい
その場の雰囲気や人の意見に流されやすい人も要注意だ。このタイプの女性は、「人に嫌われたくない」と強く思っていて、何事も周りに合わせてしまう。相手から強く迫られた時も、嫌とは言えずに受け入れてしまうので、相手の求めに応じて何度も体を許し、ずるずると関係を続けてしまう恐れがある。優柔不断で気の優しい男性も、女性から言い寄られた時に、きっぱり「NO」と言うことができない時がある。自分が誘いを断ることで、相手の気持ちを傷つけてしまうのではないかという心理が働いている場合もあるだろう。しかし、その結果、相手に別れを切り出すこともできずに浮気が長期化し、最終的に相手も妻も傷つけることになってしまうのだ。
交友関係が広い
交友関係が広く、男女問わず誰とでも仲良くなれる人も、浮気をするリスクが高いタイプと言える。知り合いが多いほど出会いの機会は増えるし、フレンドリーな性格から異性の友達もたくさんできるはずだ。しかし、最初は友達として付き合いだしたとしても、異性との友達関係がいつまでも続くとは限らない。付き合いが長くなるうちに、相手が魅力的に思えてきて、恋愛感情が芽生えるかもしれないし、相手が自分に友達以上の感情を持つようにならないとも限らない。そういう時に、一緒にお酒を飲んで気分が盛り上がったりすると、そのまま一線を越えてしまう恐れも十分にある。
パートナーに不満がある
結婚生活を続けるうちに、パートナーに対する不満が溜まってくる人もいる。共稼ぎで自分も忙しいのに、家事、育児、介護などを夫がまったく手伝わないとなれば、妻の不満は募るばかりだろう。一方、夫の方も、家族のために頑張って働いているのに、家に帰ってくると妻から文句ばかり言われたり、冷たい態度を取られたりしていれば、ストレスが溜まるし、家に自分の居場所がないように感じてしまう。そんな状態が長く続くと、家に帰るのもだんだん苦痛になってきて、外で憂さ晴らしをしようと思うようになるかもしれない。そういう夫や妻が、心の安らぎを与えてくれるような異性に出会えば、親密な関係になってしまってもおかしくない。
性欲が強い
男性は女性に比べて性欲が強いと言われるが、その中でもとりわけ性欲が強いタイプがいる。そういう男性は、何らかの形で性欲を処理しなければならない。しかし、夫婦がセックスレスになっていたり、妻が淡白で夫の欲求に応えきれなかったりすると、夫は妻以外に性欲を満たしてくれる相手を求めるようになる。そのために、風俗などに通う者もいるが、中には手近なところで浮気相手を見つけて性欲を処理しようと考える者もいるのだ。その場合、いったん浮気が始まると、欲求を満たし続けるために、その相手と肉体関係を持ち続けるようになるか、次々に相手を変えて浮気を繰り返すようになることも考えられる。
浮気を阻止するためにやるべきこと
パートナーの浮気を放置しておくと、不安やストレスに苦しめられるばかりか、浮気相手に本気になって離婚を切り出してきたり、相手の家族から慰謝料を請求されたりする恐れもある。そんなことになれば、家庭が崩壊して2度と元の生活に戻れなくなってしまうかもしれない。このようなリスクを回避するためには、一刻も早く浮気の事実を明らかにして、パートナーに反省を促し、相手と手を切らせなければならない。また、浮気を再発させないようにするには、浮気の原因を究明して、夫婦関係や家庭環境を見つめ直す必要がある。パートナーの浮気に気づいた時に、やるべきことをお伝えする。
できる範囲で証拠を集める
パートナーの態度などから「絶対に浮気している」と思い込んでいても、実はそれが勘違いだったということもよくあるし、浮気を疑ったまま何もしないでいるのは精神的にもきつい。そこで、まずは浮気の真偽を明らかにするために、自分にできる範囲で証拠集めをすることが重要になる。浮気の証拠になるものは、例えばLINE・メールでの浮気相手とのやり取りや、スマホの中の浮気相手の写真、ラブホテルのレシート・利用明細などだ。
ただし、証拠集めは絶対にパートナーに気づかれないように行わなければならないし、証拠を見つけた時点ですぐにパートナーを問い詰めたりするのもNGだ。これらの証拠だけでは、パートナーに上手く言い逃れされる恐れがあり、浮気を疑われていることを知ったパートナーが、今までより用心深く立ち回るようになることも考えられる。そうなってしまうと、このあと解説するような決定的な証拠をつかむのが難しくなってしまうかもしれない。
浮気調査をする
前にもお伝えした通り、パートナーの浮気によって平穏な夫婦生活が送れなくなり、精神的苦痛を受けた場合、損害賠償金として慰謝料を請求できる。しかし、相手との交渉時や裁判に持ち込まれた時に慰謝料を支払わせるためには、法的な効力がある浮気の証拠を提出しなければならない。
その際、最も有力な証拠になるのが、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りしているシーンを写真や動画で撮影したものだ。ラブホテルは性行為を行うための場所なので、そこを利用したということは、2人の間に肉体関係があったという証明になる。ただし、こういう証拠を押さえるのは、一般の人では困難なので、探偵社などの浮気調査のプロに任せよう。その際、自分で集めておいた証拠を提供すれば、それを手掛かりにスムーズに調査を進められるはずだ。
夫婦関係を見つめ直す
調査で決定的な証拠をつかめば、パートナーももう言い逃れはできない。まずは、パートナーから浮気の経緯を聴き取り、浮気をされて自分が辛い思いをしていることを冷静に伝えよう。浮気は許されることではないが、話し合う中で、家庭に対する不満や寂しさが、パートナーの浮気の引き金になったことがわかるかもしれない。事実関係が明らかになったら、今後も夫婦としてやっていけるのかどうかをよく考え、関係を修復するか離婚するかを決めよう。
また、自分に自信がなかったり、依存体質が原因でパートナーの浮気を放置していた人は、自分磨きをすることも必要だ。オシャレやダイエットだけでなく、新しい趣味などに挑戦すれば、世界が広がり、自信や自立心も生まれるだろう。
カウンセラーに相談する
夫婦だけで話し合っても、話がこじれたり、夫婦が抱えている本当の問題が見えてこなかったりすることもある。そんな時は、夫婦カウンセリングを受けるのも1つの方法だ。夫婦カウンセリングとは、夫婦の問題について、中立的な立場のカウンセラーから第三者視点でアドバイスを受けることができるもので、カウンセラーの意見を取り入れながら夫婦関係の修復を目指し、それが難しければ離婚や別居の検討もしていく。カウンセラーには、臨床心理士の資格を持っている人や心理学に精通している人も多いので、問題解決の糸口が見つかる可能性も高い。探偵事務所の中にも、カウンセラーを置いているところがあるので、1度相談してみるといいだろう。
慰謝料を請求する
相手から誘惑されて、パートナーが浮気に走ったような場合は、浮気相手から慰謝料を取って手を切らせよう。その際、浮気調査でつかんだ決定的な証拠があれば、相手が慰謝料の支払いを拒否しても、裁判に持ち込んで要求に従わせることができる。慰謝料請求の際には、まず「内容証明郵便」を浮気相手に郵送するといいだろう。
これは、いつ、誰が、誰に対して、どのような内容の文書を送付したかということを郵便局が証明してくれる簡易書留で、それを送り付けることで、相手に大きなプレッシャーを与えることができる。内容証明郵便で、慰謝料の支払いやパートナーとの関係清算の要求、要求に従わなかった場合には法的措置を取ることなどを通知すれば、相手は慌てて要求を呑むだろう。
誓約書を書かせる
浮気を再発させないために、浮気相手やパートナーに誓約書を書かせるという方法もある。浮気をした事実や謝罪の言葉とともに、「2度と浮気はしない」「パートナーには近づかない」といった約束を書かせるのだ。それによって「もう絶対に浮気は許さない」という本気度が伝わり、プレッシャーをかけられる。さらに、約束を破ったら違約金を支払うという条項を誓約書に入れておけば、再び2人が密会した時などに、裁判に訴えて違約金の請求をすることができる。
一方、夫婦間の契約は後から取り消すことができるという民法の規定があるため、パートナーと交わした誓約書には法的効力がない。しかし、誓約書を書いたことが浮気をした事実の証明になるので、慰謝料の請求が可能になる。
離婚届不受理申出をする
浮気相手に本気になったり、相手の口車に乗せられて離婚を考えるようになった時、家族に反対されることを想定して、パートナーが勝手に離婚届を出してしまうケースもある。配偶者のハンコを持ち出し、名前を記入して離婚届を提出すれば、役所は配偶者の同意があるのかどうかまではチェックしないので、そのまま離婚届が受理されることになるのだ。そうなると、形式的には離婚が成立し、戸籍にもその事実が記載されてしまい、戸籍を離婚前のものに戻すのに大変な時間や手間をかけなければならなくなる。
このような問題を防ぐための制度が「離婚届不受理申出」だ。これは、本人の同意なく提出された離婚届を受け付けないことを役所に申し出るもので、不受理申出書を提出しておけば、申出人以外の者が離婚届を出しても受理されることはない。
離婚する
パートナーの浮気をどうしても許せない場合や、夫婦関係の修復が難しい場合は、慰謝料を取ってパートナーと別れよう。パートナーが離婚を拒否するケースもあるだろうが、その際にも調査でつかんだ浮気の証拠が役に立つ。肉体関係を伴った浮気は、法律的に離婚を成立させる要件として認められているので、裁判で争うことになった時にも、証拠を提出してパートナーの浮気を立証すれば、離婚請求が認められやすいのだ。そして、その裁判に勝訴すれば、離婚することをパートナーがいくら拒んでも、判決に従わざるを得なくなる。
まとめ
時間が経てばパートナーが自分のもとに帰ってくるだろうと甘く考えていたり、今の生活を失うことを恐れて、パートナーの浮気を放置する人もいる。しかし、そのリスクは非常に大きい。浮気を放置しておくと、精神的な苦痛を受け続けることになるばかりか、パートナーを浮気相手に取られて、夫婦で築いてきた財産まで失うことにもなりかねないのだ。そういう事態に陥るのを防ぐには、浮気調査を行って決定的な証拠をつかみ、慰謝料を請求するなどして浮気相手との関係を清算させなければならない。また、夫婦関係を見つめ直し、浮気に走るパートナーの心理や、それを放置してしまう自分の心理も理解して対策を取り、浮気を再発させないようにしよう。
監修者プロフィール
伊倉総合法律事務所
代表弁護士 伊倉 吉宣
- 2001年11月
- 司法書士試験合格
- 2002年3月
- 法政大学法学部法律学科卒業
- 2004年4月
- 中央大学法科大学院入学
- 2006年3月
- 中央大学法科大学院卒業
- 2006年9月
- 司法試験合格
- 2007年12月
- 弁護士登録(新60期)
- 2008年1月
- AZX総合法律事務所入所
- 2010年5月
- 平河総合法律事務所
(現カイロス総合法律事務所)
入所
- 2013年2月
- 伊倉総合法律事務所開設
- 2015年12月
- 株式会社Waqoo
社外監査役に就任(現任)
- 2016年12月
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド
社外取締役に就任(現任)
- 2020年3月
- 社外取締役を務める株式会社サイバーセキュリティクラウドが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2020年10月
- 株式会社Bsmo
社外監査役に就任(現任)
- 2021年6月
- 社外監査役を務める株式会社Waqooが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場
- 2022年4月
- HRクラウド株式会社、
社外監査役に就任(現任)
※2023年11月16日現在
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